空物語 「無限の空」01
はじめまして、青桜です。
初心者なのでつまらないと思いますが最後まで読んでいただけると嬉しいです。
※○物語と書いてありますが、他の○物語系とは一切関係ありません。
“あなたの願いはなに?この無限の空に言ってみて”
ごくごく普通の女子中学生の空場光は退屈すぎる毎日に飽き飽きしていた。
ある日そんな彼女のもとに一通の手紙が届いた。
「この無限の空に向かって願えばきっとあなたの願いは聞き届けられるでしょう。」
すべてはココから始まった。
「あぁ、あの方がよかったかもしれない……」
第1章-思いと手紙
「あーぁ…ほんっとつまんない。」
スクールバックを置き、ベッドにダイブする。
少しホコリが飛んだ。
この空場光という14歳中学2年生の少女は毎日がいやでいやでたまらなかった。
「何にもすることがなくって退屈なのよね?」
光の外見は耳にはピアス、髪は前髪に青メッシュがいれてある以外は茶髪で制服はすでにギリギリ原形が残っているといったところだ。
もちろん授業には出ていない。
そう、彼女は世間一般から言えば不良という存在である。
しかし、成績は優秀で学年トップ。運動も万能で取った賞は数しれずというとんでも女の子だった。
「なんか非常識な現象にでも巻き込まれたいなぁ」
そうぼやきながらベッドから起き上がり、私服に着替え再びダイブする。
「はぁ…超非常識現象に出会いたい。」
そう言ったあとしばらく沈黙をしてから
「よし、ちょっくら外に出るついでにポストでも覗いてくっかぁ、」
と言ってまた起き上がる。
「んっ、気持ちいい…、やっぱ空はいいわねぇ……。」
少し伸びをしてめいいっぱい太陽の光を浴びる。
光は昔から空が好きで何かあれば外で太陽の光を浴びていた。
ちょっと気持ちが落ち着いた気がした。
そのまま部屋に戻りそうになり
「あぁ、ポスト見ないとっ」
慌てて戻る。
「んっ?手紙??」
中にあったのは綺麗な空色の封筒の手紙が1つだけだった。
差出人はかかれていない。
「???部屋で開けてみよう。」
靴を脱いでタッタッと階段を登り、部屋に戻る。
さっそく封筒を開けてみることにした。
封を開けるとなかにはお揃いの色をした便箋が1枚入っていた。
「なになに……」
そこには
「この無限の空に向かって願えばきっとあなたの願いは聞き届けられるでしょう。」
とだけ書かれていた。
「無限の空?なにそれw願いなんか叶うわけ…っ…」
窓の方を見ると空は絵の具で塗りつぶしたかのように水色に染まっていた。
「えっ!?」
手紙を放り投げて窓の方に走る、すると頭に誰かの声が響いた。
「願うか願わないかはあなたしだい。願わなければこのまま、願えば何か起きる。それはあなたの思う行為で決まる。」
一瞬、ビクっとしたが、
もしかしたらこの生活を変えるチャンスかもしれない、そう思い後先も考えずに言ってしまった。
「こんな生活から抜け出したい。」
言った瞬間視界が真っ暗になった。
「ここは……?」
彼女が目を覚ますと翼の生えた男が
「ようこそ、天界へ。空場光さん。」
ニコニコと語りかけてきた。
「はっ……?」
光はわけがわからなくなった。
つづく(多分w)
空物語 「無限の空」01
今回はここまでです。
また新しい投稿で続きを書きます^^
やっぱり話がアレですね。