早川佳希
走っていたら道は真後ろでたちまち崩れ消えた見るとそこには道があったがさっきの道はもう無かった
あ道は点滅していたぼくも点滅していた
すべては同時に忘れ去られてすり替わっていた
点滅
早川佳希詩は誰の中にもある。書かれていなくても。(1994年.岩手県盛岡市.詩.自由)
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