メイカイ列車

――俺の生きる意味はなんだ

認めてもらえない。
誰の目にも映らない。

消えてしまいたいくらい、退屈な毎日だ。

暗闇、変わらず。

「あー……だっるい……」


猛暑日?
なんだよ、あちーよ。

社畜の気持ちもちょっとは考えやがれ。


田中謡司(タナカヨウジ)27歳。

今の会社に勤めて5年。

毎日働いて、たまにいい業績を上げたかと思えば、上司に怒られるミスも起こす。

おかげでこの歳になっても社内での評判は平行線をたどってる。


彼女もいないし、田舎にはもう2年帰ってない。



生きる意味がわからない。

なんで働いてるかわからない。

笑いながら毎日を過ごしてる奴らの気がしれない。



「商談が予想以上に早く終わったな……すぐ会社に戻るとなんか言われっかなあ。」



周りからの目しか考えない。

自分がどうしたいかより、どうしたら周りから浮かずに済むかが最優先。

だから昇進もしない。
男の一人暮らしでギリギリの給料で、毎日をこなしている。


そう、俺は生きてるっていうより
冒険もクソもないRPGを毎日やってるだけ。


このゲームには雑魚敵も出ない、もちろんボスもいない。

助けに行く姫もいなければ、一緒に旅する仲間だっていない。


ずっと、一人だったんだ。


死のうと思ったことはない。
けど、死んでもいいかとは毎日思ってる。


いじめられたこともない。

でもいじめの対象になる奴らは、他人の視界に入ってるってこと。
俺よりよっぽど人間らしいんだと思う。


俺は、誰の視界にも映らないから。



人に顔を覚えてもらえない。
名前を何度も教えても、数日会わないとすぐ「初めまして」。

面倒くさくなって、俺もすぐ「初めまして」って言うのは悪い癖。



俺って、いる価値あんのかな。



――

電車を待つ。

予定より1時間も早く会社につきそうだ。
上司や同僚から何か言われるだろうか。

いや、俺の仕事を理解してくれてる奴なんていないか。

営業から帰って書類を提出しても、

「あ、これ今日だっけ。」

と、必ず言われる。


成功しても褒められないけど、失敗したら怒られる。


前のサラリーマンはケータイで取引先らしき人と話してる。
典型的な営業トークだけど、内容からして結構上手くいってるっぽい。

その隣にはきたねー金髪ギャル。
平日の2時だってのに、学校にも行かず何してんだか。

その時俺の前にズイっと婆さんが割り込んできた。


(なんだよこのババア。俺が並んでんの見えねーのかよ。)

まあいつものことだ。
老人共は朝から出かけて遊びまくる元気はあるくせに、電車やバスの席は座れて当たり前と思ってやがる。


「……ほんと、つまんねーな。」

雑踏にかき消される程度の声でつぶやく。



このまま違う行先の電車に乗っちまおうか。


脳内では結構大胆なくせに、気持ちと足は微動だにしない。

所詮それだけの人間。


ヨワイ。



『じゃあ、人生辞めてみます?』

淡い期待。

女の子の声が聞こえた、と思ったらホームに俺一人だけになった。

真っ暗になって、あんなにうるさかった雑音も一切なくなった。


「な、、え?」




『こんにちは、田中さん♪』



ふと、声の主であるに女の子が現れた。

色白で華奢な身体、髪の毛は腰まで伸びて綺麗だ。

普通の人と違うのは、髪の色がピンク色で眼球は赤。
服装も……現代のものではない気がした。



「……。」


こういう時、漫画とかだったら主人公が誰だ!?とかなんだこれは!?とか言うんだろうけど
俺みたいな底辺野郎に、そんな柔軟な思考回路があるわけもない。

恐怖と不安しかなくて、言葉は何一つ出てこない。



『あらあら、田中さん?大丈夫ですかー??』


明るい声で彼女は問う。

その声にちょっと安心して、すぼんだ喉から声を絞り出す。


「は……はい。」

『ヨカッター♪喋れなくなっちゃったかと思いましたよー!』

「えっと、あの……」

『状況読めないから怖いですか?まあ無理もないですヨー♪みなさん最初はそうですからっ』


くりっとした大きな赤い目が、まっすぐ俺をとらえる。

こんなに人の目に映ってることを実感したのは初めてだった。


『まず自己紹介ですネ!私の名前はメイです♪』

「あ、俺は、」

『田中謡司サン、27歳独身彼女ナシ♪』

「え……」

『そのくらいは知ってますよー♪いつも謡司さんのコト見てましたから♪』


なんだこれ、新手のナンパか何かか……?

いや、まさか俺がそんな……でも名前知ってるし彼女のこととか誰にも話したことないのに。


「あの、、なんで俺のこと……」

『謡司さんがワタシのこと必要としてるのはずっと気付いてたんですけど、謡司さん自身がなかなか決断してくれなかったので出てこれなかったんですー!』

「俺が……あなたのこと必要としてた?」

『ハイー!でもさっきお婆さんに横入りされたことで吹っ切れたみたいですネー!』


メイさんはニコニコ可愛い笑顔を向けてくれる。

異性のこんな顔を見たのは初めてだ。
俺のこと知っててくれて、俺が必要としてる人で、俺のことをきちんと見てくれる。



この人といれば、俺

変われるのかな?


『さあーっ、決心が揺るがないうちに乗りましょう!』

「へ?」


いつの間に電車なんてきてたんだ?
音も風もなかったのに……。


『今日は清掃の日だったので、中はピカピカですよー♪』


メイさんが手をひいて電車に乗り込む。

女の人の手を触ったのも初めてだ。
心拍数が上がる。


『ハイ、謡司さんの席はコチラです♪』



席には「Yoji Tanaka」と書かれていた。

なんで電車に俺の名前が……。


『この心情ですと、あんまり揺れずに済みそうですねー♪』

「……?」


ところどころ言ってる意味がわからない。


急に現れて俺のこと知っててくれて手を掴まれて、、

……俺も男だ。

聞くしかない。



「あ、あの……メイさん。」

『ハイ、なんでしょう?』



あの可愛い笑顔で振りむいてくれた。

この人といると、心があったかくなる。



「この電車は、どこ行きなんでしょう……。あと、メイさんはなぜ俺のことを……。」

『……?』


メイさんはぽかんとした表情になった。
でもすぐに何かを理解したような表情になった。



『あー、謡司さん自分の気持ち把握してないタイプでしたか!これは失礼しました!』


自分の気持ち?
俺は、メイさんといると心があったかくなるから一緒にいたいって……そう思ってるんだけど……。


『この列車は冥界行きですよ♪』




その言葉と同時に、ドアが閉まった。

前方不注意。

今、なんて言った?



「めいかい……?」

『ハイ!』

「めいかいって、、いわゆる……」

『あの世ですね♪』



あの……世?



――ガタンッ


「うわっ!!」


突然電車が揺れた。
さっきは音もなく進んでたのに。


『あらあら、ここまで自分のことを理解してない人は初めてですヨー!これはかなり揺れそうですね……』


メイさんはうーんと首をかしげた。



「ちょ、ちょっと待ってください。言ってる意味がわからないんですけど……」



頭が回らない……何のことだよ、冥界って……あの世って……どうなるんだ……



『謡司さん、もっと自分に素直になった方がいいですヨー?まあもう死ぬので今更言っても遅いんですけどね!』


メイさんはキャハハッと笑う。
まるで女子高生が友達と冗談を言い合って笑う時のような、本当に素直な笑いだった。



「俺、死ぬんですか?」

『まあ!その質問をされたのはこの仕事をしてきて初めてですよ!「死ねるんですか?」とはよく聞かれるんですけどね♪』

「冗談はよしてください。」

『冗談なんかじゃありませんよ?』


赤い目に俺が映る。

さっきまではあんなに心地よかったのに、今は恐怖しかない。


『謡司さんは、人生に疑問を感じてましたよね?毎日目的もなく生きていくことが嫌になっていたはずです。』

「……なぜそれを……」

『こういう助長のある人を監視するのも、ワタシの仕事ですから♪』

「あなたは……誰なんですか?」

『ワタシですか?ワタシはメイカイ列車の車掌兼案内人ですよ♪』



冥界への……案内人……。

そんなもの本当にあるのか?宗教団体とかなんじゃないか?
俺は今催眠術か何かにかけられて、夢を見てるんじゃないか?

……俺、死ぬのか?




――ガタガタンッ


また強く列車が揺れる。


『あうー、こんな強い揺れは久しぶりですヨー。タイミング間違ったのかなあ?』


メイさんは壁にでも打ったのか、イテテと言いながら頭をさする。


「あの、、たしかに俺は人生に何の魅力も感じずに生きてきました。けど、死にたいとか死のうとか思ったことは一度も……」

『ふえ?……謡司さん、あなたは自分で理解してないだけかもしれないですけど、ずっとこんな人生から逃げ出したいと思ってましたよ?』

「逃げたいとか消えたいとか、そういう漠然としたものはありましたけど……でもっ、それと死ぬのとは話が別じゃ……」

『ええ、だからこのメイカイ列車にご案内したんですよ~。』

「……どういうことですか……」

『では、メイカイ列車について少し説明しましょうか♪』



メイさんは、あの笑顔のままだった。

崩壊、騒音と共に。

『メイカイ列車とは、人生に何の希望も持たずに死にたい・消えたいと考えている人を冥界までご案内するための列車です。
ですが、ただ死にたいと漠然に思っている人を乗せていたのではキリがありません。
なので、冥界史によって定められた【不幸】と【本人の気持ちの度合い】によって、お乗せする方々を厳選しております。
例を言えば、人生が灰色に見えているような無気力な方や何をどう努力しても認められずに落ちぶれていくような人が対象です。
まあレベルも救いようのないくらいまで落ちてくれないとお乗せできませんが。
メイカイ列車は、そんな不幸な星の元に生まれてしまった人が、死ぬときまで苦痛を強いられないよう、無痛の状態で死までご案内いたします。
なのでこの列車で身体をどう傷つけようと、痛みは感じません。
ワタシたち案内人は感じるんですけどね。さっきも頭打ったとこ痛かったし……。
まあこんな感じですかね♪長くなってしまいましたが、ご理解いただけましたか?』

「あの……まあ、この列車のことはわかったんですけど、つまりメイさんにとって俺は不幸な星な元に生まれた人間で、人生灰色に見えて救いようのない奴だったからここに案内したと、いうことですか……?」

『ハイ、そうですよ♪ですがちょっぴり違ったようですねー。この列車はお乗りになる方の心情とリンクしてるんです。
今のように落ち着いた状態だと音も揺れも一切起きません。ですが、ちょっとでも心情に未練や恐怖心があると大きく揺れてしまいます。
安らかな死へのカウントダウンを楽しんでもらう列車なのですが、これは乗る方の気持ち次第なのでどうにもできないんですよネー。』




なんで……なんでそんなこと、そんな可愛い笑顔で言えるんだよ……。



ていうか……俺って、自分が思っているより


死にたかったのか?






――ちがう!!




『喜んでくださいヨー♪普通の人は自殺という惨めな死に方をするしかない上に、強烈な痛みも伴います。ですが、この列車に案内された方々は痛みもなく安らかにいくことができるのです!現実世界では大抵突然死で片付けられるようですが、死体は傷もなく綺麗なままですヨー♪』


「そんな……そんなことを言ってるんじゃないんだ!!俺っ、俺……まだ死にたくねーんだよ!!」

『あれあれ?でもあんな世界から消えたかったんじゃないんですかー?』

「消えたいと思うのと、実際に死ぬのは違うだろ!!」

『ワタシたちの中では同じことです♪』

「お前らみたいな悪魔と一緒にするな!!!」

『悪魔だなんて失礼な!ワタシは人間ではありませんが悪魔でもありません♪単なる車掌兼案内人ですよ♪』

「……人を傷みつけることなく死の世界へ送り出すなんて……そんなありえないことをやる奴、悪魔と一緒だ……そんなことをして何になる……何のためにこんなことをしてるんだ!!!」



人間が死ぬのに苦痛も痛みもあるのは当然だ……。それは肉体的なものだけではなく、精神的なものも……。
誰だって死ぬのが怖いはずだ。家族や友人と別れるのがつらいはずだ。
その苦しみをなくして、こんな列車に連れ込んで……こいつの目的な何なんだ……?



『ありゃーワタシたちの目的を聞いてきた人も初めてですヨー!こりゃとんだイレギュラーを乗せてしまったようですね~ワタシもこの仕事長いんですけど、ちょっぴり目利きを間違えたようです♪』

「いいから答えろよ……!」



――ガガッッガタンッ!!


「うおっ!」

『あーあーさっきも言ったじゃないですかー。あなたと心情とこの列車はリンクしてるって。あなたの心が荒れると列車も揺れて危ないんですよー!まああなたには痛みがありませんから、中で転がろうが何しようが問題ありませんが、ワタシは痛いんですヨー!』



確かに、こんな状況じゃ聞くものも聞けない……

無理矢理でも心を静めなきゃ……
こんな理不尽なもの……壊してやるために……

明快な答え。

――カタン……カタン……



『少し落ち着いてくれたようですねーまあこのくらいの揺れなら大丈夫です、お話してあげましょう。』




『ワタシたちの住む冥界は、あなた方の魂も苦しみを与えずに回収することで成り立っています。人間の魂がワタシたちの世界の源なのです。それだけです。』


「それだけ……それだけじゃないだろ?なんで苦しみを与えないんだ…おかしいだろ。」

『苦しむことなく安らかに死を迎えた人間は、冥界で永遠に生き続けることになります。冥界の発展を願い、作っていくためだけの。いわゆる奴隷になってもらうのです。』



こいつ……今、なんて……




「奴隷……だと……?」

『ハイ♪我々の世界も、人間界と同様に人員が足りないと成り立ちませんからネ。しかも冥界人の寿命は人間の数百倍です。人員はたくさんいることは悪いことではないですからね♪死んだ人間なら報酬もいらないので一石二鳥なのです♪』



馬鹿げている。
何言ってるんだこいつ。

安らかな死を案内しますとか良いようなことほざいてるくせに、本心はそんなもののために……



「なぜ、死んだ人間に報酬をやらないんだ。死んだからといって永遠に働かせ続けるのかよ。」

『んー、謡司さんは相変わらず物分りが悪いですネー!なんのために不幸な人間を選んでると思ってるんですかー?生きていた世界で必要とされなかった人たちを必要としてあげてるんですヨー?あなたたちがいないと冥界は成り立たないのです!こんな世界をあなた方は望んでたんじゃないですか?それを叶えてあげようっていうんですヨー♪』




「ばっか言ってんじゃねーよ……。」

『あら?』



「俺たちは……俺は、そんなもののために生まれたわけでもないし、そんなことするために死のうとも思わねえ!!」




――ガタンガタンッッ!!!


列車が激しく揺れる。
今までにないくらい。



『謡司さん、それ以上心を荒ぶらせると列車が危ないんですけどー?』

「ここから降ろせ!俺は、俺の生きる世界に帰るんだ!!!」




ガタガタガタッッッ


「うわあっ」

『あちゃー、こりゃ脱線しちゃいますよー勘弁してくださいよー。ワタシが怒られます~』


ガシッ


メイが俺の腕を握る。



「なっ…んだよ離せよ!!」

『列車の脱線はもう逃れられませんので、最低でも獲物だけは持って帰らないと減給されてしまいますので~♪』



赤い目が俺をとらえて離さない。


怖い。

怖いけど、ここで負けたら……

俺は死んでも死にきれない負け犬として……



「やっめろ……!!離せ!!俺は、、俺は、生きる目的が分からなくても、俺のことを見てくれる人がいなくても、俺の、生きる世界に戻りたいんだ!!俺が努力して変われば、、世界だって、俺のことを認めてくれる日がくるんだ!!!」



――グイッ

『キャッ』

「俺は冥界なんかで一生奴隷として生きてくくらいなら、必死にもがいて這いつくばってどんなに時間がかかっても、認めてもらえる可能性のある世界に生きたいんだ!!!!」






俺はメイの手を振り払って離れた。
脱線で倒れた衝撃で割れた窓から必死で外に出た。

ガラスで体中を切った。
列車から出たせいか、久しぶりに痛みを感じた。


俺は、まだ生きてる。

緩やかな斜面、スロープは無し。

「……か、……ですか……?」



誰かの声が聞こえる……

目があかない……



身体が痛い……

ああそっか、さっき窓から出るときガラスで……


痛みが、あるってことは……


「……っ」

「あ、気が付きましたね。大丈夫ですか?」

「……ここは……」

「病院、私は担当医です。駅のホームで倒れていたところを運び出されたんです。しかし、身体には切り傷以外何も異常がないのに、心肺停止寸前だったのでびっくりましたよ。」

「そう……ですか……」

「まあ、2~3日入院してもらうことになりますけど、すぐに元気になると思いますよ。」

「はい……ありがとうございます」

「あと、会社にご連絡させていただきました。上司の方、すごく心配されてましたので後で自分から連絡してあげてくださいね。」




会社……。そっか、俺会社に戻る時だったんだ……。

やべえな……怒られるかな……いや、怒られるどころかクビかもな……



いや、そんなことどうでもいいや。

また頑張ればいい。

認めてもらうために努力すればいい。

認めてもらえる可能性のある世界に、戻ってこれたんだから。



――ブーッブーッ


「ん……携帯か……」


ピッ



[病院から連絡もらった。会社はしばらく休みなさい。身体が一番大事だからな。あと、今日の商談すごくよかったって取引先が褒めてくれたぞ。今後もお前をご指名だから、きちんと治すように。]


上司からのメールだ。


こんなこと言ってもらえたのは生まれて初めてだ。

こんなに……嬉しくなったのも、初めてだ。




俺は、もう逃げない。

誰かの目にきちんと映れるような人間になるんだ。




もう、


迷わない。






――


『とんだイレギュラーを乗せてしまったので減給されてしまいました~。でも大丈夫、また次の獲物を探せばいいだけですから♪』

メイカイ列車

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
なんか設定やセリフがベタになってしまいました……。
ベタ好きな人間が書くものは、そりゃベタになりますよね(笑)

メイちゃんは超絶美少女です。
年齢はハタチくらい。
絵が描けないので挿絵等は入りませんが、自分の中で一番の美少女を思い描いて読んでいただけたらと思います(笑)

メイカイ列車

なんとなく生きてる自分に、喝のつもりで書きました。 やりたいこととと、できることが一致してる人になりたい。 でも、それが一番難しい。努力なくては成し遂げられませんよね。

  • 小説
  • 短編
  • ファンタジー
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2012-11-28

Copyrighted
著作権法内での利用のみを許可します。

Copyrighted
  1. 暗闇、変わらず。
  2. 淡い期待。
  3. 前方不注意。
  4. 崩壊、騒音と共に。
  5. 明快な答え。
  6. 緩やかな斜面、スロープは無し。