カノン

 どんな詩も未完成であり、断片的な映像にすぎない。それらは絵画のように画廊をみたし、神話となる。ふとした時に空中から零れ落ちてくる言葉もその一部であり、空想を捧げるたびに世界が生まれ変わっていく。なにが美しいのかを決めかねているように、空の色のグラデーションは移り気で曖昧だ。だから撫でるように、奏でるように、透明なものが形作られて、あなたもまた神であるかのようにとても美しく思えるのです。

カノン

カノン

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2021-06-29

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