不要不急について

暁烏さん。

不要不急について

街中を駆け回って、放火をしている。火は赤くて目立つのに、どうしてときどき何をやっているのかがわからなくなるんだろう。家族がいたのかどうかもわからないような家を解体して、星にうたう。熱量、カロリー、どうか潤って。家出、夜逃げ、そう言わないで。ロングコートを縫い合わせて、これって詩人みたいでかっこいいじゃん?
不要不急の生存はできるだけ控えてください。
寝れない夜はいつでも、刃物のさっしょー能力について考察している。ぼくだけの星だったらこんなことにはならなかったのにね。暴力を自粛させたら、地殻に沈んでいく。君のいない世界ならもっと、いとおしかったのかも。枯れていくものばかり集めていたら、はじめから枯れた羽が咲いた。いま わたしの ねがいごとが かなうならば こんな翼は返品したい。って感じで合掌曲。野菜もちゃんと食べないとぼくらしいぼくにはなれないかな、早寝早起きしないとぼくらしいぼくにはなれないかな。覗き込んでまあ惨劇。国語算数理科社会。不要不急不要不急不要不急不要不朽。いらない。だれもかもみんな。

不要不急について

不要不急について

不要不急の生存はできるだけ控えてください。

  • 小説
  • 掌編
  • 青春
  • 全年齢対象
更新日
登録日 2021-01-13

Copyrighted
著作権法内での利用のみを許可します。

Copyrighted