放蕩三昧

キスツス・アルビドゥス

酒を飲み、女と寝る。女を抱いてる時に自分はこの娘と愛を育んでいるという感情はない、好きという感情よりも相手がどのようにすれば興奮するのか探り当てる探索的楽しみがある。男女のアダルトビデオを撮影する際その場には少なくとも、カメラマンと男優と女優がいるように、私が女を抱く時は自分以外に見られているという感覚がある
多分自分と相手の間には、現存在の自己に先立つ存在作用として世界内-存在という関係性が生まれている、この構造は私が彼女に、彼女が私に相互的に干渉することによって作り出される領域だとすると領域内には、自分と彼女のみが存在していることになるが自分達の領域はどこまで構築されているのか疑問に思うと、その瞬間に女を抱いている自分はベッドの上に存在するディルドと化している事に気づく、女は私の棒を私は女の穴を求めている。構築された領域が崩れる瞬間、私は彼女の膣に射精をする。女は一度オーガズムを感じたからといって、そこで終わりなわけがないと私は考える。男は一度射精したら大体はその瞬間に行為が終わる、
性機能的にも仕方のない事なのかもしれない、しかし私は
一度射精をした次が本番なのだと思っている。3、4回射精したくらいでは萎えることの無い自分の肉棒を女が見ると驚かれることがあるが美女と交える機会など今後ないのだろうと思いながら抱くと射精などいくらでもできる気がするに変わる。人というのは面白い生き物で自分ができると思ったら案外簡単にできてしまう、行為の間にある過程は苦労だと捉えないのだ。私のようなゴミ人間の夜の相手をしてくれるいい女を大切に思いながら抱擁して寝る。

放蕩三昧

放蕩三昧

  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2021-07-08

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