血の轍
お前は自分自身に対して
残酷で居続けられるのか
自分で課した罰なんざ
耐えられるに決まってるだろう
耐え抜けるに決まってるだろう
釣り合ってないんだよ、何から何まで。
お前の天秤は狂っているんだよ。
正当化とは自己欺瞞のことで
信じるとは何も考えないことで
博愛とは誰も愛していないということだ
生きるために殺す覚悟が本当にあるのか
すべてが取るに足らないことで
すべてがどうでもいいことのように思える
愚かにも轍を踏み続けている
惨めにもここから退けないでいる
逆らうことを辞めたら 死ぬと思った
壊れる前に壊したかった
それだけだったんだ
血の轍