いつまで付き合おうか
ちひろ
振り返ると、君がいて、泣きながらそこにいて、「どうしたの?」返事は無くて、悲しい顔をあまりにしているから、僕も悲しくなって、一緒に泣いたら、君は嬉しそうに「もらい泣きしちゃったね。」って。あぁ、君は同情して欲しかっただけなんだね。僕は少し悲しくなったけど、それでも君はもっと可哀想だと思ったから、君の泣き真似にもう少し付き合ってあげるよ。「髪の毛切ったの」笑ってるのか、泣いてるのか分からないし、君は僕と同じ髪型にして、まるで君は、僕みたいで、まるで悪魔みたいに、僕にいつまでもくっついてくるね。あぁ、僕は分かってるけど、君のことをいつまでもほっとけないんだ。いつまで、僕は、君の嘘に付き合おうか。
いつまで付き合おうか