12月31日

おわる。あまり感慨はない。ただおいしく、おひるに年越しそばをたべた。
ことしは毎日投稿をやめて、それは単に、毎日書きたかった六月がおわり、七月になると、ときどき、ふと、書きたくなるという日々を送るようになったからで、わたしとしては、なにか変わったという感じもないのだけど、もしかしてみている方からしたら、書かなくなったなという印象かもしれない。数字でいえば、もろもろ、減ったし、その点では変化した。でもわたしとしては今年もすきに、たのしく、思うままに書けて、満足。
でも文章の感じは変化した。それは無意識で、意識的に変えるということはない。意識して変えるって、むずかしいし、にがてだから、しない。でもある瞬間に、それまでとはちがう文章がうまれて、それであ、変化したな、とわかる。いちどだけ、ひらがなだらけのことについてものをいわれたことがあったけど、それでもひらがなだらけは変わらなかったし、すこし落ちこんだけれどそれはそれだといまは思う。けっきょく、わたしはわりと、だれにどう思われても、「どうでもいい」のだな。と、あんしんしている。いわれた事実はつらかったけれど、内容については、気にしていないんだなと、気づいて、これも、あんしん。わたしにとってたいせつなのは、なんだかこれは毎年言っている気がするけれど、とにかく、すきなように書くこと、この一点に尽きる。それで前段のことにすこしもどると、こうやって断じられるのは、やっぱり趣味だからだと思う。とやかくいうひとに、迷惑をかけたわけでもないのだから、それでいいよなと思う。それでいい。
来年のわたしがどうなるか、わからない、またあるとき毎日書きたい日々を送るようになるかもしれない。いまは、本を読んだり(さいきんは「女の園の星」「波よ聞いてくれ」がおもしろかった)、ゲーム(アークナイツ)をしたり、そのたのさまざまのことをしたり、ときどき書きたくなって書いたり、たのしく過ごしていて、それだけは年が明けても、変わらないと思う。
それではよいお年を。来年も、どうぞ、よろしくお願いします。

12月31日

12月31日

  • 随筆・エッセイ
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2020-12-31

CC BY-NC-ND
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