人類の計画

人間が残した限界
人間ができる限界

白っぽい朝
まだ造れない夜

人工が産み出した自然
自然を借りている人口

名前も知らない鳥が浮かぶ湖
それをいつしか公園と呼んだ

吹いた風が誰のものか
わかる前に去っていく

神様なんて
どこかの路地裏に隠れてるだけ

靴を履いたまま
ベッドに寝転ぶ原始人

玄関で靴を脱いだ
アンドロイド

生きることをやめた
人たち

このまま忘れそうなら
もう覚えなくていいよ