料理

人間は一体どのような所業を行う事によって神様と対面するのでしょう。
全ての因果の法則を感じパラメータ変換する遠くへの旅立ち。
行きつけのお店があるという何とも言えない安心感に、全ての完全心理分析が明解な解答を提出するのです。
全ての日々の労力の疲れを癒すオアシスの全天方位に、神様が全人生の過ちを肯定するのです。
料理店は人間の完全肯定の場所を創造する人生修行での気休めの枝葉。
いつものカウンターでいつもの料理を頂くこの気苦労の休み場に、空から光がぱっと指して全宇宙の温度を一定にする。
この世の確率を全て均一に正しく肯定し、人体細胞の左右シンメトリの分布度を統一する。
全てのパターンをリズム処理する色彩パレットは、浮遊し昇天した中で、完全なマンダラが用意された。
完全な期待値で開ける人生を懸けた天体の殻の図太さ。
料理に時間を使い費やして客を楽しませる生命を尽くした味のオリエンタリズム。
全天に星々が点灯し形状を模写した、生命の炎は凝縮した色彩の全色パレット。
この特等席で雅な夜会を開き、洗練した料理で全人生の音色を聞きながら、魅力的なメロディーの感覚の渦中に、生命の水源を探し当てる快感。
料理の粋なおもてなしに全ての感覚は、人生の記憶を基本にセットして統一されていく。
線形と円形のボディタッチに、対称模様の記憶が美しい味を想起させた。また一つ前進して詩的な模様を大地に反転して、天上に全ての記憶を想起させる。
一つ一つ部材を丁寧に積み上げた味覚の微分積分が、水面に浮かぶ満開の蓮の花を昇天させる。
世界で一つの花びらを食器の上に浮かべて、一つの人肌の感触が二つ以上の全天の雫へと感化され、そこに原始の水が密やかに流れた。
人間の究極に究め尽くし創造された味が、太古の母なる地球の記憶を呼び起こす。
人生を生き抜いてきた全ての労苦を、この味に集約させる熱意の強さに、新約聖書は光をぱっと放射しお客様の心を喜ばせた。
人間としての全細胞が喜びの最上級のミステリックなパターンを表象し、全ての謎が水面に浮かび上がる。
全ての料理の基であるお出汁が官能の極致の神様になっていった。
全天の人類が作り出した最高傑作が浮き上がり、絶妙なパラメータで優しくお祈りしていく。
地上にたった一つの天体の動きを模した料理の全移象エモーション。
天地に才覚に溢れる味が完全な不死鳥の飛翔を再現する。
まさに完全統一的な飛天をしている。
料理がたった一つの人生の天体を浮き上がらせ輝かす、その期待値に全ての事象を忘れさせるのです。
料理によって道が開け全ての解脱が起こり、全重力は浮遊状態で聖地へとワープし、細胞は極致となった。
料理人の仕事とは、神様に委ねられた人間の意志でどんどんクライマックスへと昇り続けるスーパージェットエンジン。
機構の素晴らしさに究め尽くした思想の平行線が伸びていく。
炎を出して全ての地球上の味を統一していく、全ての人類にとっての達成事項があった。
また一つの新種が初めて宇宙の境界をこじ開けた。
この奇跡は全てのシーンを完全統合する神の仕業。奇跡的な場面に貴重な味覚の新種を作り上げた男の道。
究極に考え尽くした文字体型の仕組みを完全に解読する、天地に、さあフォトンの平和が現れた。
さあ、フォトンよ。
宇宙の星空を見上げなさい。
地上の星を一兆度までに熱源を高めて神様の手の平に浮かべなさい。
味の星はついに地球上で点灯しました。
その料理が貴重な人類の遺産となるのです。
全ての人類へのメッセージが読まれ暗号が解決されました。