男女入れ替わり物語

哲也と、京子は、犬猿の仲である。
同じクラスだというのに。
哲也と、京子は、いつも、駿台模擬試験で、トップを争っていた。
「やーい。京子。今回は、オレ様が、一番だぞ。お前なんて、6番じゃねえか」
と言うと、京子は、
「ふん。何さ。たまたま、数学の問題のヤマが当たっただけじゃない」
と言い返した。
二人のライバル意識は、強かった。
お互い、絶対、相手には、負けたくないと思っていた。
二人は、共に、東大理科三類(医学部)を目指していた。
そして、模擬試験の結果から、二人は、東大理科三類に入れる学力があった。
しかし、ライバル心もあって、哲也と京子の仲は、悪かった。
・・・・・・・・・
ある日曜日の夜のことである。
哲也は、夜、一時まで勉強して、クタクタになって床に就いた。
哲也は、夜、寝る時、京子を、丸裸にして、吊るして、鞭打つ、夢想にふけるのが、唯一の楽しみだった。
「許してー。哲也さまー。私がわるうございましたー」と泣き叫ぶ、京子の哀願を無視して、京子の尻を鞭打つ夢想が、一番の、そして、唯一の、哲也の楽しみだった。
床に就くと、さっそく睡魔が襲ってきた。
しかし、何か、部屋の中に、いつの間にか、金色に輝くものが現われた。
よく見ると、それは、薄目をした、お釈迦さま、だった。
哲也は、これは、夢ではないかと、頬っぺたを抓ってみた。
痛かった。
お釈迦さまは、厳かな口調で、こう言った。
「哲也よ。お前は、クラスメートの京子を嫌っているな。しかし、それは、いかん。男と、女は、仲ようせにゃ、いかん。京子を嫌った、罰として、明日から、二日間、お前の心を、京子の肉体に入れる。お前は、明日から、二日間、京子となって生きるのじゃ」
そう言うや、金色に輝く、お釈迦さま、は、スーと姿を消していった。
哲也が、学習机の上の時計を見ると、時刻は、11時30分を指していた。
哲也は、あまり、勉強し過ぎたから、あんな、夢を見たのだ、と、虚ろな意識の中で思った。
そして、そのまま、泥のように、眠りに就いた。
・・・・・・・・・・
さて、翌日の月曜日である。
「ふあーあ」
と、大きく欠伸をして、哲也は、階段を下りていった。
そして食卓についた。
何だか、家の様子が、自分の家ではないような気がしたが、哲也は、低血圧症で、朝が弱いので、朝は、気持ちが、ハッキリしないので、別に、気にならなかった。
「京子。朝ご飯よ」
そう言って、見知らぬ、ある中年の、きれいな女性が、鍋を持って、キッチンから、食卓にやって来た。
哲也は、びっくりした。
女は、ニコッと、笑うと、
「おはよう。京子。髪の毛が、ボサボサよ。あなたらしくないわね」
と言って、鍋を持って、食卓の上に置いた。
それには、コーンスープが入っていた。
哲也は、目の前で、笑っている、見知らぬ女を、じっと見つめた。
そして、記憶の中から、彼女が、誰なのか、必死で探してみた。
そして、ついに、思い当たった。
彼女は、京子の母親である。
以前、京子が、町で、母親と、歩いているのを、哲也は、見たことがあった。
40代の、中年の女にしては、きれいだな、と強く、印象に残っていたのである。
哲也は、あせった。
(すると、まさか、昨日の夢は、本当で、お釈迦さま、が自分の心を、京子の体の中に入れてしまったのだろうか?)
と、哲也は思った。
哲也は、
「お母さん。ちょっと待って」
と、言って、急いで、階段を上がって、自分の部屋にもどった。
哲也の低血圧症は、完全に吹き飛んでいた。
よく見ると、部屋は、哲也の部屋ではない。
等身大の姿見のカガミが、壁に立てかけてあったので、急いで、その前に立った。
哲也は、びっくりした。
カガミに映っていたのは、紛れもない、京子の顔であった。
哲也は、これが、本当か、どうかと、試すために、右手をサッと上げてみた。
すると、カガミの中の、京子の姿をした人間も、同時に、同側の手をサッと上げた。
哲也が、あかんべー、をすると、カガミの中の、京子の姿をした人間も、全く同じように、あかんべー、をした。
哲也は、サイドキックのポーズをとった。
すると、カガミの中の、京子の姿をした人間も、同時に、サイドキックのポーズをとった。
(まさか。本当に、京子の体の中に入ってしまったのか?)
哲也は、頭が混乱した。
そして、ベッドに座った。
哲也は、朝、起きた時から、何か、胸が重たいのが、少し気になっていた。
それで、哲也は、胸を触ってみた。
すると、そこは、信じられないほど、大きく、ふくらんでいた。
パジャマを、急いで、脱ぐと、胸には、白いブラジャーが着いていた。
そして、その中に、大きな、女の乳房が、収まっていた。
哲也は、びっくりした。
哲也は、ある決定的なことに気がついた。
哲也は、急いで、パジャマのズボンを脱いでみた。
すると、何と、哲也の股間は、ブリーフではなく、白いパンティーが、履かれていた。
哲也は、急いで、パンティーの上に手を当ててみた。
哲也は、びっくりした。
おちんちん、と、金玉の感触が無いのである。
まさか、と、思いつつも、哲也は、急いで、パンティーを脱いで、全裸になってみた。
そして、股間を見た。
哲也は、びっくりした。
股間には、おちんちん、と、金玉が無かった。
そこは、ツルーと、何も無く、その代わりに、恥骨の下に、割れ目があったのである。
哲也は、割れ目に、指を入れてみた。
指は、スルリと穴に入った。
哲也は、穴に入れた指で、中をまさぐってみた。
まさぐっているうちに、何だか、気持ちが良くなってきた。
しかし、哲也は、冷静になって、穴から、指を引き抜いた。
(これは、まんこ、だ。オレの心は、本当に、京子の体に入ってしまったのだ)
哲也は、ここに至って、やっと、自分が京子の体に入ってしまったことを、理解した。
哲也は、パンティーを履き、ブラジャーを着けた。
哲也は、机の横の、小さな箪笥を開けてみた。
すると、一番、上の引き出しは、下着で、パンティーや、ブラジャーで、いっぱいだった。
衣装入れ、と思われる、観音開きの戸棚を、開けてみると、セーラー服、や、スカート、や、ブラウスなど、女物、ばかりだった。
そして、哲也は、次に、学習机の横に置いてある、カバンを開けてみた。
そして、ノートを取り出して、開いてみた。
ノートには、ビッシリと、きれいな文字で、物理の授業の、講義が、書かれていた。
それは、以前に見た、間違いなく、京子の字だった。
哲也は、ここに至って、やっと、本当に、自分が京子の体に入ってしまったことを、理解した。
(さあて。一体、どうしよう?)
哲也は、腕組みをして、考え込んだ。
「非常事態の時ほど冷静になれ」というのが、哲也のモットーだった。
そのモットーに従って、哲也は、冷静に考えてみた。
(お釈迦さまは、二日間、オレの心を、京子の肉体に入れる、と言った。なら、二日間、素直に、京子になってみよう。女の心を知れる、いい機会でもある。二日間、したら、オレは、元の、自分の体に戻れるのだから)
そう、哲也は、思った。
(ところで、オレは、一体、どこまで、京子になったのだろう?)
そんな疑問が、起こってきた。
それで、哲也は、ノートを開いて、「私は、今日から、二日間、京子です」と、書いてみた。
それを見て、哲也は、驚いた。
その筆跡は、自分の筆跡では、全くない。
哲也は、京子の、歴史の授業のノートを、取り出して開いた。そして、そこに書いてある、「蛮社の獄は、1839年、徳川幕府が、渡辺崋山、高野長英らの蘭学者を言論弾圧した事件」という文字に、着目して、「蛮社の獄は、1839年、徳川幕府が、渡辺崋山、高野長英らの蘭学者を言論弾圧した事件」と、ノートに、サラサラっと書いてみた。
すると、その筆跡は、京子の筆跡と、全く、同じだった。
(そうか。筆跡まで、オレは、京子になってしまったのか)
哲也に、次なる疑問が、起こった。
(オレの声は、一体、どうなったのだろう?)
その疑問は、頭のいい哲也が、持って当然の疑問だった。
哲也は、そっと、階段を降りてみた。
京子の母親が、食卓で、一人で朝食を食べていた。
「あら。京子。どうしたの。待ちきれないから、先に食べ始めたわよ?」
京子の母親が、そう言った。
京子の父親は、ある大企業の、重役で、シンガポールに出向していて、京子は、母親との二人暮らし、だということは、哲也は、知っていた。
哲也は、
「別に」
と言って、食卓に着いた。
京子の母親は、コーンスープと、トーストと、サラダと、目玉焼き、を、京子の前に置いた。「ありがとう。お母さん」
京子は、ペコリと頭を下げた。
「早く食べなさいよ。学校、遅刻しちゃうわよ」
母親が言った。
「はい」
そう言って、京子は、母親の用意した朝食を食べ出した。
「ねえ。お母さん」
哲也は、京子の母親に話しかけた。
「なあに?」
母親は、ニコッと、笑って、京子を見た。
「私の声って、いつもと違わない?」
哲也が聞いた。
京子の母親は、クスッと、笑った。
「突然、何を言い出すの?あなたの声は、あなたの声じゃない。風邪でも、ひいて、咽喉が嗄れたんじゃないか、って、心配でも、しているの?」
母親が言った。
「ううん。風邪は、ひいてないわ。突然、変なこと、聞いてごめんなさい」
と、京子は、ペコリと頭を下げた。
哲也は、内心、
(なるほど。オレは、声までも、京子の声になってしまったのか)
と、納得して、一人で、ウンウンと、頷いた。
哲也は、もう少し、深く、自分がどこまで、京子になったのか、知りたくなった。
それで、母親に向かって、
「お母さん。イチゴのジャムない?」
と聞いた。
「イチゴのジャムを、どうするの?」
と、母親は、聞き返した。
疑問に満ちた目で。
「トーストに塗るの」
哲也は、答えた。
母親は、訝しそうに、娘を見た。
「変ね。あなたは、トーストは、何もつけず、バターだけで、食べるのが、絶対、美味しいって、言ってたのに。どういう気の変わりようなの?」
そう言いながら、母親は、キッチンに行って、イチゴのジャムの壜を持ってきた。
哲也は、イチゴのジャムの壜を、開けた。
そして、哲也は、トーストに、イチゴのジャムをつけた。
「そ、それは・・・。ちょっと、学校で、今まで、常識だって、思っていたことが、間違っていた、ってことがあって・・・。それで、何事も、一度は試してみようって、思うようになったの」
そう言いながら、哲也は、ジャムのついた、トーストを食べた。
「そうだったの」
そう言って、京子の母親は、ニコッと、笑った。
「うん。ジャムをつけたトーストも、結構、おいしいわ」
哲也は、苦笑して、トーストを食べながら言った。
(そうか。好みまでは、京子になりきっていないんだな。これは、気をつけないと)
と、哲也は、心の中で呟いた。
食事がおわると、哲也は、
「ごちそうさま」
と言って、食卓から離れ、階段を上って、京子の部屋に入った。
そして、ベッドの上で胡坐をかいた。
(オレは、顔も姿も、声も、筆跡も、京子になっている。そして、その期間は、二日間だけだ。それなら、学校に行って、オレが京子を演じてやろう)
今日は、月曜日である。
(勉強で、オレ様に、追いつくほどの、生意気な、京子の名誉を、ズタズタにしてやろう)
そんな、思いが、沸々と哲也の心に沸いてきた。
(そして、京子を知り、そして、女というものを知ってやろう。これも貴重な体験だ)
と、哲也は、思った。
哲也は、パジャマのまま、ベッドに、ゴロンと、横たわった。
冷静な性格とはいえ、哲也は、気が動転していたので、気づかなかったが、考えてみれば、自分は、今、女なのだ。
哲也は、パジャマの上下を脱いで、ブラジャーと、パンティーだけの姿になった。
そして、ブラジャーの上から、胸を揉んでみた。
何とも、柔らかい。
哲也は、変な気分になった。
(女って、こんな、やっかいな物を、いつも、つけているのか。煩わしいな)
そう思いながらも、哲也は、ブラジャーを外し、胸を揉んでみた。
揉んでいるうちに、何だか、気持ちが良くなってきた。
ハア、ハアと、哲也の呼吸は荒くなっていった。
そして、乳首をつまんで、コリコリさせてみると、乳首が、円柱のように、大きく、尖り出した。その乳首を、さらに、コリコリさせると、一層、気持ちが良くなった。
(ああー。気持ちいいー)
哲也は、思わず、喘ぎ声を出した。
哲也は、今度は、手を、パンティーの中に入れ、割れ目の中に、指を入れてみた。
穴の奥は、ヌルヌルしていた。
指は、スポッと、穴の中に、入った。
穴の中の、柔らかい肉を、指で押して、刺激しているうちに、だんだん、気持ちよくなってきた。
同時に、穴から、ネバネバした、白濁した液体が、出始めた。
(ああー。気持ちいいー)
哲也は、思わず、喘ぎ声を出した。
哲也は、片手で、乳首をコリコリさせ、片手で、穴に入れた指の蠕動を、速めていった。
それに、ともなって、哲也の興奮は、どんどん、高まっていった。
何かの、液体が出そうになるのを、哲也は、感じた。
それを、出してしまいたい、欲求も、どんどん、高まっていった。
哲也は、オナニーを、どんどん、激しくしていった。
(ああー。で、出る―)
哲也は、何かの液体が、出る予感を感じた。
その時である。
オシッコのような液体が、激しく、割れ目から、噴き出した。
それは、男の、オシッコと、同じように、勢いよく、噴出した。
それを、全部、出し切った後は、男の、オナニーの後のように、激しい虚無感におちいった。
(なるほど。これが、女の潮吹き、という、ものなんだな)
と、哲也は、感心したように思った。
京子も、やはり、こうやって、オナニーしているのだろうか、と哲也は、思った。
哲也は、もっと、せっかく、女の体になれたのだから、オナニーして、楽しみたいと思った。
しかし。それは、学校から、帰ってから、ゆっくりと、存分に楽しむことが、出来る。
なので、哲也は、オナニーをやめた。そして、床に散らばった、潮を、ティッシュペーパーで、拭いて、ティシュペーパーで、まんこの、白濁液を拭いた。
哲也は、学校に、行くことに、決めた。
哲也は、京子の、セーラー服、と、スカートを履いた。
そして、カバンを持って、階下に降り、母親に、
「行ってきまーす」
と、元気よく返事して、家を出た。
「行ってらっしゃい」
と、京子の母親は、笑顔で、手を振って、見送った。

学校についた哲也は、京子の席に着いた。
「おはよう。京子」
「おはよう。京子」
と、京子の、友達が挨拶した。
「おはよう。順子。美奈子」
と、哲也は、笑顔で返事した。
「京子。昨日のテレビドラマ見た?」
「ううん」
「そうよね。京子は、真面目だから、勉強しかしないから、テレビドラマなんて見ないわよね」
京子の友人の、美奈子が言った。

キーン・コーン・カーン・コーン。
授業が始まった。
一時間目は、国語の授業だった。
月並みな、いつもの授業だった。
二時間目は、体育の授業だった。
なので、当然、ジャージに着替えるために、女子更衣室に入った。
女子生徒たちが、みんな、着替えていく。
哲也は、呆然と、彼女たちの、着替えを見守った。
クラスの女子生徒達の、着替えを、公然と、見れる機会など、一生に一度、今しかない。という思いが、哲也の心に、強く働いたのである。
女の一人が、呆然としている、京子を、訝しがって、見て、質問した。
「ねえ。京子。どうしたの。着替えないで、ボケーとして」
京子は、あわてて、
「ううん。何でもないの。ちょっと、考え事してて・・・」
と、言って、急いでジャージに着替えた。
哲也は、ふふふ、と笑って、背後ろから、クラス一の美女の、由美子の、胸を、ムズと、触った。
「きゃー」
由美子が、声をあげた。
哲也は、一度、胸の大きな、由美子の、胸を触りたい、と思っていたのである。
「やだー。京子。変なこと、しないでよ」
由美子が、振り向いて、顔を赤くして言った。
「いいじゃない。女同士なんだから」
哲也は、ふざけた口調で、そう言った。
「それは、そうだけど・・・。こんな、悪戯、真面目な京子らしくないわね。どうしたの?」
由美子が聞いた。
「私。昨日、ちょっと、いいことがあって、今、ちょっと、気分が、ハイなの。ごめんね」
京子が言った。
「そうなの。いいことって、何?」
由美子が聞いた。
「それは、秘密」
と、哲也は、言った。
こうして体育の授業が始まった。
「じゃあ、今日は、女子は、マット運動だ。ついでに、柔道の寝技も、少し、やってみよう」
と、体育教師が言った。
「じゃあ、前転飛び、を、やってみよう」
と、体育教師が言った。
女子は、運動神経が、鈍く、みな、下手である。
哲也は、前転飛びは、出来たが、上手くやると、怪しまれる、と、思ったので、わざと、下手にやって、尻もちをついた。
柔道の、寝技の練習では、哲也は、由美子と、組んで、さかんに、由美子に、袈裟固めをした。
そして、由美子の体の感触を、心ゆくまで、触りまくった。

午前中の授業が終わって、昼休みになった。
哲也は、クラスのスケベな、男子生徒である、助平に、声を掛けた。
「ねえ。助平君。ちょっと、話しがあるの。体育館に来てくれない?」
そう、哲也は、助平に、言った。
助平は、京子に、憧れていて、「好きだ。付き合ってくれ」と、告白していたのだが、京子は、助平を嫌っていて、断っていた。
しかし、助平は、それでも、京子に、しつこく、つきまとっていた。
「用は何だ?」
助平が不機嫌そうな顔で聞いた。
「それは、体育館で、話すわ」
そう言って、京子は、去って行った。

京子が、体育館で待っていると、助平が、のっそりと現れた。
「用は何だ?」
助平が不機嫌そうに聞いた。
「あ、あの。助平君。私を、好きにして」
京子が言った。
助平は、京子の発言に、目を白黒させて驚いた。
「ど、どうして、そんなこと、言うんだ?」
助平は、わけが、わからなくなって、目を丸くして聞いた。
「あのね。私。本当は、マゾなの。それで、助平君に、犯されることを、毎晩、想像していたの。それで、その気持ちが、押さえられなくなっちゃって、勉強も手につかなくなっちゃったの。だから、助平君に、犯されたいの」
京子は、顔を赤らめて、恥らいながら、言った。
「ほ、本当かよ?」
助平は、目を白黒させながら聞いた。
「ええ。本当よ。さあ。私を好きにして」
京子が言った。
「そうだったのか。ふふふ。それじゃあ、たっぷりと楽しませて、もらうぜ」
そう言って、助平は、京子の背後から、京子に、ガッシリと抱きついた。
そして、痴漢のように、京子の体を、服の上から、触りまくった。
京子は、
「ああっ」
と、喘ぎ声を出した。
「ふふふ。お前がマゾだとは、知らなかったぜ。まあ、貞淑な女は、本心は、淫乱、ということは、よくあるからな」
そう言って、助平は、京子の体を、制服の上から、そして、徐々に、服の中に手を、忍ばせて、京子の、胸のふくらんだ部分をブラジャーの上から、揉み、スカートの中に手を入れて、パンティーの上から、京子の、恥部の膨らみを揉んだ。
それは、いやらしい、痴漢の図だった。
「ああっ」
京子は、切ない、喘ぎ声を出した。
やがて、助平の手は、京子のパンティーの中に入って行った。
「ああっ」
京子は、切ない、喘ぎ声を出した。
助平は、ハアハア、と息を荒くしながら、さかんに、自分の腰を京子の尻に、押しつけた。
「ああー。感じるー」
京子は、切ない、喘ぎ声を出した。
体は、京子でも、心は、哲也である。
しかし、また、心は、男でも、体は、女である。
哲也は、京子になりきっていた。
(女って、男に、犯されると、こんなに、感じるんだな)
と、哲也は、感心していた。
助平は、京子の太腿に、しがみついたり、頬ずりしたり、と、さんざんに、京子の体を弄んだ。
その時である。
京子とは、別のクラスの不良男子生徒たちが、たまたま、ゾロゾロと、タバコを吸いながら、体育館にやって来た。
彼らは、すぐに、助平と京子に気づいた。
「おい。助平。お前。何をやっているんだよ?」
と、不良生徒たちが、聞いた。
そして、不良生徒たちは、助平と、京子の方に、やって来た。
「ふふふ」
と、助平は笑った。
「あのな。京子は、本当は、凄いマゾなんだ。オレに、犯されることを、想像して、我慢できなくなって、好きなようにして、って、言ったんだ。だから、こうやって、京子を弄んでいるんだ」
そう助平が、言った。
「本当かよ。信じられないな」
不良生徒たちは、目を白黒させながら、言った。
「ああ。本当さ」
助平は、ふてぶてしい口調で言った。
「おい。京子。本当かよ?」
不良生徒たちが、聞いた。
「ほ、本当なの」
京子は、顔を赤らめながら、言った。
「信じられない」
不良生徒たちは、あっけにとられた、ように、ポカンとしていた。
しかし、助平が京子を、いくら、弄んでも、京子は、
「ああっ。気持ちいいー」
と、喘ぎ声をあげるだけで、さからう様子がない。
不良生徒たちは、ゴクリと生唾を飲み込んだ。
彼らの目は、緩み、股間は、膨れてきた。
「おい。京子。オレ達も、お前を触ってもいいか?」
不良生徒の一人が聞いた。
「い、いいわ。好きなようにして。私。あなた達にも、よってたかって、弄ばれたいと、思っていたの」
京子は、顔を赤くして、恥じらいながらも、大胆に言った。
不良生徒たちは、京子が、そう言っても、まだ、信じられない、といった様子だった。
しばしの時間が経った。
不良生徒たちは、ようやく、納得したかのように、京子に、近づき出した。
「待て」
男の一人が制止した。
「何だ?」
「もしかすると、これは、京子の作戦かもしれないぞ。オレ達を退学させるために、わざと、オレ達に、犯させて、それを、教師に告げるのかも、しれないぞ」
男がそう言った。
「なるほど。そうかも、しれないな。でなけりゃ、こんなことが、行われるはずが、ないもんな」
不良生徒たちは、疑い出した。
「きっと、教師に、あらかじめ、連絡しておいているんだろう。すぐに教師たちが、やって来るぞ。現行犯を押さえられたら、おしまいだからな。どんな、言い訳をしたって、通用しないからな」
そうだ、そうだ、と、不良生徒たちは、言い合った。
それで、不良生徒たちは、しばし、助平が京子を弄ぶ光景を、見ていた。
それは、教師がやって来るのを、待つためでも、あった。
しかし、いくら、時間が経っても、教師は現れない。
「そんな、計画なんて、していないわ。本当よ。私は、マゾで、毎晩、妄想に悩まされて、困り果てていて、ついに、我慢できなくなって、本心を言ったの。お願い。信じて」
京子は、訴えるように言った。
「さあ。あなた達も、私を弄んで。私。あなた達にも強姦されたい願望があるの」
京子は、訴えるように言った。
ここに至って、不良生徒たちの心も、京子の訴えを、信じる方向に傾き出した。
不良生徒たちの心は、ついに、退学をおそれる、気持ち、より目前の、京子を、弄びたい、欲求に、勝った。
性欲の旺盛な、年頃の男子にとっては、それは、極めて当然のことだった。
「もう。退学になってもいいや」
うわー、と、叫んで、不良生徒たちは、飢えた野獣のように、一斉に、京子に襲いかかった。
彼らは、京子の手を、背中に。捻じり上げ、京子の、豊満な胸、や、太腿、や、尻、や、アソコ、などを、触りまくった。
「ああー」
京子は、喘ぎ声を出した。
男達の、ペッティングに、京子は、本当に感じているようだった。
抵抗もしないし。
不良生徒たちの一人が、京子の、パンティーの中に、手を入れた。
そして、その中を、まさぐった。
クチャクチャと、音がし出した。
「うわー。すげー。愛液が、ベチョベチョに出てるよー」
パンティーの中に、手を入れている男が言った。
「うわー。すげー。乳首、が、ビンビンに勃起してるよ」
京子の胸を揉んでいた男が言った。
「じゃあ、これは、やっぱり、本当だな。京子は、こうされて、感じているんだから」
男達は、ようやく納得した。
男たちは、ハアハアと、興奮し出した。

その時。
ジリジリジリー。
午後の休み時間の終わりを告げるベルが鳴った
「ちぇっ。いい所だったのに」
一人が舌打ちした。
「でも、最高の感触だったな。オレ。もう、京子の犯されている姿が、目に焼きついて、一生、忘れないぜ」
一人が言った。
「あ、あの・・・」
京子が、顔を真っ赤にして、何か言おうとした。
「何だ?」
男の一人が聞いた。
「あ、あの。今度は、私を丸裸にして、縛って。そして、私をうんと、いじめて」
京子は、あられもない要求をした。
「ああ。願ってもないぜ」
「その時。私が、嫌って、言っても、構わずに、私を弄んで」
京子が言った。
「どうして?」
「だって、私が、嫌がる方が、男の人は、興奮するでしょ」
男たちは、顔を見合わせて、ニヤリと笑った。
「ふふふ。わかったよ。そうするよ」
そう言って、京子と、助平と、不良生徒たちは、教室にもどった。

午後の最初の授業は、美術だった。
美術教師が来た。
「みな。身近にあるもので、美しいと思うものを、一つ、話し合って、決めて、それを、鉛筆デッサンしなさい」
そう言って、美術教師は、教室から出ていった。
「何にする?」
生徒たちは、何をデッサンのモデルにするかで、話し合った。
その時。
「あ、あの・・・」
と言って、京子が手を挙げた。
その時。
「あ、あの・・・」
と言って、京子が手を挙げた。
「なあに。京子?」
皆が、京子を見た。
「あ、あの。もし、私の裸でよろしければ、私が、ヌードデッサンのモデルになります」
と、京子が言った。
皆は、びっくりして、唖然とした顔で京子を見た。
「京子。あなた。今日、少し、様子がおかしいわよ。大丈夫?」
同級生の女学生が言った。
「い、いえ。大丈夫よ。本心を言うと、私、一度、ヌードデッサンのモデルになってみたかったの」
京子は言った。
「そうか。じゃあ、決まり。異議のある人はいますか?」
男子生徒の一人が皆に聞いた。
「異議なーし」
皆は、異口同音に言った。
男子生徒は、欣喜雀躍とした様子だった。
皆は、ゾロゾロと美術室に行った。
「じゃあ。脱ぐわ」
そう言って、京子は、セーラー服を脱ぎ、スカートも脱いだ。
京子は、ブラジャーとパンティーだけになった。
「おおー」
男子生徒は、ゴクリと生唾を飲み込んだ。
そして、京子は、手を後ろに回して、ブラジャーのホックを外した。
京子の、豊満な、乳房が現れた。
「おおー」
男子生徒は、また、歓声を上げた。
京子は、さらに、パンティーも、脱いで、一糸まとわぬ丸裸になった。
「おおー」
男子生徒は、また、歓声を上げた。
京子は、床に座り込み、片手で、乳房を覆い、片手で、女の秘部を隠した。
「さあ。みんな。私のデッサンをして」
京子は、そう、皆に言った。
「きれいに書いてね」
京子は、頬を赤くしながら言った。
「ああ。精一杯、努力して書くよ」
男子生徒たちは、嬉しそうに言った。
男子生徒たちも、女子生徒たちも、京子の、ヌードデッサンを書き始めた。


午後の授業が終わり、放課後になった。
放課後の、京子の部活は、軟式テニス部だった。
「ねえー。みんな。駅前に、健康ランドが出来たじゃない。行かない?」
京子が提案した。
「でも、どうして?」
「たまには、みなで健康ランドも、いいんじゃない」
「わかったわ。京子がそこまで言うなら」
こうして、女子生徒達は、健康ランドに行った。
健康ランドで、京子(の姿をした哲也)は、クラスの女子、全員の、裸を、まじまじと見た。
それは、あまりにも、衝撃的で、また、刺激が強すぎた。
京子(の姿をした哲也)は、「洗ってあげるわ」と言って、健康ランドに来た、女子生徒、全員の体を、丁寧に洗った。
京子が、ハアハアと、息を荒くしているので、女子生徒たちは、疑問に満ちた目で、
「どうしたの。京子?」
と聞いた。
「別に、何でもないわ。気にしないで」
と、京子は、言った。

家についたのは、夜7時過ぎだった。
「おかえり。京子。遅かったわね。何か、あったの?」
そう言って、母親が出迎えた。
「ううん。別に」
京子は手を振った。
「もう、夕食が出来ているわよ」
母親が言った。
こうして、京子と、母親は、夕食を食べた。
夕食の後。
母親が風呂に入った。
少しして、京子も、風呂に入ってきた。
「まあ。京子。一体、どういう風の吹き回しなの。子供じゃあるまいし?」
「いいじゃない。お母さん。親子なんだから。久しぶりに、お母さんと、一緒に、お風呂に入りたくなったの」
そう言って、京子は、風呂場に入ってきた。
京子は、椅子に座った。
そして、母親の背後に回った。
「お母さん。体を洗ってあげるわ」
そう言って、京子は、スポンジを、石鹸で、泡立てた。
そして、母親の背中を、洗い出した。
「ああ。たまには、こうして、人に、洗ってもらうのも、気持ちがいいわね。でも、どうして、そんなに、親切にしてくれるの?京子」
母親が聞いた。
「そんな、水くさいこと、聞かないで。娘が、母親に孝行するのは、当然じゃない。私は、勉強ばかりの毎日で、家のことは、全て、お母さんに、任せてしまっているので、たまには、親孝行がしたくなったの」
京子は、そう言った。
「そうなの。嬉しいわ。京子ちゃん」
母親が言った。
京子は、母親の、背中を、たっぷりと時間をかけて、背中をスポンジで、擦る、というより、撫でた。
そして、京子は、母親の背後から、手を伸ばして、母親の、大きな乳房や、腹、尻、きれいな足、と、母親の、体の、隅々まで、スポンジで、撫でて、泡立てた。
京子は、母親の、背中に、自分の体を、ピッタリとくっつけた。
そして豊満な乳房に、ピタリと手を当てた。
「な、何をするの。京子ちゃん?」
母親が聞いた。
「いいじゃない。親子同士なんだから。私、ちょっと、最近、さびしくて、こうして、お母さんに、抱きついていると、心が落ち着くの」
京子が言った。
「そ、そうなの。それなら、いいわ」
母親は、そう言ったが、あまり、して欲しくないような様子だった。
京子の母親は、40代だが、まだまだ、全く、若く、肌も、瑞々しかった。
そして、母親には、京子の面影があった。
京子の姿をした哲也は、京子の姿になれたことを、いいことに、熟した人妻の体を、思う存分、味わった。
哲也にとって、成人した、女の体を触るのは、これが、初めてだった。
(ああ。最高に気持ちいい。しかも、こんな美人の体を触れられるとは)
京子の姿をした哲也は、とろける様な、酩酊にふけっていた。
しばしして、京子は、母親から、離れて、シャワーで、泡まみれの、母親の体を流した。
そして、一緒に浴槽に入った。
京子は、母親に気づかれないように、横目で、豊満な、京子の母親の乳房を見た。
「じゃあ、もう、そろそろ、出るわ。ありがとう。京子」
そう言って、母親は、浴槽を出た。
その後、しばし、湯に浸かっていた京子も、風呂を出た。
そして、パジャマに着替えた。
トントン。
京子は、母親の寝室をノックした。
「なあに。京子?」
母親は、戸を開けずに、言った。
「入るわよ」
そう言って、京子は、ドアノブを回して、母親の寝室に入った。
母親は、ベッドに寝ていた。
「お母さん。マッサージしてあげるわ」
京子が言った。
「えっ。いいわ」
母親は、あせって、断った。
「遠慮しなくて、いいわ」
そう言って、京子は、掛け布団をとった。
母親は、真っ赤になった。
京子も、びっくりした。
なぜなら、京子の母親は、ノーブラで、Tバックの極めてセクシーなパンティーだけで、スケスケのネグリジェ、という姿だったからである。
京子の父親は、ある大企業の、重役で、シンガポールに出向していて、京子は、母親との二人暮らしである。
おそらく、まず、間違いなく、夜の生活が無くて、さびしいので、セクシーな格好をすることで、男を求めたい、悶々とした、気持ちを、紛らわしているのだろう。
京子(の姿をした哲也)は、裸、同然の、母親の体を、念入りに、マッサージした。
京子(の姿をした哲也)は、マッサージする、という口実で、激しく興奮しながら、思うさま、熟女の体を触りまくった。
尻、や、太腿、は、特に、念入りに。
母親は、断るわけにも、いかず、恥ずかしい格好を見られていることに、羞恥で顔を真っ赤にしながら、やむを得ず、といった様子で、娘のマッサージを受けた。
「も、もう。いいわ。十分、疲れが、とれたわ。ありがとう。京子」
かなりの時間、マッサージを受けた後、母親が言った。
おそらく、恥ずかしさに耐えきれなくなって、言ったのだろう。
京子は、母親に言われて、マッサージをやめた。そして、
「おやすみなさい。お母さん」
と言って、母親の寝室を出た。
そして、自分の部屋に入った。
京子の体に入った、哲也に、ふと、一つの疑問が起こった。
(京子を演じることに、夢中でいたが、はたして、オレの体は、一体、どうなっているのだろう?)
哲也は、興奮の連続で、そんな基本的な事を、忘れていたのだ。
てっきり、魂だけが、抜けて、自分の体は、睡眠状態になっている、と、漠然と、勝手に思っていたのだ。
(しかし、そうだとしたら、母親が心配するだろう)
哲也は、そう思った。
一体、自分の体は、今、どうなっているのだろう、という疑問がわいてきた。
哲也は、家に行ってみようかと思った。
しかし、今の姿は、京子なので、それは、不自然だ。
それで、哲也は、京子のスマートフォンで、自分の携帯番号に電話してみた。
トルルルルルッ。
「はい。どなたでしょうか?」
電話に出たのは、哲也の声だった。
「もしもし。あなたは、誰ですか?」
哲也が聞いた。
「私は、京子です」
電話の相手が答えた。
「どうして、君が、僕の声をしているの?」
哲也が聞いた。
「わからないわ。昨日の夜、不思議なことがあったの」
「どんなこと?」
「私が、昨夜、寝床についたら、何か、部屋の中が、金色に輝き出したの。11時30分よ」
「それで?」
「それで。お釈迦様が出てきて。こう言ったの。・・・京子よ。お前は、クラスメートの哲也を嫌っているな。しかし、それは、いかん。男と、女は、仲ようせにゃ、いかん。哲也を嫌った、罰として、二日間、お前の心を、哲也の肉体に入れる。お前は、明日から、二日間、哲也となって生きるのじゃ・・・ってね」
「ええっ。それで、君の体は、どうなったの?」
「今朝。起きたら、あんたの体になっていたわ」
「ええっ。そうなの。僕も全く同じだよ。今朝、起きたら、京子の体になっていたんだ。それじゃあ、君と、僕は、心が入れ替わってしまったんだ」
「どうやら、そうみたいね」
「それで、君は、今日、どうしていたの?」
哲也が聞いた。
「ショックで、あなたの母親に、今日は、体調が悪いから、学校、休むって、言って、学校、休んだの。あなたは、どうしたの?」
京子が聞いた。
「学校に行ったよ。サボるわけには、いかないだろう」
「学校、どうだった?何か、変なこと、しなかったでしょうね?」
「な、何もしてないよ」
「ウソおっしゃい。つい、さっき、助平君から、あなた宛てに、メールが来たわ。それじゃあ、助平君のメールを読むわ」
そう言って、京子は、メールの文章を読み出した。
「おい。哲也。今日の昼休み。信じられないことが起こったぞ。京子が、オレに話しかけてきたんだ。そして、京子は、すごいことを、オレに言ったんだ。その内容は言えないが。オレは、今、最高に興奮している。あまりにも、嬉しいので、ともかく、メールを送るぜ」
と、助平のメールを読んで、京子は、一息ついた。
「何が、何もしてない。よ。一体、何をしたの?」
京子は、怒り心頭に発している口調だった。
「い、いや。助平が、お前を、熱烈に慕っているのに、お前が、つめたい態度だから、助平が、可哀想だと思って・・・」
「何、見え透いたウソ言ってるの。それと。クラスの津田君からも、メールが来たわ。こう書かれてあるわ」
と、言って、京子は、津田のメールの文章を読み出した。
「『おい。哲也。今日の、美術の時間に信じられないことが、起こったぞ。京子が信じられないことを、したんだ。明日、楽しみにしていろ』だって。あなた、一体、何をしたの?」
京子は、怒り心頭に発している口調だった。
京子が、怒っている様子は、目に見えるごとくに、想像された。
「あなた。私になれたのをいいことに、さんざん、何か、スケベな悪さをしたでしょう」
「い、いや。そんなに、してないよ」
「隠したって、ダメよ。明日、学校に行けば、全て、わかるわ。どうせ、ろくでもない、ことでしょ」
京子は、怒り心頭に発している口調だった。
「それより。あんたの、倫理観は、何なのよ。あんたの、パソコンを開いてみたら、スケベで、いやらしい、裸の女のSM写真の、画像ばかりじゃない。それに、水着姿の盗撮の写真も、千枚以上、あるし。これは、立派な犯罪よ」
京子は、怒り心頭に発している口調だった。
「い、いや。ぼ、僕は、真面目で、一日中、勉強の毎日だろ。だから、勉強ばかりして、頭が、パンクしてしまわないよう、適度な息抜きを、しなくては、と思って、の、ことなんだ」
と哲也は、言った。
「まあ、明日、学校にいけば、全て、わかるわ。私。明日、学校に行くわ。あなたも、来なさい」
そう言って、京子は、電話を切った。

「火曜日」

翌日になった。火曜日である。
哲也の姿をした京子は、朝食を食べ、制服を着て、学校へ、
「行ってきまーす」
と言って、出かけた。
「いってらっしゃい。体調が悪くなったら、無理しないで、早退しなさい」
と、哲也の母親が言った。
哲也の姿をした京子は、何だか、宝塚の男優になったような、気分になった。
「おーい。哲也。おはよう。風邪は治ったのか?」
後ろから、自転車で、同級生の男が声をかけてきた。
「あ、ああ。おはよう」
哲也は、ぎこちない挨拶をした。
教室に入った。
哲也の姿をした京子は、哲也の席に着いた。
しばしして、京子が、教室に入ってきた。
そして、京子の席に着いた。
クラスの男子生徒たちと、女子生徒たちの視線が、一斉に京子に向かった。
皆、嬉しそうな、笑顔だった。
皆、ニコニコ笑っていた。
「おはよう。京子」
「おはよう。京子」
生徒たちは、嬉しそうに、京子に挨拶した。
京子の姿をした女は、哲也(の姿をした京子)、を見ると、オドオドした様子だった。
哲也の姿をした京子は、急いで、京子の隣りの席の、山本啓太の所にやって来た。
「ね、ねえ。山本君。じゃなかった。おい。山本」
と、哲也は、山本啓太に話しかけた。
「何だよ。哲也?」
山本啓太は、哲也の姿になった京子、を見た。
「お願いがあるの。じゃなかった。お願いがあるんだぜ」
山本啓太は、訝しそうな目で、哲也(の姿をした京子)、を見た。
「すまないが、今日一日、席を代わってくれないか?」
哲也が言った。
「どうして?」
山本啓太が聞き返した。
「まあ。ちょっとした理由があるんだ。君は、僕の席に着いてくれないか?今日一日でいいから」
哲也が言った。
「何か、よく、わからないけれど、オレは、別に構わないよ」
そう言って、山本啓太は、哲也の席をどいた。
こうして、入れ替わるように、哲也(の姿をした京子)は、京子(の姿をした哲也)の隣りの席に、着いた。
京子の親友の、由美子が、京子(の姿をした哲也)の所に、やって来た。
「ねえ。京子。この前の、駿台の、数学の模擬試験で、どうしても、わからない所があるの。教えて」
「いいわよ」
そう言って、京子(の姿をした哲也)は、由美子の、模擬試験の問題を覗き込んだ。
京子の姿をした哲也は、模擬試験を見ながら、ウンウン首を傾げた。
その問題は、超難問だったが、京子は解けた。
「どうしたの。京子。超秀才の、あなたに、分からないことなんて、この世の中にあるはずがないじゃない?」
(あのバカ。私が、バカと思われちゃうじゃない。こんな、問題も、わからないなんて)
と、哲也(の姿をした京子)は、イライラした。
「ねえ。由美子。きっと、京子は、激しい生理の痛みで、答えるのも、だるいのよ。あまり、問い詰めない方が、いいんじゃない」
と、哲也(の姿をした京子)が言った。
「ああ。そうなのかも、しれないわね。ゴメンね。京子。でも、哲也君って、すごい思い遣りがあるのね」
そう言って、由美子は、去って行った。
由美子が去ると、すぐに、助平が、京子(の姿をした哲也)の所にやって来た。
「ふふふ。京子。昨日は、極楽だったぜ。今日の昼休みも、体育館に来いよ」
そう、一言、いうと、助平は、ホクホクした顔で、去って行った。
(あの助平が、一日で、どうして、あんなに、私に、馴れ馴れしくなっちゃったのかしら。あんた、しつこいから、二度とメールよこさないでね。メールよこしたら、ストーカーとして、教師に言うからって、しっかり、言っておいたのに?)
哲也(の姿をした京子)は、首を傾げた。

キーン・コーン・カーン・コーン。
始業のチャイムが鳴った。
一時間目は、数学だった。
ガラリと、教室の戸が開いた。
入ってきたのは、担任教師の、村田だった。
「今日は、数学の、山下先生が、インフルエンザで、休みになった。なので、一時間目は、自習しなさい」
と村田は言った。
みなは、ヤッター、と喜んだ。
特に、男子生徒は、喜んだ。
「じゃあ、一時間目は、昨日の続きで、美術にしよう」
男の一人が言った。
「賛成」
「賛成」
生徒達がみな、喜んで、賛成した。
特に、男子生徒は。
みなは、美術室に向かった。
哲也の姿をした京子も、わけが、わからないまま、皆に、ついていった。
美術室につくと。みなは、ドーナッツのように、中心部だけ、開けて、中心部に椅子を向けて、椅子に座った。
哲也(の姿をした京子)には、どういうことだか、さっぱり、わからない。
「さあ。京子。昨日の続きだ」
男の一人が言った。
京子の姿をした女が、男に手を引かれて、部屋の真ん中に立たされた。
一体、何が、始まるんだろうと、哲也(の姿をした京子)は、目をパチクリさせた。
「さあ。京子。脱ぎな。着ている物を全部」
男の一人が言った。
言われて、京子の姿をした哲也が、服を脱ぎ出した。
セーラー服を脱ぎ、スカートを降ろした。
そして、タンクトップも、脱いで、次に、京子は、ブラジャーを外し、パンティーも、脱いで、丸裸になった。
哲也の姿をした京子は、あせりに、あせった。
「一体、どういうことなの。これは?」
哲也(の姿をした京子)は、美術部員の、陽子に聞いた。
「ああ。哲也君は、昨日、休んだわね」
と、陽子は、哲也の姿をした京子に、言った。
「あのね。昨日の美術の時間に、何をデッサンしようか、と、迷っていた時にね。京子が自分から、手を挙げてね。私で良かったら、ヌードデッサンのモデルになるわ、って、言ったの。全員が賛成したわ。だって、京子は、このクラスで、一番の、美人だもの。それに、プロポーションも、抜群だし。京子は、ヌードデッサンのモデルに、ぴったりだわ。でも、自分から、言い出すなんて、京子って、見かけによらず、物凄く、勇気があるのね。びっくりしたわ。私だったら、死んでも、そんなこと、出来ないわ」
陽子は、そう説明した。
京子の胸に、ムラムラと怒りの炎が燃え始めた。
(お、おのれ。哲也め。私の体に入ったことを、いいことに、そんなことを、申し出たのか。これは、絶対、許せない)
京子は、ギュッと、拳を固く握りしめた。
一方、京子は、一糸まとわぬ丸裸になると、ボッティチェリの、「ビーナスの誕生」のように、片手で胸を覆い、片手で、女の秘所を隠した。
それは、とても、エロチックな姿だった。
みなは、そんな京子を取り囲んで、鉛筆デッサンを、始めようとした。
哲也(の姿をした京子)は、あせった。
「ね、ねえ。みんな。こんなことしたら、学校で問題になるわよ。やめましょう」
哲也の姿になった京子は、みなに、そう呼びかけた。
「どうしたの。哲也君。そんなに、憤って。だって、これは、芸術じゃない。それに、みなが、無理矢理、京子に、ヌードデッサンのモデルになるように、決めたのじゃなくて。京子の方から、ヌードデッサンのモデルに、なります、って言い出したんだもの。何も問題はないわ」
みなは、そうだ、そうだ、と、相槌をうった。
「オレなんか、もう、半分、以上、書きかけているよ。いまさら、中止なんて、ことになったら、困るよ」
男の一人が言った。
「オレもだ」
「オレもだ」
みなは、異口同音に、そう言った。
哲也の姿をした京子は、みなの、画用紙に目を向けた。
画用紙には、京子の裸体が、顔から胴まで、半分、近く、書かれてあった。
「哲也君。私ではダメなの。哲也君は、もっと、綺麗な人じゃないと、ダメなのね。私みたいなブスじゃ駄目なのね。私。かなしいわ」
そう、モデルの自分が言った。
(哲也め。調子に乗りおって。許さん)
京子は、憤りで、拳をギュッと握り締めた。
「哲也君。何を憤っているの?京子さんは、偉いわ。私だって、京子みたいに、きれいだったら、ヌードデッサンのモデルに、なっても、いいわ。でも、私みたいな、ブスじゃ、ヌードデッサンのモデルに、ふさわしくないもの。京子が、一番、適役なのは、明らかだわ。それを、思って、京子は、自分から、モデルになるといったのよ。哲也君も、早く、京子の、ヌードデッサンをしなさい」
親友の女生徒達までも、そう言い合った。
(あ、あなたたち。も、ひどいわ。そんな、見え透いたウソを、よくも、よくも・・・)
京子は、憤りで、拳をギュッと握り締めた。
こう、生徒、全員の賛成があっては、哲也の姿をした京子は、どうしようもなかった。
哲也の姿をした京子は、仕方なく、座って、自分の姿を、デッサンし出した。
「出来た」
「出来た」
次々と、ヌードデッサンの完成をいう言葉が、沸き起こった。
「じゃあ、今日は、これで、おしまいね。未完成の人は、来週をお楽しみに」
京子の姿をした哲也は、そう言って、パンティーを履き、ブラジャーをつけ、制服を着た。

ジリジリジリー。
一時間目の終了のベルが鳴った。
みな、教室にもどった。
そして、二時間目の、国語、三時間目の、物理の授業も終わった。
そして、昼休みになった。

哲也(の姿をした京子)が、哲也に文句を、言おうと、歩みよろうとすると、助平が、ムズと、京子(の姿をした哲也)の手をつかんだ。
「さあ。京子。体育館へ来な」
そう言って、助平は、京子の手を、強引に、引っ張って、いった。
「な、何をするの?」
そう京子の姿をした哲也は、言いつつも、京子の歩く速さは、速かった。
哲也になった京子も、助平に気づかれないよう、注意しながら、そのあとを追った。
助平は、京子を連れて、体育館の隅の、物置き、の中に入った。
一体、何が起こるのだろう。哲也は、昨日、助平に何をしたのだろう、と、それを知るために、哲也の姿をした京子は、そっと、体育館の隅の、物置きの、隙間から、中を覗いた。
「ふふふ。それじゃあ、楽しませて、もらうぜ」
そう言って、助平は、京子の背後から、京子に、ガッシリと抱きついた。
そして、痴漢のように、京子の体を、服の上から、触り始めた。
京子は、
「ああっ」
と、喘ぎ声を出した。
「ふふふ。お前がマゾだとは、知らなかったぜ。まあ、貞淑な女は、本心は、淫乱、ということは、よくあるからな」
そう言って、助平は、京子の、制服の上から、中に手を、忍ばせて、京子の、胸をブラジャーから、揉み、スカートの中に手を入れて、パンティーの上から、京子の、恥部の膨らみを揉んだ。
それは、いやらしい、痴漢の図だった。
「ああっ」
京子は、切ない、喘ぎ声を出した。
やがて、哲也の手は、京子のパンティーの中に入って行った。
「ああっ」
京子は、切ない、喘ぎ声を出した。
助平は、さかんに、腰を京子の尻に、押しつけた。
助平のマラは、興奮で、激しく怒張していた。
助平は、京子の太腿に、しがみついたり、頬ずりしたり、と、さんざんに、京子の体を弄んだ。
見ている哲也(の姿をした京子)は、耐えられなくなった。
「おい。助平。お前。何をやっているんだよ?」
哲也が、物置に入って、聞いた。
そして、助平と、京子の方に、やって来た。
「ふふふ」
と、助平は笑った。
「あのな。京子は、本当は、凄いマゾなんだ。オレに、犯されることを、想像して、我慢できなくなって、好きなようにして、って、昨日、言ったんだ。だから、こうやって、京子を弄んでいるんだ」
そう助平は、言った。
「や、やめてー。助平君。やっぱり、こわくなっちゃったの。私」
京子の姿をした女は、そう叫んだ。
「ふふふ。それは、オレを興奮させるための、お芝居だろ」
そう助平は、言った。
「ち、違うの。本当に、怖くなっちゃったの。だから、もう、やめてー」
京子は、叫んだ。
哲也(の姿をした京子)の胸に、ムラムラと怒りの炎が燃え始めた。
(お、おのれ。哲也め。私の体に入ったことを、いいことに、そんなことを、申し出たのか。これは、絶対、許せない)
京子は、ギュッと、拳を固く握りしめた。
その時。
ゾロゾロと、足音が聞こえてきた。
やって来たのは、京子や哲也とは、別の、クラスの、学校の、札付きのワル達だった。
京子は、体育館の外に出て、見つからないよう隠れた。
「やあ。やってるな。助平」
と言って、男子生徒達は、ゾロゾロと、倉庫の中に、入ってきた。
全員が入ると、哲也の姿をした京子は、また、彼らに、見つからないように、注意しながら、倉庫の中を覗いた。
「じゃあ。昨日と、同じように、たっぷり、京子を、弄ぼうぜ。今日は、縄も、持ってきたぜ」
そう言うや、不良生徒たちは、京子に襲いかかった。
彼らは、京子の手を、背中に。捻じり上げ、豊満な胸、や、太腿、や、尻、や、アソコ、などを、触りまくった。
「ああー」
京子は、喘ぎ声を出した。
男達の、ペッティングに、京子は、本当に感じているようだった。
抵抗もしないし。
不良生徒たちは、京子の、パンティーの中に、手を入れた。
クチャクチャと、音がし出した。
「うわー。すげー。愛液が、ベチョベチョに出てるよー」
パンティーの中に、手を入れている男が言った。
「うわー。すげー。乳首、が、ビンビンに勃起してるよ」
京子の胸を揉んでいた男が言った。
「ふふふ。昨日は、服を着たままだったが、まあ、それも、エロっぽくていいけど、今日は、裸にして、縛ろうぜ。そう、京子が、頼んだんだからな」
そう言うと、男達は、京子の服を脱がせ始めた。
セーラー服を、脱がせ、スカートを降ろし、タンクトップをとり、そして、ブラジャーを外し、パンティーを脱がせた。
これで、京子は、一糸まとわぬ丸裸になった。
京子は、正座して、胸と、秘部を、顔を赤らめて、押さえている。
「ふふふ。こうやって、裸で、多くの男達に、取り囲まれて、見つめられている気分は、どうだ?」
一人がそんな揶揄を言った。
「こ、こわいわ」
京子は、丸裸の体の、胸と、秘部を、必死で押さえながら、声を震わせて、言った。
「しかし、その怖さが、快感なんだろう」
一人がそんな揶揄を言った。
「そ、そうよ」
京子が、声を震わせながら言った。
男達は、しばし、丸裸の京子を、舌舐めずりしながら、眺めていた。
しかし、男達は、だんだん、ハアハアと、息を荒くし出した。
そして、ズボンの上から、股間をさすり出した。
「も、もう。我慢できない」
男達は、そう言って、京子に襲いかかった。
彼らは、京子の両腕を背中に廻し、手首を重ね合せて、手首を、縛りあげた。
京子の豊満な、乳房が露わになった。
京子は、後ろ手に縛られたことで、身動きがとれなくなってしまった。
男達は、露わになった、京子の豊満な乳房を、揉み出した。
両側から、京子をはさんで。
そして、時々、乳房の上にある、乳首を、つまんで、コリコリさせた。
だんだん、京子の乳首は、円柱状に、大きくなっていって、尖り出した。
「ふふふ。感じているんだな」
男達は、そんな揶揄を言った。
「そろそろ、交代させろよ」
見ていた男が言った。
ハアハアと息を荒くしながら。
そして、テント状になっているズボンの股間をさすりながら。
彼らは、もう放出寸前といった、状態だった。
「交代なんか、させなくたって、皆で、たっぷり、弄ぶ方法はあるぜ」
京子の横にいた、男が言った。
そして、彼は、京子を、マットの上に、仰向けに、寝かせた。
京子は、ああー、と、叫んで、腰を曲げ、膝を曲げ、足をピッチリ閉じ合せて、海老のように、縮こまった。
「ふふふ。なるほど」
そう言って、男達は、一斉に、京子に襲いかかった。
そして男達は、京子を、取り囲んで、二人が、両側から、京子の肩を押さえた。
もう二人が、両側から、京子の足をつかんで、縮こまった、京子の足をつかみ、グイと、引っ張って、引き伸ばした。そして、
「えーい」
と言って、 二人の男は京子の足を思い切り引っ張った。後ろ手に縛られている上、力の無い京子には、男二人の力にはかなわなかった。
「ああー」
京子の足はどんどん開いていった。そして、股間が丸見えになった。
二人は、それぞれ、京子の両足首を縄で縛って、その縄尻を、マットの持ち手に結びつけてしまった。
「ああー」
京子は眉を寄せ、苦しげな表情で叫んだ。だが、もうどうすることも出来ない。
「ふふふ。京子。アソコが丸見えだぜ」
京子は、男達の前で、丸裸を後ろ手に縛られて、両足を大きく開かされて、その足首をマットの持ち手につなぎ止められているという、みじめ極まりない姿である。
「お願い。やめて。見ないで」
京子は真っ赤になった顔をそらして叫んだ。だが、男達には、聞く様子など全くなかった。
「うわー。すげー。オレ、女の、マンコを見るの、生まれて初めてだぜ」
男達は感激したように言った。
「この機会に女の体をしっかり勉強しておこうぜ」
不良生徒達がふざけた口調で言った。
「お願い。見ないで」
そう言って京子は、足を閉じようとしたが、両方の足首をマットの持ち手に縛りつけられてしまっているので、どうしようもない。
「嫌っ。やめてっ」
京子は抵抗してジタバタしたが、四人の男の力には敵わない。京子はマットの上で大きく足を割り開かされ、人の字にさせられてしまった。これでもう胸もアソコも隠しようがなくなった。
「み、見ないで。お願い」
京子は、憐れみを乞うような口調で言った。だが、そんな哀願が、性欲まっ盛りの男達に通用するはずがない。男達は初めて見る女の秘部を、目を皿のようにして見つめた。
京子は恥ずかしくて赤くなった顔をそらした。
「すげー。女のここの実物を見るの、生まれて初めてだよ」
言われて京子の体はピクッと震えた。
男達はしばし、京子の丸出しになった女の割れ目を生唾をゴクリと飲み込みながら見つめつづけた。頭にしっかりと記憶させるように。
「この中はもっと複雑になっているんだ。よし。じゃあ、割れ目の中を調べよう」
そう言って助平は、京子の閉じ合わさった割れ目を指で大きく開いた。
つるつるしたきれいなピンク色の粘膜が現れた。
「うわー。オマンコの中ってこんなになっていたのか。まるで内臓みたいだ」
「そうだよ。ここはもう、内臓なんだ。唇の中と同じさ」
「これ何だか知ってるか?」
助平は、割れ目の上の方を開いて小さな突起を指差した。
「し、知らない。一体、何なの」
「クリトリスさ。男のおちんちんに相当する物さ。ほら。こうやれば皮が剥けるだろ」
そう言って助平はクリトリスの皮を剥いた。
「本当だ。一体、それ何をするものなんだ?」
「これは女の性感帯だ。ここを刺激すると女は興奮するんだ」
そう言って、助平は京子の顔を覗き込んだ。
「お前もオナニーする時、ここを揉むだろう?」
「し、しません。そんなこと」
京子は真っ赤になって首を振った。
「ふふ。本当かな」
助平はそう言って、クリトリスをゆっくり揉み始めた。
「ああっ」
クリトリスがみるみる大きくなっていった。
「や、やめて。助平君」
京子が哀願した。
しかし、それは、全く無駄な哀願だった。
「オレ。もう、我慢できない」
そう言って、男の一人が、ズボンを脱ぎ、ブリーフも脱いだ。
男の、マラは、天狗の鼻のように、ビンビンに勃起して、巨大に怒張していた。
「オレも。もう、我慢できない」
「オレも」
そう言って、男達は、全員、ズボンを脱ぎ、ブリーフも脱いで、下半身、裸になった。
男達の、マラは、天狗の鼻のように、ビンビンに勃起して、激しく怒張していた。
「じゃあ、誰からやる?」
男の一人がみなに、聞いた。
「公平に、ジャンケンで決めないか?」
男の一人が、そう提案した。
「そうだな」
そう決まって、男達は、ジャンケンをした。
京子を犯す、順番が決まった。
「へへへ。それじゃあ、まず、最初に、オレが、やらせてもらうぜ」
一番になった男が、ほくそ笑んで、大きく開いている京子の股間の前に、座り込んだ。
男が、京子のアソコに、怒張したマラを挿入しようと、した、その時だった。

突然、倉庫の戸がガラリと開いた。
みなは、驚いて、一斉に、振り返った。
哲也が立っていた。
彼らは、一瞬、ビクッと、あせったが、戸を開いた者が、哲也であることを、知って、ほっと、安心した様子だった。
もしかして教師が開けたのか、と、思って、不良どもは、あせったのだろう。
「なんだ。哲也か。お前も、京子を犯したいのか。それなら、入ってきな。お前にも、京子を犯させてやるよ。ただし、一番、最後になるけどな」
そう、男達は言った。
「おい。君達。君達は、自分が何をしているのか、わかっているのか?」
哲也が、問い詰めるように言った。
「ああ。わかっているよ。京子を犯すのさ」
チンピラ達は、堂々と言った。
どこ吹く風かとの口調で。
「こんなことは、すぐにやめなさい。僕は今まで、倉庫の外から、倉庫の中を、ビデオで撮影していたのさ。君達のした事は、全て録画したよ。それを、教師に見せれば、君達は、確実に、間違いなく、退学だね」
と哲也は言った。
「おい。哲也。どうして、そんなことをするんだ。お前だって、京子を嫌っていたじゃないか?」
チンピラの一人が訝しそうな目で哲也を見て、言った。
「人間。していいことと、してはいけないことがあるんだ。君達には、それが、わからないんだ。ともかく、こんなこと、やめないと、先生に録画したビデオを見せるよ。君達は、確実に、間違いなく、退学だ」
哲也が言った。
「さあ。早く、京子の縄を解きなさい。そして、全員、服を着なさい」
哲也があたかも、銃口を突きつけるような、命令的な口調で言った。
哲也なら、男だし、男はみんな、性欲があるし、哲也は、正義感ぶった性格でもないし、さらに哲也は京子を嫌っているから、なぜ、哲也が、そんなに、むきになって、怒るのか、不良生徒たちには、わからない、といった様子だった。
しかし、ともかく、不良生徒たちは、自分達のしたことを、しっかり、録画され、哲也の言うことを聞かなければ、退学になるので、仕方なく、下着を履き、ワイシャツを着て、ズボンを履いた。
京子も、パンティーを履いて、ブラジャーをつけ、制服を着た。
「ところで聞くが、君達は、どうして、こんな、とんでもない犯罪を平気でやるんだ。こんなことが、教師に知れたら、君達は、間違いなく、即刻、退学になるし、さらに、刑事事件になることくらい、わかりきってるじゃないか。いくら、頭が悪くて、さかりのついた野良犬のような、君達でも、それくらいのことは、わかるはずじゃないか?」
哲也が聞いた。
「そ、それは・・・」
と、言って、不良生徒の一人が話し出した。
「それは、昨日、京子が、助平に、自分は、マゾで、助平に、いじめて、好きなようにして。って、言ったんだ。倉庫の中で、助平が京子を弄んでいるのを、たまたま、通りかかった、オレ達が見つけたんだ。そしたら、京子は、自分は、すごいマゾで、オレ達にも、好きなようにして。って、言ったんだ。京子は、マゾで、集団強姦されたい願望をもっていることを、オレ達に告白したんだ。だから、これは、強姦じゃなくて、和姦なんだ。京子も、満足するし、オレ達だって、楽しいし、別に悪いことではない、じゃないか?」
と、不良の一人が言った。
(おのれ。哲也め。昨日、そんなことを、したのか)
京子は、怒りで、手がブルブル震え出した。
そして、京子の姿をした哲也をジロリとにらみつけた。
「たとえ、女の子が、そう言っても、高校生の身分で、していいことと、してはいけないことの、区別も、君達は、わからないのか?もう、二度とこんなことをしては、ダメだよ。もし、したら、ビデオをすぐに、君達の担任教師に見せるよ」
哲也は、威嚇的な口調で言った。
さらに、哲也は、つづけて言った。
「君達は、教室にもどりなさい。それと、京子を、後ろ手に縛って、柱に縛りつけておきなさい」
「どうして、そんなこと、させるんだ?」
「いいから、僕の言うことを聞きなさい」
哲也は、そう言って、急いで、その場を去った。
(おのれ。哲也め。昨日。女の体になれたのをいいことに、あんなに、さんざん、途方もない悪事を働いていたのか。これは、絶対に許せない)
哲也の姿になった京子は、急いで、教室にもどった。
教室は、ガヤガヤしていた。
哲也の姿になった京子は、教室に入ると、教壇に立った。
「みなさーん」
と、哲也は、みなに呼びかけた。
「何だよ?」
みなは、哲也の方を向いた。
「放課後。女子は、全員、残って下さい」
「どうして。哲也君?」
「女子だけで、話し合うべき、とても、重要な事があるのです」
哲也が言った。
「それは、なあに?」
女生徒が聞いた。
「それは、放課後になったら、話します」
そう言って、哲也は、自分の席にもどった。
その時。教室の戸が開いて、歴史の教師が入ってきた。
午後の最初の授業は、歴史だった。
「あれ。京子がいないぞ。どうしたんだ?」
教師が聞いた。
「京子は、体調が悪くなった、と言って、家に帰りました」
と、哲也が言った。

午後の授業が終わった。
放課後になった。
哲也に、言われたように、男子生徒は、ゾロゾロと、教室を出ていった。
そして、教室は、女子生徒だけになった。
しかし、哲也は、残っている。
「女子だけの話って、言ったけれど、哲也君は、帰らないの?」
女生徒が聞いた。
「うん。男では、僕だけがいることが、大切なんだ」
哲也が言った。
女生徒たちは、首を傾げた。
「それで、重要な話って、何?」
クラスで、京子の次に、きれいな、由美子が聞いた。
由美子は、京子に、勝るとも劣らぬほど、きれいな、全男子生徒の憧れだった。
しかし、京子は、くだけた明るい性格で、男子生徒とも、談笑する性格だったが、由美子は、超然としていて、男子生徒を、うるさがって、男子生徒とは、口を聞かなかった。しかし、優等生の、哲也とは、勉強で話すことがあった。由美子も、勉強熱心で、京子や哲也の次に、クラスで優秀な生徒だった。
哲也は、いきなり、ツカツカと、由美子の前に、行くと、由美子の前で、いきなり、床に、土下座した。
「一体、どうしたの。哲也君?」
びっくりして、由美子が聞いた。
「由美子さん。愛しています。由美子さんは、僕の女神さまです」
いきなり哲也は、大胆な告白をした。
由美子は、もちろんのこと、全女生徒が、びっくりした。
告白というのは、当然、誰もいない時に、相手だけに、そっと、するものである。
それが常識である。
常識というか、それは、人間の、恥じらいの、気持ちから、起こる、絶対的な法則である。
みなは、目を白黒させた。
もちろん由美子も、一体、これは、どういうことかと、びっくり、している。
「一体、どうしたの。哲也君?」
由美子が聞いた。
哲也は、それに、答えず、さらに、続けて、由美子に言った。
「由美子さま。僕は、実は、マゾなんです。僕にとって、由美子さま、は、僕の女王様なのです。僕は、いつも、由美子さまに、いじめ抜かれて、泣き叫び、由美子さまに、許しを、乞うことを、想像して、オナニーしているんです。どうか、僕をいじめて下さい」
この哲也の、告白に、由美子は、もちろんのこと、全女子生徒が、驚いた。
こういう、異常性欲の持ち主であることなど、好きな相手にも、言うものではない。
ましてや、女子生徒、全員のいる前で、言うことなど、絶対、あり得ないことである。
みなは、目を白黒させて、土下座している哲也を見た。
まさに、驚天動地、青天の霹靂、だった。
「て、哲也君。一体、どうしたの。いきなり、そんなことを、言い出すなんて。しかも、ことさら、クラスの全女子生徒を集めて」
由美子が聞いた。
「それも、説明します」
と、哲也は、言って、話し出した。
「僕は、ものすごいマゾなんです。もちろん、由美子さんに、うんと、意地悪く、いじめられたいんです。でも、僕は、ものすごいマゾで、クラスの女子生徒、全員に、寄ってたかって、いじめられたい、とも、思っていたんです。僕は、いつも、女子みんなに、いじめ抜かれて、泣き叫び、許しを、請うことを、想像して、オナニーしていたんです。みなさま。どうか、僕をいじめて下さい」
この哲也の、告白に、由美子は、もちろんのこと、全女子生徒が、驚いた。
「て、哲也君。わ、わかったわ。でも、どうして、そんなことを、言えるの。というか、そんなことを、言う気になったの?」
由美子が聞いた。
「それも、説明します」
と、哲也は、言って、話し出した。
「僕は、どうしても、東大理科三類に、入りたいんです。でも、僕のマゾの欲求は、ものすごく、激しくて、勉強しようと、机につくと、由美子さん、や、クラスの女子、全員に、いじめられたい欲求が、起こってきて、勉強が全く、手につかないんです。前から、その思いは、ありましたが、最近、その欲求が、どんどん、激しくなっていって、しまって。今では、いつも、由美子さん、や、女子みんなに、いじめ抜かれて、泣き叫び、許しを、請うことを、想像して、オナニーしてばかりいるんです。人間の想像力ほど、こわいものは、ありません。想像力は、現実、を離れ、一人歩きして、どんどん、大きくなってしまうんです。でも、僕は、どうしても、東大理科三類に、入りたいんです。入れなかったら、僕の人生は、おしまいです。それで、僕の心の中で、ふくらんでしまった、想像を、現実を体験することで、退治したいんです。東大理科三類に、入れない、屈辱に、くらべたら、クラスの女子生徒に、告白して、いじめられることなんて、たいしたことでは、ありません。どうか、僕を助けて下さい。僕を、うんと、いじめて下さい」
そう哲也が説明した。
「そういう理由だったの。わかったわ」
由美子が言った。
「ねえ。みんな、どうする?」
由美子は、皆を見て、みなの考えを求めた。
「いいじゃないの。いじめてあげれば。東大理科三類に、入れなかったら、哲也君が、可哀想じゃない。みんなで、いじめてあげましょう」
と、クラスでも、お転婆な、順子が言った。
「そうね」
「そうね。賛成」
と、クラスの女子は、みんな、賛成した。
しかし哲也を可哀想と、思うと同時に、哲也を、いじめて楽しみたい、という気持ちも、言葉には、出さずとも、女子生徒には、みんな、あったのである。
「それじゃあ、哲也君。私の靴を、お舐め」
お転婆な、順子が笑いながら言った。哲也は、
「はい。順子さま」
と言って、哲也は、犬のように、四つん這いで、這って、順子の前に行った。
「さあ。哲也。私の靴を、お舐め」
お転婆な、順子が笑いながら言った。
「はい。順子さま」
そう言うと、哲也は、順子のスリッポンの皮靴に、口を近づけた。
そして舌を出して、ペロペロと、順子の皮靴を舐め出した。
「ふふふ。犬みたい。哲也君に、こんな趣味があった、なんて、知らなかったわ」
順子は、笑いながら言った。
皆は、呆然と、信じられない、といった、顔つきで、その光景を見ていた。
「哲也君。ちょっと、待って」
そう言って、順子は、椅子に座った。そして、皮靴を脱ぎ、靴下も脱いだ。
そして、膝組みして、素足になった右足を、哲也の、鼻先に突きつけた。
「さあ。私の足指を一本、一本、丁寧に、お舐め」
順子は、笑いながら言った。
「はい。順子さま」
そう言うと、哲也は、順子の、足指を、ペロペロと、舐め出した。
右足を哲也が、全部、舐めると、順子は、足を組み替えて、今度は、左足を哲也の、鼻先に突きつけた。
「さあ。今度は、こっちの、足指を丁寧に、お舐め」
順子は、笑いながら言った。
「はい。順子さま」
そう言うと、哲也は、順子の、左の足指を、ペロペロと、舐め出した。
「ふふふ。くすぐったいけれど、気持ちいいわ」
順子は、そう言って、笑った。
順子は、悪戯っぽい、くだけた性格で、男子生徒に、「さあ。私を女王様と、お呼び」などと、言って、いつも、ふざけていた。
「どう。哲也君。私の、足指は?」
順子は、笑いながら聞いた。
「はい。酸っぱいですけれど、順子さまの、足指を、舐められるのは、最高に幸せです」
そう哲也は、言った。
「じゃあ。哲也君。着ている物を、全部、脱いで、裸になりなさい」
順子が命じた。
「はい。順子さま」
そう言うと、哲也は、立ち上がって、服を脱ぎ出した。
ワイシャツを脱ぎ、ランニングシャツを脱ぎ、そして、ズボンを脱ぎ、ブリーフも、脱いで、丸裸になった。
哲也は、陰部を、両手で、しっかりと押さえて、座り込んでしまった。
皆は、信じられない、といった表情で、目を白黒させながら、丸裸になって、座り込んでいる哲也を見た。
「どう。哲也君。丸裸になって、女子生徒、全員に、見られている気分は?」
順子は、笑いながら聞いた。
「はい。順子さま。恥ずかしいですけど、とても、気持ちいいです」
哲也は、顔を紅潮させて言った。
「ふふ。哲也君。私。あなたには、きっと、マゾの気があると、思っていたの。それで、哲也君を、いじめる、想像を、しょっちゅう、していたの」
順子は、笑って、そう言った。
「さあ。哲也君。次は、仰向けに寝なさい」
順子が言った。
言われて、哲也は、教室の床に、仰向けになった。
おちんちん、を、必死て、両手で隠して。
順子は、椅子から立ち上がった。
そして、ふふふ、と、笑って、哲也の顔に、右足を乗せて、哲也の顔を踏んだ。
順子は、グリグリと、足を揺すった。
それによって、哲也の顔は、苦しそうに歪んだ。
「ふふふ。どう。哲也君。こうされる気分は?」
順子が聞いた。
「ああー。いいです。最高です。順子さま」
哲也は、そう言った。
順子は、しばし、楽しそうに、哲也の顔を、ペットをじゃらすように、足で、揺すった。
「哲也君。じゃあ、今度は、もっと、気持ちのいいことを、してあげるわ」
そう言って、順子は、スカートのチャックを、外して、スカートを降ろした。
順子は、上はセーラー服だが、下は、パンティーだけ、という格好になった。
皆は、順子の大胆さに、驚いて、目を丸くした。
順子は、哲也の顔を、またぐと、ゆっくりと、尻を降ろしていった。
そして、とうとう、順子の尻が、哲也の顔に触れた。
順子は、哲也の顔の上に、遠慮なく、体重を乗せて、腰かけた。
そして順子は、腰を、左右前後に、グリグリと揺すった。
「ふふふ。どう。哲也君。こうされる気分は?」
順子が腰を揺すりながら、尻の下の哲也に聞いた。
「ああー。いいです。最高です。とても素敵な匂いです。順子さま」
哲也は、そう言って、随喜の涙を流した。
順子は、しばし、哲也の顔に乗せた、尻を、グリグリと揺すっていた。
「ふふふ。哲也君。じゃあ、もっと、いいことをしてあげるわ」
そう言って、順子は、立ち上がった。
「哲也君。目を閉じて。絶対、目を開けちゃダメよ」
順子が厳しい口調で言って、哲也に釘を刺した。
「はい」
そう言って、哲也は、目をギュッと、閉じた。
順子は、履いていたパンティーを、スルスルと、降ろして、足から抜きとった。
皆は、順子は、パンティーを脱いで、一体、何をする気なのかと、驚いている。
順子は、また、哲也の顔を、またぐと、ゆっくりと、尻を降ろしていった。
「哲也君。絶対、目を開けちゃダメよ」
と、言いながら。
順子の尻は、哲也の顔に触れるほど、の位置に来た。
「さあ。哲也君。口を大きく開けなさい」
順子が命令的な口調で言った。
哲也は、目をつぶったまま、アーンと、大きく口を開けた。
「哲也君。オシッコをしてあげるわ。こぼさず、ちゃんと、全部、飲むのよ」
順子が言った。
「はい。わかりました。順子さま」
哲也は、目をつぶったまま、言った。
しばしして、順子の股間から、シャーと、小水が出始めた。
それは、大きく開いている、哲也の口の中に入っていった。
哲也は、ゴクゴクと、咽喉をならしながら、順子の小水を飲んだ。
順子は、小水を全部、出し切ると、急いで、立ち上がった。
そして、急いで、パンティーを履いて、スカートを履いた。
「哲也君。もう、目を開けていいわよ」
順子が言った。
言われて、哲也は、目を開けた。
「どうだった。哲也君。私の、オシッコの味は?」
順子が悪戯っぽく、笑いながら聞いた。
「はい。しょっぱかったでしたが、でも、順子さまの、オシッコは、とても、美味しかったでした」
と、哲也は、答えた。
女子生徒達は、順子の大胆さ、やら、哲也の告白やらを、信じられない、と言った、表情で、唖然として見ていた。
哲也は、足をピッチリ閉じて、両手で、ギュッと、男の性器を必死に隠している。
「哲也君」
「はい。順子さま」
「そんな所を、隠していちゃダメじゃない。手をどけなさい」
順子が言った。
「は、はい」
そう従順に、言って、哲也は、陰部から、手を離した。
「さあ。哲也君。足を、もっと開いて、みんなに、恥ずかしい部分を見せなさい」
順子が命令的な口調で、言った。
「はい」
哲也は、足を開き出した。
哲也の、マラが丸見えになった。
それは、どんどん、天狗の鼻のように、怒張していった。
「ああっ」
哲也は、顔を、真っ赤にして、声を出した。
「ふふふ。哲也君。どう。みんなに、見られている気持ちは?」
順子が聞いた。
「は、恥ずかしいですけど、すごく気持ちいいです」
哲也は、顔を、真っ赤にして言った。
「じゃあ、皆に、して欲しいことを、お願いしなさい」
順子が命令的な口調で、言った。
「女子生徒の、皆さま。どうか、僕の裸を、うんと、見て下さい」
と哲也は、顔を真っ赤にして言った。
「ねえ。どうして、哲也君は、恥ずかしがっているのに、見て、なんて、言うの?」
女子生徒の一人が順子に聞いた。
「あなたは、マゾの心理が、わからないのね」
順子が言った。
「つまり、それが、マゾというものなのよ。マゾも、恥ずかしい、という感情は、持っているわ。というより、マゾは、人一倍、恥ずかしがり屋なのよ。でも、その、恥ずかしさ、を、ことさら、さらけ出して、みじめになることに、快感を、感じてしまうというのが、マゾの心理なのよ」
そう順子が説明した。
「ふーん。そうなの」
女生徒は、わかったような、わからないような、曖昧な返事をした。
「ねえ。哲也君。哲也君は、女子生徒、全員に、いじめられたいんでしょ?」
順子が聞いた。
「は、はい。そうです」
と、哲也が答えた。
「じゃあ、ちゃんと、自分の口で、そうお願いしなくちゃ」
「はい。わかりました」
そう言って、哲也は、回りを見回した。
「女子生徒、の、みなさま。どうか、ぼくを、うんと、いじめて下さい」
と、哲也は、あられもないことを、自分を見つめている女子生徒達に向かって言った。
順子は、ふふふ、と、笑いながら、哲也の顔を踏んだ。
順子が、哲也を、いじめているのを、見ているうちに、だんだん、女子生徒達も、興奮し出して、息が荒くなっていった。
「何だか、私も、哲也君を、いじめたくなってきちゃったわ」
陽子が鼻にかかった声で言った。
「ねえ。哲也君。顔を踏んでもいい?」
陽子が聞いた。
「踏んで下さい。陽子さま」
哲也が答えた。
「じゃあ・・・ちょっとだけ」
そう言って、陽子は、哲也の顔に足を乗せた。
「ああっ。何だか、気持ちが良くなってきたわ。私って、サドなのかしら?」
陽子が言った。
「人間には、多かれ少なかれ、サドの気があるのよ。でも、マゾの気のある人は、少ないのよ」
そう順子が説明した。
「ねえ。哲也君。私も、哲也君の、顔に、お尻を乗せてもいい?」
欲が出てきた陽子は、哲也に、そう聞いた。
「はい。喜んで。乗せて下さい。陽子さま」
そう哲也が答えた。
「じゃあ。ちょっと、目をつぶって」
陽子が言った。
「はい」
陽子に言われて、哲也は、目をギュッとつぶった。
陽子は、スカートのチャックを外して、スカートを、降ろし、下半身は、パンティーだけになると、哲也の顔を跨ぎ、順子のやったように、ゆっくりと、尻を降ろしていった。
哲也の顔に、陽子の尻が触れると、陽子は、
「ああっ」
と、激しい声を上げた。
「どうしたの。陽子?」
順子が聞いた。
「だって、こんなこと、するの、生まれて初めてだもの」
陽子が言った。
「じゃあ、股間を、擦りつけるように、腰を動かしてみなさい。もっと、気持ちよくなるから」
順子に言われて、陽子は、哲也の顔に、尻をのせたまま、腰をゆっくりと、揺すった。
「ああっ。すごく、気持ちいいわー」
陽子が、喘ぎながら、言った。
それは、叫び声にも近かった。
「ごめんね。哲也君」
陽子は、哲也に謝った。
「いいんです。最高です。とても素敵な匂いです。陽子さま」
哲也は、そう言って、随喜の涙を流した。
しばし、哲也の顔の上に、尻を乗せていた、陽子は、
「ごめんね。哲也君」
と言って、立ち上がった。
そして、スカートを履いた。
「ああ。すごく、気持ちよかったわ」
陽子は、上等の松坂牛を食べ終わった後の人のような、満足した口調で言った。
女達も、だんだん、緊張していた、気持ちが、リラックスしてきた。
「私にもやらせて」
「私にも」
女達は、だんだん、積極的になりだした。
「待って」
順子が制止した。
「お尻を、乗せなくても、マゾの男の子を、気持ちよくさせる方法は、いくらでもあるわ」
と、順子が言った。
「どんな方法?」
「たとえば、こうやって、爪を立てて、体を、スーとなぞるのよ」
そう言って、順子は、哲也の、脇腹を、スーとなぞった。
「ああー」
哲也が悲鳴をあげた。
「それと、乳首を、コリコリしてあげてみなさい。男も、女と同じように、乳首を刺激されると感じるのよ」
そう順子は説明して、哲也の乳首を、つまんだり、コリコリさせ出した。
哲也は、「ああー」と声を上げた。
だんだん、哲也の乳首は、尖り出した。
「ほんとだわ。尖ってきたわ」
女達は、新大陸を発見した、コロンブスのように、興味津々に、哲也を見た。
「じゃあ、誰か、4人で、哲也君の、手と足を、押さえて」
順子が言った。
すぐに、女子生徒のうち、4人が、出てきて、哲也の、両手、両足を、しっかりと、つかんだ。
哲也は、大の字になった。
「さあ。みんな。哲也君を、くすぐってあげなさい」
順子が言った。
女達は、大の字になっている、哲也の、体を、くすぐり出した。
「ああー」
哲也は、クラスの女子達に、弄ばれて、被虐の叫び声をあげた。
丸出しになった、哲也の性器は、天狗の鼻のように、激しく勃起していった。
「うわー。すごーい」
女達は、面白がって、哲也の体を、くすぐった。
順子は、筆を持ってきて、女生徒の一人に渡した。
「お尻の割れ目を、筆で、なぞって、あげなさい。すごく、興奮するから」
順子が言った。
言われて、女生徒は、哲也の、尻の割れ目を、筆で、スーと、なぞった。
「ああー。ひいー」
哲也は、叫び声をあげた。
「ふふふ。哲也君。感じているのね」
女生徒は、そう言って、哲也の尻の割れ目を、筆で、スーと、なぞった。
「じゅ、順子さん」
哲也は、哀れな目を、順子に向けた。
「なあに?」
「もう、我慢できないんです」
哲也は、切なそうな口調で言った。
「わかったわ」
順子は、ニヤリと笑った。
順子は、哲也の股間の前に、しゃがみこんで、勃起した哲也の、マラをしごき出した。
「さあ。みんな。いじめてあげなさい」
順子が言った。
皆は、哲也の顔を踏んだり、体を、くすぐったりした。
クチャクチャと音がし出した。
順子は、勃起した哲也の、マラをしごく速度を速めた。
「ああー。出るー」
哲也が、そう言うや、哲也のおちんちんの、亀頭の先から、精液が飛び出した。
それは、放射状に、勢いよく、大量に放出された。
「すごーい。男の子の、オナニーって、初めて見たわ」
皆は、目を皿のようにして、言った。
「さあ。みんな。一旦、哲也君から離れて」
順子が言った。
言われて、皆は、哲也から離れた。
「男の子は、精液を出してしまうと、その後は、しばしの間、虚無状態になるのよ。精液を出し切った満足感に浸りたいのよ」
そう順子が説明した。
その通り、哲也は、グッタリとしていた。
しばしして、哲也は、ムクッと、起き上がった。そして、床に正座して、
「順子さま。皆さま。有難うございました」
と、深々と、頭を下げた。
「哲也君。どう。まだやる?」
順子が聞いた。
「いえ。もう遅いですし、皆様も、することがあるでしょうし、今日は、これで、終わりにさせて下さい」
と、哲也は、言って、みなの都合を優先させた。
「哲也君。どう。これで、妄想的な想像が解消されて、受験勉強に打ち込める?」
順子が聞いた。
「はい。でも、とても、気持ちよくて、もっと、もっと、みなさまに、いじめられたいです」
と、哲也は、言った。
「じゃあ。また、みんなで、いじめてあげましょう。みんなは、どう?」
順子が皆に聞いた。
「やりたいわ。私も、哲也君の顔にお尻を乗せたいわ。そして、私のオシッコを飲ませたいわ」
「私も、そうよ」
「私も」
皆が賛同した。
皆は、もう、ためらいを、完全に、捨てきって、完全に積極的になっていた。
「では。明日の放課後、残って、また、みんなで、いじめてくれますか?」
哲也が聞いた。
「いいわよ」
「やろう。やろう」
皆は、この悪戯を、やりたくて、ウズウズしている、といった様子だった。
「じゃあ、明日の放課後ね」
と、順子が言った。
「よろしくお願いします」
そう言って、哲也は、パンツを履き、ランニングシャツを着て、ズボンを履いて、ワイシャツを着た。
「じゃあ。哲也君。明日の放課後ねー」
と言って、女子生徒達は、教室を出ていった。
(哲也め。ざまあみろ。明日の放課後を、思い知れ)
そう、哲也(の姿をした京子)は、心の中で、意地悪く、思った。
哲也の姿をした京子は、急いで、体育館に行った。
体育館には、誰もいなかった。
哲也の姿をした京子は、倉庫を開けた。
制服を着た京子が、猿轡され、柱に縛りつけられていた。
哲也(の姿をした京子)は、すぐに、京子(の姿をした哲也)に、駆け寄った。
そして、猿轡をとった。
「京子さん。どうしたんですか。こんなに遅くなって。何をしていたんですか?」
哲也が聞いた。
「別に、何もしていないわよ。それより、もう、早く帰りなさい。私が、遅くなると、私の両親が心配すから」
そう言って、哲也(の姿をした京子)は、京子(の姿をした哲也)の縄を解いた。
「それより、今日の夜中の、11時30分で、ちょうど、二日になるわ。お釈迦は、ウソは、言わないでしょうから、きっと、今日の夜中の、11時30分に、私とあなたは、元の体にもどれるはずよ。さあ。早く帰りなさい」
そう言って、哲也(の姿をした京子)は、体育館を出ていった。
縄を解かれた京子も、哲也のあとについて、体育館を出た。

「ただいまー」
そう言って、京子(の姿をした哲也)は、京子の家に入っていった。
「おかえり。京子」
と、言って、京子の母親が、出てきた。
「遅かったわね。何かあったの?」
母親が聞いた。
「いや。別に」
と、京子(の姿をした哲也)は、素っ気なく言った。
夕食を食べると、京子(の姿をした哲也)は、部屋に入った。
それから、風呂に入った。
そして、ともかく机に向かって、今日の授業の復習した。
しかし、京子の体で、いられるのは、今日の、11時30分までだと思うと、京子(の姿をした哲也)は、ベッドに、ゴロンと横たわり、乳房を揉みながら、パンティーに手を入れて、オナニーした。
だんだん、気持ちよくなってきた。
一方。
哲也(の姿をした京子)も、哲也の家に帰り、ご飯を食べ、風呂に入り、机について、勉強した。
そして、11時になると、パジャマに着替え、ベッドに乗り、布団に入った。
そして、電灯を消した。
二人は、ともに、11時30分を待った。
やがて、時計の長針が、真下に降りてきて、カチリと、11時30分を、指した。
哲也(の姿をした京子)の部屋の中に、いつの間にか、金色に輝くものが、現れた。
それは、薄目をした、お釈迦さま、だった。
「京子よ。男と女は、仲良うせにゃあかん。いがみ合っていては、いいことは、何もないぞ。それを決して、忘れるではないぞ」
そう言うや、金色に輝く、お釈迦さま、は、スーと姿を消していった。

京子が、はっと、気づくと、京子は、自分の部屋にいた。
急いで、鏡を見た。
間違いなく、自分の顔になっていた。
京子は、胸と、アソコを、触ってみた。
間違いなく、胸も膨らんでいて、アソコも、しっかり、女の性器に変わっていた。
「やった。やっと、自分の体にもどれた」
そう言って、京子は、小躍りして喜んだ。
京子は、急いで、スマートフォンで、哲也に電話してみた。
「もしもし・・・哲也」
「はい」
「私は、自分の体にもどれたわ。あなたは?」
「オレも、自分の体にもどれたよ」
「そう。よかったわね。やっぱり、お釈迦さまの言った通りね」
そう言って、京子は、電話を切った。
睡魔が襲ってきて、京子は、眠りに就いた。

「水曜日」

水曜日の朝である。
「ふあーあ。あー。よく寝た」
京子は、目を覚まして、大きく伸びをした。
京子は、自分が、ちゃんと、自分の体にもどれていることを、確かめるために、急いで、鏡を見た。間違いなく、鏡には、自分の顔が写っていた。
京子は、胸と、アソコを、触ってみた。間違いなく、胸も膨らんでいて、アソコも、しっかり、女の性器に変わっていた。
京子は、パジャマを脱いで、裸になって、等身大の、姿見の鏡の前に立った。
そして、体中を、隈なく点検した。
頭の先から、足の先まで。
それは、間違いなく自分の体だった。
京子は、自分の体に、もどれたことを、再び実感して、ほっとした。
「京子―。朝ごはんよー。降りてらっしゃい」
母親の声が階下から聞こえた。
京子は、着替えて、階下の食卓についた。
朝食は、厚切りトーストとスクランブルエッグとツナサラダと紅茶だった。
京子に、ある不安が閃いた。
昨日、と、一昨日、哲也は、空とぼけて、京子を演じていたのだ。
しかも、学校では、さんざん、自分を貶める悪戯をしていたのだ。
家でも、何か、哲也は、悪さをしていないかと、京子は、疑った。
それで、母親に聞いてみた。
「ねえ。お母さん。昨日、と、一昨日。私、何か変なことした?」
と、京子は、母親に聞いた。
京子の母親は、微笑して、
「何ですか。自分がしたこと、くらい、知っているでしょう」
と、母親は笑って言った。
「そうだけど。一昨日、熱を出して、眠気のある風邪薬を飲んだため、頭が、ボーとしてしまって、昨日も、頭が、少し、ボーとして、何をしたか、忘れちゃったの」
京子は、そう言った。
「別に、変なことなんか、してないわ。ただ・・・」
と、言って、母親は、娘を見つめた。
「ただ、なあに?」
「ただ。あなたは、トーストは、いつも、バターだけで食べるのに、一昨日の朝食は、苺ジャムを、つけて食べたので、どうしてなのかなって、疑問に思ったわ。それと・・・」
「それと、なあに?」
「それと。一昨日に、私が、風呂に入っている時に、あなたが、入ってきて、ちょっと、吃驚しちゃったわ。しかも、丁寧に、私の体を洗ってくれて。どうしてかな。って疑問に思ったわ。どういう気の変わりようなの?」
(哲也め。そんなこと、したのか)
京子は、怒りで、ギュッと、拳を握りしめた。
「それと・・・」
母親は、言いかけた。
「それと、なあに?」
京子は、母親に、話の続きを催促した。
「それと、風呂の後、いきなり、マッサージすると言って、寝室に入ってきたから、びっくりしちゃったわ。気持ちよかったけれど・・・」
(おのれ。哲也め。そんなこと、したのか。許さん)
京子は、怒りで、ギュッと、拳を握りしめた。
食事が終わると、京子は、セーラー服を着て、スカートを履いた。
昨日、一日、慣れない、男の制服を着ていたので、慣れた、いつもの服を着れて、京子は、ほっとした気分になった。
京子は、カバンを持って、階下に降りた。
母親は、掃除機で、床を掃除していた。
「行ってきまーす」
そう言って、京子は、家を出た。
「行ってらっしゃーい」
そう母親が、笑顔で、言って、手を振った。

京子は、学校についた。
京子が、教室に入ると、哲也は、まだ来ていなかった。
「京子。おはよう」
そう言って、順子が、京子の机にやって来た。
「おはよう。順子」
京子も挨拶した。
「あなた。昨日。昼休みから、午後、いなくなっちゃったわね。早退したの?」
順子が聞いた。
「ええ。昨日の昼から、ちょっと、熱が出で、家に帰って、寝てたの」
京子が答えた。
「もう、熱は下がった?」
順子が聞いた。
「ええ。風邪薬を飲んで、一晩、寝たら、すっかり、よくなったわ」
「じゃあ、今日の放課後は、空いてる?」
「空いてるわよ。でも、なぜ?」
「放課後、残って欲しいの。とても、面白いことが、出来るわよ」
「面白いことって、何?」
京子が聞いた。
「それは秘密。放課後になれば、わかるわ」
そう言って、順子は、去っていった。
昨日、さんざん、いじめられた順子では、あるが、いじめられたのは、哲也であって、自分ではない、ので、京子は、何とも思っていなかった。
「ふふ。京子のヌードデッサン、今日もやりたいな。もっと、色々なポーズで」
男子生徒の一人が、京子に近寄ってきて言った。
京子は、あわてて、立ち上がった。
「みなさーん」
と、京子は、クラスの生徒に呼びかけた。
皆は、ポカンとしている。
「みなさんに、大切な知らせがあります」
「何?」
「私のヌードデッサンは、未来永劫、禁止になりました」
「ええっ。どうして?」
「美術の先生が、知ってしまったのよ。学生が、ヌードデッサンのモデルになるなんて、とんでもないことだって、言ったの。それに、私も、やっぱり、死んでも、やりたくなくなっちゃったの」
京子が言った。
「ちぇっ。残念。でも、どうして、やりたくなくなっちゃったの?」
男子生徒の一人が聞いた。
「女心は、秋の空のように、変わりやすいものなのよ」
そう京子が言った。
その時。
ガラリと、教室の戸が開いた。
哲也が入ってきた。
女子生徒たちの視線が、一斉に哲也に向かった。
皆、嬉しそうな、笑顔だった。
ニヤニヤ笑っていた。
「おはよう。哲也君」
「おはよう。哲也君」
女生徒たちは、嬉しそうに、哲也に挨拶した。
「お、おはよう」
哲也は、首を傾げながら、一応、挨拶して、自分の席に着いた。
哲也には、なぜ、女子生徒たちが、嬉しそうに、挨拶してくるのか、わからなかった。
順子が哲也の席にやって来た。
「ふふふ。哲也君。昨日は、楽しかったわ。興奮で眠れなかったわ。今日の放課後も、すごく楽しみだわ」
順子が言った。
「えっ。一体、何のこと?」
哲也が聞き返した。
「何とぼけてるのよ。あっ。そうか。男子がいるから、恥ずかしいのね。ごめん」
そう言って、順子は、去っていった。
男子生徒の一人が哲也の所にやって来た。
「おい。哲也。京子の、ヌードデッサンが出来なくなってしまったぞ」
と、彼は言った。
「ええっ。どうして?」
「さっき、京子が言ったんだ。美術の先生が、知ってしまったんだって。学生が、ヌードデッサンのモデルになるなんて、とんでもないことだって、言ったらしいんだ。それと、京子も、なせか、やりたくなくなったんだって」
「そう。それは、残念だな」
京子は、それを聞いて、怒り心頭に発した。
(あれだけ、悪事を働きながら、まだ反省してないなんて。絶対、許せない。だが、まあ、いいか。今日の放課後を思い知れ)
京子は、心の中で、そう呟いた。
その時。
キーン・コーン・カーン・コーン。
始業のベルが鳴った。
ガラリと、教室の戸が開いて、一時間目の、英語の教師が入ってきた。
「起立」
「礼」
「着席」
こうして、優等生には楽しいが、勉強嫌いな生徒には、つまらない授業が始まった。

さて。時間が経って、退屈な午前の授業が終わった。
そして昼休みになった。
そして昼休みも終わって退屈な午後の授業が始まった。
そして、時間が経って、退屈な午後の授業も終わった。
キーン・コーン・カーン・コーン。
終業のベルが鳴った。

「じゃあ。男子生徒は、帰って。女子生徒は、みんな、残って」
順子が言った。
言われて、男達は、教室を出ていった。
女子生徒だけが、残った。
哲也も、帰ろうとして席を立った。
すると、順子が哲也を引き止めた。
「哲也君は残らなくちゃダメじゃない」
と順子が言った。
哲也は、わけがわからず、教室に残った。
クラスの女子生徒、全員が、ニコニコ笑いながら、哲也を取り巻いている。
哲也は、何が何だか、訳が分からなかって、不安になった。
「一体、何をするの?」
京子が、順子に聞いた。
「京子は、昨日、いなかったわね。説明するわ。哲也君はね、昨日、自分は、マゾで、私達、みんなに、いじめて下さい、って頼んだの。そういう想像ばかりして、毎日、オナニーばかりしてしまうから、勉強が手につかない、って言ったの。それで、私達が、いじめてあげたの。そして、一回だけでは、満足できないから、今日の、放課後に、もう一回、虐めて下さい、っていったのよ」
と、順子が言った。
哲也は、顔が、真っ青になった。
(京子め。そんな、とてつもない、悪行をしたのか)
哲也は、心の中で、叫んだ。
「ふーん。信じられないわ。それで、具体的に、どんなことをしたの?」
京子が、順子に聞いた。
「顔を踏まれたり、私や、陽子の、オシッコを飲んだり、丸裸になって、みんなに、くすぐられて、射精までしたのよ」
と、順子が笑いながら言った。
「ふーん。信じられないわ。哲也君に、そういう趣味があったなんて」
と、京子が、そらとぼけた様子で言った。
哲也は、顔が、真っ青になった。
(京子め。そんな、とてつもない、悪行をしたのか。しかも、のうのうと、そらとぼけて)
哲也は、心の中で、叫び出したい気持ちだった。
「さあ。哲也君。着ている物を全部、脱いで、裸になりなさい」
順子が命令的な口調で言った。
「い、いえ。やっぱり、昨日、考え直して、やっばり、昨日のようなことは、するべきでは、ないと、考えが変わったんです。だから、もういいです」
と、哲也が言った。
「ふふふ。哲也君。恥ずかしがっているのね。あるいは、わざと嫌がるフリをして、私達を興奮させたい。という趣向なのね。わかったわ。みんな。哲也君を脱がしちゃいましょう」
と、順子が言った。
女子生徒たちは、わっと、哲也に襲いかかった。
そして、哲也の服を脱がせ出した。
「や、やめてー」
哲也は、叫んだ。
しかし、女子生徒たちは、やめない。
「ふふふ。確かに、嫌がるのを、無理矢理、脱がすのも、興奮するわね。哲也君って、乱暴に、強姦されたい願望があるのね。哲也君って、そうとうなハード・マゾなのね」
と、一人の女子生徒が言った。
哲也は、男といえども、運動が苦手で体力もない。
100m走で、女子に負けてしまったほどである。
体力測定でも、哲也は、女子程度の体力しか無かった。
哲也は、女子生徒たちに、取り押さえられて、見る見るうちに、着ている物を全部、脱がされて、丸裸にされてしまった。
「ふふふ。哲也君。縄をもってきて、あげたわよ」
順子がそう言って、カバンから、縄を取り出した。
そして、それを、女子の一人に渡した。
女子たちは、哲也の両手を背中に廻して、手首を重ね合わせ、手首をギュッと縛り上げた。
そして、その縄尻を、机の脚の一つに、カッチリと、結びつけた。
1mくらいの、ゆとりを、もたせて。
そして、その机の上に、一人の女生徒が乗った。
彼女は、ふふふ、と、笑った。
これで、もう、哲也は、逃げられなく、なってしまった。
哲也は、クナクナと、その場に座り込んだ。
しかし、丸裸で、後ろ手に縛られているので、性器を隠せない。
クラスの女生徒達は、そんな、哲也を、取り囲んで、楽しそうに見ている。
「お願い。見ないで」
哲也は、耐えられなくなって、叫んだ。
しかし、女子生徒達は、どこ吹く風と、相手にしない。
「ふふふ。マゾのやめて、は、やって、の裏返しよ。哲也君は、私達を興奮させるために、嫌がっているフリをしているのよ」
そう順子が言った。
「そうね。哲也君が嫌がると、余計、いじめたくなっちゃうわ。私、興奮してきちゃった」
そう、一人の女生徒が言った。
「私もそうよ」
「私も、興奮してきちゃったわ」
女子生徒達は、口々に好き勝手なことを言った。
「どう。哲也君。丸裸になって、女子生徒、全員に、見られている気分は?」
女生徒の一人が聞いた。
「は、恥ずかしいです。死にたいほど」
哲也が言った。
「今日は、誰が、哲也君をいじめたい?」
順子が皆に聞いた。
「順子。私にやらせてくれない?」
紀子が言った。
「いいわよ。でも、どうして?」
順子が、笑いながら聞いた。
「実は、私も、順子と同じように、哲也君をいじめたくて、仕方がなかったの。いつも、哲也君を、いじめる想像にふけっていたの」
そう言って、紀子は、哲也の背後に座った。
そして、哲也の背中に、ピッタリと、くっついた。
そして、背後から、手を、伸ばして、哲也の、胸の乳首を、コリコリさせたり、脇腹や首筋を、爪を立てて、スーとなぞった。
「ああー。紀子さん。やめて下さい」
哲也は、悲鳴を上げた。
紀子は、ふふふ、と、笑って、哲也の、太腿を、爪を立てて、スーとなぞった。
「ああー」
哲也は、悲鳴を上げた。
しかし、言葉とは、裏腹に、哲也の、マラは、天狗の鼻のように、勃起し出した。
「ふふふ。哲也君。やっぱり、気持ちがいいのね」
そう言って、紀子は、哲也の体の、あちこちを、爪を立てて、スーとなぞったり、くすぐったりした。
「ああー」
哲也は、悲鳴を上げ続けた。
「さあ。哲也君。床に仰向けになって」
紀子が言った。
哲也は、仕方なく、床に仰向けになった。
哲也は、後ろ手に、縛られているので、起き上がることが、出来ない。
紀子は、ふふふ、と、笑って、スカートのチャックを、外して、スカートを脱いだ。
そして、哲也の顔を跨ぎ、膝を曲げていき、パンティーに包まれた大きな尻を、哲也の顔の上に乗せた。
そして、昨日、順子がやったように、紀子は、哲也の顔の上に乗せた腰を、左右前後に、グリグリと揺すった。
それに、ともなって、哲也の顔も、揺れた。
「あ、ああー。すごく気持ちいいー」
紀子が、眉を寄せて、苦しそうな、喘ぎ声を出した。
しばしの間、紀子は、尻を揺すって、快感に浸っていた。
「も、もう、やめて下さい。紀子さん」
哲也が言った。
「ごめんね。哲也君。私だけ楽しんじゃって。じゃあ。今度は、哲也君を気持ちよくさせてあげるわ」
そう言って、紀子は、哲也の顔から尻をどけた。
そして、スカートを履いた。
哲也は、勃起した、マラを、皆に見られないように、腰と膝を曲げ、足をピッチリ閉じ合せて、海老のように、縮こまっていた。
そのため、哲也の、尻は、パックリと、開き、丸見えになっていた。
紀子は、ポケットから、毛筆を取り出した。
そして、哲也の、パックリと、開いた、丸見えの、尻の割れ目を、毛筆で、スーと、なぞった。
「ひいー」
哲也は、悲鳴を上げた。
そして、瞬時に、キュッと、尻を閉じ合せようとした。
しかし、そのため、哲也は、縮こまる姿勢が、とれなくなり、逆に、反射的に、体が反ってしまった。
そのため、天狗の鼻のように、怒張した、マラが、丸見えになってしまった。
紀子は、意地悪く、ふふふ、と、笑った。
そして、紀子は、毛筆で、哲也の、尻や、脇腹や、足の裏、など、ありとあらゆる所を、スーと、刷いた。
「ああー」
哲也は、眉を寄せて、苦しげな表情で、悲鳴を上げた。
それを、見ていた、女子生徒達は、皆、だんだん、ハアハアと、息が荒くなって、いった。
なかには、息を荒くしながら、スカートの中に手を入れて、まさぐる女生徒もいた。
「私も、もう、我慢できないわ」
「私も」
そう言って、女子生徒達は、わっと、一気に、哲也に、飛びかかった。
そして、哲也の体を、思う存分、触ったり、くすぐったりした。
「ああー。やめてー」
哲也は、悲鳴を上げた。
しかし彼女らは、もう、恥じらいを完全に、捨てていた。
二人の女生徒が、それぞれ、哲也の、足首を持って、
「えーい」
と言って、思い切り、左右に開いた。
哲也は、男といえども、運動が苦手で体力もない。
体力測定でも、哲也は、女子程度の体力しか無かった。
しかも、女は、二人がかりである。
哲也の足は、大きく、あられもなく、開かれた。
股間には、天狗の鼻のように、激しく、そそり立って、勃起した、マラが、天上に向かっている。
他の女子たちも、哲也の体を、触ったり、くすぐったり、し出した。
紀子は、毛筆で、哲也の尻の割れ目をスーと、なぞった。
「ああー」
哲也は、激しい悲鳴を上げた。
激しい刺激の、つらさに、哲也が、尻の割れ目を、閉じようとすると、哲也の足首を、持ってる二人の女生徒が、それを阻止した。
紀子は、ふふふ、と、笑って、哲也の、勃起したマラを、しごき出した。
だんだんクチャクチャと音がし出した。
紀子は、勃起した哲也の、マラをしごく速度を速めた。
「ああー。出るー」
哲也が、そう言うや、哲也のマラの亀頭の先から、精液が飛び出した。
それは、放射状に、勢いよく、大量に放出された。
「すごーい。男の子の、オナニーって。昨日も見たけど、ほんと。すごいのね」
女達は感心したような口調で言った。
「どう。哲也君。気持ちよかった?」
紀子が、笑いながら聞いた。
だか、哲也は、黙っている。
しばし、哲也は、グッタリしていた。
「誰か、他に、やりたい人はいない?」
しばしして、順子が聞いた。
「私。やりたいわ」
そう、凜子が名乗り出た。
「実は、私も、哲也君をいじめたいと、思っていたの。いつも、哲也君を、いじめる想像にふけっていたの」
凜子が言った。
「ねえ。哲也君。いじめても、いい?」
凜子が哲也に聞いた。
「もう、どうとでも、好きにして」
哲也は、捨て鉢な口調で言った。
哲也は、心も、すでに、捨て鉢になっていた。
「じゃあ。お言葉に甘えて・・・」
そう言って、凜子は、哲也の、乳首をコリコリしたり、体の、あちこちを、爪を立てて、スーとなぞったり、くすぐったり、し出した。
「ああー」
哲也は、悲鳴を上げた。
「ふふ。射精した、直後は、刺激しても、射精は、起こらないのよ。これを、絶対不応期というの。でも、時間が、経てば、また、すぐに、精子が、作られ出すのよ。ましてや哲也君のように、若い、性欲、真っ盛りの年頃なら、射精後、5分も、すれば、また、精子が、どんどん、つくられていくのよ」
そう、凜子が説明した。
「さあ。みんなも、手伝って」
凜子が言った。
言われて、女子達は、また、わらわらと、砂糖に群がる蟻のように、哲也の体を、触ったり、揉んだり、くすぐったりし出した。
「ああー」
哲也は、悲鳴を上げた。
哲也の、マラは、また、勃起し出した。
「本当だわ。哲也君って、すごく、性欲、旺盛、というか、スケベなのね」
一人が言った。
凜子は、ふふふ、と、笑って、スカートのチャックを、外して、スカートを脱いだ。
そして、哲也の顔をまたぎ、パンティーで覆われた大きな尻を、哲也の顔の上に乗せた。
そして、凜子は、腰を、左右前後に、グリグリと揺すった。
それに、ともなって、哲也の顔も、歪んで、揺れた。
「あ、ああー。すごく気持ちいいー。哲也君。ゴメンね」
凜子は、眉を寄せて、苦しそうな、喘ぎ声を出した。
しばししてから、凜子は、立ち上がった。
そして、哲也の股間の方へ行って、しゃがみ込んだ。
そして、女生徒たちを見た。
「さあ。哲也君の足を、大きく開かせて」
凜子が、女生徒を見て、言った。
言われて、さっき、哲也の足を開いていた、二人の女生徒が、また、やって来た。
二人は、それぞれ、哲也の、右の足首と、左の足首を持って、
「えーい」
と言って、思い切り、左右に開いた。
「ああー」
哲也は、悲鳴を上げた。
哲也の、マラは、また、丸見えになり、天狗の鼻のように、激しく、勃起し出した。
凜子は、哲也の金玉を、やさしく揉んだり、尻の割れ目を、毛筆で、スーと、なぞったりした。
「ふふふ。哲也君。どう。気持ちいい?」
凜子が聞いた。
「ひいー」
哲也は、悲鳴を上げた。
凜子は、ふふふ、と、笑って、哲也の、勃起したマラを、しごき出した。
だんだんクチャクチャと音がし出した。
凜子は、勃起した哲也の、マラをしごく速度を速めていった。
「ああー。出るー」
哲也が、そう言うや、哲也の亀頭の先から、白濁した精液が飛び出した。
それは、放射状に、勢いよく、大量に放出された。
「次は、誰がやる?」
順子が聞いた。
「私がやるわ」
京子が言った。
「あら。京子。あなたみたいな真面目な人でも、やっぱり、エッチな心はあるのね」
そう、順子が言った。
「ねえ。みんな。皆が、みていると、恥ずかしいわ。みんな、教室を出てくれない?」
京子が言った。
「わかったわ。じゃあ、この後は、京子の、プライベート調教なのね。じゃあ、私達、家に帰るわ」
みんなー、帰りましょうー、と、順子が言って、皆は、カバンを持って、ゾロゾロと教室を出ていった。

あとには、裸の哲也と、京子が、二人、誰もいない、ガランとした教室に残された。
京子は、哲也の前に、腰を降ろした。
「哲也君。ごめんね。意地悪、しちゃって」
そう言ってから、京子は、哲也の服を持ってきた。
「ひどいよ。京子。オレ。もう、学校に、来れないよ」
そう哲也は、泣きながら言った。
「でも。あなたが、私の体になれたのを、いいことに、助平君や、不良生徒たちに、マゾだと言って、悪戯させたり、ヌードデッサンのモデルになったり、したことを、知って、物凄く頭にきちゃったの。それと、今朝、お母さんに聞いて知ったけど、あなた。私の、お母さんと、風呂に入ったり、お母さんに、マッサージしたりしたでしょ」
京子が言った。
「そうだね。僕が、悪戯したのが、いけなかったんだね。ゴメンね」
哲也が言った。
「じゃあ。これで、おあいこに、しましょう。皆には、私から、やめるように、強く言っておくわ。やめないと、先生に言いつけるって、厳しく言っておくわ」
そう言って、京子は、哲也の縄を解こうとした。
「待って」
哲也が制止した。
「なあに?」
「皆に、いじめられるのは、死ぬほど、恥ずかしかったけど、本当は、僕は、マゾの気もあって、ああされることを、想像したこともあるんだ。さっき、いじめられているうちに、マゾの快感を感じ出しちゃったんだ」
そう、哲也が言った。
「ふふ、そうなの」
と、京子が笑った。
「ねえ。京子」
哲也があらたまった口調で呼びかけた。
「なあに?」
「君に悪戯した、罰として、僕をいじめてくれない?僕は、本当は、君にも、いじめられることを、想像して、オナニーしたこともあるんだ」
そう、哲也が言った。
「ふふふ。そうなの。わかったわ」
京子が言った。
哲也は、京子に向かって、
「さあ。好きにして」
と言った。
「わかったわ」
そう言って、京子は、後ろ手に縛られた哲也の、背後に座って、哲也の背中に、ピッタリと、体を、くっつけた。
そして、背後から、手を、伸ばして、哲也の、胸の乳首を、コリコリさせたり、脇腹や首筋を、爪を立てて、スーとなぞった。
「ああー。京子さま。気持ちいいです」
哲也は、悲鳴を上げた。
「哲也君。私も、顔の上に乗ってもいい?」
京子が聞いた。
「はい。乗って下さい」
哲也が答えた。
「それじゃあ、乗らせてもらうわ」
そう言って、京子は、スカートのチャックを、外して、スカートを降ろした。
京子は、上はセーラー服だが、下は、パンティーだけ、という格好になった。
「哲也君。仰向けに寝て」
京子が言った。
「はい」
哲也は、言われたように、仰向けに寝た。
京子は、哲也の顔を、またぐと、ゆっくりと、尻を降ろしていった。
そして、とうとう、パンティーに包まれた京子の大きな尻が、哲也の顔に触れた。
京子は、哲也の顔の上に腰かけた。
そして京子は、腰を、左右前後に、グリグリと揺すった。
それは、四天王に踏まれている餓鬼のようだった。
「ふふふ。どう。哲也君。こうされる気分は?」
京子が腰を揺すりながら、尻の下の哲也に聞いた。
「ああー。いいです。最高です。とても素敵な匂いです。京子さま」
哲也は、そう言って、随喜の涙を流した。
「ふふふ。じゃあ、私のオシッコも、飲みたい?」
京子が聞いた。
「はい」
哲也が言った。
「哲也君。目を閉じて。絶対、目を開けちゃダメよ」
京子が厳しい口調で言って、哲也に釘を刺した。
「はい」
そう言って、哲也は、目をギュッと、閉じた。
京子は、履いていたパンティーを、スルスルと、降ろして、足から抜きとった。
そして、また、哲也の顔を、またぐと、ゆっくりと、尻を降ろしていった。
「哲也君。絶対、目を開けちゃダメよ」
と、言いながら。
京子の尻は、哲也の顔に触れるほど、の位置に来た。
「さあ。哲也君。口を大きく開けなさい」
京子が命令的な口調で言った。
哲也は、目をつぶったまま、アーンと、大きく口を開けた。
「哲也君。オシッコをしてあげるわ。こぼさず、ちゃんと、全部、飲むのよ」
京子が言った。
「はい。わかりました。京子さま」
哲也は、目をつぶったまま、言った。
しばしして、京子のアソコから、シャーと、小水が出始めた。
それは、大きく開いている、哲也の口の中に入っていった。
哲也は、ゴクゴクと、咽喉をならしながら、京子の小水を飲んだ。
京子は、小水を全部、出し切ると、急いで、立ち上がった。
そして、急いで、パンティーを履いて、スカートを履いた。
「哲也君。もう、目を開けていいわよ」
京子が言った。
言われて、哲也は、目を開けた。
そこには、ちゃんと、スカートを履いた京子がいた。
「さあ。哲也君。服を着て」
そう言って、京子は、哲也の、後ろ手の、手首の縄を解いた。
これで、哲也は、やっと自由になれた。
「ありがとう」
そう言って、哲也は、ブリーフを履き、ランニングシャツを着て、ズボンを履いて、ワイシャツを着た。
嫌い合っていた、二人は、いつの間にか、仲良くなっていた。
「やっぱり、僕たちが、嫌い合っていたのを、お釈迦さまが、仲良くさせようと、したんだね」
哲也が言った。
「そうね。これから、クラスでは、恥ずかしいけれど、私達が、仲良くなれたことの方が、ずっと、良いことだと思うわ」
京子が言った。
「京子ちゃん。実を言うと、僕は、君をおとしめたいという、思いだけじゃなかったんだ。君の体になれたことを、いいことに、女の快感を味わっていたんだ。どうせ、他人の体なんだからって思って」
「哲也君。私もよ。私も、昨日、クラスの女子達、みんなに、いじめられた時、マゾの男の快感にも浸っていたわ」
京子が言った。
「きっと。お釈迦さまは、他人の苦しみを、味あわせることで、僕たちに、他人の苦しみを、理解できる人間にしようと、したんじゃないかな?」
「そうね。私も、きっと、そうだと思うわ」
それから、二人は、全く口も利かなかったほどの悪い仲だったのに、それ以来、とても仲良くなって、一緒に勉強するようにも、なった。
そして。二人は、翌年、ともに、現役で、東大理科三類に、合格した。
そして、二人は、大学一年の初夏に、結婚した。


平成27年10月22日(水)擱筆

男女入れ替わり物語

男女入れ替わり物語

  • 小説
  • 中編
  • 青春
  • 恋愛
  • コメディ
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2021-07-18

Copyrighted
著作権法内での利用のみを許可します。

Copyrighted