驚きに声も出ない

マチミサキ

はい、こんにちは。

実は先日
非常事態宣言が出る前に、と取り急ぎ
とある博物館へ行って参りました。

かなり有名な国立の施設で
おそらく
こちらの中にも行かれた方々は
多いかと思われます。

国立なだけに
そうした要請には敏感で
すぐ閉まってしまう…と考え
何をおいても、と
ここ最近では一番の優先事項として
行動してしまいました。

本来は宣言前とはいえ
ステイホームが推奨される中
誉められた行為ではありませんが。

しかし
こちらがかなり良かった!

下世話な言い方をすれば
やはり随所に金の掛け方が違う。

それを今回、再認識しました。

私は年間パスも持っているのですが
館内へ入るのは久し振り

いつもなら
【さわってごらん、ウールだよ】
と言わんばかりのタッチOKの展示品もすべて
こうしたコロナ禍の影響下からか
お触り厳禁、となってはおりましたが。

わたし
こうした
科学博物館とか自然博物館とか
大好きなのですよ。

幾ら居てもまったく飽きない。

隠居したら、
無事に隠居でき
余生を過ごすなら

図書館、運動公園、博物館、病院、スーパー

の近い場所が良いと
今から考えているほど。

一番はスーパーマーケットですけど。

趣味嗜好は
生活必需品の次

そこらへんはキッチリ。

ともかく
お正月休み明け
平日ということもあり

松の内とはいえ
かなり
人も少なくゆっくりと観れました。

通常人の三倍くらいかけて観れました。

あそこ
混んでる時とか
それに
今のコロナ禍だと

【立ち止まらず】とか【間隔を空けて】

って
なっちゃうのですよ。

それも仕方ない事ではあるのですが。

それにしても展示物の情報量が多過ぎて
とても一回では脳内に収めきれない。

なんせ
紀元前どころか
地球出来立てホヤホヤ

さらには
宇宙創世の頃なんてものまで
ありますからね。

そして
じっくりねっとり歩を進めていくと

人も疎らとはいえ
やはり
恐竜コーナーは相変わらず人気

具体名は避けますが

肉食恐竜キングロボ VS 草食恐竜キングロボ

ありがちな因縁の対決

唸り声を上げ対峙する両者
ものすごリアル

足踏みとかまで。

近付くと
たまたまなのか
プログラムなのか
私に視線を向け眼が合う肉食恐竜

本物ではないせいなのか

自分と戦闘になったとして

【・・・勝機ゼロでは・・・ないな!】

と、正気ではないことを思う。

逆に、と言いますか
むしろ
肉付けゼロのサーベルタイガー
とか
マンモスの復元化石には
絶対に勝てないとすぐ判りました。

エンカウントしたら迷わず逃げます。

マンモスなにあれ
本当にこんな巨大化して動けるのかと。

象さんの何倍あるのよアンタ。

よくアフリカ象とそんなに大きさは変わらない!
と聞きますが
この化石復元マンモスは
明らかに象より遥かデカイ。

足の骨なんて
もうまるで大木ですよ。

漫画や映画で時折見掛けるような
マンモスを古代人達が徒党を組んで倒す

なんてのが
どうしても信じられない。

石器の武器や罠で
どうにかなる相手じゃないでしょ。

それと
マンモスお肉ステーキは
よく最古最高のご馳走みたく描かれ
たしかにとても旨そうですが
これが
象のステーキと考えてみると
とても美味しそうには
感じられないのが不思議。

象、食べたいと思いますか?

サーベルタイガーもネコ科としては
やはり史上最強な気が。

スミロドンさん

骨だけとはいえ
そうして見詰めていると
タイマンなら
虎さえも秒殺されかねないオーラがある。

その肋骨の中に本来あったであろう
胃袋に入れられた
私を想像してしまいました。

まあ
サーベルタイガーに限らずなのですが
こういった化石像よこに
よくある
復元イラストがやたら筋肉質に
描かれている。

これがまた強そうで。

学芸員さんの趣味なのか。

なんだか
やたら刃牙ちっくなのですよ。

野うさぎの骨格標本に並べられた
イラストでさえ
なんだかボディービルダーぴょん
みたく
なってましたけど。

それと
今回
肉食恐竜には以前には無かった
羽毛が所々に生えていました。

羽根つきだったんやで!

みたいな情報は
ネットでも得てはいましたが
こうして観ると
なるほどあまり違和感は感じない。

そうして
地中生物だの海洋だのと鳥だの虫だのと
今回は生物コーナーに重きを置き
歩を進めて参りました。

そうでもしないと
前述したとおり
とても見切れませんので。

それでも
やはり
とてつもなく
情報量過多ではあるのですが。

そんな中を今回
観て回った私が
軽く数万種を超えるであろう
地球上の生物で
最も可愛いらしい、
と感じた生物ベスト3を発表いたします。

おまえ
もっと観るとこ有るだろ!!
なに見学して来たんだ!!

そう思わば思って頂いてけっこう。

そんな見方も楽しい。

あくまで
私の個人的な趣味ではございますが。

では

先ず3位!!

【 コドコド 】

それでなくても可愛いオセロットの仲間

なかでも
かなり小さなヤマネコ

成獣でも二キロあるかくらいだそうで。

それでも
ヤマネコらしくぶっとい足やしっぽ
小さなお顔が半端なく可愛い
その上おそらく
戦闘力もかなり高い

現地南米でも個体数はかなり少ないとのこと。

動画でも観ましたが
動きがまた可愛い。

赤ちゃんみたいな顔して
虫ぼりぼり食べてるのがまた良い。


続いて
第二位

【 ホッキョクギツネ 】

いわゆる白狐
ビャッコ
白虎ならぬ白狐

アルビノ系ではなく
地域派生種として真っ白

特に雪の中では。

雪の中でないと
ちょっと純白ではなくなってしまいがち。

寒さに耐える為
狐らしからぬ口の短さ
モフマキシマム
マイナス70℃ おっけ仕様だそうで。

雪の中では見た目がもう妖精です。

北極圏の吹雪にでも曝され
そこで
こんなん現れたら
神様のお使いかと思いますよきっと。

その見た目に似合わず
生態や食性はかなりエグい。

人間を襲った事例もあるみたいで。

しっぽの太さも半端でない。

モフモフしたい動物としてはナンバーワンかも
しれない。



では堂々の第一位!!!

【 ケツァール 】

可愛いのも飛びきり可愛いですが
プラス
とてつもなく美しい野鳥

美しいのに可愛い
似て非なる両方が
どちらも同時にトップレベルで両立している。

内面、性格さえもそんな感じに見える。

さらに加えるなら
神秘性やカリスマ性にも
目を見張るものがある。

世界中から
その姿を一目見たい、と現地を訪れる人間は
多いそうで
その為のツアーも存在するほど。

当然
わたしもライブでこの眼で見てみたい。

渓流の妖精カワセミ、
雄々しいクマタカ、
夜鳥の王者フクロウ、

等々

何度か遭遇経験がありますが
おそらく
その感動を軽く超えると予想。

綺麗なだけなら
私の観た中では孔雀がダントツですが
可愛くはない。

むしろ怖い部類に入る。

ザラキとか
無表情無詠唱で唱えて来そうで嫌。


ちなみに自然の中で
珍しい野鳥の抜け羽根を拾い集めるのは
私のライフワークのひとつ。

自然選択
淘汰

より速く
より高く
より強く

オリンピックモットーみたいな

なんなら溶け込む擬態とか
なんでも食べます
何処でも住みます
そういった
他生物主流ムーブメント完全無視で

とにかくケツァール家訓としては
その結果滅びたとしても

【 麗しくあること 】


一番の念頭に進化したようなフォルムと色彩


いったい何を考えているのか。

どんな時もどんな時も
僕は美しくあるために

とか囀ずってそう。

目立つのにもほどがある。

熱帯魚とかは
まだ解りますよ

珊瑚礁みたいなパラダイス極彩色環境なので。

しかも
時期にもよるようですが
あの目立ちまくる身体色に加え
長い長い飾り羽根が
これまた。

動画も拝見しましたが
ジャングルの中で
緑の羽根もまったく保護色になっていない。

ソリッドで良いのに
メタリックを入れるんじゃない。

他の鳥みたく
模様で
枯れた葉色を混ぜる?

とんでもない!
このカラーリングでなければ!!

という
強い意思をヒシヒシと感じる。

こんな画面モニターで
人間の私にですら
すぐ
何処に居るのか判るのだから
現地の補食強者である野生の眼に
捉えられない筈もない。

この鳥には
しかも
他品評種みたく
人間の手は一切入っていない。

というか
情報に依ると
人間の手による飼育はほぼ不可能だそうで。

尾長鶏も綺麗ですが
そこら辺りがまったく違う。

どーでも兎に角は目立つべし!!

それしか頭にない感じ。

そんな生き方

そして他全生物が生き残る為に
棄てて来たかもしれない冀望を
敢えて前面に残した独自の進化に
限りない敬意を表して

今回は一位。

本当に綺麗。



先ほど述べた
私の思考ソリッド推しを遂行したかのような
原色剥き出しである
南国のインコやオウムも凄い


のですが


比較すると
ケツァールには彼等には無い
スタイリッシュさを独断と偏見で感じる。

田舎のヤンキーと海外セレブのよう。

なんていうと
怒られるかもしれませんけど。

それに
インコとかオウムは
クチバシと眼が何か怖いので。

ふとした
些細な事で
いきなり発狂し
暴れだしそうな
サイコちっくなものを感じる。

煽り耐性スルースキルゼロ

えっ?!
怒るような地雷踏んだ?わたし?!

即ギレ

沸点ひっく!!

みたいなオーラ。

ケツァールにはそれらが無く
なんというか
超派手なのに上品。

王族ちっく。

とにかく
ここまで来ると
もう完全に幻獣の類いですな。

現地では【自由】の代名詞でもあるそうで
スカジャンのモチーフにしたい。

なんてね。

驚きに声も出ない

驚きに声も出ない

  • 随筆・エッセイ
  • 短編
  • 全年齢対象
更新日
登録日 2021-01-09

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