それは、街だった
切り捨てた夜 飲み干して
足らなくてまた 欲しくなった
それでもまた別の美味しさがあると君は僕に言った
使い捨てのガム 飲み込んで
明日はどうなるか 気になっていた
それでもまだあなたが私の方向を向いてる気がして
東、西さまよっても
あなたの家が違うところだとわかっている
近づけない
使われたい幻想 くだらなくて
どこかでまだ 待っているのだ
それでもまた別の道でやり直せると君は僕に言った
ここで飲んで煙草を吸うのが最近の黄昏
東、西さまよっては
どこかでいつか巡り合うと思い込んでる
消えてしまえ
もっと暗いところで飲みなさい
わかっているが
怖いから
あなたか君が来てほしい
それは、街だった