春と爆弾

爆弾を抱えて歩いているが、

きっと何もかも

清算できず終いだ

もはやいつの傷なのかもわからず、

治す気力も沸いてこない

立ち止まって空を見上げた

春が無邪気に笑っていた

春と爆弾

春と爆弾

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2021-03-19

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