平安の物語を参考に平成の女子高生が現代風和歌集をつくってみた


壱)
余花の香 梅雨に濡れとて 三千里
君に我かを 見付けと想へば

(よくわのか つゆにぬれとて さんぜんり
きみにわれかを みつけとおもへば)

訳)水無月になり 梅雨の雨に濡れても、山の桜の香りは
三千里も離れたこの都まで 香ってくるのですね。

花はきっと、遠く離れた愛しい人に
残された自分を見つけてほしいと思っているのでしょう

平安の物語を参考に平成の女子高生が現代風和歌集をつくってみた

平安の物語を参考に平成の女子高生が現代風和歌集をつくってみた

  • 自由詩
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  • 全年齢対象
更新日
登録日
2012-12-06

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