拘束具 渡逢 遥 安らかな不自由が知りたい誰に理解されなくてもいいわたしはその手錠に、足枷に悦楽を見せてやりたいその頃にはもう 何を逡巡する必要も無いのだあらゆる泥濘は木漏れ日によって乾き切っているのだから 拘束具