拘束具

安らかな不自由が知りたい

誰に理解されなくてもいい

わたしはその手錠に、足枷に

悦楽を見せてやりたい

その頃にはもう 何を逡巡する必要も無いのだ

あらゆる泥濘は木漏れ日によって

乾き切っているのだから

拘束具

拘束具

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2020-12-11

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