存在


彼は
飽かず眺めていた
ホントはいつも開かれている世界

彼は知っていた
周囲が 眼前の光景が
自分の 何 でもないことを

言葉はいらなかった
よごれた
窓はいらなかった
いつでも

存在

存在

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2021-02-02

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