飴瓶
空虚
空っぽな飴瓶みたいな世界にいきている。
何もないのに薫る甘い香り
そこにあったはずのもの
硝子に彩られた視界
擦り硝子越しの飛行機雲
抜け出せないような高いコルクの天井
何もない楽園
欲求と快楽、その狭間と歪み
何もないのにエデンを信じている
甘い匂いを吸うために息をして
途方もない果てを歩いている
私はまた忘却の狭間に立ち
そのことはまた瓶の中
飴瓶の中で夕日に焼かれて氷飴が燃えた日のこと
今日、私はまた一つ大切な日を忘れていた
飴瓶
空っぽな飴瓶みたいな世界にいきている。
何もないのに薫る甘い香り
そこにあったはずのもの
硝子に彩られた視界
擦り硝子越しの飛行機雲
抜け出せないような高いコルクの天井
何もない楽園
欲求と快楽、その狭間と歪み
何もないのにエデンを信じている
甘い匂いを吸うために息をして
途方もない果てを歩いている
私はまた忘却の狭間に立ち
そのことはまた瓶の中
飴瓶の中で夕日に焼かれて氷飴が燃えた日のこと
今日、私はまた一つ大切な日を忘れていた
飴瓶