ティレア×アイ 支援会話
「」→アイ
『』→ティレア
支援C
「エラ、エラ!」
『……あ、アイ。どうしたの?』
「どうしたのって……お前の調子が気になったから。顔色が良くないよ」
『大丈夫、少しふわふわするけど……戦いに支障は無いよ』
「いや、次の戦いは出ない方が良い。しっかり休みなさい。温かくして、食事は肉は控えてスープだけに……」
『アイ……あのさ』
「何?」
『もう僕のことはティレアって呼んでくれないかな』
「な、何だ? いきなり」
『隙あり!』
「あっ! 逃げたな! こら! エラ!」
支援B
「エラ! 怪我をしたって!?」
『アイ、ああ……大丈夫だよ。杖使いに治してもらったし、熱も明日には引いてるだろうって』
「そういう問題じゃないんだ! ……ああ、エラ……」
『……ねえ、アイ』
「……?」
『僕はアイが思ってるよりずっと、大丈夫なんだよ』
「……そんなことはない、まだ14じゃないか。子どもだよ、わたしにとっては」
『アイ! もうやめてくれ!』
「……ごめん。しっかり休みなさい。じゃあ……」
『……うん』
『怒るつもりはなかったんだ』
『アイ、僕は……』
支援A
「エラ」
『……』
「……。……ティレア」
『……ごめん、無視は良くなかったね。どうしたの、アイ』
「いや、いいんだ。……」
『……アイ?』
「わたしはお前が心配なんだ。いきなり革命軍の将軍なんてやらされて、戦いなんて縁遠かったのに。その笛だって戦場で吹くために教えたわけじゃあない」
『……』
「お前が初めて人を斬った時、お前に剣を教えて本当に良かったのかと思ったよ。……教えていなかったら身を守れなかった、でも教えていたからお前は人を殺してしまった」
『……アイ』
「何もかも……こんなつもりじゃなかったんだ。戦争の予兆くらい分かっていた、でもお前を関わらせたくは……なあ、今からでも……エラに戻らないか」
『アイ、確かに僕は最初は本意じゃなく人を斬ったし、将軍になった。でもね、今はそれで良いと思ってるんだよ』
「……! どうして」
『僕は僕のやるべきことをようやく見つけた……。……、……上手く言葉にできないや』
「……」
『アイの気持ちは嬉しいよ。でも……僕はこの運命を受け入れる。運命から逃げないつもりだ』
「……そうか、そうかあ」
『ふふ、アイは僕に甘すぎるよ』
「そ、そうか?」
『でも……ありがとう、僕のそばにいてくれて』
「わたしにとっては、お前はずっといつまでも可愛いわたしの子だよ」
「……でも、ずっと大人になっていたんだね」
『そうかも、しれないね。……会議の時間だ、キリエたちが待ってる。ねえ、アイも来るでしょう? 力になってよ』
「あ、ああ……!」
『また二人で歌おう、笛を吹こう。そのために……この戦争を終わらせよう』
「そうだな……うん、そうだな。ティレア」
ティレア×アイ 支援会話