記号が降る

藤月犀窩

分裂して憎み合う。
いつも殺して、血の雨のなかでそよ風が心地いい。
いいよ、殺せるなら殺して。
そのときはぼくがキスしてあげる、だってお前にはぼくしか居ないのだから。
でもいまは、ごめんね。ごめんね。ごめんね。何度でもぼくのために死んでください。お前にはぼくしか居ないよ、居てはいけない。
(しんじゃえ、しんじゃえ、しんじゃえ、しんじゃえ。) それでいい。死ぬまで聞いていてあげる。
しずかな雨音は、軽快なメロディーと!

記号が降る

記号が降る

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2021-06-21

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