なくなる 渡逢 遥 帰りたくないと思い思い直す、帰りたくないも何も帰る場所なんてないじゃないか、と暗闇は暗闇のまま愚かさは日ごとに酷くなり自棄な思いで詩を書いている私のことを誰も 思い出しませんように なくなる