愛が続くとは限らない

愛が続くとは限らない

こんにちは、咲子です。
この作品がここでは始めてということでなんとなくドキドキしています。
まだまだ未熟なものですが、お願いします。

登場人物
・野々宮 花蓮
・篠原 誠太
・加藤流風

プロローグ
2人でいられる時間は限られている。
一生2人でいられる訳がない。
そう、私達の運命はどう動いても離れて行く。
どんなに愛し合っていても。
たとえ騙していても離れて行く。
何故?
それはね、愛があるから。


1.恋とは
愛美学園高等科2年女子寮のある1室で花蓮と流風は話していた。
花蓮と流風の通っているこの学園愛美学園は超難解エリート学校であり、日本で唯一の全学年寮制の学校である。
愛美学園は、愛美幼稚園、初等科、中等科、高等科、愛美大学院とあり、エリート学校であるからして学費は高いと思われる方が多いと考えられるがそうではなく、日本一学費の安い学校である。
その学校内容は過酷なものである。
授業日は月曜日から金曜日まで。
土曜日には特別授業日となっており、時間ごとに振り分けられた担当講師により特別授業を受けるのである。
そんな厳しい授業内容にプラス日曜日にはあり得ないというほどの宿題やレポートが出るのである。
そんな過酷な学園の唯一の安らぎは食事だ。
各学年ごとにある食堂では、高級料理が並び、それが無料で食べれるのである。
「ここの料理美味しいけどさ、時々スナック菓子食べたくなるよね。」
花蓮の願望はスナック菓子。
なぜならこの学園は山の中にあり、スナック菓子など手に入れることが出来ないのである。
「スナック菓子かぁ…
あたしは甘い奴がいい!!」
流風は威勢のいい声で言う。

愛が続くとは限らない

愛が続くとは限らない

  • 小説
  • 掌編
  • 青春
  • 恋愛
  • コメディ
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2012-11-25

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