遥か 花野 尋 自転車をおして歩く遊歩道風がすりぬけた私ごとなびいた髪が延びていく変えたばかりのシャンプーの香りたとえ私がわたしじゃなくなってもなんてことを考える遥か、未来木々のすきまから射すひかりに今は目を細めてる 遥か