「消しゴムⅠ-Ⅰ」

3分で考えました

ある、夕方の公園だった、あのとき俺は、あんな物を拾わなければこんな事にならなかった。

2ヶ月前
夕方の公園:俺は家に帰る途中だった。
家に帰るとき公園を通ると結構近道ができた。
公園を歩く、耳に聞こえるのは砂を踏んでいる音だけ、公園の時計は5:37分、まだ人がいてもいい時間だ
なぜ誰もいない?ふと、奇妙に思った俺だった。
周りを見ても誰もいない、なんとなく、すこし下を見る、
ん?・・・
3mほど先に綺麗に光る何かが見える。
太陽の反射で七色に輝く、俺は気になり近づいた。
長方形の何か、周りに人はいない、俺はしゃがみその゛物゛をつかんだ。
全体的に見ると、この゛物゛は、消しゴムによく似ていた。
七色のカバーに豆腐のように白いゴム質、使われた形跡はない。
さっきまで砂の上に落ちていたのに汚れていない。
不思議だ
俺はそう思った。
そして、その七色に輝く長方形の消しゴムのような何かを片手に、持ち帰った。

家:「ただいまー」
・・・・・
まだ、誰も帰っていないようだ。
家ではよくある事
父は毎日仕事が忙しくいつも11時か12時くらいに帰ってくる。
帰ってこない時もある
母は、デパートの仕事がある、いつも10時までには帰ってくる。
だが、今日はご飯を食べてくるらしい、
今日は誰も家に帰ってこないか
俺はそう思った。
俺の部屋:部屋に入り机に長方形の物を置き、テレビをつけた。
特に見たいものはない、
静か過ぎるのが怖いからである
することがないので勉強をすることにした。
数学の勉強、14歳の中学2生
そろそろ勉強も頑張らないといけない。

式を間違えた、筆箱から消しゴムを取り出した。
ふと、横を見た、七色の長方形がある。
「消しゴムかな・・・」
なんとなく思った。
持っている消しゴムを置き、それを手に取った。
それをノートの間違えたところに持っていった。
間違いを消そうとノートに゛それ゛をつけた瞬間、、、
ハッっっ
ノートが消えた。
ノートの上においてあったペンだけがのこっていた。
「!?」
なにがおきたのかわからなかった。
「え、ええ・・・?」
手に持っている゛物゛が不気味に思えた。
「う、、、ぉ」
全身の血が引いた
俺は席を立ちそそくさと窓のほうに行った
窓を開け゛物゛を持っている手を上に上げた
なんだこれ・・・
そう思いおもいっきし投げた
少し不気味に思いながら後ろを振り向いた
「?!?!?!?!!??!!」「くぁすぇdrftgyふじこlp;@:」
意味がわからない
今、投げた物が机の上にある
なぜだ・・・
顔が真っ青になった
机に近づき、その物を恐る恐る手に取った
俺はふと、近くにあった紙をちぎり 机に置いた
物を紙においた
すると
ぱっと紙が消えた
やっと理解ができた
これは、何でも消せる消しゴム(?)だと、
かなり不気味に思えた反面これは面白いと思った
すこし笑みがこぼれた・・・

                  続く

「消しゴムⅠ-Ⅰ」

これが初投稿になります

「消しゴムⅠ-Ⅰ」

何でも消せる消しゴム! そんな物があったらどうなるのか!!

  • 小説
  • 掌編
  • アクション
  • サスペンス
  • ミステリー
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2012-11-23

Copyrighted
著作権法内での利用のみを許可します。

Copyrighted