贖い

僕は きみの無神経が羨ましかった

心が 目や耳のように

目に視える器官であったならよかったのに

過ちは連鎖し 絶えることはない

僕たちは 最初から最後まで

何も知らない方がよかったんだ

贖い

贖い

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2021-02-01

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