形見

驟雪

この荒野を買うかい、と言うからなんとなく頷いたんです。するとおばあ様、私の貯金箱を金槌でかち割って「なんだい、これっぽっちかい」って。全財産でしたよ。7才の私にはあまりにも大きすぎる買い物でした。その後、おばあ様はたった数ペンスもうけて死にましたけれど荒野は変わらずあのままです。

形見

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  • 小説
  • 掌編
  • ファンタジー
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2021-09-22

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