Guardian

ヤリクリー

注意事項
①このお話はフィクションです。
②米印はト書きです。読まないでください。
③カッコ内は読んでください。
④このお話は、男性5人と女性2人の合計7人の声劇です。
⑤兼任の組み合わせですが、ナレーターのみ単独でお願いします。残りは極力、台本内に載っている組み合わせでお願いします。
⑥所要時間は50分~60分ほどと思ってください。

Guardian

〔登場人物〕
・マモル(♂)…レスキュー隊員。チームハイドロに所属。次期隊長。
・ヒビキ(♂)…レスキュー隊員。チームハイドロの一員。次期副隊長。
・アキノリ(♂)…チームハイドロの総指揮官。デビルオータム、が愛称。
・エリカ(♀)…高校2年生。
・ユキノ(♀)…高校2年生。エリカとクラスメート。
・ミノン(♀)…ニュースキャスター。
・カガ(♂)…柳崎(やなさき)県知事。マモル達の住む県のトップ。
・エミ(♀)…カガの秘書。人のことを大切に思っている。
・タカタケ(♂)…ヤマトのチームメイト。サポート役である。
・キンペー(♂)…廚国(ちゅうごく)のトップ。
・ヤマト(♂)…神出鬼没の暗殺者。一般人民の味方。タカタケが相棒。
・カズ(♂)…本司国(ほんじこく)の内閣総理大臣。
・ヒデオ(♂)…再起源(さいきげん)というメディアのいちキャスター。
・三階(みかい/♂)…老害のトップである国家議員。幹事長らしい。
・アオイ(♀)…チームハイドロに新しく所属となる隊員。
・ヒカリ(♀)…チームハイドロに新しく所属となる隊員。アオイと同期。
・N(ナレーター/♂)

〈兼任組み合わせ〉
・マモル&ヤマト
・アキノリ&カガ&ヒデオ
・ヒビキ&カズ
・キンペー&タカタケ&三階
・エリカ&ミノン&ヒカリ
・ユキノ&エミ&アオイ
・Nは単独


N:災害は、いつどこで起こるのかわからない。それは突然に、何の前触れもなく。

エリカ:水が、水が…。家の中に入って来てる…。
早く上に登らないと…。

(でも、御金〈おかね〉とかの貴重品は持って行かないと…。)

N:非常事態とは、一刻を争う世界である。1つでも間違えれば明日は無い。

エリカ:と、とりあえず上には来たけど…。
119も呼んではみたけど、助けに来てくれる保証もないし…。

N:考えていることは、皆同じ。

マモル:お~い!助けに来たぞ~!!

エリカ:ここです!消防士さん!!


N:エリカ、マモルたちの救命ボートに乗り救助。無事である。

エリカ:助かったぁ~。

マモル:(これで1人は助けたか。他にはいないのか???)

無事で何よりです。この大雨も、明日の午前中には収まるみたいですから。


N:この日、土砂降りの雨であちこちで水害が発生。土砂崩れによる被害も見受けられた。
が、雨は夜のうちに止み翌日は快晴。昨日の荒天は何とやら。しかしながら、雨は止んでも水は止まらず。地盤もかなり緩んでいるため土砂災害の危険性が薄くなるにはまだ時間がかかるとのこと。

ミノン:ニュースをお伝えします。
先日の記録的豪雨による水害は、各地に大きな爪痕を残しました。その中でも、特に被害が酷かった柳崎県沢原市は一時孤立状態でしたが、現在は無事に行き来できる状態まで回復。また、昨日にようやく道路及び線路の全線で安全の確認が取れました。


N:数日後、沢原(さわはら)市内のとある高校でユキノとエリカが話をしていた。

ユキノ:ねぇねぇ、エリカ。

エリカ:ん?何?

ユキノ:先週の雨、かなり酷かったって?

エリカ:そう。川が氾濫して水位も上昇。床下浸水で済んだのが奇跡よ。

…あ!そうか!ユキノ、別の県にいたからこの事知らないのか。

ユキノ:本当に知らなかったわ。あっちなんて、最初から晴れててお出かけにはうってつけ。

ゲームの世界かと思ったわ。

エリカ:自分の家があるって言うのに?

ユキノ:そう。

なかなか気づきにくいのよね。
“受け入れ難い(がたい)”っていうのもあるけど。


N:“対岸の火事”とは、まさにこのこと。
「自分は関係ない」という思いこそ、悲惨な結果を招く一番の要因である。

所変わって、ここは沢原消防署。ここに、伝説として語り継がれるレスキューチーム、チームハイドロが存在する。
彼らのトレーニングは常にリアルタイム。実際に災害が起こってから呼ばれることを想定し、毎回組み合わせやら場所を変えられて鍛えている。

アキノリ:お前ら!そんなんでは誰一人救えないぞ!!
花の一輪さえも守れないのはチームハイドロに所属する資格なし!!

ヒビキ:へぇへぇ…。
毎回バラッバラのトレーニングだから適応させるのにも一苦労なんだよ…。

基本なんてせずにいきなり応用をさせるだなんておかしいですよ。

マモル:仕方ないさ。実際の現場では基本的なことが使えるわけじゃあない。それに、俺たちはエリート。基本なんてできて当然だからすっ飛ばすものさ。

アキノリ:誰か俺に文句を言ってんのか?!

ヒビキ:いえいえ。

マモル:ロープ登りのタイムアタックをしたいので時間測定をお願いします。
タイムリミットは、7秒で。


N:チームハイドロは日夜(にちや)トレーニングに追われるのだ。


エミ:カガ様。先日はご対応お疲れ様でした。

私から申し上げるのも大変恐縮なのですが、何故チームハイドロを要請させなかったのでしょうか?
“私の声掛け・懇願が無ければ大惨事になっていたのですよ?!”

カガ:それは知らん。消防士たちがやってくれたではないか。

(何が大災害だ。そんなエリートに頼るというのが本司国民としては恥なのだ…。)

エミ:そんなぁ…。

“貴方は本当に知事なのですか?柳崎県知事なのですか?!”

カガ:現に県知事は儂(わし)だ。何も言うことは無かろう。

エミ:(酷い…。県民をペット同然の扱いをしている…。)


N:時は先日の豪雨に遡る(さかのぼる)。

当時の柳崎県の中で、甚大な被害を被って(こうむって)いたのが沢原市。あまりにも水量が多すぎるため移動・避難が非常に困難となっていた。床上浸水もあちこちで発生しており、消防隊員だけでは手に負えない状況となっていた。
そこで、同市の市長はハイドロを要請。しかし、カガ知事はガン無視。出す気は一切なかった。

カガ:だから奴らに頼むつもりはない!自分たちで何とかしろ。最悪、自衛隊にでも頼ればいいではないか!(怒)

N:世間一般で聞かれる“老害”とは、まさにこのこと。

カガ:(儂だけ救ってくれればよいのじゃ♪)

N:クズである。今すぐ殺さねばならない。

エミ:知事!沢原市内で川が決壊しております。先ほどからチームハイドロの応援要請をいただいております。既に現地に向かっているそうです。

カガ:“なぁにぃ~?!”

今すぐキャンセルしろ!撤退させろ!!
何故勝手に向かわせている?!儂は許可を出しておらん。

エミ:孤立状態の地区があちこちで見られております。このまま市民を・県民を見殺しになんてできません!

カガ:知らん。こっちは天気がいいのじゃ。何も変わらぬ、平和な日じゃ。

エミ:確かにここは平和です。

しかし、今はそう呑気な事を言っている場合ではありません。


N:知事の部屋の電話が鳴る。

カガ:またか…。しつこいったらありゃしない。

“なんじゃ?だ・か・ら!チームh…”


エミ:“貸して。(※少し怖い感じで)

はい。チーム=ハイドロの応援を承認します。お願いします。”

N:エミが電話を切る。

エミ:“ということですので”

カガ:…。

N:カガ、間違いなく裏がある。


話は戻って、とある日の国会議事堂。

カズ総理がどこやらと電話会談をしているようだ。

キンペー:今度、そっちに来るアルよ。

カズ:来なくてよい。

…ではないな。
“来るな!!”

キンペー:何でアルか?

カガ、という知事が待っているアル。

カズ:カガ?誰だ?そいつは。

キンペー:柳崎県のトップアル。

カズ:貴様、覚えてないのか?貴様のせいで世界が大混乱になったんだぞ。

反省しとんのか?まだ賠償金も支払ってないんだぞ!

キンペー:知らないアル♪


N:キンペーが勝手に電話を切る。

カズ:(許さん…)

N:そして、その電話会談の様子を伺っていた男が1人。

ヤマト:(これは私の出番であろう。その時を待つことにしよう)


N:それから数日が経ったある日。

いつの間にか“ヤツが入国”していた。

柳崎県にて山火事が発生。その中にあるキャンプ場に人が取り残されているとのこと。

キンペー:ヘッヘッヘw
私のタバコのポイ捨てでこうなったのは隠蔽するアル。キャンプの火が燃え移った、にでもしておけばよいアル。

ヤマト:許さん…。私はその瞬間を捉えているぞ。

N:遠くからその様子を伺っていたヤマト。双眼鏡型のカメラでその記録はバッチリと録画されている。

“防犯カメラがあるとも知らずに…”

カガ:これはこれは!偉大なる私の大先生、キンペー様!

キンペー:お出迎え嬉しいアル!!

カガ:早速ですが、外で合同演説といたしましょうw

キンペー:それはいいアル!

ヤマト:(話は聞かせてもらったぞ…)


エミ:カガ様!非常事態です!

カガ:次は何じゃ?せっかくいい気分だったのにのう。

エミ:それどころではございません!

津久毛市(つくもし)にて大規模な山火事が発生とのことです!

カガ:ハイドロは呼ばんよ。さっさと会見の場を用意してくれ。

エミ:またそうなのですか?!

貴方、人殺しなのですね!

貴方の秘書として、これ以上はやってはいけません。
“失礼します。”


キンペー:ナイスな美女アル。セックスしたいアル。

カガ:記者会見の後でw


N:エミ。ハイドロを直ぐに要請。現場に赴く。

エミ:アキノリ様!

アキノリ:現場の状況は既に避難をした方や住民から聞いている。ここからは我々に任せてほしい。

マモル:隊長!現場の中に妊婦様が4名取り残されているとのこと。
また、そのご家族が数名取り残さています。

13人ほどがまだ避難できておりません。

アキノリ:了解。

妊婦にあまり影響を加えさせないよう、空からも消火に当たる。
“エアファイターを要請せよ”

マモル:了解!

アキノリ:ヒビキは、ヤスモト、タケチと協力して付近の避難者のエスコートをせよ。場合によっては増援も考えてあるし用意もある。

ヒビキ:了解。

“ヒビキ、災害現場に突入します”

エミ:(どうか、皆様ご無事で…)


N:こちらは柳崎県庁前の特設演説ブース。間も無く演説である。
頭畑の老害は常にハッピーアワーであった。

“クソが”

ヤマト:さて、一丁やりますか。

カガ:まずは、ゲストのキンペー様から。

キンペー:私は、この国を属国とs…。

ヤマト:"死ね"

N:ヤマトのスナイパーライフルから放たれたストッピングパワー弾(だん)は奴の心臓を貫いた。即死である。

カガ:?!

キンペー様?!


N:クズゴミが一斉に騒ぎ出す。奴らは、彼の、つまりは“キンペー”の手下。スパイだったのだ。

カガ:どうか、どうか落ち着いて。
と、とr…。

ヤマト:"貴様も同罪だ"

N:ヤマトがもう一発を発射。

カガもこの世からおさらばとなった。

ヤマト:サプレッサーは必需品なのだ。忘れるわけがなかろう。
それに、一部ではあるが老害たちの排除にも成功した。後で双眼鏡のデータを送信しておこう。

…おっと。序(ついで)だからクズゴミ達も消えてもらおう。


タカタケ:軽機関銃の用意が整いました。リロード、いつでも可能です。

ヤマト:ありがとう。予備の銃もあるんだな?

タカタケ:はい。いざとなれば、私も加勢します。

ヤマト:頼む。

N:パニック状態の会場に突然の弾丸の雨。しかも、誤射なく綺麗に的を射抜く姿は正に、“令和のシモ・ヘイヘ”。

地獄絵図が広がる姿。今回は爽快である。

ヤマト:よし、後で国会議事堂にでも行くとしよう。

タカタケ:そうしましょう。

…でも、その前に火災の現場を。

ヤマト:だな。

人命救助といこう。


N:そのころ、火災現場。
妊婦4名とその他数名は命からがら脱出に成功。

ヒビキ:隊長!妊婦様を優先して救急車に!

アキノリ:承認する。あまりダメージを与えない走りをするように指示をしてくれ。

ヒビキ:了解。


マモル:隊長!残り3名が未だに取り残されております。

ですが、完全に道を寸断されていること。また、かなりの山奥におります。
エアファイターはどうなったのですか?

アキノリ:エアファイターは消化液の補充に向かった。第二陣の到着にも5分はかかると見て取れる。


ヤマト:こちらエアフォース=チーム=ウルトラ。30秒以内に現場の空中消火を実施する。我々は第二陣ではないが担当チームからも許可を受けている。ハタナカ隊長より承認は出ております。

アキノリ:…今、ハタナカから連絡が入った。支援要請を実行せよ!

タカタケ:(こちら、チーム=ウルトラ。消火開始!)


N:音速の速さで戦闘機型の消火部隊が一気に火を消してく。あらかた片付いたようだ。

タカタケ:(消火終了。1分後に第二陣が消火活動を開始します。)

ヤマト:(了解。撤退せよ。)

マモル:よし!火が落ち着いた。今のうちに!!

ヤマト:アキノリ隊長。1分後に次の消火支援が来ます。

"今です!"

アキノリ:了解。


マモル:やった!消防車だ!!

(あと少しだ。耐えてくれッ…!)


N:その後、エアファイター第二陣が消火活動を開始。95%の鎮火が完了。消防車が通れるということでそれから20分後に完全鎮火。

アキノリ:チーム=ウルトラと言ったが、君は誰なんだ?

ヤマト:私でしょうか?

アキノリ:そうです。

ヤマト:後で“ドリップ”コーヒーでもいただきますか。

アキノリ:!

“ドリップ!”


ヤマト:お久しぶりです。
勝手な支援、申し訳ございませんでした。

アキノリ:そんなことはない。逆にお礼を言わねばならいのはこちらだ。

“ありがとう”

ヒビキ:避難者、残りの3人が軽い傷を負っておりましたが、命に別条はありませんでした。一応、避難者の救助が完了しました。

アキノリ:了解。

このあと、現場検証に入る。しばし待て。


ミノン:ニュースをお伝えします。昨日、柳崎県のキャンプ場にて山火事が発生しました。この火災による犠牲者はいませんでした。消防によると、昨日の午後1時頃に“みおろしキャンプ場”にて火災が発生。火は一気に燃え広がり、山を飲み込むほどにまで広がりました。怪我人は軽傷者が数人いた程度で奇跡的に犠牲者はいませんでした。消防と警察が原因を調べています。

次のニューs…。

N:ニュースキャスターのミノン、突然倒れて死亡。
TV局はパニックに。

タカタケ:ここでCM入ります。

(邪魔者は、消える運命なんだよ…。)


ヤマト:さて、カズ総理大臣もCS(シーエス)、クリティカル=ステートの一員だったな。

三階(みかい)も含めてまとめて消えてもらおうか。


カズ:今回の演説中に起こってしまった暗殺ですが…。

N:クズゴミが五月蠅い(うるさい)。茶番劇に耐えられるか!

三階:今回は国交に関して非常に重要n…。

N:三階、死亡。

ヤマト:…。

カズ:皆様!これは何かの間違いです。

確かに、“私はCSの一味ではあります。”ですが、それとk…。

ヤマト:これはほんの序章に過ぎん。


N:テレビを見ているユキノとエリカ。

ユキノは県知事のインタビュー、エリカは総理大臣のインタビューを見ていた。

ユキノ:え?!何か急に知事と国のお偉いさんが血を出して死んだんだけど…。
え?!えぇ?!記者の人たちも…。全滅…。

“ど、どういうこと?!”


エリカ:ママ~、記者会見見てるってば~。

え?突然幹事長と総理大臣が死んだんだけど…。
え?!

“一体何があったの?!”


N:マスコミクーデター。ヤマトとタカタケの2人による活動。スパイ撲滅活動を実施していたのだ。
ただ、彼らの活動はそれだけに留まる(とどまる)ことは無く、時にレスキュー隊として。時に暗殺部隊として活動をしている。

何せ、“元チームハイドロ”のメンバーなのだから。

マモル:隊長。ヤマト先輩があの時の山火事を助けてくれたんですよね?

アキノリ:まぁな。久しぶりに聞いた声だから少々驚きはしたがな。

相変わらずな奴だったぞ。

ヒビキ:我々の目標は、ヤマト大先輩を超えることでよろしいのでしょうか?

アキノリ:だろうな。

これでまた、新たな目標が出来て良かったではないか。

ヒビキ:“いつかは、大先輩を越えられるように!”


N:それから数カ月。ヤマトとタカタケは廚国に無言で空爆。崩壊。

ヤマト:これで皆安心してキンペーの許(もと)に逝けるな。
ハッピーエンドだ!

タカタケ:一応、自衛隊からは許可も得ているし米軍からもOKが出ていたから気にすることは何もないさ♪


N:それから数年の間はクズ=メディアの大半が消滅し報道の世界はほぼほぼ息絶えていた。
しかし、真面目なメディアだけは残っていた。日本支部が新たに地上波に活動の場を移したのだ。

エリカ:そういえば、今日の朝6時から新しいチャンネルがスタートするのよね。
インターネットでは、信憑性が最も高いメディアの1つとして名が出ている“再起源(さいきげん)”。どんなニュースをしてくれるのかしら?


ヒデオ:皆様、はじめまして。ようこそ、再起源へ。ヒデオと申します。これから、色々なキャスターが様々なニュースや番組を通して真実の報道を致します。どうぞ、ご期待ください。

では、記念すべき最初のニュースです。先日、同日に国のトップが暗殺されるという事件が起こりました。このことはインターネットでも大いに盛り上がり、世界を毒する者達の抹殺に歓喜の声が続々と上がっております。
先日のカズ内閣総理大臣、キンペー国家主席、カガ柳崎県知事及びオールドメディアの手下の一掃(いっそう)に関して、世界を牛耳っていると言われているCSの本部を壊滅させ、さらに廚狂(ちゅうきょう)のスパイを全滅させたことについて、国民からかなり不満の声が上がっていました。「暗殺部隊はまだか?」「早く消滅してくれ!」この声に匿名のヒーローが一役(ひとやく)買った結果になったわけですが、その正体は未だにわかっておらず、相変わらずのように正体予想で盛り上がっております。
番組からも、スタッフを代表してお礼を申し上げます。

“ありがとうございます。”

次のニュースです。暗殺事件の同じタイミングで発生していた山火事についてですが、滞在していたキンぺー国家主席によるたばこのポイ捨てが原因であることが判明しました。
演説をする日の午前中、彼は地元のとあるキャンプ場近くを訪れ、そこで喫煙をした後でたばこをポイ捨て。その残り火が地面に落ちていた枯れ葉や枝に燃え移り一気に火の海となってしまったということです。当然のことですが、犯人は彼なのですが既に絶命しているとのことで、廚狂一味(ちゅうきょういちみ)の全員が逮捕となりました。

次のニュースです。今回の一連の事件に関連し、廚国(ちゅうごく)共産党は崩壊しました。また、ソシアにもこの結果による波紋が広がり、市民革命も起きています。
今回の一連の流れにより国は崩壊。更地状態の何にもない状態となってしまっています。当然のことながら国蓮(こくれん)にも大打撃となりました。現在、国蓮に代わる新たな国際グループを作るかどうかの話が出ていますが、作りたくないとの声がかなり多いようです。また、ポンコンの所有権も破棄し、ポンコンが完全に1つの国として独立に成功しました。これにより一国二制度の終了が確定しました。
影響は隣国(りんごく)のソシアでも見られています。今回の一件は“共産党の終了”を告げたものとなり、ソシア国民が自由を求めて各地で抗議活動を展開。ツーシン大統領も流石に今回は国民の粛清が出来そうにもないと考えているようで、要求にこたえるようです。
果して(はたして)、残りの共産党国家はどうなるのでしょうか?今後の動向に注目が集まります。

エリカ:かなり世界が変わってしまったようね。
私も、この“再起源”のメルマガ、登録しようかしら?無料だし。


N:真実の報道。それは誰しもが求めているものである。捏造(ねつぞう)した証拠、虚偽(きょぎ)のニュース、洗脳ニュースはもうコリゴリである。

ユキノ:ねぇ。今朝のニュース見た?かなり世界が変わったみたいね。

エリカ:まるで、別の世界に迷い込んでしまったみたい。

“ゲームの世界みたいよ。”

ユキノ:その表現、何かわかる。こんなゲーム、実際に販売されたら大ヒット間違いないのになぁ~。

エリカ:イッテンドウにでも頼んでみたら?

ユキノ:そうしてみる。


N:世界は変わる。でも、変わらないものもある。

“レスキュー隊”がそれである。

アオイ:放水、用意!

“放水開始!”

マモル:よしよし!その調子だ!!

アオイ:“鎮火、確認!”

マモル:こちらも鎮火を確認。よくやった!

アオイ:隊長、お疲れ様です。

マモル:お疲れ様。
良い動きっぷりだったぞ!これを忘れないこと。

アオイ:はい!

あと、ヒカリさんは?

マモル:ヒカリは、ヒビキ副隊長と共に水中救助の訓練をしている。


N:ここは、水中訓練室。水害に対応できるような訓練が実施できる場所である。
今回は、溺れ(おぼれ)ている人の救助訓練である。

ヒカリ:要救助者を目視。ケーブル操作をお願いします。

ヒビキ:了解。

ヒカリ:…。

(大丈夫です。助けに参りました。あと少しです。)

ヒビキ:引き上げる。救助者を決して離すな!

ヒカリ:了解。


ヒビキ:要救助者をこちらに!

ヒカリ:はい。お願いします。

ヒビキ:要救助者のレスキューを確認。

“グッジョブ!”


N:こうして、色々な形で守護者(ガーディアン)が活動をしている。また、生まれようとしている。今の現代にも、きっと。

これからの社会で我々が敵対しなければならないのは“スパイ”である。それは、敵国かもしれないし競合他社かもしれない。はたまた、クズたちの悪の力の結集によるものなのかもしれない。下手すれば、家族の誰かが“裏切り者”なのかもしれない。悪い意味での“灯台下暗し”である。

独裁政権に終わりがあるのは歴史を見れば一目瞭然。内輪(うちわ)もめによる内部崩壊が起こって終了の御知らせを告げるかもしれないし、独裁者本人の暴走が行き過ぎて自滅するのかもしれない。“歴史は繰り返す”。その中でも我々は踠き(もがき)苦しみながら少しでも良い1日が送れるように頑張っている。当然のことながら、貧困に苦しんでいる国や地域、人がいる。満足な生活が送れずに悶々(もんもん)と過ごす人もいる。

だが、個人の活動で世間を大きく動かすことが出来るのは紛れもない事実。良い意味でも悪い意味でも。せっかくの、この情報発信が容易な世界である。洗脳される危険地域を避け、フェイクニュースを切り裂き、我々の求める真実を追い求めてみてはどうだろうか?情報を見極める目が必要なのは確かである。自分に都合の良いものを選ぶのが人間なのだから。でも、時には嫌な情報にも目を向けければならないのだ。だが、それを見たからと言って悲観的になる必要はない。必ず打開策がある。時間はかかるかもしれないが必ず見つかる。正しい情報が、世界を良くしていくのだから。

“いつか現れる守護者(ガーディアン)は、もしかするとあなたなのかもしれない。”

Guardian

訂正情報
・2月20日(土) 本文の一部を修正。
・3月18日(木) 本文の一部を修正。

Guardian

この世界は、正しい情報と間違った情報で溢れかえっている。それを見分けるの大変だ。また、命を救う仕事に就く人もいる。しかし、それを要請しない老害がいるのもしばしば。 これは、そんな混沌とした世界を覗いてみるお話。かなりカオスなお話。フィクションです。

  • 小説
  • 短編
  • 青年向け
更新日
登録日
2021-02-19

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