シチュー 花野 尋 部屋に置いたままだったスリッパ張りつめた廊下フローリングの冷たさよ今朝の私の過ちを温めることなく待っていてキッチンに明かりが灯された無言でシチューを温めなおす母の背中といい匂い シチュー