Planet~僕のプラディアナ~ ③
「あなたの宿命は、私を救うこと。プラディアナという惑星を守ることよ!!」
なんてことをいきなり言われ、戸惑い中の僕。
僕の宿命はプラディアナを救うこと。
僕はそんなこと無理だと思った。
しかし、
「あなたは選ばれたの。あなたならできる。助けて!!」
と、プラディアナは言うばかりだった。
そのやりとりが続き、朝になった。
「はぁ・・・。眠い。」
「そうだ!!」
「行こう!!私の惑星へ行こう!!」
「ど、どこにあるの?」
「すぐ着く。」
「すぐって?」
「手。貸して。」
彼女は僕の手に付いていた汚れのような黒い斑点に手をかざした。
その瞬間。
目の前が真っ白になった。
「わぁっ!」
「・・・おーい。」
「ん・・・んっ・・・。」
「大丈夫?」
「ここは?」
「ここはプラディアナ。私の惑星へようこそ。」
「え?ここがプラディアナ?」
ここは・・・。
どうして・・・。
Planet~僕のプラディアナ~ ③