歌詞にありそうな詩
詩を書いたら長くなって歌詞みたいになってしまいました。
続きっぽいものもまだあります
時間
もし時間を繰り返せるなら 僕は君がいるこの季節を何度だって繰り返す
もし時間を止められたなら 僕は君が笑っているあの瞬間にいつまでだって留まった
あの時僕は気が付かなかったのかな
鈍感な自分を呪いたい
目を閉じれば瞼に浮かび上がる 君のその後ろ姿はいつだって信じられないほどに素敵で
僕なんかが手を伸ばしてもどうしようもなく届かない
「自分のことは 自分が一番よく知っている
だから 君が僕を知らないのは当然のことなんだ」カッコつけて言ったそのセリフだって今思えば君を遠ざけた
いつだって君に僕を知って欲しいと 僕を見てほしいと心が焼けるほど願っていたのに
君のその透けるような姿は本当に透けていたのかもしれないな 僕の思い違いかな どうでもいいや 今となっては それは昔のこと
歌詞にありそうな詩
切ない感じの文章が書きたかったんです、