つらつら@2021.10.2

きなこ

特に意味はなく。

仕事終わり、育児の合間、ふとした瞬間肩越しに声が聞こえる「早く死のうよ」様々な声で、でもいつもきまって同じ。
気を許せば、次の瞬間には、もういざなわれてしまいそうな、不安定な精神。

シッダールタを読んで、時折涙が零れそうになった、あの体験は不思議だった。
理由は、文章に書いてある内容や、意味をしっかりと把握していないと認識しているのに、それは考えより先に心に来ていたという事だと思う。

詩にもならない、文章をつらつら書いていることが嬉しい。

今日の空は特別綺麗だった、写真を撮りたいと何度も思い、同乗者に喚いては、運転手の私は空を眺めた。
こんな日に一眼レフは持っていないし、そもそも仕事中だったし、赤信号による停車で、身を乗り出し、携帯で2,3枚写したが、それも、見れたものじゃな無かった。
残念に思う思いがこみ上げてきたけれど、不意に、詩人になりたいなら、この景色目に焼き付けて、言葉で表現しなよと、囁きが聞こえる。
その瞬間詩人になりたいと、強く心に願った。

秋晴れの夕方、二筋の大きな雲が波の様に東の空に向かって流れていた,
その遥か下方、二筋の波に筋交いに1本の細長い雲が、遠くの陽を受け、赤く龍の様に駆けていた。
巨大な波をくぐる様に、赤い龍が空を泳いでいた。

山積みの仕事を、1つ1つこなすのは楽しくもある、山盛りの洗濯物、嫌気がさすほどの量、1枚1枚はたいて干す、はたいて干す
初めは無限なんとかという流行りの、無限なモノとして、終わりが見えないと落胆するが、中盤になるにつれ、減ってゆく洗濯物
吊るされ干されゆ洗濯物が、充実感と達成感を徐々にせり上げてゆく、終盤あと少しになってから、靴下や、ハンカチなど小物が残り
大きなシャツ1枚、ズボン1枚干すのと同じ労力で、小さな洗濯物を干す、小さな無限に、辟易してしまう。
それでも、終わる間際、もうあと一枚、終わったーと解放感に浸るそばから、こぼれ落ちた洗濯物を見つけ、水を差される。
除湿器に溜まった水を捨て、部屋を閉め切り除湿と、扇風機を首振りでセット、一晩回せば朝方には、乾いている。
終わる頃には、解放感より、疲労感の方が強く私を支配している。

つらつら@2021.10.2

つらつら@2021.10.2

  • 随筆・エッセイ
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2021-10-02

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