優しさ

龍 佐秋

君とは全く関係のない
例えば朝食をつくるとか
食べるとか
自転車に乗って出勤するとか
そんなことを僕がしている間
君も似たようなことをしているのかと思うと
なんというか
世界の優しさを感じる
人として生まれた優しさを

僕はすっかり変わってしまった
君もそうだろう
会う事ももうないだろう
だけどこの感覚は
きっと死ぬまで残るだろう

そしてまた世界の優しさを知るだろう

優しさ

優しさ

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2021-06-22

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