8月くらいまでの短歌(2021年)

夏盛り町中にまを配り終えっを待つ夏真っ盛りのてまえ

100日後ワニが死ぬ日に死ぬ人の死も安らかでありますように

たまて箱開けてどどんぱ溢れ出たこの世すべての脱法ハーブ

なたでここ人の生き死にねえこんど一緒に映画いこうよ、の術

紫のピクミン茹でる宵の星流しそうめん楽しみだなあ

餃子券あったら餃子タダになるハロワじゃ知れん事実なのよな

そうめんよそこでぶくぶくされつつも見よやあたいのあやしいおどり

われわれの心のなかのモンスーン!!つまり海原、ほら島、島だ!!

お友だちパンチ(ぬくとい夏の風、)オラオラどうだ。立ってられるか!?

火葬場の火かよと思う炎天下死なぬ程度の死ぬ気で歩く

無職にも等しく来たる原爆忌振替休日可燃ゴミの日

うあなんぞモクモクでかいラピュタ雲愛やなんかを秘めてんだろな

ていねいな暮らしに村を焼き出され子どもばかりが流す笹舟

これはペン(けれどもなんとも悲しげな青い目をした)……あ、カバですね

8月くらいまでの短歌(2021年)

8月くらいまでの短歌(2021年)

  • 韻文詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2021-08-30

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