ブローニー

洸本ユリナ

白々しく香るビーフエキスのような
それなりに命を失ってしまったブローニー、君は
数秒のNFTより高貴でほのかに美しいアプリの中の人
何度焼き増しても代替性は消えることはない
「そうではない人」をやめた人から受け継いだ
照りつけられて乾ききって死んだ感性を
ヨーグルトに漬けて
翌朝食べよう

ブローニー

ブローニー

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日 2021-09-09

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