女と三人の少年

京子はある総合大学の二年である。
京子は生まれつきある性癖があった。それはマゾヒズムだった。大学に入って東京のマンションに入って、一人暮らしになってから、京子の被虐願望は激しく募った。特に夏は京子の被虐願望は、狂おしいほどに京子を悩ませた。京子は、緊縛写真集や自縛の本を買って、一人裸になって、様々な恥ずかしい姿に自分を縛った。京子は多くのスケベな男によってたかって嬲られる事を想像した。だが、想像で、というのは虚しかった。京子もSMパートナーを見つければいいのだが、京子は気が小さく、男と付き合う勇気は持てなかった。自分の感性に完全に合う相手というのは、なかなか見つからないものである。

通学の途中、京子は、裏通りのある小さな本屋に立ち寄ることが多かった。そこは、エロティックな本がメインの本屋だった。京子はいつも、そこで、新しい緊縛写真集やSM小説が出ると買っていた。店の主人は、定年退職して、退職後の余暇を書店経営とした人だろうと京子は思った。今時の書店のおやじに似合わず、のんびりした性格で、万引きに対して、目を光らせているといった様子はなかった。立ち読みしている人がいても、嫌そうな顔をしなかった。

ある時、京子が、その本屋に寄ると、中学生くらいの生徒が三人、エロ雑誌を見ていた。18禁だが、おやじは、のんびりした性格で注意しなかった。京子はドキンとした。京子はSM写真集を買って店を出た。

それ以来、京子は、頻繁にその書店に入るようになった。三人の学生がいることが多かった。店のおやじが、18禁の本を見ていても注意しないことから、三人は、その店に目をつけたのだろう。

ある土曜の昼のことである。
京子がその書店に入ると、いつもの三人の学生が興奮しながらSM写真集を見ていた。三人ともズボンが激しく、せり上がっていた。
「ねえ。ボク達。その本がほしいの」
京子は小声で三人に話しかけた。
三人は京子に話しかけられて、あわてて急いで本を戻した。
注意されると思ったのだろう。
「ボク達、そういうのに興味があるの」
京子はやさしい口調で言ったが、三人は竦んで黙ってしまっている。
「その本、18禁だから、ボク達、買えないわ」
京子が聞いても三人は黙ってる。
「いいわ。私が買ってあげる」
そう言って、京子は、そのSM写真集をとってレジに出して買った。
京子は買った本の入った袋を小脇に抱えて、三人の所へ行った。
「ねえ。ボク達、ちょっと店を出ない」
京子は三人に言った。
京子が書店を出ると、三人は、ぞろぞろと京子の後について店を出た。
店を出ると、京子は振り返った。
「はい。あげる」
そう言って、京子は三人に、SM写真集の入った紙袋を渡した。
三人は、どういうことなのか、わからずキョトンとしている。
「ボク達、よかったら、私の家に来ない。御馳走つくってあげるわ」
ようやく三人は、京子の意図を感じとって、ニヤッと笑った。
「はい。行きます」
ちょうど、その時、空きのタクシーが、来たので京子は手を上げた。
タクシーは、京子の前で止まった。
ドアが開いた。京子は、前の助手席に座り、三人は後部席に乗り込んだ。
どちらまで、と、聞かれて京子は自分のアパートと、その住所を言った。
タクシーは、勢いよく、走り出した。

街中を少し走ってから、すぐにタクシーは、あるアパートの前でとまった。
京子は料金を払って降りた。後ろの三人も降りた。
京子の部屋は五階だった。
京子は階段を上がっていった。男達も京子のあとについて行った。
京子は部屋の前で戸を開けて、三人を促した。
「さあ。入って」
「おじゃまします」
三人はウキウキしながら京子の部屋に入っていった。
「私は五十嵐京子って名前です。君達は?」
「僕は山田」
「僕は高橋」
「僕は佐藤」
三人は元気よく名前を言った。
「さあ。自由にくつろいで」
京子は、軽いスナックとジュースを持ってきて、三人に配った。
「ねえ。ボク達。ああいうの好き」
「ええ。大好きです」
「そうよね。ボク達の年頃が一番、エッチな事をしたい年頃だものね」
三人は、京子のグラマーな体を舐めるように眺めている。
「じゃあ、私がボク達のオモチャになるわ。何でも私にしていいわよ」
三人は、やったー、と言って飛び上がって喜んだ。
「どうして、そんな事までさせてくれるんですか」
一人が聞いた。
「大人の男の人だと怖いの。ちょっとでも思いに違いがあると、かえって嫌な思い出になっちゃうの。その点、ボク達のような年下の子なら、何をされても安心なの」
「でも、この事は誰にも言わないでね」
「ええ。言いません」
「じゃあ、好きにして。どんな事をしてもいいわよ」
そう言って京子はカーペットの上に横たえた。
三人は舌なめずりしながら、京子の回りを取り囲んだ。
京子は目を閉じて体を投げ出している。
美しい腰までとどく黒髪がちらけ、スカートの裾からムッチリした太腿が無防備に露出している。京子は、これから料理される俎上の鯉だった。
三人はゴクリと唾を飲み込んだ。
しばし、じっと横になっている京子の体を眺めた。
もう、これだけで十分過ぎるほどだった。
大人の女を触れんばかりに間近に見ているのである。
こんな事は彼らにとって生まれて初めての経験である。
しばし、彼らは京子の体を心ゆくまで髪の毛から足先まで眺めた。
しばしして、彼らは、ようやく京子の体を触りだした。
ちょうどガリバー旅行記の小人のように、女の体を調べだした。
繊細なつくりの女の手を開いたり、艶のある美しい髪を触ったり、京子が目をつぶっているのをいい事に、京子の鼻の穴を覗き込んだり、ミニスカートの裾の方からスカートの中を覗き込んだりした。
さらに引き締まった形のいい足首をつかんだり、足指を一本一本開いたりした。
彼らは、生まれて初めて触れる柔らかい女の体の感触を確かめて楽しむように触った。
だんだん三人の鼻息が荒くなっていった。
彼らは、ブラウスの上から京子の胸を触ったり、スカートの上から京子の尻を触ったり、太腿の上に這わせていた手をスカートの中に入れ太腿の付け根の方へ這わせだした。
「あっ。いやっ」
と言って京子は、反射的に膝をピッチリ閉じ、胸とスカートを手で押さえた。
彼らは図にのった事を反省したかのように、すぐに京子から手を離した。
「いいのよ。私が抵抗しても。無視して好きな事をして。意地悪されることに私、興奮するんだもの」
すぐに京子が彼らを安心させるように言った。
彼らはニヤッと笑った。
「ふふ。僕達もその方が、やりがいがあります」
「三人で京子さんをうんといじめちゃおうぜ」
三人はそんな事を言った。
「ふふ。君達の意地悪なんか、全然、こわくないわ。私を泣くまでいじめてごらんなさい。そうしたら、少しは見直すわ」
京子は笑いながら言った。
三人はニヤリと笑った。
「ふふ。よくもなめてくれましたね。じゃあ、京子さんが泣くまで、いじめ抜きます。覚悟して下さい」
男の一人が言った。
「では京子さん。スカートとブラウスを脱いで、下着だけになって下さい」
別の男の一人が言った。

京子は命じられて三人の視線を気にしながらブラウスのボタンをはずしていった。
ふくよかな乳房をおさめたブラジャーが顕になった。
そして京子は、立ち上がってスカートも脱いだ。
ブラジャーとパンティーの下着だけの姿になると、京子は、脱いだ服をひしっと抱えて、ペタンと座り込んだ。
男がすぐに、京子からブラウスとスカートを強引に奪いとった。
あっ、と京子は声を上げたが、もう遅い。
「へへ。京子さんのブラウス」
と、略奪したことを、ことさら京子に示すように、一人が奪いとった京子のブラウスをヒラつかせた。
「へへ。京子さんのスカート」
別の一人が同様にスカートをヒラつかせた。
京子は真っ赤になって、両手でブラジャーで覆われた大きな乳房を覆った。
それは、ちょうど大きな二つの白桃を、落とさないよう大切に胸の前で抱えている乙女の姿だった。
「ふふ。京子さん。とってもセクシーですよ。純真な乙女が悪漢に拉致されているようで、哀愁がありますよ」
男はそんな事を言った。
「京子さんも、そんな哀愁に浸っているんでしょう」
別の一人が言った。
京子は、両手で胸を覆いながら笑って彼らを見返した。
「そうよ。私は悪漢に捕まった悲劇の女よ。でも、君達なんて、子供だから、こわくないわ」
京子は、開き直って強気な事を言った。
「あっ。言いましたね。僕たちは子供なんかじゃないですよ。もう、立派な大人の男ですよ」
「よし。京子さんを襲っちゃえ」
そう言って三人は、下着姿で座っている京子を取り囲んだ。
二人が京子の横にピッタリとくっつき、一人が京子の背後にピッタリとついた。
横の二人は京子の腕をガッシリつかんだ。
そして三人は京子の胸を揉んだり、尻を触ったりした。
「ああっ。や、やめて。やっぱり、こわいわ」
京子は体を揺すって抵抗した。
だが、年下とはいえ、二人の男にガッシリ両腕を取り押さえられているため、どうにもならない。
「ふふ。京子さん。ウソついてもダメですよ。本当は京子さんは、こうされている事が嬉しいんでしょう」
「ち、ちがうの。本当にこわいの」
京子は、顔を赤くして言ったが、その声は震えていた。
三人は京子を取り押さえながら、京子を触ろうとしている。
しかし、京子は抵抗しているため、三人にとっては、まだるっこしい。
「ね、ねえ。ボクたち」
「なんですか。京子さん」
「私をもてあそびたいんでしょ」
「ええ」
「私もエッチなことされたいの。でも、こわいから、つい抵抗しちゃうの」
そう言って京子は頬を赤くした。
「わ、私を縛って。そうすれば抵抗できないでしょ」
京子は、声を震わせながら言った。
三人は顔を見合わせてニヤリと笑った。
「ええ。いいですよ」
そう言って三人は、取り押さえていた京子の手を離した。
「縄はあのダンボールの中にあるわ」
そう言って京子は部屋の隅にあるダンボールを指差した。
一人がニヤッと笑ってダンボールを持ってきて麻縄を取り出し、京子の背後に座った。
彼はニヤリと笑うと、京子の両手を力強くグイと背中にねじりあげた。
「ああー」
京子は反射的に声を上げた。
だが、彼は容赦なく背中で京子の手首を重ね合わせ、麻縄で京子の手首をカッチリと縛り上げた。
これでもう、京子の自由はなくなった。
三人はニヤニヤ笑って自由を奪われた京子を勝ち誇ったようにしげしげと眺めた。
「こ、こわいわ」
京子は横座りしたまま顔を火照らせている。
京子は、豊満な乳房をおさめたブラジャーと、そろいのピッチリしたパンティーだけ、という姿である。もう、京子は自分の意志でそれを守る事が出来ないのである。三人は涎をたらすように、自由を奪われて座っている京子をしげしげと眺めた。
三人は京子のブラジャーの上から乳首の所をコリコリさせたり、臍を触ったりと、京子の体を思うさま、触りまくった。
「ああー」
京子は眉を寄せて叫んだ。
「ふふ。京子さん。立って下さい」
一人が言った。
「立ってどうするの」
京子は、おそるおそるの口調で言った。
「いいから立つんだ」
一人が威嚇的な口調で言って京子の肩を掴んで無理やり体を引き上げた。
「あっ」
京子は反射的に声を出してヨロヨロと立ち上がった。
京子は膝をピッチリ閉じ合わせてモジモジした。
「ふふ。座った姿もいいが、立った姿も色っぽくていいな」
そう言って三人は後ろ手に縛められてパンティーとブラジャーだけで膝を寄り合わせてモジモジしている京子をしげしげと眺めた。
しばし三人は困惑して立っている京子をしげしげと眺めていたが、一人が京子の傍らにやってきた。ニヤニヤ笑いながら京子を見上げた。
京子は、おびえた顔つきで体を震わせながら立ち竦んでいる。
男はしげしげと京子のパンティーをしばし眺めていたが、いきなりパンティーのゴム紐を両手でグッと掴んだ。
「あっ。な、何をするの」
京子は、ある怖ろしい予感を感じて腿をピッチリ閉じ合わせた。
だが、男はニヤニヤ笑いながら、京子のパンティーを下げ始めた。
「ああー。いやー。やめてー」
京子は身を捩って叫んだが、両手を背中で縛められているため、どうすることも出来ない。
「嫌っ。嫌っ」
京子は叫んだが、男は京子の困惑を楽しむように、ゆっくりとパンティーを引き下げていった。
尻の割れ目が丸見えになり、女の恥ずかしい所が見えるか見えないかの所で、男はおもむろに手を離した。
後ろ手に縛められた姿でパンティーだけ中途半端におろされた姿はみじめ極まりない。
だが、手が使えない以上、どうすることも出来ない。
男達は、困惑して顔を真っ赤にしてモジモジしている京子をニヤニヤ眺めた。

京子は男達のいやらしい視線に耐えられず、ペタンと座り込んでしまった。
だが、パンティーが中途半端に下ろされているため、大きな尻は丸見えである。女の秘所も見えるか見えないかである。
京子は、尻を床で擦って、何とかおろされかかったパンティーを引き上げようとした。だが、だめだった。その仕草が滑稽なため三人は笑った。
「ふふ。京子さん。大きなお尻が丸見えですよ」
「どうです。今の気分は」
男達が揶揄した。
「は、恥ずかしいわ。お願い。下着を元にもどして」
京子は顔を真っ赤にして訴えた。
だが、男達は聞く耳などもとうとせず、ニヤニヤ笑って京子を見ているだけである。

「さーて。次は何をしようかな」
そう言って三人は余裕綽々といった様子で本屋で京子に買ってもらったSM写真集をパラパラめくった。
あるページで三人はゴクリと唾を呑んだ。
それは丸裸の女がうつ伏せになって足首を縛られ、体を反るように縛られているポーズだった。駿河問いの縛り、である。
「よし。こういう風に縛っちゃおう」
三人はニヤリと笑って立ち上がって京子を取り囲んだ。
京子は怯えた表情で肩を竦めている。
「さあ。京子さん。うつ伏せになって下さい」
「な、何をするの」
京子は怯えた口調で言った。
「いいからうつ伏せになるんだ」
一人が威嚇的な口調で言って京子の肩をドンと押した。
京子は、黙って言われるままブラジャーと脱がされかかったパンティーという姿で床の上にうつ伏せになった。
一人の男が京子の足首を縛った。
そしてその縄尻を首の方に力強くグイと引っ張った。
京子の下肢は逆えび固めのように弓なりに反った。
「ああー」
京子は眉を寄せて叫んだ。
「おい。京子さんの肩を持ち上げて体を反らせろ」
京子の足首を縛って、その縄尻を引っ張っている男が他の二人に言った。
二人はニヤリと笑って、京子の肩を掴んで思い切り反らせた。
「京子さん。体は柔らかいですか」
「え、ええ」
京子は怯えた表情で言った。
「そうですか。なら安心ですね」
男はしたりげな口調で言って、足首の縄をグイと引っ張って、京子の首にかけた。そして首を一巻きして縄の先を小さな輪のようにして結び、縛り首のようにした。
京子の足首と頭をつないでいる縄の長さは10cm位で、もうほとんど体を反った輪のような格好である。
「ああー」
京子は眉を寄せて苦しげな表情で叫んだ。
これは、油断すると首が絞まってしまう駿河縛りである。
首を絞まらせないためには、どんなに辛くても体を反りつづけなくてはならない。
男達は、縛りおえると京子の苦しみを意地悪く観賞しようと、京子から少し離れて胡坐をかいて座った。
「ふふ。京子さん。横に倒れちゃダメですよ。そうやって鯱のようにしていなくちゃダメですよ。横に倒れたら、京子さんの美しい髪の毛をバッサリ切っちゃいますよ」
そう言って一人が挟みをチョキチョキ鳴らした。
京子は首が絞まらないよう尻や脚や背筋に力を入れて必死に体を弓なりに反らした。
しばしの時間が経った。
京子の尻や脚の筋肉は苦しい姿勢で耐えているためピクピク震えている。
「ふふ。京子さん。素晴らしい格好ですよ。どうです。今の気分は」
一人が揶揄した。
「ああー。お願いです。許して。縄を解いて。わ、私、もう我慢できません」
京子は眉を寄せて、苦しげな表情で叫んだ。
「ふふ。そんなこと言ってても本当は嬉しいんでしょう。京子さんはいじめられることが嬉しいマゾなんだから」
一人がそんな揶揄した。
だが京子は答えようとしない。
「答えないんなら、僕達、京子さんに猿轡して帰っちゃいますよ。京子さんの命も今日までですね」
そう言って、彼らの一人が豆絞りの手拭いを持って京子に近づいていった。
「さあ。口を開けて下さい」
一人が言ったが、京子は、いやっ、いやっ、と言うだけで口を開こうとしない。
そのため、二人が京子の口を無理やり開き、一人が豆絞りの手拭いで京子に猿轡をかけようとした。
「ま、待って」
京子が制した。
男達はニヤリと笑って、京子の口にかけようとしていた猿轡をやめた。
「言う気になったんですね」
男達は京子の鼻や耳を摘んだりと顔をもてあそびながら余裕の口調で聞いた。
「じゃあ、言って下さい。ウソ言ったら髪の毛、切っちゃいますよ」
一人が京子の髪の毛をつかんで鋏を当てた。
「は、はい」
京子は答えた。
「あなた達の言う通りです。私は、こうやって、よってたかっていじめられて、みじめの極地に追い込まれることに興奮するマゾ女なんです。今もこうされて、すごく嬉しいんです」
京子は叫ぶように声を大に言った。
「さ、さあ。私をうんといじめて。みじめのどん底に落として」
告白してしまって、もう一切のこだわりが無くなったかのように京子はつづけざまに大声で訴えた。
男達はニヤリと笑った。
「ふふふ。よく白状しましたね。そうだと思ってましたよ」
「白状した見返りとして縄は解いてあげます。こんな格好、苦しくてもう限界でしょう」
そう言って一人が京子の足首と首をつないでいる縄に手をかけた。その時。
「待って」
京子が制した。
「なんですか」
「と、解かないで」
「このみじめな姿をもっと見下されたいの」
京子は真っ赤になって言った。
男達はクスリと笑った。
「でも、もう限界でしょう。お尻も脚もプルプル震えてますよ」
そうだった。もう京子は限界だった。京子の尻も脚の筋肉も、この苦しい姿勢を維持するためにプルプル震えていた。だが、京子は拒否の首を振った。
「いいの。確かに耐えられないほど苦しいけれど、その苦しさが快感なの。それに、こんなみじめな姿を晒していることがすごく嬉しいの。さあ、遠慮しないで、うんといじめて」
三人は顔を見合わせて笑った。
「では、お言葉に甘えて、京子さんのみじめな姿をうんと観賞させていただきます」
そう言って三人は京子から離れて、京子を取り巻くように座った。
京子は鯱のように体を弓なりに反った姿勢で縛られて、ピクピク尻や脚の筋肉を震わせている。身につけている物といえば白のブラジャーとパンティーだけである。が、パンティーは下ろされかかって、弾力のある大きな尻も、ムッチリ閉じ合わさった尻の割れ目も丸見えである。
「京子さん。みじめな姿とはいえ、パンティーとブラジャーは、まだちゃんと身につけていますよね。素っ裸になった方が、もっとみじめな姿だと思うんですが、下着をとっちゃっていいですか」
「い、いいわ。どうとでも好きなようにして」
京子は叫ぶように言った。
京子は目を閉じていたが、目尻から恍惚の随喜の涙が流れた。
「そうですか。では・・・」
そう言って一人が立ち上がって、うつ伏せで鯱のように弓なりに縛られている京子の傍らに座った。背中では手首が麻縄でカッチリと縛められている。
「ではお言葉に甘えて下着をとらせてもらいます」
そう言って彼はブラジャーの背中のホックをはずし、肩からストラップをはずした。そしてアジャスターを外した。もうブラジャーは胸から外され、ただ胸の下に敷かれているだけである。
彼は、へへへ、と笑ってブラジャーを引っ張って抜きとった。これでもう京子の胸の覆いは無くなった。うつ伏せのため、その全容は見えないが、大きくマシュマロのような柔らかい乳房が床に押しつぶされて、ひしゃげて見えて極めてエロチックである。
「さあ、今度はパンティーも脱ぎましょうね」
そう言って彼は、脱がされかかったパンティーを掴んで、さらにゆっくりと引き下げていった。だが膝の近くまで下げると彼はパンティーから手を離した。
「おい。どうした」
見ていた一人が聞いた。
「ふふふ。このくらいの位置の方が、いかにも脱がされかかっているという感じが出て一番、エロチックじゃないか」
彼は笑いながら言った。
確かにそうだった。今までは、尻は丸見えでも、降ろされたパンティーの位置は脚の付け根の所で、まだかろうじて覆いの役目になっていた。そのことが、パンティーをさげていくことによって感じられだしたのである。
だが今ではパンティーは、尻から完全に離れ、大きな尻から太腿へつながっている部分が丸見えになってしまっている。尻や太腿だけではなく前も同様である。今までは女の割れ目は見えなかった。見えるか見えないかギリギリのところで、かろうじて恥部を覆う物を体につけているという感じがあった。しかし、今では、もはやその覆いは完全に無くなってしまっている。うつ伏せのため見えないだけで、女の秘部はその全容を晒して床にピッタリとくっついているのである。それを想像することが男達を激しく興奮させた。
「ふふふ。なるほどな。確かに、パンティーはその位置が一番エロチックだな」
見ていた男は納得した様子で言った。
「じゃあ、パンティーは脱がさないで、しばらく、この姿を観賞しようか」
京子のパンティーを脱がせていた男が言った。
「ウーン。確かにその姿もエロティックだが、俺達はまだ京子さんの全裸姿はまだ見ていないぞ。全裸の緊縛姿はもっとエロチックなんじゃないか」
「そうだ。脱がされかかっているといってもパンティーがひっかかっていると、何かまだ着物を身につけているようで、もどかしい感じだ。早くパンティーも脱がしちゃえ」
見ていたもう一人の男が言った。
観賞者二人にせかされて、京子のパンティーを脱がせている男は、ウーンと思案げな顔つきをして京子の尻を見た。尻の割れ目は、ピッチリ閉じ合わさってプルプル震えている。が、すぐに何かいい事を思いついたらしくパンと手を打った。
「よし。脱がした方がいいか、このままの方がいいか、本人の京子さんの意見で決めよう」
そう言って彼は苦しげに上半身を反らしている京子の頭を横から覗き込んだ。
京子は苦しげな表情で眉を寄せ、歯を食いしばっている。
「京子さん。あなたのパンティーを完全に脱がすか、それとも、このままにするか決めかねています。京子さんはどっちの方がいいですか」
彼はふざけた質問を真面目に聞いた。
「ぬ、脱がして。私を一糸纏わないみじめな素っ裸にして」
京子は叫ぶように言った。
彼はニヤリと笑って落ち着き払った丁寧な口調で言った。
「わかりました。京子さんのたっての望みとあれば、そういたします」
彼はそう言って、京子の膝の近くまで中途半端におろされているパンティーを掴んで、さらにスルスルと引き下げていった。パンティーは膝頭を通り、その下につづくしなやかな下肢を通り、ついに縛られている足首の所まできた。両方の足首はきつく縛られているため、そこが終点だった。彼は手を離した。パンティーは足首の所でとどまった。
ついに京子は一糸纏わぬ丸裸になった。
仕事をおえた彼は剥ぎ取った京子のブラジャーを持って少し後ずさりして胡坐をかいて座り、他の二人同様、裸で縛られている京子を眺めて楽しむ観賞者になった。
これで京子は一糸纏わぬ丸裸を縛められたみじめな姿を三人の男に観賞されるみじめなオブジェになった。
「いいなあ。やっぱり丸裸だと起伏に富んだ美しい女の体の曲線美がクッキリ見えて最高だ」
一人が言った。
「そうだな。やっぱり丸裸で縛られてる姿の方がいいな」
別の一人が賛同した。
「そうだな。女の緊縛された姿はボンデージアートだな。でも、こうなると足首にひっかかっているだけとはいえ、パンティーも無い方が、すっきりしていいな」
「でも、パンティーはとれないよ。これでガマンするしかないな」
「縄を解いてパンティーを抜きとって、また縛ろうか」
「一度、縛った縄を解くなんて興ざめだよ。これでガマンするしかないよ」
男達は、丸裸で縛られてる京子を眺めながら、そんな事を言い合った。
その時、丸裸で弓なりに縛められているみじめな姿を晒しているオブジェの京子が、頬を赤くして蚊の泣くような小さな声で口を開いた。
「あ、あの・・・」
「なんですか。京子さん」
今まで美しいオブジェだと思っていた京子が、声を出したので、三人は京子が意志を持った人間であることを、はっと気づかされた思いがして身を乗り出して大きな声で聞いた。
「パ、パンティーもとって下さい」
京子は蚊の泣くような小さな声で言った。
「でも、パンティーは、とれませんよ」
一人がすぐに言い返した。
「鋏で切っちゃって下さい。そうすれば抜きとれます」
「でもそうしたらパンティーはもう履けなくなっちゃいますよ」
「い、いいです。下着の一枚なんて、たいした値段じゃないです」
三人は顔を見合わせてニヤリと笑った。
鋏を持った男が立ち上がって京子の足首の所に行った。
「ではお言葉に甘えて・・・」
そう言って彼は京子の足首にかかっている白のパンティーの二ヶ所をプチン、プチンと切って足首から抜き取った。
そして再び、元の場所に戻ってドッカと座った。
これで京子は何の覆いも付属物も無い丸裸を麻縄だけで縛られているみじめな緊縛姿になった。丸裸の京子の緊縛姿は美しかった。華奢な肩と腕の上半身。引き締まったウエスト。ムッチリ閉じ合わさった大きな尻。それが胴と同じほどの太さもある太腿へとつづき、それが膝頭の下で脹脛の最後の肉の膨らみをつくった後、一気に細くなって、引き締まった足首へとつながっている。足首と首を縛られてつながれて、苦しく反った弓なりの姿勢のため、全身の肉がプルプル震えている。豊満な乳房は床に押し潰されてひしゃげているが、それが責められていることを象徴しているようで悩ましげに見える。女の最羞の部分もそうである。うつ伏せの姿勢のため、そこは床にピッタリとついているだけで、何の覆いもなく、女の肉体の全てがさらけ出されているのである。見えない所は、かえって見たいという欲求を起こさせ、そこにそれが無防備に顕わになって存在しているという事実の想像が男達を興奮させた。パンティーがとられたことで、一切の夾雑物が無くなり、そこにあるのは、女の肉体と縛めの縄だけで、一切の情けが無くなって一人の女が丸裸にされ厳しく縛られて責められているということが、ひしひしと感じられてくる。
男達は京子の丸裸の緊縛姿を我を忘れた表情で眺めた。
「やっぱりパンティーが無い方が、すっきりしていいな」
一人が言った。
「そうだな。余計な物が無い方が、ボンデージアートとして上だな」
男達は、丸裸で弓なりに縛られている京子を見ながら、そんなことを言い合った。
「京子さん。とても美しいですよ。どうです。今の気分は」
一人が完全なオブジェになっている京子に声をかけた。
「し、幸せです。私、最高に幸せです」
京子は、叫ぶように言った。
「どう幸せなんですか。具体的に言って下さい」
男は含み笑いしながら言った。
「こうやって、丸裸にされてみじめな格好に縛られて男の人たちに見下されていることがです」
「どうしてそんな事をされることが幸せなんですか」
男は淡々とした口調で聞いた。
「それは、私がマゾだからです。私はみじめになればなるほど幸せなマゾ女なんです」
京子は苦しげな弓なりの体をプルプル震わせながら言った。
「どうして、みじめになることが幸せなんですか」
「わ、わかりません。あんまり難しい質問をして、いじめないで」
京子はハアハアと呼吸を荒くしながら言った。
「でも、京子さんはいじめられる事が幸せなんじゃないんですか」
男はいじわるく執拗に質問した。
「ゆ、許して。お願い。いじめないで」
「いじめられることが幸せなのに、いじめないで、というのは矛盾してませんか」
「お願い。許して。みんなの奴隷になります。ですから、その質問だけは許して下さい」
京子は叫ぶように言った。男は余裕の表情でみじめな姿の京子を眺めている。
「わかりました。その質問はやめます。僕もマゾの心理がそんなに知りたいわけじゃありません」
「あ、ありがとうございます」
「京子さん。なんでも好きな事を言って下さい。誰にも言いませんから」
京子はしばし言い躊躇っていたが、心の箍が完全に外れたかのように大声で叫んだ。
「見て。私のみじめな姿をうんと見て」
「言われずとも見てますよ」
「私、裸にされて縛られて、男の人達に取り囲まれて見下されることが夢だったの。夢が叶って、私、最高に幸せ」
「僕達も最高に幸せです。写真じゃなくて、本当に女の人を裸にして縛れるなんて。しかも京子さんのようなきれいな人を・・・」
京子の全身は苦しい弓なりの姿勢のためプルプル震え、玉の汗が沸々と吹き出ていた。
「京子さん。その姿勢はもういいかげん苦しいでしょう。縄を解きます」
そう言って一人が立ち上がろうとした。
京子は直ぐにそれを制した。
「いいの。苦しいけど、この苦しみが最高の快感なの。さあ、遠慮しないで、うんといじめて」
「どんな風にいじめるのがいいんですか」
京子はちょっと思案げな顔つきになったが、すぐに答えた。
「竹の棒があるでしょ。それで私を責めて。私は悪代官に捕まった女忍者よ」
見ると部屋の隅に竹の棒が立てかけてあった。
一人かニヤリと笑って竹の棒を持って、うつ伏せの京子の傍らに立った。
「さあ、京子さん。仲間のアジトを白状して下さい。言わないと拷問しますよ」
そう言って彼は京子の尻の肉を棒の先でそっと突いた。大きな柔らかい尻の肉に棒の先がめり込んだ。
「ああー」
京子は叫んだ。
「佐藤君」
「はい。何ですか」
「そんな丁寧な言葉じゃなく、乱暴な言葉で言って。そして力の限り本気で責めて」
「はい。わかりました」
彼はそう言って、責めの力を強めた。京子の柔らかい尻の肉に棒の先が深くめり込んだ。
「おい。京子。仲間の隠れ家を白状しろ」
そう言って彼は竹の棒で京子の尻をこねまわした。
「ああー。代官様。お許し下さい」
京子は眉を寄せ、苦しげな口調で叫んだ。
「許してほしければ仲間の隠れ家を喋るんだ」
彼は玉の汗が吹き出ている京子の太腿や背中や肩を竹の棒で力の限り突つきまわした。
「ああー。お許し下さい」
京子は美しい黒髪を振り乱しながら叫んだ。
閉じられた目尻からは涙が滲み出ていた。
京子がなかなか白状しないので、彼は背中で手首を縛められている京子の華奢な小指と薬指を両手でムズと掴んでグイと力の限り広げた。指裂き責めである。
「ああー。痛いー」
京子は美しい黒髪を振り乱しながら叫んだ。
「どうだ。女。吐く気になったか」
もう彼は本気で責め手の気分になっていた。
だが京子は強情を張って口を割ろうとしない。
彼は、ふー、と一息ついて、立ち上がった。
「強情な女だ。さすがくの一だけあって、肉体の苦痛には強いな。だがそうなると、こっちも責めがいがあるというものだ。ではまず辱めの姿にしてやる。それから、とっくりと責めてやる」
そう言って彼は京子の弓なりになって宙にある足首を蹴飛ばした。
京子は倒されてゴロンと横向きになった。
「ああー」
京子は眉を寄せて苦しげな表情で喘ぎ声を上げた。
横向きになったため、今まで見えなかった乳房も秘部も丸見えになった。
しかも、激しい弓なりのため、腰がつき出されて女の秘部が隠しようなく全容をさらけ出してしまっている。
京子のそこの毛はきれいに剃られて割れ目がくっきりと見える。
「うわー。すげー」
京子が責められるのを壁にもたれて見ていた二人が叫んだ。
「ふふ。どうだ。女」
男は竹の棒で京子の乳房を突きながら言った。
「み、見ないで。お願い」
「ふふ。そんなことを言っても本当は嬉しいんだろ。白状しろ」
そう言って男は京子の脇腹を足で踏んでグリグリ揺すった。
だが京子は喋らない。
苦しげに眉を寄せ、ああー、と切ない喘ぎ声を上げるだけである。
「よし。お前達も責めに加われ。三人で責めぬいて、本心を白状させるんだ」
男は見ている二人に言った。
「おう。合点だ」
見ていた二人は元気よく答えて丸裸の京子の体の女の恥ずかしい所の前に行ってドッカと座った。
二人は京子の女の割れ目をしげしげと見つめた。
「うわー。すげー。俺、女の人のまんこを見るのはじめてだよ」
「俺もだよ」
二人が言うと京子は力を込めて太腿をピッチリ閉じ合わせた。
だが、足首と首をつながれて弓なりの姿勢のため隠しようがない。
「見ないで。お願い。見ないで」
京子は顔を真っ赤にして叫んだ。
「ふふ。ああ言ってるけど本当は嬉しいんだよ。よし。本心を白状するまで三人で責めぬこうぜ」
「おう」
二人は元気に応じた。
棒で京子を責めていた男は棒を置いて、京子の尻の前にドッカと座った。
彼は、ふふふ、と笑って、京子の大きな柔らかい尻をしばし見ていたが、両手で強引にムッチリ閉じ合わさっている尻の割れ目を押し開いた。
京子のすぼまった尻の穴が顕わになった。
「すげー。すぼまった尻の穴が見えるよ」
彼はことさら驚いたように言った。
彼は、ふふふ、と笑い、中指を京子のすぼまった尻の穴に当てた。
「ああー」
京子は苦しげな表情で叫んで、とっさに押し開かれている尻を閉じた。
だが、そうすることによって、尻の穴に当てている手を挟み込むことになってしまった。
もう何もしなくても、尻が手をしっかりと挟み込んでしまって離さないといった様子である。
「ふふ。京子さんは僕の手を離したくないんですね」
そんな揶揄をされても京子はどうすることも出来ない。
彼は、ふふふ、と笑い、中指の先をすぼまった尻の穴に押し入れようとした。
「ああー。やめてー」
京子は髪を振り乱して叫んで、責めから逃げようと腰を前へ突き出した。
「ふふ。京子さん。そんなに腰を突き出すと、恥ずかしい所がますます見えちゃいますよ」
彼はそんな揶揄をして、前にいる二人を見た。
「おい。どうだ。京子さんのアソコは」
前の二人は、それをうけて含み笑いした。
「ああ。まんこの割れ目が丸見えだよ」
「女の人のまんこを見たのははじめてだよ」
京子は真っ赤になった。
「ふふ。京子さんも本当は見られて嬉しいんでしょう」
京子の尻の割れ目に手を入れている男が言った。
前の二人は、しばし、京子の女の割れ目を食い入るように見つめた。
「おい。見ているだけじゃなくて、触ってみろよ。前と後ろの両方から責めるんだ」
京子の尻を責めている男が言った。
「おう」
前の男の一人が応じて、手を伸ばして京子の割れ目の肉を念入りにを触りまくった。
「どうだ」
後ろの男が聞いた。
「なんか湿ってきた」
「それは、京子さんが気持ちよくて興奮してるからなんだ。割れ目に指を入れてもっと刺激してみろ」
言われて、彼は割れ目に指を入れた。
「どうだ」
「なんかヌルヌルしてる」
「京子さんが興奮してるからさ。割れ目にある女の穴を探して指を入れてみな」
彼は、割れ目の下の方をまさぐって女の穴を探りあてた。
「あった。穴があった」
「指を入れてみな。奥まで入るから」
彼は指を立てて、すぼまった穴に押しつけた。はじめは締まっていて抵抗があったが、いったん入った後は、スルスルと奥まで入っていった。
京子は、ああー、と声を上げた。
「どうだ」
「ヌルヌルしてる」
「それは京子さんの体が男を欲しがってるからさ。いろんな場所を刺激してみな」
言われたように彼は、入れた指でいろんな所を触った。その度、京子は、ああー、と切ない喘ぎ声を上げた。
「あっ」
「どうした」
「穴がキュッと閉まろうとしている」
「女の穴は興奮すると、男を離さないように締めつけるんだよ」
尻を責めている男は京子の尻の穴に入れている指をさらに深く入れようとした。
京子は、ああー、と叫んで責めから逃げようと腰を突き出した。
だが、足首と首をつながれて、弓なりの姿勢に縛られているため逃げようがない。
「ふふ。京子さん。どうですか。こうやって丸裸で縛られて、前と後ろから穴を責められる気分は」
尻を責めている男はふてぶてしい口調で言った。
「お願い。許して」
京子は涙に潤んだ顔を男に向けて弱々しい口調で言った。
「でも、興奮してるから粘々した液が出てるんじゃないですか。本当は京子さんは、こうやってみじめな姿で嬲られることが嬉しいんでしょう」
問われても京子は答えない。
「京子さんは強姦されたい願望があるんだよ。おい。佐藤。お前も見てないで京子さんを責めな。お前は乳房を責めろ」
彼は二人に責められている京子を眺めていた佐藤に言った。
「おう」
佐藤は言われて応じ、顕わになっている京子の豊満な乳房の前にドッカと腰をおろした。
「すごい。女の人の乳房を見るの、はじめてだよ」
彼は京子の乳房を凝視しながら感嘆した。
「見てないで、うんと玩ぶんだ。三人で女の三ヶ所の急所を責めぬくんだ」
言われて佐藤は手を伸ばして京子の乳房に触れた。
そして、念入りに揉みしだき出した。
「ああー」
京子は顔をのけぞらせて叫んだ。
「ああー。柔らかくて温かくて弾力があって最高だよ」
佐藤は鼻息を荒くしながら言った。
佐藤は、激しく揉んでから、京子の乳首を摘んだりコリコリさせた。
京子の乳首が屹立しはじめた。
「うわっ。乳首が大きくなりだしたよ」
佐藤は、大きくなりだした京子の乳首を見て驚嘆した。
「ふふ。乳首の勃起だよ。女は興奮すると乳首が勃起するんだよ」
京子の尻の穴を責めている男が言った。
京子は全身、汗だくである。
後ろ手に縛められた手をギュッと握りしめている。
「ふふ。京子さん。どうですか。こうやって、丸裸にされて縛られて玩ばれる気持ちは」
尻の穴を責めている男が含み笑いしながら言った。
「い、いいわ。さ、最高」
ついに京子は隠していた本心を吐き出した。
「ふふ。京子さん。とうとう本心を言いましたね。京子さんは、こうやってみじめな姿で強姦されることに興奮するんでしょう」
「そ、そうよ。さあ、もっともっと責めぬいて」
京子は声を張り上げて叫んだ。
「ふふ。言われずとも責めぬきますよ」
そう言って彼は京子の尻の穴に入っている指をさらにグイと押し込んだ。
「ああー。ひいー。お許しー」
京子は叫んで腰を突き出した。
「おい。高橋。お前ももっと激しく刺激するんだ。指を小刻みに振動させるんだ」
「おう」
京子の前に座っていた高橋は、言われたように京子の女の穴に入れた指を小刻みに振動させた。
「ああー」
京子は首をのけぞらして叫んだ。
京子の女の穴がクチュクチュ音をたてはじめた。
女の穴からは、ドクドクと粘っこい白濁液が溢れ出した。
「うわー。すげー」
高橋は溢れ出てくる白濁液に驚いて驚嘆した。
「ああー。いくー」
京子は苦しげに眉をしかめて叫んだ。
尻を責めている山田は、含み笑いしながら、京子の尻の穴に入れた指を小刻みに振動させた。
「おい。高橋。もっと激しく指を振動させるんだ」
言われて、高橋は振動をいっそう激しくした。
京子の女の穴からは、白濁液がドクドク溢れ出て止まらない。
京子の全身はガクガク震えだした。
佐藤も力一杯、京子の胸を揉みぬいた。
「ああー。いくー」
京子は激越な叫び声を上げた。
ついに京子は気をやった。
京子の全身の震えはひいていき、ガックリと首を垂れて、死んだ魚のように微動だにしなくなった。
男達は、責めの手を離した。
山田は尻の穴から指を抜いた。
佐藤も京子の胸から手を離した。
高橋も女の穴に入れていた指を抜いた。
指も京子の女の割れ目も粘稠な液体でベトベトだった。
「うわー。すげー」
彼は叫んで、ティッシュペーパーを何枚も取り出して、手を拭いてから、みじめな粘稠な液体でベトベトになっている京子の女の割れ目も丁寧に拭いた。
そうされても京子は、死んだ魚のように完全な放心状態で目を瞑っている。
「京子さんは、どうなっちゃったんだ」
高橋が山田に聞いた。
「京子さんは射精しちゃったのさ。男は射精の時、ザーメンが出るからわかるけど、女は見た目ではわかりにくいんだ」
「ふーん。なるほど」
京子は目をつぶって、しばし死んだように目を閉じて脱力して横たわっていた。
男達は座って京子の体をしげしげと眺めた。
乳房は下向きに下垂している。女の割れ目も駿河問いの縛りのため、体は弓なりで丸見えである。美しい黒髪が乱れて床の上に散らかっている。それは、この上なく美しい図だった。
「京子さん。割れ目が丸見えですよ」
一人が京子に向かってそんな揶揄の言葉をかけた。
「おっぱいもお臍も丸見えですよ」
別の一人が言った。
京子の体がピクッと動いた。
頬がみるみる紅潮しだした。
「見て。私の体の全てを見て。穴のあくまで見て」
京子は叫ぶように言った。
ついに京子はあられもなく被虐の告白を叫ぶようにした。
「ふふ。京子さん。とうとう言いましたね。京子さんは、ものすごいマゾなんですね」
一人が含み笑いしながら言った。
「そ、そうよ。私は日本一のマゾよ。みじめになって、見下されると、最高の快感を感じるの。さあ。うんと見て」
京子は全身をピクピク震わせながら叫んだ。
「ふふ。言われなくても、ちゃんと見てますよ」
一人が含み笑いしながら言った。
京子はかたくキュッと目をつぶっている。
「京子さん。京子さんは、どうしてアソコの毛を剃ってるんですか。割れ目が丸見えですよ」
一人が事務的な口調で聞いた。
「私、いつも毎週、ここで裸になってカガミを見ながら毛を剃っていたの」
「どうしてですか」
「悪い男の人達につかまって、裸にされて毛を剃られてしまう事を想像してたの。そうすると興奮するから」
「それじゃあ、それはオナニーみたいですね」
「そうよ。オナニーよ」
「でも一人で裸になって、カガミを見ながら自分の毛を剃るなんて、なんか変態じみてますね」
「そうよ。私は変態マゾ女よ」
「僕達に、こうやって裸にされて縛られて割れ目まで見られてる気分はどうですか」
「いいわ。最高だわ」
「京子さんて本当にすごいマゾなんですね」
「そうよ。私、本当のヤクザに捕まって、こんな風に裸にされて縛られたいくらいなの」
「じゃあ、本当にヤクザに電話して、ここに呼びましょうか」
「いいわよ。あなた達にまかせるわ」
「そうでしょう。僕達では物足りないでしょう」
「ええ。全然、物足りないわ。あなた達が本当のヤクザだったらどんなに嬉しいことか」
京子は裸で縛られて鯱のように反った苦しい姿勢で言った。
「じゃあ僕達がヤクザになりましょうか」
「ええ。なって。お願い」
「じゃあ容赦しませんよ」
「ええ。かまわないわ。何をしてもいいわよ」
「何をして欲しいですか」
「三人で私を踏みまくって。思い切り」
京子は叫ぶように言った。
三人はニヤリと笑って立ち上がり裸の京子を取り巻いた。
「京子さん。京子さんが会社の金を使い込んで男とドロンしようとしているところが、ばれて、会社がヤクザに頼んで京子さんを捕まえて拉致監禁した、という設定にしてはどうでしょうか」
男の一人が言った
「いいわ。その設定」
京子の声には喜びが含まれていた。
「いや。もっと現実的な設定の方がいいんじゃないの」
別の一人が言った。
「どんな設定だ」
「本屋で俺達がSM写真集を見ていただろう。それで、その写真集を俺達が万引きするところを京子さんが見つけて本屋の親父に告げて警察に補導されてしまい、その仕返しに京子さんのマンションに押し入って京子さんを裸にして縛り三人で陵辱する、という設定はどうだ」
「ああ。その方がずっと現実的でいいな」
「でもそうすると俺達はヤクザじゃなく学生になっちゃうな。京子さんは本当のヤクザに捕まえられて陵辱されることを望んでるんじゃないか」
「確かにそうだな。じゃあ、両方おりまぜて適当にやろう。これは遊びなんだから別に設定を一つに決めなくちゃならないわけでもないしな」
「そうだな」
こうして意見がまとまった。
「でははじめますよ」
そう言って三人の男は裸で弓なりに縛られて横向きに根転がされている京子の体を踏んだ。
一人は京子の尻を、一人は肩を、そしてもう一人は太腿を踏んだ。
三人はかなり体重をかけて足を揺すった。
京子の華奢な柔らかい体が海草のように揺れた。
男達は制服のワイシャツにズボンを履いているが、京子は一糸纏わぬ丸裸である。
三人の男が裸で縛られた女を踏んでいる図はまさに、ヤクザが女を捕らえて陵辱している図だった。
「おい。京子。どうだ。今の気分は」
肩に足をのせて揺すっている男が乱暴な口調で聞いた。
京子の華奢な肩が揺れ、それにともなって乳房も揺れた。
「お願い。こんなことやめて」
京子は眉を寄せ、叫ぶように言った。
「ふふ。そうはいかんのよ。この雌狐め。会社の金を使い込みやがって。たっぷり折檻してやるから覚悟しろ」
そう言って彼はグイと京子の顔を素足で踏みつけた。
そして体重をのせてグリグリ揺すった。
「ああー。許して」
京子は足で踏み潰されて歪んだ顔から声を絞り出した。
顔を足で踏みつけられるなどという、これ以上の屈辱的な行為があるだろうか。
彼は京子の顔をグリグリ揺すりながら踏んでから、足をどけ、京子の乳房を足で揉んだり足指で乳首を摘んだりした。
「おい。この女を足だけで嬲るんた」
彼は京子の乳房を足で揉みながら他の二人に言った。
「おう。こんな性悪な女は手は使わず足だけで嬲り抜いた方がいいな」
「その通りだな」
三人はニヤリと笑った。
太腿を踏んでいた男は京子のピッタリ閉じている太腿に足を入れ、太腿の付け根の女の部分を足の先で弄った。
尻を踏んでいた男は京子の背中の方へ回り、ピッチリ閉じ合わさっている京子のムッチリした尻の割れ目に足先を入れた。
京子の乳房を足で玩んでいた男は、時々、京子の顔を踏んで、グリグリと揺すった。
「おい。京子。どうだ。こうやって丸裸にされて縛られて男三人に嬲られる気分は」
「み、みじめです。いっそ死んでしまいたいほど」
「ふふ。そうだろう。だがまあ、お前も男をだまして貢がせてドロンしようとしたんだからな。当然の報いだ」
しばし三人は横向きに寝転がされている京子を足だけで踏みまくった。
「ふふ。もっと楽しい事をしてやるよ」
一人がそう意味ありげに言うと京子の顔から足をどけて、ダンボール箱から蝋燭とライターを取り出した。
そして再び、京子の傍らにもどってきた。
そして蝋燭に火を点した。
火柱はゆらゆら揺らめきながら不気味な様相で光っている。
無言で灯っている炎はそれだけでもう十分、恐怖感を放っていた。
彼は蝋燭をことさら京子の顔に近づけた。
「ふふ。おい。京子。これを見れば何をするかはもうわかるだろうな」
彼は威喝的な口調で言った。
「お願いです。怖いことはやめて下さい」
京子は炎から目をそらすようにして脅えた表情で訴えた。
だが彼はニヤリと冷笑し、直立した。
「おい。こいつに蝋燭を垂らすぞ。こいつが蝋燭を垂らされてどんな顔をするかよく見るんだ」
彼は京子を足で責めている二人の男に言った。
「おう」
二人はニヤリと笑って京子を踏んでいた足をどけた。
もう蝋燭の皿は炎の熱によって溶けて融解した蝋が皿にたまっていた。
彼は京子の肩の上で蝋燭を傾けた。
蝋がポタポタと垂れ京子の肩に貼りついた。
「熱いー」
京子は縛られて逃げられない体を激しく揺すって叫んだ。
だが逃げようがない。京子の肩にみるみる蝋涙がこわばりついていった。
だが彼はやめようとしない。黙ったまま京子の体に蝋を垂らしていった。
「熱いー。やめて下さい。お願いです」
京子は何とか蝋から避けようと不自由な体をくねらせて言った。
残りの二人はニヤニヤ笑いながら、じっとこの陵辱を見ている。
それはまさにヤクザ三人が一人の女を嬲っている図だった。
彼は京子の乳房の上から蝋を垂らした。
蝋がポタポタと京子の豊満な乳房に垂れ、こわばりついていった。
反った姿勢で横向きに寝転がされているため、逃れようがない。
「あ、熱いー。やめてー」
京子は激しく身を捩りながら訴えた。
だが彼は京子の訴えなど全く聞く様子も見せず京子の乳房に蝋を垂らしつづけた。
とうとう京子の乳房は蝋粒で覆われるほどになった。
彼は傾けていた蝋燭を立てて乳房への蝋垂らしをやめた。
「おい。京子。蝋燭責めは一時休止してやる」
苦しくくねらせていた京子の体の動きがとまった。
「おい。京子。何か言う事があるんじゃないか」
彼は思わせ振りな口調で言った。
「あ、ありがとうございます」
京子は涙に潤んだ瞳を彼に向けて言った。
「何がありがたいんだ。もっと具体的に言え」
そう言って彼は京子の肩をグイと踏んだ。
「ろ、蝋燭を垂らすのをやめて下さって有難うございます」
京子は弱々しげな口調で言った。
「どうだ。今の気持ちは」
「こ、こわいです」
「このままお前の首を絞めて殺すことだってできるんだぜ」
「お、お願いです。奴隷になります。言う事は何でも聞きます。ですから、そんな怖ろしい事だけはしないで下さい」
「ふふふ。それはお前の態度しだいだ」
そう言って男は蝋燭の火をふっと吹き消した。
「おい。京子。蝋燭責めはもう勘弁してやる」
「あ、有難うございます」
京子は苦しい姿勢で頭をペコペコ下げた。
「駿河責めの縛りもいいかげん苦しいだろう。縄を解いてやる」
「あ、有難うございます。感謝に耐えません」
京子はまるで奇跡が起こったかのような感激の目で何度も頭を下げた。
「おい。京子の足首の縄を解いてやりな」
男は蝋燭責めを見ていた二人に言った。
「へい。わかりやした」
一人が親分の命令を受けた子分のような口調で言って、京子の背後に廻って座り込み、京子の首と足首をつないでいる縄の足首の縄を解いた。
長時間、縛られていたため、京子の足首にはクッキリと縄の跡がついていた。
京子は足首の縄を解かれたために背を反った苦しい姿勢から開放された。
京子の縛めは背中の後ろ手の縄だけとなった。
京子は丸裸で後ろ手に縛られているだけの姿になった。
「おい。京子。苦しい姿勢から開放されて楽になっただろう」
「は、はい。有難うございます」
そう言って京子はすぐに手が使えない苦しい体を動かして起き上がり、横座りになってピッチリと太腿を閉じた。
丸裸でも、そして全てを見られてしまった後でも何とか恥部を隠そうとする女の習性がいじらしい。
「おい。少しはなれて座れ。後ろ手に縛られて裸で座っている京子をたっぷり観賞するんだ」
「おう」
男に言われて二人は京子から離れて座って壁に寄りかかった。
命じた男も京子から離れて座って壁に寄りかかった。
京子は顔を火照らせてうつむいていた。
京子の形よく下垂した乳房や肩や脇腹には蝋がこびりついていた。
それは、嬲られた跡を象徴していた。
三人はニヤニヤ笑って、後ろ手に縛られて座っている京子を眺めている。
一人が京子に近づいて、京子の体についている蝋を丁寧に全部、剥がした。
京子は恥ずかしそうに、男に蝋を取られるのに身をまかせた。
蝋はペリペリと剥がされていった。
男は京子の体にこびりついている蝋を全部はがすと、また後ろにさがって壁に寄りかかった。
蝋がなくなったことで京子の乳房は、全く覆いなくクッキリと顕わになった。
「ふふ。これがやっぱり裸で縛られた女の人の基本だな」
「京子さん。おっぱいが丸見えでセクシーですよ」
男達はそんな揶揄をした。
そう言われても京子は、後ろ手に手を縛られているため、どうすることも出来ない。
丸出しの乳房を見られている事に京子は羞恥心を感じて顔を赤らめた。
だが隠しようがない。
京子は普段、自慢している豊満な乳房が今だけは無くなって欲しいと思った。

男達はしばし、後ろ手に縛られた裸の京子を眺めていた。
「よし。京子。正座しろ」
言われて京子は横座りで、横たわっている脹脛の上に太腿を乗せ正座した。
「そのまま体をたおして顔を床につけろ」
男の一人が命令した。
京子は、何でも聞く奴隷になる、と言った以上、逆らえない。
京子は後ろ手に縛られたまま、体を倒し、顔を床につけた。
「よし。足を開いて尻を高く上げろ」
言われて京子は足を開き尻を上げた。
「ふふ。どうだ。京子。そのポーズは」
「み、みじめです」
京子は声を震わせて言った。
一人がニヤッと笑って、京子の尻の前に座った。
あっ、と京子は声を出した。
尻の前に座った男はニヤニヤ笑いながら、京子の尻の前から京子の丸出しの尻を見た。
「ふふ。京子。尻の穴が丸見えだぜ」
男が言うと京子はとっさに、膝を閉じようとした。
「おい。京子。膝を閉じるな」
男が威嚇的に怒鳴って太腿をピシャリと叩いたので、京子は膝を閉じるのを止めた。
尻の穴を見られていると思うと京子の尻は羞恥でブルブル震えた。
男はティシュペーパーを一枚とりだして、コヨリをつくった。
そして、スッと尻の割れ目をコヨリの先でなぞった。
「ひいー」
いつも触れられていない敏感な所を、いきなり刺激されて、京子は、飛び上がらんほどに驚き、悲鳴を上げた。
大きな尻がブルッと震えた。
反射的に京子はキュッと尻の穴を締めた。
「ふふ。京子さん。尻の穴が生き物のようにヒクヒク動いてますよ」
そんな揶揄をされて京子は真っ赤になった。
だが、どうしようもない。
膝を大きく開いている以上、尻の割れ目を閉じようがない。
京子が尻の穴を締めるのに疲れてきて尻の穴を締める力を緩めると、またすぐにスッとコヨリがスッと触れた。
その度、京子は、ひいー、と悲鳴を上げた。
「お願い。許して」
京子は、後ろ手に縛られて、膝を開いて尻を高々と上げて顔を床につけているというみじめ極まりない姿で哀願した。
だが、男は京子の哀願など無視して、意地悪な悪戯をしつづけた。
京子の尻はコヨリが触れる度にピクンと震えた。そして、ひいー、と悲鳴を上げた。
「あっははは」
壁に寄りかかって見ていた二人の男は笑った。
京子の尻をコヨリで嬲ってた男はニヤリと笑って立ちあがって、京子の顔の方に行き、床についている京子の顔を素足で踏みつけた。
「ああー」
京子は踏みつけられて歪んだ顔から苦しげな声を出した。
これほどみじめな屈辱があろうか。
丸裸で後ろ手に縛られて、尻を高々と上げ、尻の穴まで晒し、さらに顔を踏みつけられているのである。
「おい。京子。どんな気持ちだ」
「み、みじめです」
「そけだれじゃないだろう。お前はマゾなんだから、本当は嬉しいんだろう」
京子は答えない。
「お前が本心を言うまで攻め抜くからな」
彼はそう言って壁に寄りかかっている二人に顔を向けた。
「おい。お前達も見てるだけじゃなくて、こっちへ来て京子を責めろ」
彼は京子の顔を踏みながら、壁に寄りかかって見ている二人に言った。
「おう」
二人は立ち上がって裸の京子の所へ行った。
一人は立って、足で京子の肩を踏んだり足で乳房を玩んだりした。
一人は、京子の尻の前にドッカと座って、コヨリで京子の尻の割れ目をなぞったり、尻の割れ目をグイと押し拡げたりした。
その度に京子は、ああー、と苦しげな声を出した。
「ふふ。尻の穴が丸見えだ。ヒクヒク動いている」
彼は尻の割れ目を押し広げながら、ことさら京子の羞恥心を煽るように言った。
三人は、場所と役割りを交代しながら、三人でさんざん京子を嬲り抜いた。
「おい。京子。今の気持ちを正直に言え」
京子の顔を踏んでいた男が、一層、体重をかけて京子の顔を踏んだ。
「ふふ。いくら力を入れてすぼめても尻の穴は丸見えだぜ」
京子の尻の前に座った男が、そう言って京子の高々と上がった尻をポンポンと叩いた。
「み、見て。私のお尻の穴をうんと見て」
ついに京子は、耐えられなくなったように叫んだ。
そして膝を自分から、さらに広げた。
「ふふ。京子。とうとう本心を吐いたな。今の気持ちを言え」
「し、幸せです。私、最高に幸せです」
「ふふ。お前は、本当にどうしようもないマゾ女なんだな」
そう言って京子の顔の傍らに立っていた男はグイと京子の顔を踏んだ。
「そ、そうよ。私はどうしようもないマゾ女よ。さ、さあ、もっともっと嬲り抜いて」
京子は踏まれて歪んだ顔から搾り出すように言った。
「ふふ。言われずとも嬲り抜いてやるよ」
三人は、場所と役割を変えながら徹底的に裸の京子を嬲り抜いた。
京子はもう三人に身を任せているといった感じで、力を抜き、大声で三人の責めに、ああーと、悲鳴を上げつづけた。
時のたつのも忘れ、三人は京子を嬲りつづけた。
もはや京子は疲れてしまったと見え、三人か嬲っても声を出さなくなった。
三人も責めがいがなくなって、京子の責めをやめた。
三人が京子から離れると、京子はパタリと横に倒れた。
しばし京子は被虐の快感に浸っているといった感じで目をつぶってじっとしていた。
三人も、それに気を使って、しばし壁にもたれて、後ろ手に縛られて床に横になっている京子を黙ってみていた。
しばしの時間がたった。
京子はそっと目を開けた。
「お願い。縄を解いてくれない」
京子は頬を赤らめながら小声で言った。
一人が、よしきた、といった様子で立ち上がり、京子の後ろ手の縄を解いた。
縄を解かれた完全に自由になった京子はムクッと起き上がった。
一人が京子の下着や服を拾いあつめて京子に渡した。
「ありがとう。ちょっと後ろを向いていてくれない」
京子は下着や服を胸に当てて体を隠しながら、少し恥ずかしそうに言った。
「どうしてですか」
一人が聞いた。
「服を着るのを見られるのも女にとっては恥ずかしいんです」
京子は頬を赤らめて言った。
「そうでしょう。でも、それを見たいんです」
彼は言った。
三人の視線は京子の体に集まっている。
京子はやむを得ず、三人に見られながら服を着だした。
パンティーを片足ずつくぐらせて、腰まで引き上げた。そして、ブラジャーを両腕に通して両手を背中に廻してホックをはめた。
そしてスカートを履き、ブラウスを着てボタンをはめ、裾をスカートの中に入れた。
これで京子は完全に元の姿にもどった。
京子はしとやかに座った。
「ありがとう。楽しかったわ」
京子は微笑して言った。
「いえ。僕達の方がずっと楽しかったでした」
男の一人が言った。
「こんなきれいな人にあんな事をしたなんて、ちょっと信じられない思いです」
そう言われて京子は頬を赤くした。
「ちょっと待ってて。カレーライスをたくさん、つくっておいたから持ってくるわ。レンジで温めるだけだからすぐに出来るわ」
そう言って、京子は部屋を出てた。
すぐにキッチンの方でチーンとレンジの音がなった。
京子は部屋にもどってきて折りたたみ式の座卓の脚を広げて部屋の真ん中に据えた。
そして座布団を三つ敷いた。
京子はキッチンから鍋を持ってきて、座卓の上に置き、ついで、炊飯器をもってきて座卓上に置いた。
最後に皿とスプーンを四つ持ってきて座卓の上に配った。
そして炊飯器を開けて、皿に御飯をよそい、鍋を開けて、カレーを御飯にかけた。
「さあ。来て」
京子は嬉しそうに三人に声をかけた。
三人も嬉しそうに立ち上がって座卓についた。
「さあ。食べて」
京子が促すと三人は嬉しそうに、
「いただきまーす」
と言ってパクパク、カレーライスを食べ始めた。
「どう。お味は」
「美味しいです。最高に美味しいです」
三人はハフハフ言いながらカレーライスを食べた。
「そう言ってもらえると嬉しいわ。たくさんあるから、うんと食べてね」
三人は、みなおかわりして二杯、食べた。
三人は食べおわるとゴクゴク水を飲んでフーと一息した。
「京子さんて料理がうまいんですね」
一人が言った。
京子は照れくさそうに微笑した。
「こんなつつましい女の人にあんな事をしたかと思うと信じられない思いです」
別の一人が言った。
京子は羞恥に頬を赤らめた。
ねえ君達、と言って京子は顔を赤らめて言いためらった。
「なんですか」
一人がすぐに聞いた。
「また今日みたいな事してくれる」
京子が言うと男達はニヤリと笑った。
「ええ。願ってもないことです」
男は欣喜雀躍とした口調で言った。
「京子さんは、どんな風に責められたいんですか」
「どんな風でもいいわ。全部、君達にまかすわ」
「じゃあ僕達もうんと趣向をこらした責めを考えておきます」
「こ、こわいわ。でも今から興奮してドキドキしちゃうわ」
「じゃあ、今度は今日よりもっと酷い責めをします。京子さんが泣き叫ぶまでいじめ抜きます。許しを求めても聞きません」
そう言って男達は顔を見合わせてニヤリと笑った。


平成20年12月2日(火)擱筆

女と三人の少年

女と三人の少年

  • 小説
  • 短編
  • 青春
  • 恋愛
  • コメディ
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2021-07-27

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