Forgiveness

重さを首に詰め込んで、
私は首を吊っています。
生きてることの馬鹿馬鹿しさを
一筋の線に収束させて、
私は首を吊っています。

思えば本当に馬鹿馬鹿しい人生でした。
見栄と逃避と怠惰と
責任転嫁で夢を覆って、
忘れたつもりが本当に忘れて、
醜い、血袋になって生きてきました。

もしも自分を信じられたら!

隣の枝で鴉が見ている。
僕が死ぬのを待っている...。

いよいよ意識が遠のいていき、
もうそろそろでお別れです。
失くすと思うと恋しいのだから、
全く、馬鹿馬鹿しいことこの上ない。
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Forgiveness

Forgiveness

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2021-04-17

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