藤月犀窩

神さまが鳴らす、ソプラノは
予定された調和をかき消すように
あたらしい歌をしらせる
それはそこに最初からあった奇跡で、
ぼくはその必然性に躓き
生まれたときのように泣きたくなるらしい
いまこの瞬間のためにぼくは走っていたのだと気付いたそのままの速度で駆けていくどこまでも躓きながら あなたを読み飛ばすいきおいで

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2021-06-25

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