早川佳希
壁 がそびえ立つそれがどれだけ巨大でもひと続きに空はある
境 がありあちらとこちらを分けているただ 風は吹きすぎる
人と人はあまりに遠すぎる手の届く距離にいようと勝手に阻まれている
空想
早川佳希詩は誰の中にもある。書かれていなくても。(1994年.岩手県盛岡市.詩.自由)
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