僕らの嘘

渡逢 遥

嘘で生かし合う僕らを

裁いてくれる人はもういない

信じることで生きられるなら

それが嘘だろうが何だろうが

僕らにはどうでもよかったんだ

きみとの最期を目前にして

僕らは笑い合っている 馬鹿みたいに

信じることにかけてきた時間が

きみへの愛だ

僕らの嘘

僕らの嘘

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日 2021-04-24

Copyrighted
著作権法内での利用のみを許可します。

Copyrighted