あおぞら

綱吉

あおい そら

あおい あおい そら

あおい あおい あおい そら



きみは からっとはれた あおいそらにむかって

ぼくよりも ちいさくて きしゃなてを ぐんとひろげる


ぼくも まねをしてひろげる



ふたつの うすいかわにつつまれた ちのかよった きんにくが あおぞらにすける



ぼくはあおぞらをつかもうとする


だけども あおぞらは おおきすぎる

おおきすぎて おおきすぎて ぼくのてにはおえやしない


そらは ぼくにはおおきすぎる



きみをみると


きみのては あおぞらを つかもうともせず てにいれようともせず

まっしろいひきたてのシーツを なぞるように

そらを おおきく おおきく なでていた





ぼくは

 ああ このひとのとなりにいれて しあわせだなあ

とおもった

あおぞら

あおぞら

あおぞらはきぶんをはれやかにしてくれます。

  • 自由詩
  • 掌編
  • 青春
  • 恋愛
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2021-09-14

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