kill

側から見ればこのままの方がいい雰囲気
かもしれないし、そのうち重ねて、隠して、ただのかわいいになれるかも。
そう思っても
握ると爪の跡はつく。
これが妙に、痛いイタい居たい
力を抜けばトゲは刺さらないし、意識すれば傷つけない。
それより前に。
解決策は手に届く所にある
穏便に終わらす事だってできる。
「分かってるよそんなこと。」
「だけど忘れてしまうんだね。」
君が突くのはいつだって私であって僕じゃない。

「大していたがってないって事がわかったよ」

kill

kill

  • 小説
  • 掌編
  • 恋愛
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2021-06-28

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