再誕

 いつもその先にある瞳は覚えている、どんな色もが合わさったエゴを。螺旋の描写に築かれる神秘は見るものをやさしく突き放す。甘美に降り積もる眩暈も終わった。この腕で壊せるものたちの世界には、なにか違う耽美があるのだろう。いのちを癒すと失われていくものを撫でるように、憂愁を奏でると、はじめて瞳に光が灯った。

再誕

再誕

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2021-07-04

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