キミに初めて会った日
小鳥遊 颯来
キミに初めて会った日
私はとてもドキドキしながら
キミのもとへ走った
君の待つ場所が近づくにつれて
私の胸の鼓動は
1つ、また1つと早くなっていった
大きな袋を抱えて階段の下に立つキミも
なんだか少し緊張しているみたい
大丈夫かな うまく話せるかな
そんなことを考えていたら
胸の鼓動がもっともっと早くなった
それはたぶん キミも同じ
きっと2人は ドキドキの塊だ
でもね
君の優しさに触れたとたん
これから先もキミとうまくやっていけそうな気がした
これが キミに初めて会った日
キミに初めて会った日