風船からの贈りもの🎈

ぐるりとミモザに囲まれた小さな動物園にはピンク色のきりんがいて、たくさんのお友だちが会いに来てくれていました。

きりんは首がなが〜いですから、ミモザの壁をなんなくくぐりぬけ動物園の外、遠くの方まで見渡せるのでした。

毎日たくさんの人は来るのですがきりんにとってこの動物園はとても小さいため、空を見上げて1日を過ごすのでした。
“空はどこまでも広いな〜”

園長先生をきりんはとっても好きでした。優しくってお話上手、きりんはきりんは園長に会えるのをわくわくしながら待っています。

ある日のこと何かが降ってきました。それはひとつの真っ白い風船でした。“空に昇る風船は知っているけど、空から降ってくる風船ははじめてみたな。”

風船はきりんの目の前までくると、まるで「行こうよ。」ときりんをさそうようにふわふわ浮いています。「え…。ぼく…飛べないよ。」ときりんは小さな声で言いました。
風船はきりんのおしりをふわっと押しました。

「わぁ!ぼく!ぼく!飛んでる!飛んでるよ!園長せんせー!!」きりんは大よろこびです。
たかーいお空へ飛んでいったそうです。
どこまでも どこまでも

きりんを探していた園長先生が空に目を向けこうつぶやきました。
「あ、、、今のはペガサスだぞ。きっと。」

風船からの贈りもの🎈

風船からの贈りもの🎈

  • 小説
  • 掌編
  • ファンタジー
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2021-10-14

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