秋晴れの日

野良猫ハミル

秋晴れの日

咆哮するライオンにしか見えない雲があった

ライオンは二度ほど見たことがある

いずれも動物園であった

痩せていて、身体の側面をべったりとコンクリートに横たえて眠っていた

雲のほうが強そうだと思った

骨と皮

秋晴れの日は、白くて茶色いにおい

秋晴れの日

秋晴れの日

  • 自由詩
  • 掌編
  • ファンタジー
  • 青春
  • 全年齢対象
更新日
登録日 2021-02-05

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