淫運!お宝DVD(アーカイブ3)

森下巻々

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発掘ブームというのがありました。女優や歌手がモデルを務めた、過去のセクシーな写真を探してきて掲載する雑誌をよく見かけた気のする時期があります。……この物語では、歌手の過去映像を求めて主人公が古書店に来ています。若い彼はもう昂奮しちゃってる。

   1
「よし。あったぞ」
 三村守瑠は、古書店でDVDのパッケージを手に取った。
 以前から目を付けていた中古ソフトだ。最近、歌手としてデビューしブレイクした有朋夏南が、グラビアアイドル時代に出演したイメージビデオである。豊満な胸をもつ彼女の、ビキニ姿が撮影されているとのことで、最近雑誌記事の話題になっていたのだが、既に廃盤。新品のビデオソフトを扱っている店では、もう売っていない。
 守瑠は、専門学校生。一九歳の誕生日を過ぎているが、童貞であった。女性の躯には興味があるが、誰とも交際したこともない。ファッションや流行に疎く、持っている携帯電話もスマートフォンではなく、子供向けに極端に機能制限されたものであった。同年代の間ではスマートフォン上で遊ぶゲームがはやっているというのに、彼はその携帯電話で不満をもっていない。
 高校時代には、クラスの一部の女子から奇異に思われていたらしかったが、どうでもよかった。彼の好みは年上の美女だったから。
 週刊誌のグラビア・ページを開いてオナニーする日々の彼にとって、有朋夏南という年上美女のDVDは格好の「おかず」となる予感がしていた。
 まだ、パッケージを手にしただけなのに股間は疼き、胸は高鳴っていた。
 昂奮と緊張がないまぜになっていた。
 イメージビデオを購入するのは初めて。アダルトビデオとは違うから、迷わず売ってくれるだろうとは思うけれど、水着姿のパッケージをレジに持って行くのが少し恥ずかしい。
 レジに坐っているのが、二〇代後半と思われる美人顔の女性というのも、守瑠を臆病にさせた。この店で彼女がレジにいるのは珍しく、いつも漫画を買いに来たときにはオヤジのいることが多かったのだが。
   2
 もう、手に持ってしまったのだ、さっさと買って帰ろう、そしてオナニーだ! そう思って、レジに向かった。
 台の上に商品を置いたが、女性は、手を伸ばしてこない。
 生唾を呑み込み、ゆっくりと伏せた目を上げると、美女は目を見開いて、一点を凝視していた。
「えッ?」
「えッは、こっちのセリフよ。元気なオボッチャマあ」
 守瑠が、彼女の視線の先、彼自身の股間を見ると、白いブリーフが露出していた。勃起したぺニスの形まで浮き出ている。
「あああー」
「そんなに大きくしちゃって、ここで出していくつもりじゃないでしょうね」
 古いチノパンだったのがいけなかった。守瑠は、居住地から離れた市の専門学校まで電車通学しており、中学高校時代も友人が少なかったこともあって、外出することが少なくなっていた。いつも同じような服装で過ごしており、持っている私服自体極端に少ないのだ。今日は、サイズが小さくなったチノパンを、ちょっと無理して穿いた上に、ベルトをしていなかったので、上から開いてしまっていたのだ。チャックの一番下まで目一杯開いて、パンツを露出させてしまっていた。
「やっぱり、ベルト探せばよかった……」
「何を言ってるのお? 出すの? 出さないの? 出さないんなら早く仕舞って」
 守瑠が、チャックを閉めようと思ったとき、
「はあーッ」
 女性が息を吐いた。
 その音に、彼の常識的な意識がくじかれた。
 もしかして、お姉さん、昂奮してるのかなあ、試してみよう、そう思った。
 ブリーフを静かに下げた。
 起き上がったぺニスが、姿を現わす。
 チノパンが、足首に向かってずり下がった。
 守瑠が顔を上げて女性の目を見ると、
「冗談なのに……、ホントに見せちゃって。まあ、いいわあ。ほかのお客さんが来る前に、早く終わらせてね」
   3
 彼は、利き手でぺニスをしごき始めた。
 実物の女性を目の前にし、またその女性に見られる快感に、ぺニスは更に大きくなった。
「はあー、はあ。お姉さん、名前はなんていうんですか」
 セミロングの髪を真ん中で分けて、オデコを見せている彼女が、両ヒジを突きアゴを両手で支えながら応える。
「センダ・アキよ。この店の名前……亜紀古書店の亜紀」
 守瑠は、スリスリと擦する音を立てて見せながら、
「はあー。お姉さんの名前だったんですね」
 亜紀がDVDのパッケージを見ながら、
「いつも、こんなの見てるのかしら」
「いつもは、雑誌のグラビアです」
「有朋夏南、好きなの?」
「はい……」
「こんな谷間見せちゃってねえ」
 亜紀の姿を良く見ると、白色のTシャツの肩の所で、ブラジャーの肩紐が透けてしまっている。そういえば、胸のカップ状の輪郭も、微かに透けて見える。
「はあ、はあ。亜紀さんも、オッパイ、大きそうですね」
 彼女は、あきれたように、
「随分、ずうずうしいのね。いやらしいことまで言って」
「あああ。気持ちいい」
「守瑠クンだっけ? 女の子とデートしたこともないでしょう?」
「は、はい」
「そうでしょう。そんな感じするわあ」
「す、すいません」
「どうして謝るのよ。意味分かんないじゃない。謝るんなら、オチ●チン出してること、謝りなさい」
「すいません」
「どーお、出そう?」
「はい。もうそろそろだと思います」
「じゃあ、これに出しなさい」
 亜紀がタオルを差し出した。
「は、はい……」
 守瑠は、亜紀の胸の膨らみと、ぱっちりとした目を交互に見詰めながら、ドクドクと射精したのだった。
   4
 有朋夏南のビキニ映像を観てからというもの、守瑠はますます彼女のことが好きになり、CDも購入して自身の部屋で聴く毎日だった。
 そんな或る日の一人で家にいる時間に、近所の幼馴染みが訪ねてきた。
 二歳年上の理名である。現在は大学生で他県に下宿している彼女は、
「今年の夏休みは、向こうでアルバイトするつもりだから、二、三日だけのつもりで帰ってきたのよ。それで、部屋の片付けしてたらさあ、昔借りた漫画が出てきたから、返しにきたの」
 守瑠は数冊の漫画本を受け取ったが、しっかり化粧して美しい理名を直視できない。彼女の発する匂いも甘く芳しかった。
「ねえ。久しぶりに、守瑠の部屋で遊んでいこうかなあ。いいでしょ」
 彼女は、返事を待たずに、ミュールを脱いで上がり、階段に向かった。ポニーテールの髪が揺れている。
 守瑠は、急いで彼女の後ろに付いて階段を上ぼった。レギンスというのだろうか、彼女は下半身に、肌に密着する派手な彩りのズボンを穿いていて、お臀の丸みがはっきりと見てとれる。彼の目は、その肉の動きに釘付けになっていた。
「何年ぶりだろう。あんまり変わってないみたい」
 理名がキョロキョロと部屋を見回す。
「あッ、有朋夏南だ。やっぱりねえ、ファンなんだあ? 昨日、歌ってる声が聞こえてたもの」
 確かに、昨日、部屋の窓を開けた状態でCDを聴いていた。音量が大きすぎたかも知れない。
「でも、これDVDだよねえ。なんか、エッチな感じがする」
 理名が、イタズラでも見つけて非難するような目で見てきたので、守瑠が、
「別に変なDVDじゃないよ。裸姿はないんだから」
「じゃあ、見せてよ。こういうDVDが、どういうものか、興味があるわ」
   5
 アルバイトの給料を貯めてリサイクルショップで購入した中古ノートパソコンを準備し、起動すると、DVDを再生した。
 理名を学習デスクの椅子に坐らせ、守瑠は、その横で立って一緒に観ている格好だ。
 彼女がマウスを操作し、色々なシーンを早送りしたり、とばしたりしながら、観ていく。
「確かに、スタイルはいいわね。こういう女が好きだなんて、守瑠も大人になったね」
「理名ちゃん、俺より二歳年上なだけじゃん。エラそうに」
 守瑠は、口を尖らせて見せるものの、久しぶりに会った彼女のお姉さん的魅力に圧倒されているところもあった。
 下着姿で、ベッドを転がっているシーンでは、
「あっ。この下着、可愛い」
 理名が愉し気に言った。
 有朋夏南がオッパイの谷間の覗く、セクシーな衣裳で、ビリヤードの球を布で磨くシーンが始まった。守瑠の、お気に入りの場面だったから、彼は変に緊張して、唾を呑み込んだ。
 やがて、カメラは有朋夏南の手元を画面の外に置いて撮影し始める。「ツルツルして光ってるね」、そうセリフを言っている彼女の手は、ビリヤードの球を拭いているはずだが、卑猥な想像をかきたたせなくもない。
「ねえ、これってさあ。もしかして、これ見ながら守瑠も、こうやってるんじゃないのお?」
 理名がいきなり、左手で彼の股間を包んで、上下にさすり始めた。彼は咄嗟に利き手を被せたが、彼女は動きをとめない。
 柔らかいスウェット生地のズボンだから、手の圧力が容易に届く。ぺニスが硬くなり、はっきりとした輪郭を作ってきた。
「ダメだよ。気持ち良くなっちゃう」
「じゃあ、気持ち良くなっちゃえばいいじゃない? 嫌いじゃないんでしょう。こういうこと」
「う、うん」
「じゃあ、脱がしてあげる。こっち向いて」
 理名が椅子に坐ったまま、ズボンとパンツを引き下ろしてくれた。
   6
「結構、大きいものもってるじゃない?」
 理名は手の平で、ぺニス全体を押し付け、転がすようにしながら続ける。
「先っぽなんて、ぷっくり膨らんじゃって。カリが気持ちよさそう。昔、お風呂に入ったときには、大きかった印象、全然なかったんだけどなあ」
「はあ、はあ。だって、理名ちゃんとお風呂に入っただなんて、子供の頃じゃないか」
 彼女は、中指を拇指に掛けてから、軽くハジくようにし、ぺニスの先に当てた。
「はんッ!」
「確かにここは、立派になったわ」
腹に向かって、そそり立っている棹を、理名は両手で組んで挟むと、上下にピストン運動を始めた。
「あああ」
 幹への左右からの強い摩擦、笠に引っ掛かるように当たる刺戟に、大きく勃起する。
 パソコンの画面には、ビリヤードの球を突く道具を、しごくように拭く有朋夏南が映っている。BGMは、ムーディーな管楽器の演奏である。
 理名は、守瑠の目線からその映像に気づいたようで、
「あら。夏南ちゃんにしてもらってるとこ、想像してるんじゃないの?」
「そんなことないよ」
「嘘ッ。こんなにガチガチになってるじゃない」
 左手だけで、ぺニスをしごき始める。
「ああッ。嘘じゃないよ。理名ちゃんがとっても綺麗で。そ、それから、その手が気持ちいいからだよ」
「有難う。守瑠から、綺麗だなんていわれるとは思ってもみなかったわ」
 彼女は、左手を動作し続けながらも、右手も使い始めた。陰嚢に、モミモミと力を加える。
「う、うん。そんなところまで」
「へえ。今までにしてもらったことないんじゃないの? ヘタな女としか付き合ったことないんじゃない?」
「ふうー」
 守瑠は、黙ってされるがままだ。
「なんか、いやらしいお水が出てきてるみたいね」
 理名が、舌を伸ばした。
   7
「ああん」
 敏感になり始めたぺニスに、湿った温かい器官が触れ、守瑠は思わず声を漏らした。
「可愛い声」
「そんなことされたら、もう出ちゃう」
「いいよ。口の中で出してよ」
 理名は、棹に手を添えると、パクリと咥えた。直ぐに顔を上下に動かし始める。ポニーテールの髪が揺れる。
 今まで自分の手しか使ったことのない守瑠にとって、口の感触は新鮮なものだった。
「お、俺……」
 彼女が、目を見てくる。
「もう、出ちゃうよ」
「ふむふむ」
 彼女は受け入れる姿勢を見せ、動き続ける。守瑠は大きく息を吐いてしまう。
「はあ、はあ」
 彼女の動作が速くなる。
「で、出るッ」
 守瑠は、理名の口内に、まだか、まだ出るのかと自身でも思うくらい、ドクンドクンと大量に精液を放出した。
 彼女は、最後まで口で受け取り、離すときにも強く吸い込みながら動作した。
「量、多くない? たまってたのかなあ」
「理名ちゃん、口の中はどうしたの? もしかして……」
「そうだよ。呑んじゃったけど、悪い?」
「いやあ……」
 守瑠は、理名の貪慾さに感激していた。
 パソコンで再生していたDVDの映像は、いつの間にか、終わっていた。
「まさか、理名ちゃんにしてもらえるなんて考えてなかったなあ」
「大人の顔になった守瑠を見たら、ちょっとイタズラしたくなっちゃって。ごめんね」
「なんで謝るの? こんなに気持ちいいことしてもらうの初めてだから、嬉しいよ、俺は」
「年上にしてもらうの、初めてだったか」
「……ううん。実は俺、童貞なんだ。女の子と付き合ったこともないし」
「う、嘘でしょ。」
   8
「……そうか。小さい頃の活発な印象しかもってなかったからなあ。そうか、童貞か」
 ベッドに腰掛けて話していた守瑠の方へ、理名が話しながら近づいてくる。
「じゃあ、キスもしたことないんでしょ」
「うん」
 ベッドに並んで坐る格好になった。
「こっち、向いて」
 理名が唇を重ねてきた。やさしい動作である。
「む、むッ」
「どお?」
「柔らかいよ」
「私でよかったら、最後まで経験してみる? 私、次に帰ってくるの、だいぶ先になると思うし。私で良いなら今から」
「うん。お願いします」
 守瑠はペコリと頭を下げた。
 理名は、彼の頭を撫でると、
「分かったぞ。ちゃんと教えてあげるからね。それじゃあ、裸になろう!」
 二人とも服を全て脱いで裸になった。理名の髪は、ポニーテールにしたままだ。
 彼女のオッパイは存在感があって、上方を向いてツンとしていた。飴色の乳首は大きめで、守瑠の慾情を誘った。
 守瑠は早速手を伸ばして、
「触ってもいいかなあ」
「あはは。いいわよ。やると決まったら、とっても積極的だね」
 守瑠は利き手で、膨らみを下側から持ち上げるようにしてみた。柔らかいそれは、手を離す度に、プルプルと震える。
 乳首を触ってみる。
 その感触は意外であった。
「硬いね。もっとクシュクシュしてるかと思った」
「あん。クシュクシュだなんて、変なこと言って。そこは昂奮してるから、勃起してるのよ。恥ずかしいこと言わせないでよ」
「ここも勃つんだ? そう言えば、あんまり考えたことなかったなあ、それは」
 守瑠は、乳首を口に啣んでみた。吸ってみるが、当然、ミルクは出てこない。
「あん。いい気持ち」
   9
 守瑠がいつまでも、左右のオッパイを舐めていると、
「もうそろそろ、こっちも舐めてほしいぞ。守瑠」
 彼の頭を上げさせて、理名が脚を開いて見せた。
 柔らかそうな毛に覆われた秘部が覗いている。
 守瑠は前屈みになって、手で広げるようにすると、
「こ、こうなってるんだね。ホントにアワビみたいだ」
 ペロリペロリと舐めてみると、しょっぱいような味がした。赤身の内部からは、粘液が染み出してきているように感じる。
「これ。濡れてるってことだよね」
「そうよ」
「感じてるってこと?」
「もう、バカね。それより、上の、ここを狙った方がいいわよ」
 理名が自身の手で秘部を開いて見せた。
「ああ、これがクリトリスだね」
 守瑠は指で触り、ペロペロと舐めてみた。意外と大きい。ここも勃起するらしい。
「あん、上手よ。……そろそろ入れてみようね」
 理名は、守瑠を押し倒すと、脚を持ち上げて、お臀を突き出させた。
「なッ、何するの? 入れさせてくれるんじゃないの?」
 理名は黙って、肛門を舐め始めた。
「ああん。気持ちいいよ、理名ちゃん」
 そのまま、彼女の手はぺニスをしごいた。そして、おどけたように、
「よし。準備完了だ」
   10
 脚を広げた理名に、守瑠は腰を突き出して進めた。前からの挿入を試みる。
「そ、そうよ。そこ」
 理名の誘導によって、ぺニスはスムーズに、彼女の内部へと入っていった。
「あ、温かい。熱があるみたいだ」
 理名は両手を後ろに着いて、腰を動かす姿勢を見せると、
「あん、ああん」
 守瑠も負けじと動作し、
「は、は、はあ」
「あん、あん、あん」
「だ、ダメだ。スゴく気持ちいい。もういきそうだよ」
 腰の動作を止められない。
「いいよ。出しちゃって」
「うん。ごめん。早くて、ごめん」
「あん、あん、あん」
「ああッ」
 守瑠は、初体験の絶頂に、こうして到達したのであった。
   11
 夏になって、守瑠は二、三日おきに亜紀古書店を訪れていた。
 理名の躯を知ったからだろうか。週刊誌のグラビアでオナニーするのも嫌いにはならないとはいえ、是非もっと、実際の女性の肌に触れてみたいという慾望がわいていた。
 そして、今、守瑠にとって一番の慾望の対象は亜紀になっていた。あらためて考えてみても、ああやって目の前でオナニーさせてくれる女性など、世の中そうそういるものではない。しかも、美しい顔、巨乳を思わせる胸の膨らみをもっている女性で、となると尚更である。
 是非とも、亜紀に触れてみたい、それが無理なら手でしごいてもらうだけでもいい、それが守瑠の望みであった。
 しかし、何度訪れてもレジに坐っているのはオヤジの方だった。
 或る日も、がっかりして店を出てくると、ちょうど店前の駐車スペースに赤い軽自動車がとまった。
 運転席から出てきたのは、亜紀だ。
「あーらあ。守瑠オボッチャマじゃなーい?」
 ジーンズに、黒色のTシャツを合わせている。胸の膨らみがセクシー過ぎる。
「また、出しにきたのかしら」
「はい。亜紀さんに会いにきました」
「あきれた子ね」
「亜紀さんが魅力的だからです」
 彼女は少し考える様子を見せたが、
「じゃあ、車に乗って待ってなさい。父との用事を済ましてくるから」
   12
 車の中で思ったことだが、守瑠より一〇歳は年上であろう亜紀の色香は、二歳年上の亜紀よりも濃いものだった。セミロングの髪からは、本当に甘い香りがしている。運転時のTシャツの袖から出ている腕も艶かしかった。
「どこに連れていってくれるの?」
「私の家よ」
「えッ。嬉しい」
「店の周りでオチ●チン見せて回られたら困るからよ」
「そ、そんなことしないよ。前のときは、たまたま……」
「たまたま。なんなの?」
「事故だよ。事故」
 案内されたのは四階建てのマンションである。
 亜紀は普段、事務職として或る会社に勤めており、ここから通っているそうだ。
 彼女の室に入ると、大きめのワンルーム・タイプだった。窓際にベッドが設えてあった。
 彼女は直ぐに、
「さあ、ベッドに坐りなさい。ここなら思う存分出せるでしょ」
 守瑠は、腰掛けると、
「亜紀さんも坐ってよ。今日は見るだけじゃなくて、手伝ってほしいんだ。最近、亜紀さんのことばかり考えていて、もう自分の手じゃ我慢できないよ」
 彼女は戸惑いの表情で、
「手伝うって、どうするのよ」
「亜紀さんの手でシコシコしてもらえると、嬉しいんだけど」
「うーん。ずうずうしいわね。……分かったわよ。トイレ入って、手を洗うから待ってて」
「うん。俺も、トイレ行っておこうかな」
   13
 守瑠は、トイレから戻ると、服を上下とも脱いでしまった。裸になってベッドの亜紀の横に坐る。
 両手を後ろに着いて、股間を突き出すようにして見せる。ぺニスは半勃ち状態だ。
「お願いします」
 亜紀は、恐るおそるという感じで、右の手指でぺニスをつまむと、更にそれをもてあそび始めた。
「ああ。気持ちいい」
 明け透けになんでも口にするイメージだった亜紀が、静かになっていた。ただ、黙々と動作する。
 ペニスはもう、天井に向かってそそり立っている。
 守瑠は両手をそっと彼女の肩に置くと、ひと息に押し倒した。
 覆い被さるようにして、唇を重ねる。
 亜紀は、首を左右に振るようにするが、全く力が入っていない。
「もうー。……むむむ」
 唇が触れ合う。
「うむむ。はあ、はあ。亜紀さん、綺麗です」
 彼が、Tシャツの上から胸に触れると、
「あん」
 亜紀の動きは、おとなしくなって、守瑠が出した舌に舌を絡めてくれた。
 舌の感触は滑らかで、攻めているはずの守瑠の方がとろけてしまいそうだった。
「はあ。亜紀さんのベロ。気持ちいい」
「バカ」
「最後まで、していいですか」
「……ちょっと待ってて。今、服を脱ぐから」
 亜紀は、こうなることを期待してマンションに自分を連れてきたのではないか、守瑠はそう思ったが、口にはしない。触れていないのに、股間はギンギンのままだ。
   14
 Tシャツを脱いだ亜紀を見て、守瑠は思った。やっぱり、有朋夏南以上の巨乳だった、と。
 続いて、下着もはずされていく。
 やはり、ブラジャーによる矯正でもなかった。現われたオッパイは、実に大きく、どっしりとしていて、それでいて突き出していた。
 黒っぽい乳輪と乳首は、とても卑猥に感じられる。
「スゴい。オッパイ」
「やめてよ。恥ずかしい」
 ショーツも脱いだ亜紀に、あお向けになってもらって、守瑠は両のオッパイを揉みしだいた。勿論、口でも感触を味わう。頬に、その肉を当てたときの快さといったら、楽園にいるかのようだった。
 やがて彼は、下半身へと視線を写し、亜紀に脚を開かせた。彼女は恥ずかしそうにしている。
 初体験の相手となった理名と比べて、恥毛はとても濃かった。
 守瑠は毛を掻き分けるようにすると、その秘部に舌を這わせた。ペロリペロリとした後、襞を開いて内側を見てみると、じわりとしたものでコーティングされていた。
「亜紀さん。濡れてるみたいだよ」
「あん。言わないで」
 クリトリスを見つけて、集中的に吸ってみた。口の中で舌をレロレロと動かしたりもする。すると、亜紀は、
「はあん」
 声を漏らした。
 守瑠が脚を持って、亜紀のお臀を観察すると、
「ああん。何するの?」
 ヒクヒク動いている肛門に舌を這わす。
「ひええ。やめなさい」
「どうして? 気持ちいいでしょ。もしかして、舐められるの初めて?」
「そうよ。初めてよ。私、経験少ないんだからッ!」
「経験って、セックスの経験?」
「そうよッ!」
   15
 亜紀古書店で守瑠がオナニーを見せたときの反応から、彼は勝手に彼女を性経験が豊富な女性とばかり思っていたから、この告白は意外であった。
「じゃあ、僕と一緒だね」
「そうかもね」
 亜紀は、守瑠がまだ童貞だと思っているのかも知れない。
「入れていい?」
「うん」
 守瑠は、彼女の両腿を自身に引き寄せて、前からの挿入を試みた。理名とも、こうやってやったから安心だ。
 ペニスの先にたっぷりと亜紀の愛液をまつわりつかせると、彼女の内部へと股間を突き入れた。
「は、入った」
「うん」
 前後に腰を動かし始めると、やがて亜紀が、
「あ!」
 声を上げ、あわてた様子で片手を口にあてがった。
「はあ、はあ、感じてるんですか」
「あん。いや」
「声、出せばいいのに」
 亜紀は嫌々と首を横に振って、必死で手を口に当てて耐えているようだ。
「あん。あ、あ」
「はあ、はあ、はあ。亜紀さん、上になってみてもらえませんか」
 守瑠があお向けになった上に、亜紀に股がってもらった。見上げたオッパイには、より迫力があり、スタイルの良さに見入ってしまう。
「あん。あん。あん」
 上下に動作する亜紀は、今度は声を出すことも憚らずに淫れ始めた。もう、快楽の虜になってしまったのだろうか。
 守瑠の方も、あまりの快感に、絶頂が近いのを感じる。
「はあ、はあ、いく」
「うん。いいよ。……私も、気持ちいいいいいい」
「あー、出るう」
 守瑠は、亜紀の内部にドクーンドクーンと射精した。彼女の方も、この前後に絶頂したのか、ゆっくりと崩れたのだった。
   (「淫運!お宝DVD」おわり)

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官能小説。アーカイブ(2018年2月執筆のものを修整)。

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