君に贈るメッセージ

心に寄り添えるような背中押しできるような詩を集めてみました。

泣きたい時は泣けばいい

いつだって空は ここにあるよ
いつだって君にとっての一番は ここにあるよ

背中丸めてる そこの君
そこは楽しい所かい?
吐き出せない苛立ちも モヤモヤも
自分の感情を殺して生きていないかい?

泣きたくない涙の理由(わけ)を
いつだって一番分かってくれている心の友は
自分の心に住んでいる幼い自分がいるんだよ
ちょっとだけ心のアンテナを自分の内側に合わせてみようか

泣きたい時は泣けばいいんだよ
涙が全部全部 心の傷を洗い流してくれるからね

時間はいつだって優しく君を癒してくれる治療薬

ゆっくり歩こう

君の歩く距離 僕の歩く距離
ゆっくりな一歩 せっかちな一歩
似てるようで違う 僕と君の流れる時間

時には立ち止まって深呼吸
ゆっくりでも大丈夫
君の歩みは止まってないよ

ゆっくり ゆっくり 歩いて行こう
君が立ち止まった時は 僕が君と歩くよ

優しさは いつだって一人歩き

今日が とびきりの一日でありますように

優しさは いつだって一人歩き
君が去った後には
笑顔の誰かが いつだっているんだ

優しさは風に乗り
遠くの誰かに 近くの誰かに
不安定な心のバランスに
君の優しさは届いているよ

今日に
明日に
そのずっとずっと先に
大丈夫
続いているから

輝石

例えば ちっぽけな奇跡
聖人君子になれとはいわない
それでも君だけにしか叶わない ちっぽけな奇跡信じてみてもいいんじゃない

忘れてしまった心に残る夢の断片 
叶えたかった夢は まだ心の片隅にあるよ
君が忘れてしまっているだけなんだからさ

心の原石は 誰でも心の中に眠ってる
自分磨きする分だけ ほらほら輝く輝石になるよ
今は小さな輝石でも 君だけの奇跡を信じて

大丈夫

平たんな道じゃなくてもいいじゃない
そのでこぼこは あなたらしさの印だから
少しぐらい土臭い道でもいいじゃない
それは あなたが一生懸命歩いてきた証だから

道を歩いていると 時として
迷ってしまうことだってあるし
転んでしまうことだってあるよ
水たまりで汚してしまうこともあるね

完成よりも未完成
道は どこへだって繋がっている
くよくよな毎日に
不安な毎日に
あなたの努力は みんなに繋がっている

大丈夫
大丈夫

泣き顔の今日に さようなら
笑顔の今日に こんにちは

今日のあなたは笑っていますか?

頑張れとは言いません

頑張れとは言いません
君の心が悲鳴あげるまで ぎりぎり耐えていたんだから

心が麻痺してく感覚を知っていますか?
心が流す涙を知っていますか?
壊れた心の修復に どれだけの時間がかかるか知っていますか?

頼ることを知らない君だから 僕は待っています
それまでは君の背中を優しく そっと支えてます

いいこと日和

いつもの笑顔
楽しいこと見つけたら
また一つ 今日のいいこと日和
あなたに届け

明日に繋がる 今日の日に
いいこと探し始めてみよう
ほら一つ 笑顔の花が咲き始めたよ

頑張りやさんな君は僕の宝物

あの頃の自分の落し物
空の彼方の落し物
何をなくしたのかも分からずに
誰も知らない 君の落し物
ただ ただ 泣き叫ぶことしかできないで

それでも悲しいのだと
涙だけは あふれてくるのです

君と共に一緒にいて 君が悲しい時には 一緒に泣いてあげたいのに
そんな時ほど 君は我慢をしてしまう

もう、いいんだよと 君の忘れ物は僕が見つけたからと
そっと そっと 君に触れた心の奥底
小さな小さな君は ずっと泣き虫さんで
それなのに僕を見たとたん泣いていた顔をあげて
一生懸命に笑うんだ

どうして、そんなに頑張るの?
どうして、そんなに虚勢をはるの?
どうして…、どうして…、どうして…?

そんな僕に
小さな小さな君は 一言つぶやいた
「がんばってなんかないんだよ」と

笑顔の奥底
涙でぬれた顔で 君は僕にそう言ったんだ

朝焼け

書き殴った言葉の紙屑丸め
嘘ばかりで塗り固めた壁の落書き
開けるはずの扉の鍵握りしめ 夜は明けてゆく

いつ届くとも知れない貴方に
僕は 今もここで頑張っています

やっぱり自分は ここまでなのかって
鏡に映るぼやけた自分の顔
輝き失ったモノクロの世界

朝焼けの色を思い出す
そんな貴方との思い出

独りきりの夜は明けてゆく
擦り切れたシューズで駆けだす
安っぽいフレーズばかりの歌 口ずさみながら

同じような日でも
それでも諦めたくない気持ち胸に刻みながら
今日という日を明日に向かって進むんだ

執着地点

優しく潤す雨に濡れ
傘をさすのも忘れたように
いつのまにか あなたがいたんだ

雨空を仰ぐあなたには 何が見えていたんだろう
あなたの心に触れるたび
旅の終わりに近づいていくようで
結局 紡ぐ届くこと叶わない言葉で埋め尽くされた心の部屋のガラクタ

ガラガラ崩れ
見つけたかった本当の自分の言葉
忘れていたかったよね

あなたと一緒にたどり着きたかった終着地点
独りきりの旅立ちと別れの執着地点

今は まだ頼りない自分でも
明日を迎える そんな自分でありたい

君に贈るメッセージ

君に贈るメッセージ

心がうつむきがちになった時、もしよければ読んでみてくださいね。 心に寄り添えるようなメッセージポエム置いてあります。

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2021-09-11

Copyrighted
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  1. 泣きたい時は泣けばいい
  2. ゆっくり歩こう
  3. 優しさは いつだって一人歩き
  4. 輝石
  5. 大丈夫
  6. 頑張れとは言いません
  7. いいこと日和
  8. 頑張りやさんな君は僕の宝物
  9. 朝焼け
  10. 執着地点