狭窄な世界の自由

あおい はる

 たぶん、基本的に、じぶんのことを書くのは苦手なのだと思う。
 故につづかない。ブログ、Twitter、など。

 ここでは、虚構を描いている。
 想像。
 非現実。
 ことばをつないで、世界を構築している。
 じぶんが好きなものだけが、つめこまれた星。次元。
 まいにち書いても苦ではない。
 おそらく、現実逃避に近いので、わたしの書くものは、小説とも、詩とも呼び難く、もちろん、随筆でもないのだが、幾ばくか、現実に見聞きし、感じたことも織り込んでいる。

 SNSでのコミュニケーションが主流の現代で、未だ流されずに、上流でぷかぷかしている木片みたいなものか。
 広大な海を知ることなく、安全でありながら少しばかり退屈な場所で、けれども自由気ままに、ぷかぷか浮いている。

 きょう、だいすきな作家さんの新刊の通販がはじまって、すぐに購入した。
 こんなにも大変な世の中で、日々、テレビのニュースだけで精神が擦り切れそうな、そんな世の中で、だいすきなひとが、すばらしい作品を生み出していること。創作をしていること。どうか健やかで、いてくださること。
 それだけでも救いになる。
 たのしみだなぁ。

狭窄な世界の自由

狭窄な世界の自由

  • 随筆・エッセイ
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2021-07-11

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