ネヴェルト

岡本ゆうた

  1. (第1章)四神朱雀丿姫君
  2. キャラクター紹介
  3. 各々の固有スキルの詳しい説明
  4. 学園キャバクラM料金プラン

遥か昔‥太公望呂尚の生まれ変わりと言われた青年と四神と言われた4人の英雄たちがいた。人々は彼らの事を「ネヴェルト」と言った。

(第1章)四神朱雀丿姫君

2014年‥東京都

母「朱里ー?早く起きなさい学校よ」


朱里「ん…?わかった」そう言うと朱里と言われた少女はベッドから起き上がる。

朱里「ふぁぁ~(眠)」そう言うと少女は眠い目を擦りながら着替え始める。

?「朱ねぇおはよう」

朱里「ん?おはよう蒼汰」

蒼汰「んな顔してると理想の王子様に嫌われるぜ」

朱里「はぁ…?うっるさいわねぇ~」

私の名は「吉田朱里」日本で暮らすごく平凡な女のコだ。ここは私の家。そして今私の横にいるのは弟の蒼汰。14の癖にやたらとませてる。

父「………。」ジュル…ジュル…ジュル。味噌汁を飲み終えると父は口を開く。

父「朱里…その傷はどうした?」

朱里「ん?あぁこれ?昨日体育の授業中に手を怪我したのよ」

父「大丈夫なのか?」

朱里「平気よ平気(笑)」

これは私の父名前は「吉田正樹」大手自動車企業トヨツーに務めていて常務取締役をしている。

父「そうか‥?あまり無茶するなよ」

朱里「うん。」そう言い終えると朱里は食器を片付け…学生鞄を手に持つと…玄関に向けて歩き出す。


その頃…最果ての世界…ネフリカ皇国のとある神殿では。一人の青年がとある石像に何かを嵌め込んでいた。

パチっパチっ。パチっ

?「これでよしっと」そう言うと青年は何かを呟き始める。

?「~~∇∇~~」青年がそう言うと石像が光り始める。同時に時空の切れ目のようなモノが天井に出現する。

♪♪♪♪♪石像は眩しく煌めき…神殿内が光に包まれる。

ゴトっそんな音がしたかと思うと…石像は動き出し空に舞うと時空の切れ目に消えて行った。

ちょうどその頃…朱里は…学校に辿り着く。その時だった。空が暗くなり夜のようになったかと思うと炎に包まれた不死鳥のような鳥が…朱里目掛けて突っ込んできた。

朱里「心の声(なに?あれ?)」突然の出来事に呆然としながら辺りを見渡すと朱里も含めた全てが静止していた。いつもは口うるさい教師…友達…宙に浮いたままの誰かの鞄さえも。

朱里「心の声(つかあの鳥こっちに向かって来てんじゃん?このままじゃ危ない。どーにかして動かないと)」そう考えながら朱里は動こうとする。


その時だった。ふいに身体が動いたかと思うと朱里は炎に包まれたとある空間の中にいた。

朱里「ここは?どこなの?」不思議な事に朱里は炎に包まれていたが熱くはなかった。

?「姫君…探しておりました。」不意にそんな声が響いたかと思うと長身赤髪の若い男が朱里の前にひざまづいた。

朱里「あたしの事言ってるの?」

?「はい。姫君私の事をお忘れですか?」

朱里「ちょ…ちょ…ちょっと待って。私は姫なんかじゃないわ。」

?「いえ…間違いございません」そう言うと赤髪の男は朱里の手をとると手の甲にKISSをする。

朱里が呆気に取られていると…炎に包まれた空間が揺らぎ始める。次の瞬間…怪しく煌めき光りだしたかと思うと…時は動き出し朱里は校舎の中にいた。


朱里「何だったの…?」

??「あっかりーおはよう」

朱里「ん?あぁみずきおはよう」

みずき「どしたの?ぼんやりして…どーせまた大我くんの事でも見てたんでしょ(笑)?」

朱里「そそっそんなんじゃないって(汗)」

体育の時間…今日は「バスケ」だった。

女子たち「キャー大我くーん」女子たちの黄色い声援の向こうには華麗なドリブルで他の男子たちを圧倒する大我の姿があった。彼の名は「九条大我」名門九条家の跡取り息子として生を受けたエリート中のエリートである。

みずき「朱里ぃー良いの?大我くん取られちゃうよ(笑)」

朱里「もう(汗)だからそんなんじゃないって」

みずき「はいはい」

ここ私立西皇学園は日本有数の高校で平均偏差値は70を超える。またスポーツ推薦で入学した生徒からは…卒業後にプロの野球選手やバスケ選手になった程の逸材を輩出している。超名門校だ。

??「ちぇっまた大我の奴かよ?何であんな奴がモテるんだ?」

?「あっはははは(笑)冴島しょげるなよ。お前に勝てる相手じゃないよ」

冴島「うっせーなぁ。宮沢」

宮沢「そんな事より冴島…放課後…例の場所で落ち合おう」

冴島「うぃーっす」

放課後…剣道部部室

部員A「行きます先輩」

?「来い。どうしたそんなものか?」

部員A「まだまだっ」

パンっパンっパン

?「甘いな」そう言うと男は部員の攻撃を軽くいなし…面を決める。

丁度そこに九条大我が現れる。

大我「流石ですね?松岡先輩」

松岡「ん?おお!!?大我か?どうした?」

大我「コレを」そう言うと大我はとある書類を松岡に手渡す。

松岡「そうか?今年もこの季節がやって来たか?」松岡が手に持っている書類はとある大会のエントリー用紙だった。ここ私立西皇学園では‥年に数回…異種格闘技大会…通称「DOA」が行われる。あらゆる部活動から猛者が集結し頂点を競うこの大会はこの高校の恒例行事となっている。


大我「では…先輩ボクはこれで」そう言うと大我はその場を離れようとする。

松岡「あぁまたな」松岡は大我の背中にそう声をかけながら再び防具を身につけ始める。

その頃…冴島と宮沢は…校舎裏にある鳥居の前にいた。

?「はぁ…はぁ…はぁすいませーん遅れました。」

宮沢「おせぇーよ。不知火…」

不知火「すいません。宮沢先輩」

??「全員揃ったようだね?」リーダー格と思わしき青年はそう呟くと…指をパチンっと鳴らした。

次の瞬間…鳥居の中央に時空の切れ目と思わしき穴が出現した。

??「さぁ?行こうか?」青年はそう言うとその切れ目の中へと入っていった。

宮沢「さてと。あたし等も行くか??」

冴島「あぁ」

それに続くように宮沢たちも切れ目に入っていく。

不知火「先輩たちちょちょっと待って下さいよぉ~」


時を同じくして…ネフリカ皇国ではとある儀式が行われていた。ここネフリカ星は…地球とは別の次元の宇宙に存在する惑星で人類がまだ…ホモサピエンスでもなかった時代から存在しその起源は地球よりも古い。



ネフリカ歴965年…人類がようやく…石器時代に突入したその時…ネフリカ星では惑星の行く末を決定づけるとある「戦」が行われていた。

その戦争の最中…4体の四獣とその力を宿した英雄たちが誕生する事となる。人々は彼らの事を尊敬の念を込めてネヴェルトと言った。時は過ぎ行き…地球で太公望と言われた(名軍師)が生まれる。太公望は死後…天界に渡り輪廻転生を繰り返す中で独自に生前の記憶を残す術を身に着けた。

そして何度目かの転生の折…ネフリカ皇国の一人の青年へと転生をする事となった。

そして…ネフリカ歴約3500年頃…彼はそこに生まれたのである。

?「あなた…生まれたわよ。見てくださいこの寝顔。あなたに似ているわ」病院のベッドの上で赤ん坊を抱きしめながら女性はそう男性に告げる。

??「これが俺たちの子か?」そう言うと男性は男の子を抱き上げ…こう言った。

??「この子の名は…「天翔」にしよう」

天翔と名付けられた子供は僅か2歳で言葉を覚え…5歳までに母国語を含む5つの言語を習得した。また…それだけではなく類まれな運動神経と…5つの子供とは思えない程の仙気を秘めており…8つまでに「羅生門」と言われる流派の師範代にまで上り詰めた。

時はネフリカ歴3508年(天祥十年)の秋の事である。天翔の住む…湖北省運願は…ネフリカ星の(官吏)と言われる国の中に存在し…地球で言う所の中国のような存在にあたる。



弟子1「天翔さま…李福臣(リ・フーチェン)老師がお見えになられています」


天翔「通せ」天翔がそう言うと…弟子が扉を開ける

天翔「老師…お久しぶりでございます」

李老師「うむ。変わりないか?」

天翔「もちろんでございます」天翔はそう言うと深々と頭を下げる。

天翔「して?今日参られたのは何用でござりましょうか?」老師はそれを聞くとこう答える。

李老師「天翔よそなたに少し頼みたい事がある」

天翔「頼み?ですか?」

李老師「うむ。これより数日後…華北の地にてとある武道大会が行われる。各流派の選りすぐりの新人が集う。その大会の名は「白虎蓮」」

天翔「つまり…この天翔にその白虎蓮なる大会に出場せよ。との事ですか?」

李老師「不満か?」

天翔「いえ。とんでもございません。この天翔必ずや老師のご期待に応えて見せまする」

李老師「うむ。」そう言うと老師は満足げな瞳でその場を後にした。

【白虎蓮】とは西方の地を統べる四獣の一柱(白虎)から付けられており…主に18歳以下の未来有望な若者たちが集う大会である。この大会を制した者は四獣の力の一端を授かる事ができ…その潜在能力が上がるとされている。


その頃…北方の地では…とある一人の青年が修行に明け暮れていた。

??「ゆくぞっ」男はそう言うと一人の青年に仙気を放出し攻撃をする。

ドぉンっドォンっドぅンっドォンっ青年は老人の攻撃を素早く躱すと背後に周り込み攻撃をする。

??「ふむ?動きはまずまずじゃ」老人は青年の攻撃を紙一重で躱し…足元を掴み片手で投げ飛ばす。

そして…体制の整わない青年に追撃を行う。

ヒュッドォんっヒュドォーンっドンヒュッヒュッドォーン

一人の老人と青年の激しい攻防が数分間続いたのち青年は老人の近接攻撃を躱す。そして

?「そんなものですか?」そう言うと青年は老人の攻撃を紙一重で躱し投げ飛ばした。老人は着地するとこう言う

??「それでわしをやったつもりか」そして老人は青年目掛けて猛烈な速度で近づき攻撃する。

?「まだまだそんなものじゃないでしょう?」そう言うと青年は老人の目にも止まらぬ連続攻撃を紙一重で躱し続ける

ヒュっヒュっヒュッヒュッヒュっヒュ

??「やりおるな?」そう言うと老人は青年に蹴りを放つ。青年はその攻撃を紙一重で躱すと…掌底をし男の内部に仙気を放ち…吹き飛ばす。

??「くぐぅ」ズザザーっザーっ

?「本気で来てください。羅仁(ロー・レン)師父…でなければ死にますよ」


羅仁師父「ふぉっふぉっふぉ(笑)言うようになったもんじゃな?後悔するでないぞ」そう言うと師父の内部の気が膨張し少し前までヒョロヒョロの老人だった羅仁の身体は屈強な肉体へと変化した。

?「それでこそ師父だ。」青年はそう言うと…一瞬で羅仁の背後に周り蹴りを放ち攻撃する。


羅仁師父「効かぬな」青年の攻撃は羅仁に確かに命中したが効かなかった。

?「くっならば…」そう呟いた青年は距離を取ると…呼吸を整える。そして…

?「仙気開放【青龍派】」青年がそう言うと青年の手の平から練り上げられた超高出力のエネルギー派が放出される。


羅仁師父「うむ。見事な青龍波じゃ。じゃがまだまだ青い」そう言うと師父はゆっくり振り返り…青年と同じようなポーズを取る。


羅仁師父「ゆくぞ。これが真の青龍派じゃ」師父がそう叫んだ瞬間…青年とは比べ物にならない程巨大なエネルギーの塊が青年の青龍派を飲み込んで行く。

?「くっやはりパワーでは師父に敵わないか?」青年はそう呟き…その場を退避し攻撃を躱すと…空中で巨大な青龍を気で創り出し遥か上空へと移動する。

次の瞬間…雷鳴が響いたかと思うと青龍の口からエネルギー派が放たれる。



羅仁師父「丸見えじゃぞ」そう言うと羅仁は自身の背後に肘鉄をした。

?「くっぐはぁ…」青年が悶て…嗚咽を吐くと羅仁は続けて空中で一回転し回し蹴りをして青年を吹き飛ばした。


ひゅーードンっドンっドォーーン。青年は大岩にめり込み気を失い気絶した。


羅仁師父「はて?ちとやり過ぎたかの?」羅仁はそんな間抜けな言葉を言ったかと思うとヒョロヒョロの老人の姿へと戻った。

その頃…鳥居に出現した時空の切れ目に入った。宮沢たちは‥ネフリカ暦3508年のネフリカ星へと辿り着いた。


宮沢「相変わらずココの空気は重いねぇ?」そう言うと宮沢は空を見る。

不知火「宮沢先輩…こんな所に何しに来たんですか?」

冴島「不知火んな事も知らねぇでついて来たのか?」

?「サエコ?話してなかったのかい?」

宮沢「ん?あぁ…何となくめんどくさくてさぁ」

?「蓮士…ここに来た理由はね?とある物を手に入れる為さ。」

不知火「とある物ですか?」

?「そっ。この時代のココで無くなる予定のものさ。」そう言うと青年は再び指をパチンっと鳴らす。

すると不知火の頭の中に一つのイメージがなだれ込んでくる。街を行き交う人々‥突然鳴り響く雷鳴‥沢山の兵士の亡骸…戦場に立つ一人の若者が手に持つ一つの宝玉と数秒後に消えた青年。

?「蓮士…君が今見た宝玉は‥別名【青の涙】と呼ばれていてね…手にした者は世界を制服する力があるとされている」

不知火「はぁ…?」そう言うと不知火は首を傾げる

宮沢「何だよ?納得できねぇのか?」

不知火「いや…その青の涙がすげぇものだっていうのはわかるんすけど何でそれが俺らに必要なのかよく分かんなくて」

宮沢「なんの為って?そりゃお前」

?「フっハハハハ(笑)蓮士…君は本当に素直だね?良いだろう訳を教えてあげよう」そう言うと青年は不知火の頭に手をのせて自身の頭の中のイメージを再び不知火に流し込む。


数分後…そのイメージをみた不知火は呟く。

不知火「なるほど。そういう事か?めちゃくちゃ凄いっす。尊敬します。先輩」

?「納得してくれたようだね?」じゃあ行こうか?そう言うと青年は再び時空に切れ目を出現させるとその中に入っていった。不知火や宮沢も後に続き4人の姿はまたも消える。

時を同じくして西皇学園…探偵部部室では…部員たちが一つの異変を嗅ぎとっていた。

??「ふむふむ。学園の裏にそんな抜け穴が?」

?「何か見えたんですか?冬平部長?」

麻友「あぁワトソン君…とても面白いものが見れたよ」

ワトソン「面白い物?」ワトソンのその言葉聞いた麻友は…緑色のリボンを付けたベアーを出現させた。

麻友「これを見たまえ」そう言うとベアーの目が突然光だし部室の壁に先程麻友が赤いリボンのベアー越しに見た情景が映し出される。

ワトソン「学園の裏にこんな抜け穴があったなんて?」

麻友「気になるだろう?」

ワトソン「ええ。けどあの青年はどうやって時空の切れ目に穴を開けてるのでしょうか?」

麻友「とても簡単な事だよ。ワトソンくん。それが彼の能力なのさ」

ワトソン「時空に干渉できる能力?希少ですね?」

麻友「あぁ。私の知る限りそんな事ができる奴はこの学園には3人しかいない。」

麻友「一人は…時の守人の家系である…時雨家の者。もう一人は五摂家の一柱西方の地を統べる九条家の跡取り息子九条大我‥そして…この学園の理事長さ」

麻友「だがあの青年はその誰でもない。」

ワトソン「誰なのでしょうか?」

麻友「今の所わからない。この世界だけの話ならそんな事ができる人間は限られるからすぐにわかるが何せ異世界人の可能性もあるからね?」そう言うと麻友は今度は紫色のリボンをつけたベアーを出現させた。

麻友が出現させるベアーはそれぞれ能力があり…青を始めとして合計9体存在する。ベアーたちはリボンの色や毛の色により能力が異なり麻友は用途により彼らを使い分けている。


麻友「それじゃ頼んだよパーフくん」麻友のその言葉を聞いた紫色のリボンをつけたベアー通称(パーフくん)は一瞬でどこかへ消えてしまった。

その頃…校舎内では生徒会メンバーたち主導により…(DOA)の開催準備が進められていた。

??「よし。それは向こうへ運べ」

?「了解です」

その時だった。一人の少女が生徒会長「黒鉄」の元にかけ寄ってくる。


??「黒鉄さぁ~ーん」

黒鉄「ん?珠城…どうした?」

珠城「校舎裏の鳥居にこんな物が貼り付けてありました」そう言うと珠城はある物を黒鉄に見せる。

黒鉄「呪符?なのか?それは?」

珠城「よくわかんないから黒鉄さんに聞きに来たんですよ」

黒鉄「どれ?よく見せてみろ」そう言うと黒鉄は珠城から符を受け取ると…じっくり観察する。少し考えて…黒鉄はこう呟く。


黒鉄「奴なら何か知っているかも知れない。」黒鉄はPocketからスマホを取り出すと(符)のような物を写真で撮影すると不意に誰かに電話をかけ始めた。

♪♪♪♪♪♪

?「はい…どうしたんです黒鉄さん電話なんて珍しい」

黒鉄「いやぁちょっとな。安倍早速だがお前に確認してもらい物がある。少し前にお前に送信したLINEを確認してくれ」

安倍「はぁ?わかりました」そう言うと安倍は黒鉄からのLINEをチェックする。

安倍「見ましたけど…何ですこれ?」

黒鉄「お前にもわからないか?校舎裏の鳥居に貼り付けてあったそうだ」

安倍「校舎裏に?」そう言うと安部は再び画像をチェックする。

安倍「あ!!黒鉄さんこれ。陰陽師が使う(符)ですよ」

黒鉄「そこまではオレもわかったんだが…その符どこかで見覚えないか?」

安倍「うーん…ちょっと待って下さいね?」画像を見ながら少し考え込むと安倍は不意にこう呟く


安倍「わからないです。黒鉄さんこれ…家にある符とは根本的に違うのですよ」

黒鉄「違う??」

安倍「うちの家に伝わる符と式神たちは‥セーマン(晴明桔梗・晴明紋・五芒星)という呪符を使用しているのです」

安倍「そして私たちは人形を媒体として術式を展開させる事で「青龍」「勾陣」「六合」「朱雀」「騰蛇」「天乙貴人」「天后」「大陰」「玄武」「大裳」「白虎」「天空」の式神十二神将を自由に駆使して戦っています」

安倍「ですが…見た所これはそのどれにもあたりません」

黒鉄「そうか?安倍にもわからない(符)なのか?」

安倍「はい。力になれずに申し訳ございません。」そう言うと安倍は電話を切った。

珠城「わからなかったんですか?」

黒鉄「あぁ。珠城この(符)を見付けた場所に連れて行ってくれ」

珠城「わかりました」

その頃…体育館では…DOAに向けての前夜祭ライブが行われていた。前夜祭はDOAに参加しない演芸系の部活動を中心に構成されておりルナが所属する軽音部もそれに該当した。


?「ルナぁ?あんたDOAに参加するんでしょ?本当に良いの?」

ルナ「大丈夫(笑)大丈夫(笑)それにこのLIVEはDOAの為でもあるんだから」

ルナ「それよりメアリ‥頼んどいた物は出来てる?」

メアリ「出来てるけどこんな物何に使うの?」

ルナ「それはLIVEでのお楽しみ(笑)」そう言うとルナはニッコリ笑った。


ルナたちのLIVE前になると…体育館では怪しげな集団たちがドン引きするような服装で体育館の中枢の席を陣取っていた。

ぎし「フレーフレールーナ」

ぎし「フレフレルナフレフレルナ」一人の男がデカイ声でそう叫ぶとそれに呼応したかのように数百人の生徒が立ち上がりその男に続く。


ルナを信望する者たち
「「「「フレフレルナフレフレルナ」」」」

ぎし「ルナファイヤーぁ」謎の集団はひとしきりそう叫ぶと率先して大声をあげていた男がこう叫ぶ。

ぎし「お前ら…俺たちの天使…ルナ様の出番まであと少しだ。」

男子生徒「部長」

ぎし「何だ?」

男子生徒「今回もあの踊りをするのですか?」

ぎし「当たり前だ」そう言うとぎしはおもむろに学生服の上着を脱ぎ始める。学生服の下はピンク色のハッピに(ルナLOVE)と書かれておりハチマキには俺たちの天使と書かれていた。

男のその様子をみて謎の集団も一斉に上着を脱ぎ始める。そして…いよいよルナの出番となった。

女子生徒「それでは続きまして軽音部の演奏です。最後までお楽しみ下さい」

その言葉と共に幕が上がる

ルナ「みんなぁー今日は集まってくれてありがとう」

男子生徒たち「ルナ様だ」「ルナ様がいる」

ぎし「お前らぁ…気合いれんぞぉー」

謎の集団「「おおー」」

ルナ「今日の一曲目は…(黒猫と僕)それではお聞き下さい」ルナのその合図でベース音がなり始める!それを合図とするかのようにギター音続いてドラム音が鳴り響く。


♪♪♪♪♪♪音が鳴り始めるとピンク色のハッピを着用した謎の集団は突然立ち上がり…ダンスを踊り始めた。


その様子を見た周囲の生徒はドン引きし始める。

周囲の生徒1「うわ…」

周囲の生徒2「ひくわぁ…」

女子生徒A「キモーい何あれ?」周囲の冷めた目線とは裏腹に白熱したダンスを踊るピンク色のハッピを着用した集団

その様子を…麻友とワトソンは緑色のベアーズ越しに腹を抱えながら観察する。


麻友「あははははッ(笑)」

ワトソン「部長…そんなに笑ったら失礼ですよ(笑)」

麻友「何を言う?君だって笑ってるじゃ無いか?」

ワトソン「何を言ってるんですか(笑)笑ってなんかいませんよ」

麻友「こんな催しは中々あるものじゃない」そう言うと麻友は…黄色いリボンをつけたベアーを出現させる。

麻友「フェルメール…この様子を録画してくれ」フェルメールと呼ばれた黄色いリボンのベアーは赤いリボンのベアーから…送られてくる風景を録画し始めた。

フェルメール「麻友…こんな意味ないの撮って何になるのさ?」

麻友「意味はあるさ。それにこういう所にこそ思わぬ物が映り込むものなんだよ」

麻友たちが腹を抱えながら笑ってる間にも…体育館ではピンク色のハッピを着た集団が白熱のダンスを踊る。曲がサビに入った時最初は冷めた目で見ていた男子生徒たちもピンク色のハッピを着た集団の踊りに加わり始める。

ぎし「君?中々筋が良いね?」ぎしはダンスを踊りながら黒い学生服を着た青年に話し掛ける。

?「それ程でもないですよ(照)」青年はぎしと息のあったダンスをしながら照れくさそうにそう答える

ぎし「君も我らの応援部に入部しないか」

?「良いんですか?」

ぎし「もちろんだとも。応援部は君を歓迎する」そうこうして一曲目が終わった頃には50人程の学生服を着た生徒たちが応援部と意気投合していた。


ぎし「ルナ様さいこー」ぎしのその大声と共に拍手が巻き起こり体育館の中枢がルナ1色で染まり始める。


ルナ「ありがとね?みんな」そう言うとルナはニッコリ笑い言葉を続ける。

ルナ「2曲目は(ルナワールド)それではお聞き下さい」ルナのその言葉と共にまたも音楽がなり始める。

その音楽を合図としたようにピンク色のハッピを着た集団は一斉にズボンを脱ぎ始めた。ズボンの下にはもう一枚ズボンがあり(ルナ様サイコー)と書かれていた‥それを見た他の生徒たちは再びドン引きし始める。

女子生徒「キモっ」

男子生徒「アイツ等マジかよ」

男子生徒B「ええ~」そんな生徒たちの声を気にすることも無くぎしたちは再び白熱のダンスを踊り始める。

ぎし「青年…名は何と言う?」ぎしはダンスを踊りながら先程知り合った黒い学生服の青年に話しかける。

?「ノアです。ノア・サザーランド」

ぎし「ノアか?よろしくな」そう言うとぎしは先程脱いだズボンを手に取るとズボンを起用に使ったダンスをし始める。応援部たちもぎしに続く。


その様子をみたルナはニッコリ笑うととある物を投げる。ぎしたちはダンスを踊りながらルナが投げた物をキャッチすると口に含み始める。

ルナが歌を歌う間にも…ぎしたちの激しいダンスは続いており…曲が終盤に入りギターパートがなくなると不意にルナがマイク片手にステージを降り始める。応援部たちはルナを囲むようにして…アーチを作る。


男子生徒たち「ルナ様ぁぁぁ」黒い学生服を着た男子生徒たちは興奮したようにルナに歩み寄る。ぎしはルナの後ろからバケット片手について行く。

ルナ「フフ(笑)ありがとね」そう言うとルナはバケットに入ったクッキーが入った袋を一つずつ男子生徒たちに手渡し始める。

ルナ「明日のDOAまで食べちゃ駄目だよ(笑)」ルナはそう言うとニッコリ笑う。

男子生徒たち「「はい」」黒い学生服を着た男子生徒そう言うと大はしゃぎし始める。そしてそのままルナは曲を歌いながらアーチの中を進み曲の終了と共に体育館を出ていった。


その頃‥槍剣武道部の部室ではDOAに参加する生徒が選抜されていた。


?「今日集まってもらったのは他でもない明日のDOAに出場する15人の選抜メンバーを決めたいと思う」


みゆ「夏目部長…応援部からは例年通り…ぎし‥他9名が出場する模様です」

夏目部長「うむ。皆も知ってる通り我々はここ数年応援部とチームを組み…上を目指している」

新入部員「先輩…DOAはチーム戦なのですか?」

夏目部長「そうか君はまだ知らないのだったな?霜月説明してやれ」

みゆ「わかりました。DOAには個人戦とチーム戦が存在し‥個人戦には各部から…代表3名が出場します」


みゆ「チーム戦は1チーム30名で行い‥全部でA~Fまでのステージが存在します」

みゆ「ステージAは各々が敵チームの旗を取るために戦います。単純な戦闘力よりも‥旗をどのようにして奪うかが重要になります。勝負はバトルロイヤル方式で行われA~Zまでの組が存在し敵チームの旗をより多く取ったチームがその組の1位通過者となり上位2チームが次のステージへの挑戦券を手にします。万が一2位以下全てのチームの得点が同一で並んだ場合は‥再試合となりそこでの勝利者が進出します」

みゆ「ステージBは‥理事長の力で創り出された異空間の無人島で60日過しチームワークとサバイバル力が試されます。ステージBに明瞭な勝利条件は無く…60日間リタイアせずに生き延びたチームが次のステージへ進出します」


みゆ「ステージCは‥学園側がだした(謎)に各チームで挑みます。謎にいち早く気付き次のステージ会場へたどり着いたチームが進出します」


みゆ「ステージDは…各チーム7人の代表選手がロードアイランドと呼ばれる無人島を舞台にして戦い…先に相手チームを殲滅するか敵チームのリーダーを倒したチームの勝利となります。ただしこの時相手チームのメンバーを殺してしまった場合は失格となります。」

みゆ「ステージFは守る側と攻める側に分かれていて勝利条件は敵チームの塔に一階から上り塔の中にある宝箱を開けるか?敵チームのリーダーを倒す事となっており敗北条件はこちらの宝箱が先に開けられるか?リーダーが倒されるか?となっております。宝箱は各チーム塔の中の好きな場所に隠せてリーダーが何処にいるかの縛りも存在しません。」

新入部員「霜月先輩‥質問があります」そう言うと男子生徒は手を挙げる。

みゆ「いいわ。許可します。」

新入部員「ありがとうございます。DOAに優勝するとどうなるのですか?」

みゆ「個人戦の優勝者は…理事長より豪華賞品と優勝トロフィーと盾が授与されるわ」

みゆ「チーム戦の優勝チームはハワイ7日間の旅と優勝トロフィーと盾。それから…各々が好きな物を一つだけ生徒会に申請すると生徒会より景品がプレゼントされるわ」

新入部員「好きな物?ゲームソフトとか?ラジコンとかでも良いのですか?」

みゆ「ええ大丈夫よ。原則何でも可と生徒会規約にも記されてるしね‥但し予算は一人30万円までの物と限定はされてるわ。」それを聞いた新入部員は目を輝かせ始める。

新入部員「はい。はい。僕DOAに出場します。てか出たいです。」

みゆ「フフ(笑)血気盛んなのね?良い目をしてるわ」

夏目部長「待て待て‥まだ出すとは言ってないぞ(汗)」

みゆたちがそんなやり取りをしていると部室の目の前にルナとぎしが現れる。

ぎし「ルナ様‥こちらです」ぎしはルナのエスコートをしながら槍剣武道部の扉を開ける

ルナ「楽しそうな話ししてるわね?」ルナはそう言いながらみゆたちの方へ歩み寄る。

みゆ「LIVEは終わったの?」

ルナ「バッチリよ。有望な新人も入ったしね。これで今年のDOAは貰ったも同然よ」

みゆ「丁度その話をしていたのよ。そっちの選抜メンバーはもう決まっているの?」

ぎし「こらぁ(怒)貴様ルナ様に失礼だぞ」

ルナ「ぎし下がりなさい。みゆちゃんは良いのよ」ルナのその言葉を聞いてぎしは舌打ちをしながら下がる。

みゆ「犬の躾がなってないようね?」

ルナ「ごめんなさいね。ちょっと私への忠誠心が強過ぎるのよ。」そう言うとルナはとある笛を吹いた。するとみるみるカラスが集まってきてたちまちぎしの頭をつつき始めた。


ぎし「くっ」

ルナ「いいこと。ぎし。今度みゆちゃんに対して失礼な言動をとったらわかるわね?」

ぎし「申し訳ございません」

ルナ「良いわ。」ルナがそう言うとカラスたちはその場を離れ始めた。

このカラスたちは通称「闇ガラス」と言われていて…動物や植物から発せられる仙気を喰らう。一羽では対した力にはならないが数が集まると…少々厄介なカラスたちである。

夏目部長「森元‥お前の力は相変わらず怖いな」

ルナ「フフ(笑)夏目部長程じゃありませんよ」

ルナ「所で選抜メンバーはもう決まったの?」

夏目部長「まだだこれから決める所さ」

ルナ「そ?ならメンバーの内何人かを私が指名してもいいかしら?」

夏目部長「別に構わないが。」

ルナ「部長。ありがとうございます。」そう言うとルナは部員たちの目を見つめ始める。そして暫くするとこう呟く

ルナ「ぎし」

ぎし「はっ何でしょうか?ルナ様」

ルナ「あれを使いなさい」

ぎし「かしこまりました」そう言うとぎしは仙気を放出し始める。少しすると…ぎしの肩に妙な生物が座っており…部員たちを見つめていた。

ぎし「ギシギシ‥選定しろ」

ギシギシ「OK了解」そう言うと妙な生物の瞳が金色に輝き始めた。少しすると…何人かの部員たちの身体から大量の仙気が放出し始める。

部員A「こ…これは力が漲ってくる」

部員B「すっ凄い力が湧き上がってくるようだ」

中でも5人の部員たちの仙気は虹色に輝いていた。その様子を見たルナは呟く

ルナ「なるほどねぇ。決めたわ。この5人にするわ」

ギシギシの能力は鏡や氷の中に誰かを誘い込みその中で敵を倒したり他者の能力を使えるようになるというものだが…ぎしはDOAに参加するにあたって応援部の部員の大半を自身の世界に引きずり込み彼ら一人ひとりの能力を使う事が出来るようになっている。この選定の力は応援部の団員の杉本という男の力で…潜在能力を引き出しその人間の才能を開花させるというものである。


メンバーに選ばれたのは以下の5人である。

槍剣武道部(2年)

1…シマケン
2…鬼塚千尋(通称ちーちゃん)

槍剣武道部(1年)
3…吉田朱里
4…白夜蓮
5…イーサン・ハント

そして一際光の強い吉田の肩に手をのせてルナは呟く

ルナ「よろしくね」

朱里「はっはい森元先輩よろしくお願いします(汗)」

夏目部長「よし。これでオレを含め7人は決まったな。残り8人はどうするかな?」

みゆ「部長…提案があります」

夏目部長「何だ?霜月?」

みゆ「残りの8枠を決める為に部員たちに組手をさせてはどうでしょうか?」

夏目部長「組手かぁ?なるほど。いい案だな?」

夏目部長「お前らはどうだ?異論はないか?」

部員A「ないですよ先輩」

部員C「俺もです」 

??「じゃ…始めましょうか?」そう言うと一人の青年は組手の準備をし始める。

みゆ「両者前へ」霜月のその合図で2人は前に出る。

みゆ「構え」

部員D「緬宮‥お前にゃ絶対負けねぇぞ」

緬宮「先輩。僕だって負ける気はありませんよ」

みゆ「試合開始」霜月のその言葉を聞いた瞬間…部員Dは緬宮に槍で攻撃をする。緬宮はその攻撃を躱し素早く懐にはいると掌底をし…掌から仙気を込めて部員Dを吹き飛ばした。

部員D「がはぁッ」

部員Dはくるくる回転しながら壁に激突し気を失った。

みゆ「そこまで。勝者‥緬宮修司」

夏目部長「さすがだな?緬宮?」

緬宮「いえ。それ程でも」

夏目部長「緬宮相手に1対1の組手をさせようと思ったのが無茶かもしれん。よしお前らそこに並べ」そう言うと夏目は選ばれていない部員たちを緬宮の前に並ばせる。

夏目部長「これより10分間‥お前ら全員で緬宮と戦ってもらう」

?「部長…いくらなんでも舐め過ぎですよ。一人相手に全員でだなんて」

夏目部長「保元…緬宮を舐めてるのはお前の方だ。今のお前らじゃ…全員で戦っても緬宮には勝てねぇよ」

保元「なっ!!?」

夏目部長「10分間…緬宮と戦って立ってた奴は全員合格だ」

部員A「保元…何だか知らねぇが良いじゃねぇか?ようは生き残れば良いんでしょ?部長?」

夏目部長「その通りだ!霜月」

みゆ「かしこまりました。部長」

みゆ「全員前へ構え」

みゆ「試合開始」霜月のその合図で部員たちは一斉に緬宮に攻撃し始める。

部員A「悪いが勝たせてもらうぜ。緬宮」部員Aはそう言うと緬宮に攻撃をする。緬宮はその攻撃を躱すと…部員Aを蹴り飛ばす。その他の部員たちも緬宮に攻撃をするが舞でも踊るように緬宮はその攻撃を躱し次々に吹き飛ばしていく。


部員C「くっ」部員Cは吹き飛ばされながらもガードする。

サザザザァーーッ

緬宮「先輩。後ろががら空きですよ」緬宮は部員Cの背後に回り込むと…回し蹴りをして部員Cを反対側の壁の方へ吹き飛ばす。背後からの攻撃をガードしきれなかった部員Cは最初の部員同様クルクル回転しながら壁の方へ…ちょうどそこに緬宮に攻撃を躱された部員たちがいて部員Cの回転に巻き込まれる。

部員B「くつ」

部員E「うわぁ…」

部員F「なっ!!?」

ドンッドォん

緬宮「どうしました?そんなものですか?」

?「舐めるなよ。緬宮」そう言うと男の身体から湯気のようなものが出始める。

緬宮「ようやく。本気と言う訳ですか?斎藤先輩」

斎藤「もったいぶって悪かったな?」そう言うと斎藤は先程までとは比べ物にはならない動きで緬宮に近付いていく。

緬宮「速いですね?けどまだまだ」そう言って緬宮が攻撃をしようと思った時‥保元が割って入る。

保元「オレの存在も忘れてもらっちゃ困るぜ」そう言うと斎藤と保元は息のあった動きで緬宮に攻撃をしていく。緬宮はなんとか斎藤と保元の攻撃を躱し…距離をとると構えを変える。

緬宮「先輩たちやりますね?」

保元「誰にモノ言ってんだ?あぁ」保元の身体からも湯気のようなものが迸る。

保元「行くぜ」そう言うと保元は両手でパチンっとし手を合わせる。次の瞬間…保元の手の平から刀の様な武器が出現する。

緬宮「それが先輩の武器。という訳ですか?」

保元「まぁな。」保元はそう答えると…先程よりさらに速い速度で一気に緬宮の間合いに入ると斬りかかる。緬宮はその攻撃を紙一重で躱すと保元を蹴り飛ばす。


保元「ちいッ」保元は吹き飛ばされながら‥空中で体制を整えると壁を足場にして緬宮に向かっていく。その間も斎藤…緬宮の激しい攻防が続いており…斎藤は緬宮に初めてクリーンヒットを当てる。


緬宮「くっ」吹き飛ぶ緬宮に保元が追撃を加えとどめを刺そうとする。

保元「もらったぜ。鬼神一ノ牙(鬼斬り)」保元の攻撃が当たりそうになった時…緬宮の手の平に黒いキューブのような物が出現すると七色に輝き始める。

保元「な!!?」

緬宮「僕にコレを使わせた相手は久々ですよ」緬宮はそう呟くと保元と斎藤の背後に突然現れて両者を吹き飛ばす。

斎藤「ぐがはぁ…」

保元「くぐぅ…」

ドンッドンっ

保元「はぁ…はぁ‥な…何がどうなってやがる」

斎藤「くっ…(心の声(目がくらくらしてきやがった))2人がふらふらになりながら立ち上がるとそこには緬宮が2人いたのである。

緬宮「先輩たちは合格です。良いでしょ?部長」

夏目部長「まぁお前にそれを出せたのだからな」

保元「ふざけんじゃねぇ…まだ6分しかたってねぇだろ?」

緬宮「先輩…痩我慢は辞めたほうが良いですよ。もう身体がガクガクで動かないんでしょ?」そう言うと緬宮は謎の黒いキューブを再び光らせ始める。

数秒後…保元と斎藤は一瞬で気を失い気絶した

緬宮「さぁーてと…お待たせしました。クック先輩。始めましょうか?」

クッキー「クッキーだ。全く。先輩の名を忘れるとは良い度胸だな?」

緬宮「フフっいいじゃないですか?クックって何だか可愛いですし(笑)」

クッキー「全く舐められたものだ」そう言いながらヴァレンタインはチョコチップクッキーを一枚口に含むと食べ始める。

パリッカキッパリ…ゴクン

クッキー「待たせたな」そう言うと…ヴァレンタインはトンファーを手に持ちながら構えるとテレポートで一気に間合いを詰め緬宮に攻撃をし始める。


緬宮「おっとっ」緬宮は攻撃を躱しヴァレンタインに反撃をするが…ヴァレンタインはテレポートで緬宮の攻撃を躱すと再び緬宮に攻撃をする。緬宮はキューブからヌンチャクを取り出し応戦する。

カァーーンキンッカンッコンキンッ。緬宮はヴァレンタインの攻撃を防ぎ2人の激しい攻防が続く。


緬宮「さすがクック先輩」そう言うと緬宮は再び黒いキューブを出現させると光らせ始める。


クッキー「クッキーだ」何かを察知したヴァレンタインはテレポートで退避すると…ドールクッキーで生命を与えた人形たちを自分の部屋からテレポートさせ出現させると緬宮に向けて攻撃をさせる。

次の瞬間…黒い穴が出現し…人形たちは異空間へと吸い込まれていく。クッキーはテレポートして一気に間合いを詰めると緬宮を吹き飛ばす。


緬宮「くぅ…つ」ズザザザぁー


緬宮「やりますね?先輩」


クッキー「本気で来い。緬宮。でなければ俺には勝てんぞ」


緬宮「じぁあそうさせてもらいます」そう言うと…緬宮は身体中の仙気を放出し始める。

シュゥー‐‐ーーゥゥウ…バチっバチッバァチイ。身体から湯気が出たかと思うとその湯気が雷へと変化し緬宮の髪の毛が逆立ち始める。

クッキー「待ってやる程俺は甘くないぞ」ヴァレンタインはそう叫ぶとテレポートで一気に近づくと緬宮に攻撃をする。緬宮はその攻撃を片手で防ぐと…ヴァレンタインを片手で投げ飛ばす。


クッキー「くっう」

ドォンッ

クッキー「いっててぇ…バカ力だなぁおい?」ヴァレンタインが立ち上がり構えた先には薄い紫色の髪の毛で金色の瞳をした緬宮の姿があった。

緬宮「お待たせして申し訳ございません。クック先輩」緬宮は少しお辞儀すると…先程迄とは比べ物にならない程の速度で一気にヴァレンタインに近付くと攻撃をする。ヴァレンタインは(空)の力で無意識に攻撃を察知するとテレポートで躱し…トンファーに仙気を込めてエネルギー波を放出して緬宮を攻撃する。


緬宮「そんな攻撃効きませんよ」そう呟くと緬宮は先程まで左手に添えていた黒いキューブを宙に浮かせると手のひらに黒い穴を出現させヴァレンタインの攻撃を吸収すると倍の力で跳ね返した。

クッキー「そりゃもらったらヤバいね?」ヴァレンタインはテレポートで躱し緬宮に攻撃するが全ての攻撃を緬宮は1歩も動かずに指だけで防ぎ切る。


クッキー「こりゃとんでもない化物(バケモン)だ」ヴァレンタインはそう呟くとテレポートで距離を取ると虹色のクッキーを口に含み始める。

パリっカキッパリ…ゴクン…

クッキー「行くぜ」ヴァレンタインはそう言うと先程よりも速くテレポートしながら遠くから緬宮を攻撃し始める。



緬宮「残念です。先輩」そう言いながら緬宮はその攻撃を仙気を放出しただけで防ぐ

バチッバァチィッ

クッキー「言ってろ。後輩」ヴァレンタインがそう言うとリング状の仙気のエネルギーが緬宮の動きを封じる。


緬宮「コレが先輩の奥の手と言う訳ですか?」

クッキー「まぁな」ヴァレンタインはそう答えるとテレポートで一気に間合いを詰めトンファーで連撃を加え最後は緬宮を蹴り飛ばした。

ヒューッドォーーーン

クッキー「どうやらそろそろ終わりみてぇだな」そう言いながらヴァレンタインが緬宮にとどめを刺そうとした時…不意にヴァレンタインの頭に妙な音が鳴り響く。

キィーーーンそんな音が響いたかと思うと…ヴァレンタインの身体は静かに…地面に倒れ始める。そして先程まで確かに壁に頭がめり込み瀕死の状態であった筈の緬宮の顔をヴァレンタインは薄れゆく意識の中で確認する。



緬宮「いい夢見れましたか?」緬宮はそう呟くと…倒れそうなヴァレンタインを…宙に吹き飛ばし…常人には視認すらできない速度で数秒間の間にヴァレンタインに200連撃を加える。

数秒後…部員たちが目にしたのは緬宮の手の平の上でボロボロの身体になったヴァレンタインと彼を持ち上げる緬宮の姿であった。


そしてちょうど…タイマーが部室に鳴り響く。

ピピピィーーーー♪♪♪♪♪

夏目部長「はぁ…たくお前はやり過ぎなんだよ。誰かクッキーの傷を治してやれ」夏目はそう呟くと緬宮に歩み寄る。

緬宮「すいません(笑)部長」緬宮は笑顔で答えながらヴァレンタインをそっと地面に降ろすと髪の色と瞳の色が元に戻る。即座にヴァレンタインの側に鬼塚が歩み寄ると…傷を癒やし始める


みゆ「部長…合格者は3名のみでしたね?」

夏目部長「うーん…そうだな?どうするか?」

ルナ「困ってるみたいね?」

夏目部長「誰か有望な新人でもいるのか?」

ルナ「さっき言ったでしょ?今年の新人は豊作だって(笑)粒揃いなんだから」

夏目部長「自身ありげだな?」

ルナ「まぁね(笑)」

夏目部長「わかった。残りの20人はそちらに任せよう。何とかよろしく頼む」

ルナ「OK(笑)さっすが夏目部長わかってるう」そう言うとルナはるんるんでその場を後にする。さり際…ぎしが夏目を睨むと「クソが」と吐き捨てて部室を出ていった。

夏目部長「はぁ…」夏目はぎしの言葉を聞くと…深いため息をついて部室の天井を見上げる。

みゆ「大変ですね(汗)部長」

夏目部長「わかってくれるか?」夏目がそう言った直後ヴァレンタインが目を覚ます。

クッキー「つっつつぅ」

夏目部長「気付いたか?ヴァレンタイン?」

クッキー「部長?ありゃ化物ですね?」ヴァレンタインは立ち上がりながら緬宮の方を見る。

夏目部長「まぁ…ヤツは黒鉄と同門だからな?」

クッキー「会長と!!!?どーりで強え訳だ」

鬼塚千尋「ちょっと…クック。治療してもらっといてお礼も言えない訳?」

クッキー「だから…クッキーだっつぅーの?」

鬼塚千尋「んなのどっちでもいいわよ」

クッキー「良かねぇーよ」

その日の夜…異世界に行っていた。宮沢たちもDOAの為に一時的に帰還する。

宮沢「不知火おせぇーぞ」

不知火「まっ待って下さい先輩」

宮沢「言っとくけど不知火…明日のDOA手抜いたら承知しねぇーからな?」

不知火「わ…わかってますよ」

宮沢「冴島お前もだぞ」

冴島「サエコ。誰に物言ってんだ?抜く訳ねぇーだろ」

宮沢「んだよ?言うじゃねーか?ブス男のくせにいっちょ前にプライドとか持ってんのか?」

冴島「るっせぇな。持ってたらわりぃかよ?つか、下の名前で呼ぶんじゃねぇ」

宮沢「だぁ?わかったわかった。ブスはほっといて。それより不知火明日のメンバーどうなってんだ?」

冴島「おい!!誰がブスだ?」

不知火「先輩?今更ですか?けっこー前にメンバー票先輩のスマホに送ったんすけどね?」

宮沢「送ったぁ?どれどれ」そう言うと宮沢はスマホをチェックし始める。

宮沢「なるほどなるほど」

冴島「おいって?」

宮沢「お!!キャリーの奴も来んのか?久々だなぁ?」

不知火「ええ。最近は色々仕事が忙しくて学校に来れなかったみたいっすけど…明日は来るらしいっす」

宮沢「まじかぁ?こりゃ明日の勝ちは貰ったも同然だな」そう言うと宮沢は満面の笑みを浮かべ始める。

冴島「おい!!無視してんじゃねぇ?」冴島はそう言うと大声をあげ校舎を軽く叩く。

ドォーーンゴゴゴゴゴゴっ冴島が軽く小突いただけで校舎の壁に大穴が空き校舎全体が揺れ始める。

職員室では

教師「なっなんだ?地震か?」

教頭「皆さん落ち着いて下さい。こういう時こそ冷静でいるのが大事なのです」

校舎裏…鳥居の近く

宮沢「冴島。何やってんだよ?」

冴島「わりぃ。つい」

宮沢「ついじゃねぇだろ?たくしやぁねぇな?」そう言うと宮沢は破損した部分のコピーを創ると即座に壁を修復し始める。不知火は破損した壁の一部を誰にも気付かれずに腰に携えた刀で処理をする。

教頭「そこに誰かいるのですか?」異変に気付いた教頭が静かに歩み寄る


宮沢「やべぇ…センコーの奴もう来ちまいやがった。急ぐぞ。不知火」

不知火「任せてください。先輩」そう言うと不知火はシックスナイフを発動させると教頭の視覚と聴覚を一時的に奪う。


教頭「なっ!!!目が?耳も聴こえない」その間に壁の修復は完了し宮沢たちは慌ててその場を後にした。


翌朝…西皇学園では…DOAの開会式が行われていた。

??「やっほー皆元気してる。突然だけど…開会の挨拶をする予定だったうちの教頭が原因不明の病とかで病院に行ってるから代わりに私が挨拶するね(笑)」

不知火「心の声(やべぇ…しまった術を解くの忘れてた)」

宮沢「あっははははは(笑)こりゃ笑えるな。昨日のセンコー教頭だったのかよ」

不知火「宮沢先輩…不謹慎ですよ(汗)」

宮沢「不知火お前も中々やるじゃないか?」

不知火「そんな事で褒められても全然…嬉しくないですよ」

冴島「心の声(すまねぇな教頭。もう暫く悩んでてくれ)」

??「それじゃさくさくっと固い挨拶は抜きにして1stステージのルールの説明をするね(笑)」

??「大体の人は知ってると思うけど…1stステージは旗の取り合いだよ(笑)」

??「A~Zまでの組をいくつかのグループに分けてバトルロイヤル形式で旗を奪い合ってもらう。最終的に…最も多くの旗を取ったチームと2位のチームが次に進めるよ。」

??「バトル会場は学園が所有する…キャッスルアイランド。島の中には各々のチームの拠点があって島の至るところにアイテムがあるよ」

??「例えばコレ。ラッキービスケット。3色のビスケットを入れた袋が島のいろーんな所にあって…食べるとその色に応じた能力を得られる。」

??「例えば赤なら身体能力強化。紫ならテレポート。みたいにね(笑)ただ一枚のビスケットで能力を使える回数は3回迄で…再度同じ能力を使いたい場合はビスケットを補充しなくちゃいけない」

??「その他にも…アイテムの在処を示した地図や黄金の果実のなる木や…飲むと仙気が回復する水も島の至るところに隠してある」

??「あ!!ただね基本的に早いもの勝ちだから…例え地図に示された場所にアイテムが無くても恨みっこなしだよ」

??「そいじゃぁ皆頑張ろうね。生徒会執行役員…キャリー・ウィル・ヴァージンでしたぁ(笑)」そう言うとキャリーはとても開会式とは思えない軽い挨拶をすると壇上を降りる。


宮沢「キャリーの奴相変わらずだな(汗)」

冴島「うむ。宮沢には無い可愛らしさがある。」

宮沢「はぁ?んだとブス島…喧嘩売ってんのか?」

冴島「いーや別に。ただ本当の事を言ったまでだ」

不知火「先輩たち仲間割れしている場合じゃ無いですよ」

その時だった…体育館にアナウンスが響き渡る。

珠城「それでは…各チームの代表の方は至急近くの抽選所までお越し下さい」

宮沢「だぁ…しやぁねえ…行ってくるぜ」そう言うと宮沢は抽選所のある第2体育館へと向かい始める。

冴島「せいぜい…良い‥番号引いてくれよ」

宮沢「任せとけって」そう答えると宮沢は第1体育館を後にする。西皇学園には体育館が2つ存在し‥第2体育館は旧校舎時代に使っていた物が現在も尚残っていて…イベントの際の合唱や劇のステージに利用され夏にはお化け屋敷として使われる。というのも旧校舎には夜な夜な幽霊が出るという都市伝説が存在しそれを面白がったミステリー倶楽部の部長が第2体育館を入口として旧校舎全体を使用したお化け屋敷を作ったからである。


第2体育館前…第一抽選所…A塔東‥一階の廊下

宮沢「こっちか?ん?並んでるな」宮沢が第2体育館の近くまで来ると長蛇の列が出来ていた。

宮沢「何で並んでるんだ?」

夏目部長「入口が閉まってるんだよ」

宮沢「入口が…?」宮沢がそう言った瞬間…体育館の扉が開く

??「大変待たせて申し訳ございません。私は生徒会役員の西園寺綾音と言うものです」

西園寺「こちらです」そう言うと西園寺は…各部の代表者たちを体育館中枢に案内し始める。体育館の中枢には抽選箱とルーレットらしきものがあった。

キャリー「やっほー(笑)また会ったね?」そう言うとキャリーはニッコリ笑い部員たちに手をふる

??「私語は慎め…キャス」

キャリー「はぁ~~い田母神先輩」

キャリー「んじゃ…気を改めてコレから抽選会を始めるね(笑)」キャリーのその言葉を聞いた西園寺は夏目たちにとある物を配り始める。


キャリー「配り終えたかなぁ??今皆が受け取ったのは…キャッスルアイランドにある秘密基地の鍵だよ」

キャリー「めんどくさいのは苦手だからさくさくっと話すね(笑)」

キャリー「キャッスルアイランドには…合計3つの地区が存在するんだ。一つ目はグリーンアイランド地区と言われる緑豊かな場所。」

キャリー「2つ目は…アイランドタウンと言われる。東京の街を模造して作ったエリア」

キャリー「そして3つ目は…地下に造られた地底世界。3つの地区にはそれぞれ市長がいて君たちの動向を見守ってる。」

キャリー「グリーンアイランドの市長は(錦)と言う人物でその人物がグリーン区の支配者だ。同じようにタウン区の(東山)‥地底区の(植草)と各々街に1人ずつ市長がいる。」

キャリー「君たちはキャッスルアイランドで20日間に及ぶバトルロイヤルを繰り広げる訳だけど基地を利用するには毎日…市長にとある物を渡さなくちゃいけない」

キャリー「それがコレ…キャッスルメダル。このキャッスルメダルは基本的に全員が一つずつ持っていて…1日の基地の利用料はキャッスルメダル5つだ」

キャリー「メダルを入手する方法は一つ。それは…敵チームの団員から奪う事。つまり君たちは旗を奪いながら同時にメダルも獲得しなくちゃいけない。」


キャリー「そして市長に逆らうとその地区での定住権を無くし…君たちは基地から強制的に追い出される。」

キャリー「基地から追い出されると…敵チームから昼夜問わず狙われるだけじゃ無く…市長からも狙われる。各々の市長の下には専任のチームが存在して一人ひとりがプロの軍人レベルの強さを持っている」


キャリー「さっき渡した鍵の裏側には…それぞれ番号が書かれていてその番号と同じ番号の基地にしか入室出来ない」

キャリー「バトル開始と共に君たちはキャッスルアイランドに飛ばされて…その鍵の裏側に書かれた番号の基地に転送される」

キャリー「そこで重要なのが…各々の拠点にある物資の量さ」

キャリー「タウン区…グリーン区…地底区の一番良い基地にはメンバー全員の20日分の食料と飲み物がある。」

キャリー「だけど…ランクが下がる事に食料品と飲み物の数が減っていって一番悪いランクの基地は…食料品はおろか飲み物さえ存在しない」

キャリー「君たちはさっき無作為に鍵を受け取ったけどどの鍵がどの基地の番号か?知りたいよね?」

キャリー「鍵の裏側をもう一度よく見てみて。基地番号と一緒にSとかAって書かれてるよね?それが基地のランクだよ」

キャリー「Sは最高ランクの基地でZは最低ランクの基地だよ」

??「ちょっと待て。鍵を受け取っちまったらもう基地の変更はできねぇって事か?」

キャリー「安心して(笑)そうは言ってないよ。君たちにはこれから再度抽選をして貰って若い番号の順に3つの選択肢を与える」

キャリー「一つ目は…そのままの基地を利用する事」

キャリー「二つ目は…好きなランクの基地に変更する事」

キャリー「そして3つ目はその両方を拒否して一か八かルーレットを回す事。ルーレットを回して大当たりが出れば…君たちの要望通りの基地と必要に応じた食料を用意する」

キャリー「ハズレであれば…最低ランクの基地を強制的に使ってもらう」

キャリー「一見ルーレットを回す事にメリットは感じないかもしれないけど考えようによっては最強の砦も建設できる。前の大会で大当たりを当てた人は空飛ぶ移動要塞を建設して…空中から基地に備え付けたカノン砲で敵の基地を破壊していたよ(笑)」

キャリー「つまり…リーダーの手腕と知識と運によって今後のチームの命運が決まるって事だよ」


キャリー「そいじゃ抽選を始めるね(笑)」キャリーのその言葉で各部の部長たちは次々に…抽選箱から番号の書かれた紙を引き始める。


キャリー「みんな…ひけたかなぁ?そいじゃ…1番の人から順に私の所に来て。」そう言うとボクシング部の部長が一番乗りでキャリーの元に歩み寄る。

??「ボクシング部部長…高橋傑だ。」

キャリー「どうする??鍵は交換するかい?それともルーレットかなぁ?」

高橋「鍵を交換する。Sランクの基地を頼む」

キャリー「オッケー(笑)じゃあ…交換するね」キャリーがそう言うと高橋が持ってた鍵が金色に変わる。

高橋「よし!!」高橋は小さくガッツポーズを取るとSTART地点に向けて歩き始める。

キャリー「さぁ(笑)次は誰かなぁ?2番の人どーぞ」キャリーはさくさくと仕事をこなし各部の部長たちは各々の考えで動き…鍵を変更していく。中にはルーレットに挑む者もいたが…大抵はSランクの基地を希望した。

宮沢「心の声(35番か?運わりぃなぁ…さてとどうすっかなぁ?)」宮沢は順番を待ちながらどうするかをじっくり考えていた。

宮沢「心の声(あのルーレット…15回に一度当りがでれば良いほうか?)」

夏目部長「考え事か?宮沢…珍しく悩んでるじゃないか?」

宮沢「るっせぇ!!私は先輩だぞ」

宮沢「そういうお前はもう決まったのかよ?」

夏目部長「まぁな」そう言うと夏目は不敵な笑みを浮かべる

宮沢「ふーん?」そう呟くと宮沢は顎に手を添えてさらに考え込む。

宮沢「心の声(当たりさえでれば必勝法があるにはあるんだが?問題は引けるかどーか?こればっかりは運でしかねぇ)」宮沢のその様子を見ながらキャリーは笑みを浮かべる

キャリー「心の声(サエコ悩んでるにゃぁ?まぁ無理もないか?)」

キャリー「次の人どーぞ」

??「空手部部長…須藤保だ。」

キャリー「どうする??鍵を変更するかい?それとも?」

須藤「ルーレットだ」

キャリー「お!!勝負に出たね(笑)ハズレたら悲惨だよ」

須藤「知れた事。ハズレた所で俺たちの勝利は揺るがない」

キャリー「自信あり?って事だね?オッケー(笑)ルーレットSTART」キャリーがそう言うとルーレットがくるくる回り始め妙なピエロが出現する。

ルーレットピエロ「イイねぇ?兄ちゃん?その自信。気に入ったぜ」ピエロはそう言うと…目を光らせる。

♪♪♪♪♪数秒後…ルーレットがハズレに止まろうとした時

ルーレットピエロ「グレートだぜ」不意にそんな事をピエロが叫んだかと思うとルーレットの針が…戻り…(当り)に変わる。

♪♪♪♪♪

ルーレットピエロ「見事だ。兄ちゃん。当りださぁどんな基地にするか言いな。」

キャリー「心の声(ルーレットピエロにあそこまで言わせるなんて…空手部の須藤か?侮れないかもしれないな)」

須藤「フッ(笑)」須藤はそう鼻で笑うとルーレットピエロに要望を伝える。

キャリー「本当にそれでいいのかい?」

須藤「あぁ男に二言はない。」

ルーレットピエロ「OKだ。んじゃあ…今から兄ちゃんの要望に応えるぜ。」ルーレットピエロはそう叫ぶと再び目を光らせ始める。

♪♪♪♪♪♪数秒後…虹色の鍵が空中に出現したかと思うと…須藤の手元の目の前で止まる。

ルーレットピエロ「受けとんな」ルーレットピエロのその言葉を聞いて須藤は黙って鍵を手にするとSTART地点に向かい始める。


キャリー「ささ(笑)次は誰かな?」

麻友「私だ。久しぶりだね?キャリー?」

キャリー「心の声(探偵部部長…冬平麻友か?厄介な奴が来たな?)」

キャリー「どうする?鍵を変更するかい?それとも?」

麻友「愚問だな?ルーレットに決まってる」

キャリー「随分自信があるんだね?」

麻友「先程の様子を見て私が気付かないとでも思ったか?」

キャリー「なんの事かにゃぁ?」

麻友「そんなに言うならば…今ココで皆の前で…あのピエロの種を明かしてやろうか?」

キャリー「心の声(こいつルーレットピエロの種に気付いたか?冬平麻友?探偵部か?なるほど。部長をしてるだけの事はある)」

キャリー「君に下手な嘘は通用しそうにないね?」

キャリー「オッケー(笑)ルーレットSTART」数秒後…ルーレットピエロが出現する。

ルーレットピエロ「わかってるねぇ?嬢ちゃん。嫌いじゃないぜ。そういうの」

麻友「私もだよ。素敵なピエロくん」

♪♪♪♪麻友がそう答えた数秒後…ルーレットの針が緩み始める。

ルーレットピエロ「パーフェクトだ」不意にルーレットピエロがそう叫んだかと思うと滅多に現れない虹色の大当たりマークが出現する!そして…数秒後針は静かに止まり大当たりマークを捉える。


♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪…盛大な効果音がなったかと思うとルーレットが虹色に光り始める。

ルーレットピエロ「ブラボーだ。嬢ちゃん。どんな基地にするんだい?」

麻友「そうだねぇ?」そう言うと麻友はルーレットピエロにある事を告げる。

キャリー「ふーーん?面白い事を望むねぇ?」

麻友「まぁね」

ルーレットピエロ「OKだ。嬢ちゃんの願いならなんでも叶えるぜ」そう言うとルーレットピエロは再び光り始める。数秒後麻友の前には赤いルビーが嵌め込まれた虹色の鍵が出現し…空中で止まる。

麻友「ありがとう。陽気なピエロくん」麻友はそう言うと鍵を手にしてその場を後にした。

その後…順調に抽選は進み…27人目になった時不意に…キャリーの側に西園寺が近づくと耳元である事を告げる

キャリー「にゃるほどねぇ?オッケー了解したよ(笑)彩音」

キャリー「ここで皆に重要なお知らせがあるよ。Sランクの基地の鍵がさっきの子で全部なくなったんだ。今後選べるのはA〜Zまでの基地か?一か八かルーレットをするしかなくなる」

各部の代表者たち「マジかよ?最悪だぁ。」「くそっあと2人って所で!」

キャリー「フフ(笑)んじゃ気を取り直して27番の人どーぞ」

キャリー「どうする?鍵を変更するかい?それともルーレットかなぁ?」


??「うーん?困ったねぇ。」そう呟くと青年は悩み始める

??「心の声(今持ってる鍵はAランクの鍵。賭けに出てルーレットすべきか?このままの鍵を使うか悩みどころだなぁ?)

キャリー「フフッ悩んでるようだね?良いよじっくり考えて選びな(笑)」キャリーのその言葉を聞いて青年は少し悩んで重い口を開く。

??「…このままにしておくよ(笑)」

キャリー「変更しないのかい?」

??「今持ってる鍵がAランクの鍵だからね?」

??「それに僕は小心者だから…冬平の様に大勝負には出れないよ(苦笑)」


キャリー「なるほどねぇ?それも一つの手だね?オッケー(笑)次に進んで良いよ」青年はキャリーの言葉を聞くと苦笑いしながらSTART地点に向かい始めた。

その後何人かがSTART地点に行った後…いよいよ宮沢の番となった。夏目はスキルレンタルで黒鉄の能力を使いルーレットを何度も回しては癖を探り…ある程度情報が揃った所で再度チェレンジしてルーレットを回し見事に虹色の鍵を入手してその場を後にしていた。夏目にとっては5分あまりの時間だったが他の生徒にしてみれば数秒しか経過していなかった

宮沢「心の声(何だ?夏目の奴何をしていた?僅か数秒しかたってないというのに夏目のあの表情。いやそれ以上に気になるのは…夏目のあの口の動き)」

宮沢「心の声(そういう事か?だと?夏目は何を考えてそう言ったんだ?)」

宮沢「心の声(何だ?夏目は何をしていた?一つずつ思い出せ。まず奴がキャリーに近付いて…はっ!!そうか?そういう事なのか?)」

キャリー「んじゃ次の人どーぞ(笑)」キャリーにそう言われ宮沢はキャリーの元に歩み寄る。待機してる部員たちとキャリーの間には数mの距離があり…一度誰かがキャリーに近付くとキャリーたちが何を話しているのかがわからなくなるが宮沢は部員たち一人一人をよく観察し口の動きから何を話しているのか?を理解している。

キャリー「やっほー(笑)サエコ元気してた?」

宮沢「まぁそこそこな。そういうお前はどうなんだよ?」

キャリー「あたし?私は見ての通り…元気だよ(笑)」そう言うとキャリーはニッコリ笑う

宮沢「そう言うと思ったぜ」

キャリー「にひ(笑)んじゃぁ早速始めようか?どうする?鍵を交換する?それともルーレットにする?」

宮沢「うー…んそうだな?」少し悩むと宮沢は答える。

宮沢「ルーレットをさせてもらう」

キャリー「迷ってる様だけど大丈夫かなぁ?」

宮沢「大丈夫だよ」

キャリー「そッ(笑)なら大丈夫そうだね?」キャリーがそう言うとルーレットピエロが出現する。 

ルーレットピエロ「嬢ちゃん?大丈夫かい?不安げだな?」

宮沢「君は私の心が読めるのか?安心するが良い。確証がないだけさ」

ルーレットピエロ「そうかい?まぁとにかく行くぜ」ルーレットピエロがそう告げた瞬間ルーレットが回り始める。その様子を見た宮沢は何かを確信するとニヤリと笑う

宮沢「やはりそうか(笑)?」そう言うと宮沢はキャリーにこう告げる。

宮沢「すまない。やはりルーレットは辞めておくよ」

キャリー「ん?どうしたんだい?」

宮沢「いやね?わざわざ大勝負に出る必要がなくなっただけさ」

キャリー「にゃるほどねぇ?オッケー(笑)」キャリーがそう言うとルーレットピエロが消えてルーレットが止まる。

キャリー「鍵はどうするんだい?」

宮沢「このまま使わせてもらうよ」

キャリー「何か考えがあるんだね?」

宮沢「まぁそんな所かな(笑)」そう言うと宮沢はSTART地点に向けて歩き始めた。


体育館を出た宮沢は3本の鍵を宙に浮かせると…再び掌の中にしまう。

宮沢「フフっアハハハ(笑)ここまで上手く行くと正直笑えてくるな?」

あの時ルーレットピエロが出現した瞬間に宮沢が行った事は時間のコピーである。ルーレットピエロが出現した2つの時間をコピーする事で…その空間で実際に起きたイメージを自身の頭に複写した宮沢は…夏目と冬平が獲得した2つの基地の合鍵を作る事に成功したのである。

合鍵ができた事で宮沢たちは…鍵の力を利用して3つの基地に転移する権限を得た。鍵の所有者はどこにいても基地に転移する事ができる。宮沢は過去にDOAに出場した時この事実を知っていた。だからこそできた作戦でもある。

そしていよいよ抽選が終わり…各部の生徒と選抜メンバーたちはSTART地点である(アルカディアの天秤)が置かれたココ西皇第一グランドに訪れていた。


みゆ「部長…抽選は上手く行きましたか?」

夏目部長「まぁな」そう言うと夏目は青い宝石が嵌め込まれた虹色の鍵を見せる。

みゆ「これが噂の?いったいどんな魔法を使ったんです?」

夏目部長「去年…黒鉄がやった事を真似しただけさ」夏目がそう言った直後…アナウンスが流れ始める。

西園寺「転送開始30秒前となりました。まだ集まってない生徒の皆さまは至急西皇第一グランドにお集まり下さい」

西園寺「転送開始まで残り10秒…9‥8‥7‥6‥5」

宮沢「さていよいよだな?」

不知火「先輩…抽選は上手く行ったんですか?」

宮沢「たりめぇーだろ。まずはココにするか?」そう言うと宮沢は銀色の鍵を取り出す。

西園寺「4‥3…2…1‥転送START」そう西園寺が告げた直後グランドの中央に書かれていた六芒星が光り始めると天秤が傾く。すると辺り一体は眩い光に包まれた。次に宮沢たちが目を開けるとそこは東京のどこかのHOTELを模写して作ったような施設の中にいた。

??「お待ちしておりました。剣乱部‥及び銃刀部の皆さま。私はこのHOTELのフロントを務めております…猿渡と言うものです。」そう言うと猿渡は生徒たちにとある物を渡し始める。

猿渡「今お渡ししたカードは当HOTELのルームキーでございます」

猿渡「それでは私はこれで」そう言うと猿渡はテレポートしてどこかへ姿を消した!

不知火「ココが基地っすか?案外普通なんすね?」

宮沢「まぁそう思うのも最初だけさ」そう言うと宮沢は不適に笑う。

冴島「なぁそれよりもこのHOTEL」

宮沢「気付いたか冴島。このHOTELには従業員がいないんだ」

不知火「何言ってるんすか?従業員ならさっきいたじゃないですか?」

宮沢「お前には奴が人に見えたのか?」

不知火「どういう事っすか?」

宮沢「鈍い奴だなぁ?奴は誰かの能力で創り出された人形さ。」

不知火「あぁそういう事っすか?」

宮沢「まぁとにかく…この基地をチェックしておきますか?」そう言うと宮沢は20人の分身を創るとHOTEL内を探索すると同時に宮沢の分身たちは出入口の警備についた。

??「宮沢…こっちへ来てくれ。警備室があるようだ」

宮沢「了解。そんじゃちょっくら行ってくるぜ。不知火は調理場にある食料品のチェックを頼む。」

不知火「了解っす先輩」

警備室には複数のモニターがあり出入口やHOTEL付近の詳細な映像が映し出されていた。

宮沢「なるほどなるほど」

??「これだけセキュリティーが生きてるなら守るのは簡単そうだな?」

宮沢「そうでもないぞ…高橋なにせ注意しなくちゃいけない所は山程あるからな。」宮沢がそう呟いた瞬間…調理場の不知火から無線で連絡が入る。

不知火「先輩…食料品は10日分って所ですね?」

宮沢「10日分か?了解。不知火はすぐに…7階の703号室へ行ってくれ」

不知火「了解です。先輩」

高橋「なぜ?703号室なんだ?」

宮沢「このHOTELの死角さ。」

宮沢「このHOTELの監視カメラは合計9つ。それを監視するモニターが付いていて一見万全に思える」

宮沢「カメラは…受付…駐車場…出入口…事務所…大広間…レストラン…ロビー…ゴミ置き場…エレベーターに設置されていて…そこには私のコピーたちと冴島のコピーが常駐している」

宮沢「だが…この万全とも思える警備は全て地上からの侵入者を想定している。つまり上空ががら空きなのさ」

高橋「なるほどな。だから不知火に703号室へ向かわせたのか?」

宮沢「ご明察。不知火のシックスナイフは遠距離からでも敵に向けて使える能力で空を守るには最適だ。なにせ奴のナイフは物体をすり抜けるからね?ビスケットの能力で空から生身で来る敵はもちろん…ヘリや飛行船に乗った敵も狙える」

宮沢「まず敵がヘリや飛行船で近づいて来た場合はパイロットの視覚を不知火のシックスナイフで奪った上でそこに銃刀部自慢の火力で敵機を撃ち落としてもらう」

宮沢「敵が生身の人間であった場合はナイフで牽制した後私自らが弓で射落とす」

宮沢「敵が手練であった場合は…かわされるだろうが警戒心を持たせるにはそれで十分だ。」

宮沢「そして旗は屋上のヘリポート近くにある。つまりココを防衛する上で最も気を付けなくてはいけないのはテレポートしたりする敵や空中を飛行する敵だ。」

宮沢「高橋…旗に関するルールを覚えているか?」

高橋「確か…能力で旗を隠すのは原則ありだが…旗を所定の位置から移動してはいけない。だったかな?」

宮沢「その通りだ。中には特異な能力者で旗を異空間に隠している者もいるが…残念ながら私たちのチームにそういった能力者はいない」

宮沢「だからこそ…旗がある屋上は特に警戒を強めなくてはならない。」

高橋「そうだな?うちに一人旗を守るのに適した奴がいるそれと宮沢」そう言うと高橋は宮沢にある事を告げる。

宮沢「なるほどなぁ…名案だな?高橋」

同時期…虹色の鍵を手にした…夏目たちは…他の基地の偵察を行っていた。

ぎし「ルナ様…敵の城の守りは…それ程堅くありません。」ぎしはルナにスマホでそう告げる。

ルナ「配置を教えてちょうだい」

ぎし「かしこまりました」そう言うとぎしは敵基地の守りについて説明し始める。タウン区はHOTELや…高層ビルと言った所を基地として採用しているが…ここグリーン区で中世風の城を模写して基地が作られている。ぎしは応援部の部員の谷本という男の能力を使い周囲の人間と物体の位置を探知している。

ぎし「入口に2人…城壁の上に10人…旗の周辺に5人と言った所です」

ルナ「17人かぁ…残りのメンバーどこにいるのかしら」

ぎし「わかりません。ただ言える事は基地の半径1km以内にはいないと言う事です」

ルナ「なるほどね?了解したわ。」

ぎし「あと…」

ルナ「まだ何かあるの?」

ぎし「所々に起爆物のようなモノもあります。」

ルナ「起爆物かぁ?電話を切ったら起爆物の詳しい位置をLINEで送ってちょうだい」

ぎし「かしこまりました」電話を切るとぎしは千尋の能力で予め作っておいた偵察用の異空間に入るとスマホを操作し始める。

数分後…ぎしから送られてきた敵の配置図とトラップの位置をルナは確認すると…応援部の新入部員(骨丸)に連絡を入れる。

ルナ「骨丸…ちょっと頼まれてくれない?」そう言うとルナは骨丸にある事を告げる。それを聞いた骨丸は。(かしこまりました)と一言告げて電話を切る


ちなみに夏目たちのチーム訳は…槍剣武道部10人…応援部15人…+ルナセレクトの5人の精鋭たちである。夏目たちの基地は他の基地と少し変わった造りをしており…大きな特徴が5つある。1つ目は城に取り付けられた謎の拡張器…2つ目は地下に広がる謎の空間…3つ目は様々なトラップを起動させる為のコントロールルーム。4つ目は城に取り付けられた防衛用のカノン砲…5つ目は透明化できる事。この5つが他のチームの城とは大きく異なる点である。透明化できる為レーダー探知などで物体の位置を探れる敵以外には夏目たちの城は発見できずに城の代わりに大きな巨木と風景にしか見えないのである。

ちなみに旗は千尋の能力で異空間の部屋の中に隠されており他のチームが夏目たちの本当の旗の居場所を探るのは困難である。代わりに敵の目を誤魔化す為に玉座の横に偽物の旗が設置してある。

同日…敵陣地城の中では一つの異変が起きていた。

男子生徒A「ん?何だ鼠か?あ!!?こら危ないぞ」そう言うと青年は鼠を掴むとヒョイっと持ち上げる。

男子生徒A「危ないからそっちに行ってろ」青年はそう言いながら鼠を逃がす。

上空ではカラスの群れが森全体を飛び回っていた頃ルナたちは

夏目部長「森元また何かやってるのか?」

ルナ「まぁね(笑)今カラスちゃんたちにグリーン区周辺の城を探ってもらってるよ」

ルナ「あとついでに…ぎしたちがコレから攻めるチームのメンバーたちの現在地と足止めをリスちゃんとクマちゃんにしてもらおうかなぁって考えてるよ」

夏目部長「クマはわかるが?リスは何に使うんだ?」

ルナ「フフッ皆そう言うよね?部長(笑)リスちゃんの力舐めてません?」

ルナ「リスちゃんには2つ任務があるの。一つは敵のメンバーの現在地を探ってもらう事」


ルナ「もう一つは…~~~?~~~だよ(笑)」

夏目部長「なるほどな」そう言うと夏目はその場を後にしてコントロールルー厶へと向かい始める。ルナの能力…天使の歌声は歌声に魅力された人間を操り…天使の歌声と超音波を組み合わせる事によって人間には聴き取れ無い音で様々な動物を操作している。ちなみに一般的に耳が良くないとされる動物にはとある特殊な音をきかせる事で洗脳している。

数分後…敵基地内…城の中。

ドォんッドンドンドンドンドォーーーーンゴゴゴゴッその衝撃で城の様々な所にガラスの破片が飛び散る

??「何だ?何があった!!!??」

男子生徒B「トっトラップが突然暴発しました」


??「なッ何だって!!?」

同日…敵陣地の城壁の上では

?「くそっどういう事だ。敵襲か?」

男子生徒F「うわッ」

男子生徒E「くつがはぁ」

???「油断してる場合じゃないぜ隊長さんよ」

?「何だ貴様は?」

???「俺かい?俺は槍剣武道部2年…シマケンだ」

?「槍剣武道部だと…くつ入り口の奴らは何をやってる」

シマケン「アイツ等なら下で眠ってるぜ」そう言うとシマケンはテコンドーのような構えを取る。

?「舐めやがって。お前ら隊列を組み直せ」

シマケン「やる気かい?イイぜかかってきな」

?「言われなくてもそうしてやる」男たちはそう言うとシマケンに襲いかかる。

シマケン「血気盛んだねぇ?おっと。」シマケンは敵の攻撃を紙一重で全て躱すと鮮やかな攻撃で敵を城の外や中に吹き飛ばすして行く。

男子生徒D「がハァッ」

男性生徒G「ぐっがはぁ」

男子生徒z「くつ」

ドンッドゴォーん…ドン


?「きさまぁ…?」怒りに狂った男はシマケンと激しい攻防戦を繰り広げる。

ドンっダァんドォン

シマケン「やるねぇ?」とそこに上空から氷の刃が男に向かって放たれる。その隙を見てシマケンは咄嗟に城壁の下に降りる。

?「待て逃がすか?」

シマケン「あいにくとあんたと遊んでる暇はないんでな」シマケンはそう言うと城の中へと入っていく

時を同じくしてシマケンに吹き飛ばされた…生徒たちが目を覚まし始める。

男性生徒G「っここは?…」男子生徒Gが目を覚ますとそこは雪に覆われた世界で所々につららのようなものがあり光に照らされていた。

男子生徒G「誰かの能力…か?」男子生徒Gがそう呟いた瞬間突然…真っ暗な虚無の空間になり男子生徒Gの周囲に巨大な鳥籠のような物が出現する。

男子生徒G「くっ何だこれは?」

ガシャッガシャッガシャ

?「あぁ~無駄無駄。それ壊れないから」

男子生徒G「何だお前は?」男子生徒Gの先には白髪の少年が立っていた。

?「僕かい?僕の名は(ギシギシ)この世界の主さ」

男子生徒G「主だとぉ??」

ギシギシ「そっ見たところ君の能力は他者のドッペルゲンガーを創り出す能力みたいだね?」

ギシギシ「何でわかるのか?って顔をしてるね?」

ギシギシ「君の事なら何でもわかるよ。名前は白崎亮二…サバイバル部2年。趣味はサバゲー」

白崎「…何故?知っている?」

ギシギシ「それはね…僕が君だからだ」ギシギシがそう告げた直後…鳥籠にあるドクロから紫色のガスのようなものが噴射される

ギシギシ「悪いけど暫くそこで眠っててよ」ギシギシはそう言うとニッコリ笑い姿を消した。白崎は薄れゆく意識の中で…紙を握り締めた。

その頃…骨丸に潜在能力を引き出された動物たちはイーサンと吉田をリーダーとして拠点にいなかったサバイバル部の部員たちを尾行していた。

ルナ「朱里…敵は前方5Km先にいるわ」

吉田朱里「了解です。森元先輩」吉田はBluetoothのヘッドセットを耳につけながらルナの指示を受ける。

イーサン「森元…奴らは何処を目指してる?」

ルナ「方角からしてこの先にある…別のチームの基地ね」

イーサン「別のチーム?」

ルナ「キャッスルメダルの色からして…おそらくレスキュー部だと思うわ」

イーサン「なるほど。レスキュー部か?」ルナはコントロールルームにあるメンバー全員と同時に連絡をとれる機械…通称(エスタ)を通して話しかける。

(エスタ)はメンバー全員のスマホと同時に通話できてメンバー全員の現在地もチェックしたり他者のスマホにハッキングできる。その他にも様々な機能はあるが簡単に言えば便利ツールである。キャッスルメダルには色がありチーム事に異なる。ちなみにルナたちのチームのキャッスルメダルは金色だ。

ルナ「2人ともあたしの合図で奇襲を仕掛けてちょうだい」

朱里・イーサン「「了解」」

ルナ「夏目くん…映像を映せるかしら?」

夏目零斗「勿論です。先輩。」そう言うと…夏目は応援部の団員である岸本とトレードしたDランク能力…What others seeという能力を使い…コントロールルームにあるモニターに映像を映し出した。この能力は他者が見てる風景を特殊なデバイスを通して…映像としてモニターに映すというもので…ルナ×夏目×骨丸の能力を組み合わせる事で動物たちが見ている風景をリアルタイムで確認しながら…動物たちを操作している。

ちなみに…Dランク能力の使用回数制限は250回でAランクやSランクの能力は原則15回までとなっている。ただし…能力自体に一日に2回などの使用回数制限のある能力は同じように一日に使える回数は2回となっている。


ルナ「なるほどねぇ?そこにいるのか?」そう言うとルナは骨丸の能力で潜在能力を限界まで引き出したクマにサバイバル部たちを攻撃させる。


グリーン区…森林地帯…レスキュー部ノ基地近くの森

クマ「ガァルルグォォォ」

?「なっ!!?何だあのクマは?」

男子生徒F「先輩こっちです」クマに驚く部員たちは…物陰に素早い動きで身を隠す。

?「クソっとにかく部長に報告だ」そう言うと男はスマホを取り出そうとするが…クマは木をなぎ倒し妨害する。サバイバル部の部員は…攻撃を躱した際にスマホを落とす。ルナはそれを確認すると…男のスマホを猿に奪わせる。


猿「キキッ」

?「あの猿め。人のスマホを。おいスマホは持ってないか?」そう言うと男はすぐ後ろにいる仲間に話しかけるが応答がない。

?「おい?おいって」そう言いながら男が振り返ると…先程までピンピンしていた部員がまるで魂でも抜けたかのように木にもたれかかっていた。

イーサン「人の心配するより…自分の心配した方が良いぜ」そう言うとイーサンはサバイバル部の部員を大鎌で攻撃する。

ザッンっ


?「くっ」男は険しい表情をしながら…猫のような動きで素早く攻撃を躱す。


イーサン「なるほど。少しはやるようだ?オレの名はイーサン。イーサン・ハント。名を聞こうか?」

?「サバイバル部2年…猫又良二参る。」そう言うと猫又はイーサンに攻撃をする。イーサンはその攻撃を躱して距離を取ると…大鎌から通常とは異なる気を込めた斬撃を飛ばす。

猫又「当たるかよ」猫又はそう言うと…攻撃を紙一重で躱して…仙気で形づくられた巨大なしっぽからエネルギー波を放出する。イーサンはその攻撃を躱すと…猫又に再び攻撃する。


ザンッザンっザァーン。森の木々は次々に倒れていくが…猫又は器用に森中を駆け回りイーサンの攻撃を躱す。


イーサン「へぇ?すばしっこいねぇ?」

猫又「くそっ厄介だな?あの鎌。何とか隙を作んねぇと…」そう言うと猫又は走りながら…分身し5方向に散らばる。

イーサン「ふー…ん?なるほどねぇ?」そう言うとイーサンは一瞬で右方向に逃げた猫又に追い付くと蹴り飛ばす。

ドンッ

猫又「ぐっく。何故わかった?」

イーサン「俺の目にはあんたの魂の色が見えてるのさ」

猫又「魂だと…?」

イーサン「そ!!まぁ言ってもわかんねぇと思うけど」そう言うとイーサンは背後から襲いかかってきた猫又の4体の分身を大鎌で消し飛ばした。

ボォッン


猫又「どうやら小細工は通用しないようだ」そう言うと猫又は立ち上がるとスッーと息を吐く。そして


猫又「…解放」猫又がそう呟いた瞬間…ドクンっと脈打つような音が響き猫又の身体から大量の仙気が放出される。そして…一瞬でイーサンの背後に現れると蹴り度ばそうとするがイーサンは紙一重で攻撃を躱して距離を取るとそこにいたのは白髪の髪色に金色の瞳をした和服の青年が立っていた。


イーサン「それが奥の手かい?」

??「ふむ。俺の攻撃を躱すとは中々だ」

??「我が名は猫夜叉…第6使徒を守護する者」そう言うと猫夜叉と名乗った青年は腰に携えた刀を抜くと一瞬でイーサンに近付くと斬りかかる。

キィーーンっ

イーサン「いろいろと聞きたい事はあるがあんたを倒してからにしよう」そう呟くとイーサンは鎌で攻撃を防ぎつつ猫夜叉を蹴り飛ばす。

猫夜叉「これは中々」猫夜叉は蹴り飛ばされながらも木を足場にして体制を整えると…刀から斬撃を飛ばす。

イーサン「当たらねぇよ」イーサンは攻撃を躱し大鎌で猫夜叉の魂を奪おうとするが猫夜叉はその大鎌の攻撃を紙一重で躱し応戦する。

キンッキィーッんキンキンッキィーーンキン。2人の攻防が激しく続く。

猫夜叉「逃さぬ」猫夜叉はそう呟き10人に分身するとイーサンを取り囲む

猫夜叉「∀∃∈」猫夜叉がそう言った直後…六芒星が出現しイーサンを気でつくられた鎖のようなもので動きを封じる

イーサン「へぇ?こりゃ一本取られたね?」

猫夜叉「フッ(笑)底が見えたな?」

イーサン「いーや。底が見えたのはあんたの方さ」そう言うとイーサンは黒い気を放出して鎖を消しとばすと距離を取り…大鎌から斬撃を飛ばす。

猫夜叉「効かぬよ」猫夜叉は仭の気を自身の周囲に発生させながらイーサンに近付いてくる。

イーサン「そうかい?ならこれはどうだい?」イーサンは攻撃を躱すとそう呟き左手で何かを掴んだような仕草をとる。


猫夜叉「何のつもりだ」猫夜叉はそう言うとイーサンに斬りかかろうとする。イーサンはその攻撃を躱して蹴り飛ばし弧を描くと…גן עדן של מוותと呟くと超高速で猫夜叉を斬る


ドクンッ

猫夜叉「くっぐっはぁ」

猫夜叉「はぁ…はぁ…はぁ」猫夜叉はよろけながらも立ち上がる。

猫夜叉「心の声(何をされた?)」

イーサン「驚いたな?これを食らってまだ立ってるとはね」振り返ったイーサンの手元には青色の気の塊のようなものが握られていた。

イーサン「どうやら切り離すだけじゃ不十分なようだ」そう言うとイーサンはその気の塊を握りつぶす

ドクンッ

猫夜叉「くッぐっはぁあ」猫夜叉は血を吐き出す。直後…髪の色が黒髪に戻り気絶した。

時を同じくして少し離れた森林地帯では数人の生徒が猿を追いかけていた

男子生徒M「こら待て猿」そう言うと青年は猿を追いかけて木から木へ移動していく

猿「キキっ」

男子生徒C「そっちに行ったぞ」

男子生徒S「任せておけ。よーしベイビーこっちだこっちだ」

男子生徒S「貰った」

ガシっ

男子生徒S「さぁもう逃げられないぜスマホは返してもらう」

猿「キキッ」スマホが取られそうになった時猿は声を発すると…スマホを投げる。すかさず別の猿がスマホを受け取り…別の木へジャンプする。猿たちはバスケットでもしてるかのように鮮やかなチームプレーでスマホをパスしながら森の中枢へと木から木へ時には陸地を移動しながら進んでいく


そして猿はやがて…一人の少女の元へと歩み寄る。

??「お疲れ様…」少女は猿にバナナを与え頭を撫でるとスマホを受け取る。

サバイバル部たち「はぁはぁはぁ」

男子生徒M「何者だ?」

??「フフ(笑)サバイバル部の皆様御機嫌よう。私は槍剣武道部2年鬼塚千尋。以後お見知りおきを」千尋がそう言うと…千尋の足が地面の中へと埋まってゆく。

男子生徒C「逃がすか?コールドオブ」

千尋「残念だけどあなた達の相手は私じゃないの」千尋は地面の中へと埋まりながらそう話す。するとサバイバル部たちの足元に黒い穴が出現し中から巨大生物が現れる。

男子生徒S「うっうわぁな?何だ」

男子生徒K「お…落ち着けこんな時こそ…冷静さが大切だ」

千尋「フフ(笑)またいずれどこかで会いましょう」千尋がそう言うと巨大生物はサバイバル部たちを飲み込んだ。


その頃…レスキュー部拠点から数km南にある森では朱里とサバイバル部福部長(板倉)が戦闘を繰り広げていた。

吉田朱里「やりますね?」

キィーんッグクッ

板倉「貴様らうちの部員をどこへやった?」

吉田朱里「答える義務はありません」そう返すと朱里は板倉の刀を力で押し返してそのままの勢いで板倉を斬ろうとする。板倉はとっさに刀を離して…テレポートでその場を退避すると今度は遠く離れた位置から具現化したマシンガンで朱里を撃つ。


ダッダダダダダダダダッダダ

吉田朱里「逃げ回るのが上手いんですね」吉田はそう言うと攻撃を全て炎の壁で防ぐとテレポートして一瞬で板倉の間合いに入り斬りかかる。

板倉「舐めるなぁ」板倉はそう叫ぶと朱里の攻撃を躱して朱里を投げ飛ばすとすかさずナイフを具現化させて追撃を行う。

シュッザクッ

坂倉「もらった」板倉はナイフが命中したのを確認すると吉田目掛けてライフルを具現化してとどめを刺そうとする。

板倉「あばよ」板倉がそんな決め台詞を吐いて引き金をひこうとした時…不意に後ろから腹部を刺される。

板倉「がっはぁうあ」

板倉「きっ貴様ぁ」

吉田朱里「フフ(笑)一生懸命どこを狙っていらしたの?」朱里は板倉の耳元でそう囁くと…刀を刺したまま板倉を上空へ吹き飛ばす。

吉田朱里「それじゃそろそろいきますね」朱里はそう呟くと少しだけ仙気を放出する。すると朱里がいたる所から現れて…一瞬だけ光速に近い速度で動きほんの数秒間の間に朱里は板倉に2500連撃を加える。

板倉「ごふっがっふぁがはぁ…」板倉は空中で見るも無残な姿になりそのまま気を失う。その直後突如空に出現した穴から現れた生物に丸呑みにされ姿を消した。

吉田朱里「いっちょあがりっと(笑)」

ルナ「朱里?殺してないでしょうね?」

吉田朱里「安心して下さい。森元先輩。虫の息ですが死んではいませんよ。板倉先輩タフさだけは異常でしたから(笑)」そう言うと朱里はニッコリ笑う。

ルナ「はぁ(汗)」ルナは少し不安そうにしながらもその言葉を信じる事にした。そして朱里に指示を与える。

ルナ「できるかしら?」

吉田朱里「安心して下さい森元先輩。私に任せといて下さい」

ルナ「頼んだわよ」


ちょうどその頃…穴に飲み込まれた部員の一人が目を覚ます。そこはどこかの牢獄のような空間で一人の青年が椅子に座っていた。

男子生徒C「ここは?いったい」

??「やぁ目が冷めたかい?」

男子生徒C「てめぇ何もんだ?」

??「まぁまぁ…ゆっくり紅茶でも飲みながら話そう」青年がそう言うと…どこからともなく紅茶が出現する

??「君も飲むだろ?」青年はそう続けると今度は独房内にテーブルと紅茶が出現する

男子生徒C「ふざけんじゃねぇ…こんな独房ぶっ壊してやるよ」男子生徒Cはそう言い仙気を練り高出力のエネルギー波を放出する。


男子生徒C「はぁはぁはぁ」

??「フフ(笑)無駄だよ。君程度の力じゃその牢獄を壊す事も傷をつけることももできやしないよ」

男子生徒C「何だときさまぁ。」

男子生徒C「くっ。心の声(目がくらくらしてきやがった)」

??「あまり無理しない方が良い。時期に姫が話しを聞きに来る。それまではおとなしく眠ってなよ」青年はそう言うとパチンッと指を鳴らした。数秒後…男子生徒Cは気を失い倒れ込む。

その頃…宮沢率いる剣乱部は襲撃を受けていた。

冴島「おらおらおらっ」

男子生徒fとg「「ぐぁぁ」」

ヒューッドォごぉーーーん

宮沢1「冴島…殺すなよ」

冴島「わかってるってちゃんと手加減はしてるさ」

冴島「ちょっくら行ってくるぜ」

宮沢1「あぁ派手に暴れてこい」そう言うと宮沢は空に向けて矢を放つと物質をコピーして一本の矢を1000本に変える。

1000本の矢は各々アーチを描きながら…とある1点へ向けて放たれる。



ブォオォォん♪♪♪♪♪♪冴島はクレイジーバイクを具現化させると敵本陣へ向けて進み始める。

冴島「案内を頼む」

クレイジーバイク「OKブス野郎…ナビを開始するぜ」

クレイジーバイク「敵との距離は現在…2kmだ。次の信号を右に曲がりやがれ」

冴島「了解した」冴島の能力クレイジーバイクは攻撃してきた敵の居場所がわかる。宮沢と冴島は奇襲を仕掛けてきた敵の一部を逃す事で敵の本拠地を探ろうとしているのである。

 味方防衛ライン空中…

宮沢2「不知火…私が奴をポイントCへ誘導する」宮沢は不知火に無線でそう伝える

不知火「了解しました」

??「あっはははは(笑)当たらない。当たらないよ」

??「旗は屋上だね」

キィーーっンぐぐ

宮沢2「行かせねぇよ」

??「面白い能力だね?」そう言うと青年は宮沢の刀を押し返すと…宮沢を吹き飛ばす。

宮沢2「くっッやるじゃねぇーか?」宮沢はそう呟き青年の方へ向かってゆく

キンッキンッキンッキンキンキィーん

??「楽しめそうだ(笑)」

宮沢2「そりゃどーも」そう言うと宮沢は青年を蹴り飛ばす


その隙を見逃さず宮沢は青年に向けて矢を放つ

宮沢たち「青年…こっちも忘れるなよ」そう言うと宮沢たちは20人で20本の矢を同時に放つ。その矢は20000本に変わりあらゆる角度から青年を追い詰める


??「いいねぇ。最高だよ。」青年は興奮したようにそう言うと…仭の気を少し大きくし周囲に発生させてバリアを展開する。

宮沢「まぁ…大体の奴はそうするんだよなぁ?」宮沢はビスケットの能力で得たテレポートで青年のバリアの内側に入ると手から気を流し発勁をする。

??「ぐっがはぁ」

宮沢「心の声(やはりそうか?実態がない)」宮沢はそう思いながらテレポートで退避すると何かを探し始める。


同時に発勁で吹き飛ばされた青年は…20000本の矢で串刺しになり…地面に落ち始める。その様子を遠目で見てた一人の青年が「人形がやられたか?」と呟いてその場を後にする。

宮沢「心の声(やはり奴の能力で創り出された人形か?串刺しになったというのに失格にならない)」

?「さてさて?どうするかな?」青年は少し離れた位置でそう呟くと考え始める。

その頃…冴島はクレイジーバイクの案内で敵の拠点を突き止めていた。

クレイジーバイク「ブス男…ターゲットが止まったぜ」

冴島(わかった)そう呟くと冴島はスマホを取り出し宮沢に電話をかけ始める。


プルるるるるるるッ♪♪♪♪♪

宮沢「場所がわかったのか?」

冴島「あぁ俺らの基地から北に10km…奴らの拠点は人形部の基地だ」

宮沢「人形部??どーりで骨のねぇ奴らばっかの訳だ。」

冴島「どうする?」

宮沢「私の合図があるまで暫くそこで待機だ」

冴島「了解した」


その頃…冬平率いる探偵部たちは宮沢たちと人形部の戦いをのんびりと観戦していた。


男子生徒Э「良いんですか?冬平部長…行かなくて」

麻友「焦る事はないさ。それより…みたまえこれを」そう言うと麻友は映像に映ってるとある風景を拡大する。

男子生徒Э「ん?これが何なんです?」

麻友「気付かないかい?ココだけ明らかに周囲と異なってる」

男子生徒Э「そうですか?俺には同じに見えますが…」

麻友「まぁ…今にわかるさ。今二条と成宮兄と弟にそこを探らせてるところさ」

麻友「君も紅茶でも飲みながらよく見ておくと良い。面白いものが見れるよ(笑)」そう言うと麻友はニンマリ笑った。

人形部基地近くのタウン区のとある駅の近く。

成宮圭介「孝介…どーだ?何か見えるか?」

成宮孝介「あぁバッチリ見えるぜ。誰かの痕跡がな?」孝介の能力(サーモアイ)はあらゆる場所にある人間の痕跡を見つけ出す。孝介の目には全ての人間が歩いた跡が光って見えて…色によって危険度が異なる。例えば青白い色は何も犯罪を犯していない人間の足跡でその色が赤黒くなる程危険度が高まってゆく。

二条達也「孝介…色は何色だい?」

成宮孝介「黄色って所だな?事件性は無いが何かを隠してる人間の足跡さ」

二条達也「OK了解した。事件性無しか?どうする?」

成宮圭介「念の為…気になるから…探りをいれてみよう。」そう言うと圭介は一匹の虫を具現化させると…孝介が指差した先に放った。

ブぅぅー…ン…

成宮圭介「宿主は彼にするか?」圭介が不意にそんな事を呟くと…虫は誰かとの戦闘で気絶したであろう一人の青年の耳に侵入した。

数秒後…青年は起き上がり辺りを見渡す。


二条達也「さてと…俺は彼を気絶させた犯人でも探るかな?」そう言うと二条は静かに目を閉じると…一瞬でその場から消えた。

数秒後…二条がいた世界は…所々がちぐはぐにつなぎ合わされた町並みと…そこで歩く数多くの人々の姿。なぜか街の住人の何人かはピエロの服装をしていてその中に先程気絶していた青年もいたが彼は二条の姿を目にすると足早に走り去って行った。

二条達也「なるほど。コレがコイツの深層世界か?」とそこに冬平から通信が入る。この通信器は探偵部専用のモノで仲間が何処にいても会話ができる。

麻友「二条…ダイブしたのかい?」

二条達也「ええ。冬平部長。俺は成宮兄弟とは別方向から探ってみます」

麻友「OK(笑)頼んだよ。それはそうと何か面白いモノは見えたかい?」

二条達也「まぁいろいろとね…?探ってみねぇと何とも言えないですが…この世界の主はとんだピエロ野郎ですよ」

麻友「なるほどねぇ?良い報告を楽しみしてるよ」

二条達也「任せて下さい部長」二条のその言葉を聞いて麻友は納得したように通信を切った。

その後…二条は街を探索しながら容疑者Xの深層心理を探った。街の至る所には…妙な数字とちぐはぐのぬいぐるみとサーカス団のポスターが貼ってあった。

二条達也「この数字?何を意味している?」数字は…1~99まであるが何故か?それ以上の数字が見当たらない。ちぐはぐのぬいぐるみには縦4列の記号が刻まれており…ぬいぐるみ事に異なった。共通点と言えば記号はa~始まりzで終わる。という事ぐらいである。

そんな事を考えながら歩く二条の前に一つの電光掲示板が目に止まる。掲示板には3POINTゲット…と意味深な文字が記されていた。

二条達也「3POINT??」暫く歩くと崖にぶち当たり下側を除くと…大きな顔のとある女性が口を広げてこちらを睨んでいた。

二条達也「どうやら?この世界の主はよっぽどあの女性が怖いみたいだ」二条は不意にそんな事を呟くと空を見上げる。よく見ると所々の雲は様々な形をしていた。自動車であったりバイクであったり…動物や数字にも見えた。

暫く歩き…この街のタウンマップと思わしき物を発見する。二条は地図を見て(何だ?この地図)と呟く。そう思うのも無理はない何故ならタウンマップにはこう記されていたからだ。
(?)(V) (A)  (?) (?)
品川区…葛飾区…千代田区…中野区…大田区
(A)  (L) (?) (L) (?)
千代田区…世田谷区…品川区…世田谷区…港区
                  
品川区と千代田区と世田谷区が二箇所…存在し街には警察は愚か病院の場所さえ記されていないのである。

1つ目の千代田区は葛飾区と中野区に囲まれていて2つ目の千代田区は世田谷区と隣接していた。そしてもう一つの世田谷区は品川区と港区に囲まれていた。

タウンマップには妙な記号が記入されていていたがなんの事か?ちんぷんかんぷんである。二条がそう考えてると…一人の男が話しかける。

??「兄ちゃん…見ない顔だね?」

二条達也「ん??」

??「俺はそこのサーカス団で団長をやってる大竹ってもんだよろしくな」

二条達也「いえこちらこそよろしくお願いします。」

大竹「早速だが…うちのサーカスを見に来ねぇかい?」二条は…大竹という男にそう言われると…少し考えついていく事を決めた。そして…いよいよサーカスが始まる。

ステージには…先程ピエロの服を身に纏っていた被害者であろう人物と数名の青年が…妙な人形を抱えて立っていた。

??「お集まりの皆さま起こし頂き誠にありがとうございます。どーぞ最後まで楽しんで行って下さい」ショーが始まると人形たちが不気味に動き始める。ピエロ服の青年は…その動きにあわせながら場を和ませ始める。

よく見ると…全ての人形にやはり先程街で見かけた物と同じ記号が書かれていた。A~始まりZで終わる記号その記号は…何かの暗号のようであった。


(人形に書かれた記号)
A…S…A…?
V…?…S…L(l)
A…S…L…S
?…S…S…Z

二条達也「ん?心の声(この記号…どこかで見た事あるな?)」

二条達也「心の声(そうか?タウンマップか!!?)」

二条達也「心の声(Sがやたらと多いな?)」二条がそんな事を考えていると…一人の青年がぬいぐるみを配っていた。その様子を見た二条は咄嗟に青年に話しかける


二条達也「青年!!そのぬいぐるみ一つ俺にもくれないか?」

青年「かしこまりました。お客様。どーぞお受け取り下さい」青年は二条にぬいぐるみを渡すとお辞儀をしてその場を後にする。

二条達也「心の声(ん?妙な紙が挟まってるな)」ニ条はぬいぐるみに挟まった紙を広げると確認する。メモ用紙にはこう記されていた。

メモに記されていた文字

21+一6五66
&♯x一6五66
&♯ABHEAA…この場所で会おう

二条達也「心の声(何だ?この意味不明なメモは?この場所で会おう?どこかの場所を示してるのか?)」


その後…サーカスが終わり…二条は…再び探索し始めた。街にある人形たちは相変わらずちぐはぐで街を行き交う人々の顔もまばらである。二条がそんな事を考えながら歩いていると麻友から通信が入る。

麻友「二条…何か掴めたかい?」

二条達也「部長?手がかりらしき暗号は発見したんですが解読には至ってません」

麻友「その手掛かりらしき暗号を私に教えてくれないかい?」

二条達也「わかりました」そう言うと二条はメモに記されていた謎の文章について話し始める。

二条達也「21+一6五66…&♯x一6五66…&♯ABHEAA…この場所で会おうという暗号です。どうやら何かの待ち合わせ場所のようですがどこなのか?検討もつきません」

麻友「あっははははは(笑)二条それは渋谷にあるモヤイ像の事だよ」

二条達也「モヤイ像?ですか?」

麻友「そうだよ…モヤイ像の符号位置はU+1F5FF…&#x1F5FF…&#128511と書くのだけど…それはその符号位置を暗号化したものだよ」

麻友「Uはアルファベットで21番目=21=(U)同じようにFは6番目だから6とそのメモ用紙には表記してあるんだ。そして…元々数字だった5はややこしいから漢字にしたのだろうね?」

麻友「その法則で暗号を解くと&#x1F5FF…は&♯x一6五66となる。そして最後の…&#128511は英語表記にしたのだろうね?アルファベットで一番最初の文字はA=(1)=Aとなる。その要領で…&#128511を暗号化すると&♯ABHEAAとなると言う訳さ」

麻友「つまりそのメモ用紙には誰かとモヤイ像で会うことが示されているのさ」

二条達也「なるほど!さすが冬平部長。そういう事だったんですね?」

麻友「それ程でもないさ。そのモヤイ像の件に関して成宮たちに伝えてもいいかい?」

二条達也「もちろんですよ」

麻友「うん(笑)良い返事だ。それじゃ私はこれで。二条また後で連絡するから…手掛かりをちゃんと集めておくんだよ」

二条達也「了解しました」二条のその言葉を聞いて麻友は通信を切った。

二条はその後…ちぐはぐの街を歩いて再度…街を見渡した。よく見ると…一人のピエロがティッシュを配っているのを二条は発見する。

ピエロの青年「……」ピエロはただ無言で道行く人に…ポケットティッシュを手渡していく

二条達也「青年…そのティッシュ俺にもくれないか?」二条はピエロにそう話しかける。するとピエロはびっくりしたような顔で二条を見るとティッシュを手渡した。

ポケットティッシュをよく見てみると紙が一枚挟んであり…紙には宝探しゲームと書かれており裏側には意味深なメッセージが記入されていた。

(紙)の裏に書かれた「メッセージ」

【ALCATRAZとAZIZ】

この2つの文字から

練馬区と世田谷区と荒川区を除いてAとZ以外の文字を当てはめろ。さすれば答えはみえてくる

二条達也「心の声(またこの手の問題か?今まで出てきた暗号を思い出してみるか?)」

二条達也「1つ目は意味不明なアルファベットが書かれたタウンマップ。確かこんな感じだったか?」


一つ目の手掛かり

(?)(V) (A)  (?) (?)
品川区…葛飾区…千代田区…中野区…大田区
(A)  (L) (?) (L) (?)
千代田区…世田谷区…品川区…世田谷区…港区

二条達也「2つ目は…人形に挟まれたメモ」

二つ目の手掛かり

(人形に書かれた記号)
A…S…A…?
V…?…S…L(l)
A…S…L…S
?…S…S…Z

二条達也「そして3つ目の手掛かり」

(紙)の裏に書かれた「メッセージ」

【ALCATRAZとAZIZ】

この2つの文字から

練馬区と世田谷区と荒川区を除いてAとZ以外の文字を当てはめろ。さすれば答えはみえてくる

二条達也「心の声(どういう事だ…?そもそもこのタウンマップのアルファベットはどういう法則で並んでるんだ?)」

二条達也「アルファベットは26文字…東京23区を順番に並べると千代田区…中央区…港区?」

二条達也「はっそうか!!?これさっきのモヤイ像と同じか?」

二条達也「てことは…ここはこうでここを並べると…こうか?」
 
I…S…A…I
V…K…S…L(l)
A…S…L…S
N…S…S…C

二条達也「これを縦から順に並べると…IVANSKSSSASLSILSC…何だこれ?イヴァン?誰かの名前か?」

二条達也「これだけだと意味がわからないな?」

二条達也「どこかにヒントがあるはずだ」そう呟き二条は少し考え込む。そして紙の表側を再び見る。が…やはり宝探しゲームと書かれているがそれだけである。

そこで二条は再びピエロ服の青年の元に近付くと…声をかける。

二条達也「青年…宝探しゲームと書かれているが地図とかは無いのかい?」そう聞くと青年は不思議そうな顔でこう答える。

ピエロの青年「地図?地図ならもう既に渡してありますよ」

二条達也「??よく分からないな?わかるように説明してくれ。貰ったのはこの紙切れだけだろう?」二条は青年にそう言う。

ピエロの青年「はぁ(汗)何言ってるんですか?それ!それが地図ですよ」青年は呆れながらそう答えると別の所へ行った。

二条達也「どういう事だ?これが地図だと?何か仕掛けでもあるのか?」そう呟き二条は再び紙を見る。少し悩みながら紙を眺めていると…不意に後ろから少年が二条にぶつかる。

ドンッ弾みで二条は紙を地面に落とす。

少年「ごめんなさい」

二条達也「良いよ(笑)気にしなくて良い」二条は不安そうに見つめる少年を気遣い笑顔でそう答える。そして紙を水溜りから拾い乾かそうと思い裏側を見た時…裏面にどこかの宝を示した地図が出現していた。

それを見た二条は思わず笑う

二条達也「あっははははッ(笑)何だ?そういう事か?この紙は炙り出しで地図が浮かび上がる仕組みだったのか?」

二条が地図の仕組みに気付いたちょうどその頃…双子の成宮兄弟は…タウン区のモヤイ像の近くにいた。

成宮孝介「さてさて…どんな野郎が来るのか楽しみだな?」

成宮圭介「静かにしろ孝介…気付かれたらどうする?」

成宮孝介「バレやしねぇーよ。兄貴は心配性過ぎなんだよ」2人はタウン区にある渋谷を模して作ったエリアの近くにいた。このタウン区において渋谷と新宿はこのキャッスルアイランドに住まう島民の居住エリアの一つとなっておりバトルエリアとは異なる。このエリア内における戦闘は原則禁止でここに集まるのは島民か?何らかの事情で街に訪れるDOA参加者である。

2人は西皇学園の生徒だとはバレないように島民に変装し渋谷駅近くのモヤイ像周辺エリアから誰が来るのかを見張っている。モヤイ像と忠犬ハチ公像の近くは待ち合わせ場所として使われる事が多く…このキャッスルアイランドにおいても同様である。

島には…各区を繋ぐ鉄道が通っており…たいていの人間はこれを使う。理由としては仙気の無駄な消費をしたくないからというものが多く…いざという時に仙気の使い過ぎで戦えなくなるリスクを軽減する為である。


成宮圭介「来たな?男が話しかけてきた」

男「約束は守ったようだな?よかろうついて来い」

青年(操)「はい」圭介は少年を機械虫で操りながら…適当に話を合わせて男について行かせる。その様子を見た孝介はこう呟く。

成宮孝介「んじゃ…俺はリサっちに連絡するかな?」そしておもむろにスマホを取り出し電話をし始める

ぷるるルルル♪♪♪

リサ「孝介どうしたの?」

成宮孝介「リサっち…ちっと頼まれてくれねぇかな」そう言うと孝介はとある事をリサに告げる。

リサ「別に良いけど。その代わり」

成宮孝介「わかってるっていつもの奴だろ?」孝介のその言葉を聞いたリサは安心したように電話を切る

成宮圭介「孝介…あの男からなにか見えるのか?」

成宮孝介「まぁな。あのおっさんの足跡どす黒ぇからな」

成宮圭介「何らかの犯罪に加担してる?と言う事か?」

成宮孝介「8割9分間違いねぇ」

その頃…探偵部…本拠地では…

男子生徒C「部長…旗は奪いに行かなくて良いんですか?」

麻友「そう焦る必要はないさ。大会はまだ始まったばかりだよ。」そう言うと麻友はニッコリ笑う

そこに…何かの調査を終えたワトソンが戻ってくる。

麻友「やぁ…何かわかったかい?」

ワトソン「いろいろと…ヤバい事実が浮き彫りになりましたよ」言うとワトソンは…分厚い調査報告書を麻友に提出する。

ワトソン「被害者の身元は…赤西悠…この島の島民でタウン区在住の男性です。遺体は死後1週間経過していて…現場に争った形跡はありませんでした」

??「島民の話しによると…被害者は生前グリーン区の市長(錦)ともめていた事がわかっております」

麻友「ワトソン…その遺体は他殺だったのかい?」

ワトソン「はい。自殺に見せかけられてはいますがほぼ他殺で間違いありません」

麻友「なるほど。市長以外に目ぼしい人物はいるかい?」

??「いえ…今の所は有力な容疑者候補は市長のみとなります。ただ」

麻友「何か気になる事があるのかい?」

??「はい。現場を見た時に感じたのですが…男性物とは思えない甘い匂いがしました」

麻友「甘い匂い?なるほど。報告ご苦労…ワトソン…秋元」

ワトソン・秋元「「はい」」

実は…探偵部がDOAに参加したのは兼ねてより…キャッスルアイランドで噂になっていたとある噂を調査する為である。その噂とは…DOAに参加した生徒の内何人かが人が変わったようにDOAに出場する前とは明らかに違っていたというもので。姿、形各々の能力に変化は無いが…微量なクセや喋り方…性格がまるで別人になっていたのである。様々な情報機関が生徒たちを調べたが…確かにDNA上は同一人物である。という鑑定結果から…長年疑惑を掴みながらも手出しできなかった。

麻友たちは真相を確かめるべく…DOAに参加し…事のあらましを調査する事にした。そこでまず…街で起きてる連続不審死事件を調査し黒幕への手掛かりを探ろうとしているのである。

その頃…二条は地図に示された場所に向かっていた。場所は街の中心部から離れた郊外にあるビルの中のとある一室を示していた。

二条達也「ここか?」そう呟いた先のビルは…どこにでもあるような感じのビルだったが一つだけ異様だったのは警備員はおろか…受付の人間すらいない。まるで潰れたホテルのような感じの様相をしていた事だ。

入口はかたく閉ざされていたが…電気系統は生きてるようで…消えかけの照明が点滅していた。

二条達也「裏口に回ってみるか?」二条はそう呟くと…ビルの裏口に回る。裏口のドアも閉ざされていたが…入り口の横に暗証番号を入力する端末のようなものがあった。

二条達也「暗証番号か?…」二条は少し考え…(VNKC)と入力した。少しして

ガチャンッ扉の内側で鍵が回ったような音がする。扉を開き中に入り…二条は社長室を目指した。宝はこのビルの社長室の中にあって…そこに向かう方法は2つある。一つはエレベーターを使い上まで行くこと。もう一つは非常階段で向かうルートだ。


二条は考えるまでも無く…エレベーターに乗ると社長室がある75階を目指す。数分後…75階まであと少しと言う所で…エレベーターが止まる。


♪♪♪♪♪♪ガタッン

二条達也「何だ?故障か?」仕方なく二条は70階で降りるとそこから非常階段で上を目指す。

コトッコトっコト‥階段を昇る音が虚しく響く

そして71階のドアに歩み寄り開けようとしたが…開かなかった。

ガヂャッガチャガチャガチャ…二条が考えあぐねていると突然小さなピエロの人形が扉の前に出現する


ピエロ「おいおいあんちゃんよ上に行きたきゃ…オレっちが出す問題を解きやがれ」

二条達也「問題?良いだろう?わかった」二条がそう答えると入口の壁に不思議な数式が出現する。

(?)−S=360388
 
(?)−S=2780
   
S−(?)=59096
  
S+(?)=1165714
 
(?)+S=1526102

A+518541−168411=(?)

Z−5695026−329799=(?)

ピエロ「この数式の(?)に当てはまるものは何か?答えろ。制限時間は10秒だ」

ピエロ「運が良かったなあんちゃん小学生でもわかる簡単な数式だ。」

二条達也「心の声(何だこの数字は?何を示してる?)」

ピエロ「さぁさぁもう時間ないぜ」

ピエロ「3…2…1ブッブー時間切れだ」

ピエロ「残念だぜまた出直してきな」 ピエロがそう言うと眩い光が辺りを照らす

二条達也「くっ(汗)」二条が目を開けるとそこはビルの1階だった。

二条達也「どうやら…この難題を解かなきゃ前には進めねぇみてぇだ」二条はそう呟くと少し考え込む。その時ちょうど麻友から通信が入る。

麻友「二条…手掛かり集めは順調かい?」
 
二条達也「まぁ…順調といえば順調です」

麻友「何だか歯切れ悪いね?煮詰まってるのかい?」

二条達也「いえ…大丈夫です」二条はそう言うと通信を切ろうとする。

麻友「そうかい?なら良かった。そうそう板橋区の人口は582857人みたいだよ。小さく見えてもけっこー人がいるものだよね?」麻友はそう意味深な言葉を言い残し通信を切る。

実は二条の能力…(精神世界)には一つだけルールがある。宝箱が獲得出来るような…謎解きは自分の力で解かなくてはならない。麻友は二条の反応からその事を察知し答えではなくヒントを出したのである。麻友がピエロの出したお題を知ってた理由は探偵部専用のバッジにあり小型カメラが内蔵されている為である。

その後二条は…エレベーターに乗ろうとしたが…エレベーターはずっと70階で止まったままでどういう訳か?起動しなかった。

二条達也「どうやら…一度使えばエレベーターが使えなくなるみたいだ」二条はそう呟き…仕方なく非常階段から進もうとする。

この精神世界で二条の身体能力は平凡になり(無有)が発動できなくなる。

二条達也「仕方ない。一か八かだけど」そう言うと二条は仙気を手の平に集めた。すると二条の手の平から虹色の箱が出現する。

二条達也「良いの出てくれよ」二条がそう言うと…箱は怪しく煌めき始める。数秒後…箱は姿を変えてピエロの姿になり二条に銃を突きつける。

??「俺の名はロシアンピエロ…6発中1発は大当たり。…もし当りが出ればお前の願いを一つ聞いてやる」

ロシアンピエロ「だが…外れだった場合は…願いに応じた対価を頂く」ロシアンピエロはそう言うと問答無用で二条に銃を放つ。

♪♪♪♪♪ドォォーーン…


その頃…成宮兄弟は…謎の男の後を尾行し男と圭介が操る青年が入った。とある倉庫の中を観察していた。


成宮圭介「孝介何か見えるか?」

成宮孝介「幸い燕の巣が…倉庫の中にあったから…見えるっちゃ見えるが視界がわりぃな?」

成宮圭介「だったら見えやすい位置に移動させてやるよ」そう呟くと圭介は機械虫を出現させると倉庫の中に飛ばす。

ブォゥゥッーン

機械虫は…倉庫の中に入ると燕に接近し口ばしから入ると…燕の身体に寄生し身体を乗っ取った。

成宮圭介「どっちだ?こっちか?」
 
成宮孝介「そっちじゃねーよもうちょい右だ」

成宮圭介「ココだな」

圭介が操る燕は男たちが見やすい位置に移動すると監視し始める。

倉庫の中では…数人の男たちが怪しげな会話をする。

?「サツにつけられてねぇーだろうな?」

手下1「兄貴…俺がそんなヘマすると思ってやすかい?」

?「まぁ良いだろう。そいつが例の新人か?」

手下1「へい。中々の手練である事は間違いねぇですぜ」

?「我々は君を歓迎する」そう言うと男は青年にとある物を投げる。

?「受け取れ。仲間の印だ」

青年(操)「はっはいよろしくお願いします」その様子を遠目で見る別の青年は首をかしげる

??「心の声(あれ?おっかしいなぁ?暫く目を覚ますはずはないんだけど?手を抜き過ぎたかな?)」青年はそう考えながら頭をかく。

その頃探偵部拠点のとある一室では…青年のボタンに仕掛けたカメラの映像をリアルタイムで観察していた。

??「さぁ(笑)証拠はバッチリ撮ってるっスよぉ」

カチャカチャカチャカチャそう呟く少女はキーボードを左手の指で叩きながら…右手で飴を口に加える。

??「にひひ(笑)どんなものが撮れるか楽しみッスねぇ?」

ウィーー…ン

麻友「楽しそうだね?」麻友は部屋に入ると少女にそう話しかける。

??「まぁーねぇ(笑)」

麻友「少し見て行ってもいいかい?」

??「イイッスよぉ。それより部長。どうしたんです?何か用があって来たんでしょ?」

麻友「お見通しという訳か?君には敵わないな?」そう言うと麻友は少女の耳元で何かを囁く。

??「部長!!!?それって?」

麻友「察しの通りだよ。引き受けてくれるかい?」

??「もちろんっすよぉ(笑)面白くなってきたっすねぇ?」そう呟くと少女は…目を輝かせながらキーボードを操作する。

その頃…ロシアンピエロとの賭けに勝った二条は時を少し戻し…75階で問題に答える前の時間に戻っていた。

ピエロ「あんちゃんこっから先に進みたけりゃ俺の問いに答えてもらうぜ」二条は全てを悟ったように…わかった。と答える。数秒後。先程と同じ謎の数式が壁に表れる

(?)−S=360388
 
(?)−S=2780
   
S−(?)=59096
  
S+(?)=1165714
 
(?)+S=1526102

A+518541−168411=(?)

Z−5695026−329799=(?)

ピエロ「この数式の(?)に当てはまるものは何か?答えろ。制限時間は10秒だ」

ピエロ「運が良かったなあんちゃん小学生でもわかる簡単な数式だ。」

ピエロ「さぁさぁあと7秒しかないぜ。6‥5」

二条達也「上から順に(L)(O)(H)(O)(L)(I)(C)だ」

二条は残り5秒と言う所で早口でそう答える。

ピエロ「地名はわかるかい?」

二条達也「あぁ。世田谷区…杉並区…江東区…杉並区…世田谷区…品川区…港区だ」

ピエロ「グレートだ。兄ちゃん」

ピエロ「答えはあってるがなぜそう思ったんだい?」

二条達也「まず最初の数式の答えは…世田谷区の人口から板橋区の人口をひいた数を示してる」

二条達也「それと同じ要領で数式を解いていけばわかる問題だ」

二条達也「ちなみにA(千代田区の人口67130)+518541−168411=417260人でこの数が品川区の人口になる」

ピエロ「なるほど。そこまで答えられちゃしょうがねぇ…パーフェクトだ」ピエロがそう言った直後非常階段の扉が開く

ピエロ「目的のブツはあと少しだ。頑張んな」ピエロはそう呟くと姿を消した。

二条達也「ふぅ…(汗)やっとか?」二条はそう呟き扉を開ける。71階は明らかに70階とは違った様相をしており…どこまでも殺風景な白一色の空間だった。部屋は一室のみでただただ…だだっ広い部屋で奥に75階へと通じるであろう扉があった。

少しすると…一人の男が突然現れて二条に話しかける。

??「お客様…私は当カジノの支配人を務めております…リッシュと申します」

リッシュ「本日は心ゆくまで楽しんで行ってください」リッシュという男がそう告げた瞬間…突然71階がカジノ会場に様変わりする。

リッシュ「ダニーお客様の相手をしてあげなさい」

ダニエル「かしこまりました」ダニエルという男はそう答え指をパチンッと鳴らす。すると突然ポーカーをする為の台が二条の前に出現し後ろ側にはイスが出現する

ダニエル「お掛けください」二条はダニエルにそう言われ…椅子に腰掛ける。

ダニエル「お客様…当カジノのポーカーのルールはご存知ですか?」

二条達也「知らないな…カードには疎くてな」

ダニエル「かしこまりました。それではルールの説明をさせて頂きます。」

ダニエル「使用するものは、トランプ一組52枚、そしてこのポーカーチップを使用します。まずディーラーである私がカードを配り…お客様はその渡された手札を見て気に入らなければドローして頂き…カードを変更できます」

ダニエル「ここまでは普通のポーカーと同じです。当カジノのポーカー…カプセルポーカーの最大の魅力は…チップでカードを強くできる所にあります」

ダニエル「例えば…チップ10枚をそちらに備え付けられてるチップ投入口に投入して頂く事で1回ガチャを引けます。ガチャの中にはカプセルが存在し中には当りや外れと書かれたメモがあり…当りであればフルハウス以上の手札とカードの山から直接見て交換する事ができます」


ダニエル「ただし当りであっても…裏側に(フルハウス)と記入されていれば…フルハウスとしか交換できません。裏側に(フリー)と書かれていたらお好きな役と交換できます」

ダニエル「ここまでで何か質問はございませんか?」

二条達也「チップはどうやって購入するんだい?あいにくと俺は一千も持っちゃいないぜ」

ダニエル「ご安心下さい。全てのお客様にはこの部屋に入室した直後からお手元に200チップを当店から無償提供させて頂いております」

ダニエル「ですが…万が一追加でチップを購入したい場合はお客様の大切な記憶の一部と引き換えに購入する事が可能となっております」

二条達也「記憶の一部と??」

ダニエル「ええ…1チップ=お客様の1日の記憶で換算し100チップで100日分の記憶と交換可能となっております」それを聞いた二条の顔は強ばる。それを見てダニエルは呟く

ダニエル「フフ(笑)ご安心下さいお客様が勝てば良いのですよ。勝てば…75階へと一本で通じる扉の鍵が手に入りお客様の記憶も失わない」

ダニエル「ですが…お客様が負けた場合は即刻このビルより退去して頂きます。良いですね?」


二条達也「なるほど。わかった!!その勝負のってやるよ」

ダニエル「決まりですね?」ダニエルはそう言うと指をパチンっと鳴らした。すると4体ピエロの人形が現れる

ダニエル「それでは…ゲームSTARTです」ダニエルはそう言い手速くカードをシャッフルするとカードを配り始める。ダニエルは参加者全員に…カードを5枚ずつ配ると右端のピエロにこう尋ねる。

ダニエル「チップを賭けますか?」

赤ピエロ「ひひひっ(笑)もちろん賭けさせてもらうぜ」そう言うと赤ピエロはチップ20枚をBETする

ダニエル「自信あり?と言うことですね?」

赤ピエロ「まぁな…」

ダニエル「あなた方はどうされますか?」

黄ピエロ「コール」

青ピエロ「レイズ」

紫ピエロ「カプセルだ」紫ピエロはそう告げると…ポーカー台に備え付けられたチップ投入口からチップを10枚投入する。次の瞬間…カプセルBOXが自動で回り…カプセルがBOXの中から出現する。ダニエルはカプセルを手に取り中身を確認すると…こう言い放つ。

ダニエル「おめでとうございます。大当りでございます」

ダニエル「さぁさぁどの役と交換されますか?」

紫ピエロ「フッ(笑)決まっている」紫ピエロはそう呟くと…カードの山から5枚のカードを抜き取り…自分の手札を山に戻す。そして続けてこう言う。

紫ピエロ「レイズ。190枚だ」

二条達也「心の声(あの役しかないな?ここは降りるのが得策か?)」二条がそんな事を考えているとダニエルは二条に尋ねる?

ダニエル「お客様…どうされますか?勝負致しますか?」

二条達也「降りさせてもらうよ。ドロップだ」二条がそう言った直後…赤‥青‥黄色のピエロも続けざまにドロップを宣言する。

     【一周目…紫ピエロの勝利】

赤ピエロ(残りチップ179枚)

黄ピエロ(残りチップ179枚)

青ピエロ(残りチップ159枚)

紫ピエロ(残りチップ275枚)

二条達也(残りチップ199枚)

ダニエル「フフフ(笑)どうされました?そんな事ではすぐにチップがなくなりますよ」ダニエルはそう言いながらカードを配り二条に話しかける

二条達也「なぁーにこれから挽回するさ」

赤ピエロ「ドロップ」

黄ピエロ「キシシッ(笑)レイズ100枚だ」

青ピエロ「ドロップ」

紫ピエロ「コール」

二条達也「レイズ110枚だ」

ダニエル「これはこれは勝負に出ましたね?」

二条達也「まぁな…心の声(ブラフだけどな(汗))」二条は自信ありげにそう答えるが内心焦っていた。その様子を見た黄ピエロは少し考え始める

黄ピエロ「心の声(どういう事だ?カプセルを使わない限り奴の手札はブタばかりのはずだが?少し様子を見るか?)」

黄ピエロ「レイズ」黄ピエロはそう言うと20枚だけチップを追加する

紫ピエロ「コール。心の声(フフ(笑)こちらの手札はフルハウスとフォーカード。ブタしかない奴に勝ち目はない。仮にカプセルを使っても奴が当りをひくことはない)」

ダニエル「さぁさぁどうされますか?心の声(フフフ(笑)あなたの手札は見え見えですよ。万に一つもあなたに勝ち目は無い)」

二条達也「レイズ」そう言うと二条は全てのチップを賭ける。

ダニエル「心の声(ククク(笑)どうやら底が見えましたね?)」ダニエルはニンマリ笑いながら…ピエロたちに勝負に行くように仕草でサインを出し指示を与える

黄ピエロ「心の声(キシシ(笑)やっぱりだ。奴のカードはブタだ)」

黄ピエロ「キシシ(笑)イイねぇ?俺はこれ以上賭けないでおくよ。なにせチップが足りねぇからな?」黄ピエロはそう言いながら指をパチンッと鳴らす。全ての言葉を言い終える頃には黄ピエロと紫ピエロの手札が入れ替わっていた。手札を見た紫ピエロは自信満々にこう言い放つ

紫ピエロ「レイズだ」そう言うと紫ピエロも全てのチップを賭ける。それを見たダニエルはこう呟く

ダニエル「いかがされますか?チップをお借りになられますか?」

二条達也「そう来たかい?うー…ん(悩)いややめておくよ記憶は大切だからな」

ダニエル「なるほど?かしこまりました。それではカードをオープンして下さい」

黄ピエロ「キシシ(笑)フルハウスだ」

紫ピエロ「オレっちはフォーカードさ」ピエロたちはすんなり手札を公開したが…二条は少し俯きながら下を向いていた

ダニエル「お客様??どうされましたか?」

ダニエル「心の声(クククつ(笑)絶望して声も出せないか?)」

二条達也「くくくっあはははは(笑)」 

ダニエル「心の声(何を笑ってるんだ?コイツは?)」

ダニエル「お客様?誠に失礼ですが気でも狂われましたか?」

二条達也「いやぁ~悪い悪い。勝ったと思ったら笑えてきてな」そう言うと二条は手札をオープンする。

ダニエル「………心の声(なっバカな!!??何故だ?確かに私が配ったのはブタのはずだ)」

二条達也「ロイヤルストレートフラッシュ。俺の勝ちだな(笑)?」そう言うと二条はニッコリ笑う。

紫ピエロ「心の声(この俺が負けただとくそッこんな若造に)」チップが0枚になった直後…紫ピエロの身体が薄くなり始めて姿が消える

二条達也「心の声(チップが尽きればピエロも消える仕組みか?なるほどこれなら)」


     【二周目…二条達也の勝利】

赤ピエロ(残りチップ178枚)

黄ピエロ(残りチップ28枚)

青ピエロ(残りチップ178枚)

紫ピエロ(残りチップ0枚)(敗退)

二条達也(残りチップ597枚)

ダニエル「心の声(バカな?何をやった!!?)」

ダニエル「心の声(私のミスか?いやそんなはずはない)」

二条達也「どうした(笑)?配らねぇのかい?」

ダニエル「はっ(汗)これはこれは失礼しました。」ダニエルはそう言うとカードを配り始める

ダニエル「心の声(よし今度は確実にブタを配った。)」

二条達也「心の声(3回続けて手札はブタか?この野郎涼しい顔してイカサマしてやがんな?ま、それは俺も人の事は言えねぇけど(笑))」

黄ピエロ「心の声(どういう事だ?まさかダニエルがミスを?いやそんなはずはない)」

青ピエロ「心の声(予期せぬ事態が起きたな?2人の様子からしてどうやら勝ちを確信していた?私の能力…カードアイで確認していたが…奴のカードはオープンする直前まで確かにブタだった。があの瞬間…確かに何かが起きた)」

赤ピエロ「心の声(ブルー奴は何をした?)」

青ピエロ「心の声(わからない…ただ何かが起きたのは確かだ)」青ピエロは赤ピエロの問いにそう答える。ピエロ同士は声に出さなくても会話ができて…4人はこうして自身の手札を教えあっていた。

青ピエロ「心の声(とりあえず…奴の手の内が読めない以上我々は(カプセル)を使い確実にロイヤルストレートフラッシュをとる。良いな?)」

黄・赤ピエロ「「心の声(了解)」」

赤・黄・青ピエロ「「カプセルだ」」そう言うとピエロたちは一斉にチップ投入口にチップを投入し始める。

ダニエル「かしこまりました。心の声(さすがはブルーすぐに状況を見極めたか?)」ダニエルがそう言うとカプセルBOXが自動で回り始める。

ガチャガチャ…ガチャン。続けざまにカプセルが出て来る。ダニエルはそれを全て開けてこう答える。

ダニエル「おめでとうございます。イエロー様…大当たりでございます」

黄ピエロ「よし。キシシ(笑)ついてるぜ」黄ピエロはそう言うとカードの山から5枚のカードを抜き取り…手札を山札に戻す。

赤ピエロ「ドロップ」

黄ピエロ「レイズ」そう言うと黄ピエロはチップを全てかける。

青ピエロ「心の声(まずはイエローを回復させるか?)」

青ピエロ「レイズ50枚だ」

ダニエル「お客様…勝負されますか?」

二条達也「うー…んそうだねぇ?やめておくよ。負けそうだからね(笑)」

ダニエル「かしこまりました。心の声(チッ誘いに乗ってこないか?まぁそれもそうか?次の勝負であれをするか?)」

     【三周目…黄ピエロの勝利】

赤ピエロ(残りチップ167枚)

黄ピエロ(残りチップ72枚)

青ピエロ(残りチップ118枚)

紫ピエロ(残りチップ0枚)(敗退)

二条達也(残りチップ596枚

ちょうどその頃‥グリーン区の市長である錦はプレーヤーたちを一掃する為に準備を進めていた。

??「市長。今年はこのグリーン区に約60のチームが参加しております」

錦「うむ。赤坂資料を見せてくれ」

赤坂「はっかしこまりました」錦にそう言われ赤坂は資料を手渡す。赤坂はこのグリーン区の市長(錦)の右腕でタウン区の諸星と共に西の赤坂…東の諸星と並び称されるグリーン区の実質的No.2である。

錦は資料に一通り目を通すと‥赤坂にこう告げる。

錦「ミニゲームを始めるぞ。準備をしておけ」

赤坂「かしこまりました」赤坂はそう言うと市長室を出ておもむろにとある場所に歩き始める。

その様子を見ながら錦は不敵な笑みを浮かべ一言こう呟く

錦「フッ(笑)今年は何人が生き残るかな?」

赤坂が部屋を出てから数分後…グリーン区にある全ての基地のリーダーの前に一通の手紙が出現する。

♪♪♪♪ボォッン


夏目部長「何だこれは!!?手紙?」次の瞬間手紙は眩い光を放ち始め夏目はとある場所に強制転移させられた。


西園寺「夏目くん‥コレ?」

夏目部長「西園寺お前の前にも出現したのか?」

西園寺「ええ。何なのかしら?」

夏目部長「わからない‥がどうやら俺たちだけじゃないみたいだ」夏目がそう言った直後…次々と各チームのリーダーたちが転移させられてくる。

??「もぉ〜今良いとこだったのに?何ココぉ…?」

男B「何だここは?」

?「めんどくせー」

夏目部長「よぉ‥」

??「あ!!夏目くんじゃん?ねぇねぇここ何処なの?」

夏目部長「さぁ俺にもよくわからない。すまないな八乙女」

周囲がざわつき始めた途端…部屋の明かりが消えて色鮮やかなオーロラのような光が部屋を包む。

次の瞬間‥部屋の中央の噴水が光り始め部屋の壁にとある映像が映し出される。

赤坂「諸君。ご多忙のところお呼びだてして申し訳ない。私はこのグリーン区において副市長兼任秘書を務めてる赤坂と言うものだ。」

赤坂「諸君らを呼んだ理由は他でもない。ここグリーン区で開催されるミニゲームに参加してもらう為だ。ルールは至って簡単。生き残れ。それでは諸君らの健闘を祈り私は失礼させてもらうそれでは‥See you良い旅を」

赤坂がそう言った直後部屋の壁が激しく光り始め…夏目たちは別の場所へと再び強制転移させられる。

夏目部長「くっ!!?」夏目が目をあけるとそこは南国のリゾート地のような海岸だった。

夏目部長「ココは‥?」

八乙女「ひゃっほぉー海だ海だ海だぁ‥(笑)」八乙女がそう言って海に入ろうとした瞬間‥海面からとある巨大な生物が出現する。よく見るとその生物の上に小さな生き物が乗っており夏目たちの方を見ている。

ザプゥ‥ーン

??「フフフ(笑)皆驚いているようだね??やぁ僕はラビ。この島の管理人さ」

ラビ「今から君たちには…この島で開催されるとあるミニゲームに参加してもらう。ルールは至って簡単。まずは君たちの手のひらを見てみて」

ラビにそう言われ夏目たちは手のひらを見る。するとそこにはよくわからない数字が刻まれていた。

ラビ「確認できたかな?その数字は君たちの番号だ。君たちはその数字から最も近い番号の相手を見つけ出し、島の中央にある独房に相手を捕獲すれば良いだけだ。あ、でも安心してねその数字は他の生徒には決して見えないように細工されてるから」

ラビ「フフ(笑)番号のわからない相手をどうやって捕獲するか?って顔してるね?」

ラビ「じゃあ今度は左手を見てみて」

ラビにそう言われ夏目たちが左手を見ると‥左手には見慣れない指輪が装着されていた。

ラビ「その指輪は‥独房を開ける鍵になってて自分の手のひらに刻まれた数字と最も近い相手じゃ無ければ決して独房は開かないようになってるんだ。指輪は(赤)(黄)(青)の3色あって同じ色の指輪を付けてる人間は君たちの仲間だ」

ラビ「君たちは仲間と協力して敵を捕獲し、最終的に最も多くの敵を捕獲できたチームだけがグリーン区に生還できる」

ラビ「残った2チームはチーム戦を行い勝ったチームがグリーン区に生還できるんだ。残念ながらそれにも負けたチームの人間はここで敗退。DOAが終わるまでこの島からは出られないよ。ルールは以上だ。それじゃあまったねぇ〜(笑)」

ラビがそう言った直後‥指輪が光だし夏目たちはまたも強制転移で島のとある所へ飛ばされた。

夏目部長「飛ばされちまったなぁ??」

西園寺「ですね?」

夏目部長「つか、ここ何処だ‥?」

西園寺「わかりませんが‥どうやら私たちは仲間のようですね?」

八乙女「にひひ(笑)そうだねぇ?よろしくねお二人さん?」そう言うと八乙女は赤色に輝く指輪を見せ付ける。

夏目部長「あぁよろしくな」

西園寺「よろしくお願いします」

その光景を見ながらとある男は項垂れた様子で一言こう呟く

?「めんどくせぇ‥」

??「なぁーにボヤいてんのよ?シルバ」

シルバ「あぁ?んだよ?てめぇも居たのかよ?にしたってここは何処だ?何かわかったか?リフェルド?」

カチャカチャカチャ

リフェルド「大した事はわかりませんが‥この島の周囲には何もありませんね?島から一番近い陸地までおよそ2000km。しかも四方を大きな壁で囲まれていて‥出入り口付近には謎の石像があって今私たちがいる場所はどうやら我々の拠点だという事ぐらいしか…?」

シルバ「ちっ使えねぇな?」

夏目部長「皆。これを見てくれ」夏目はそう言うと基地の机の上に一枚の地図をひろげた。

夏目部長「どうやら、ココが今俺たちがいる場所みたいだ?」

西園寺「じゃあ‥これが敵のアジトですね?」

夏目部長「おそらくは‥」

??「夏目。その地図俺にも見せてくれ」

夏目部長「OKだ。大石」

大石「なるほどな‥?」

夏目部長「何かわかるのか?」

大石「まぁな?夏目その地図に気を加えてみろ」

夏目部長「気を?」言われるがまま夏目は地図に気を加える。すると地図が光だし一筋の足跡が映し出され番号が浮き出てきた。

夏目部長「これは…」

大石「そいつは俺の故郷で古くから伝わる技法で仙隱術と言う。主に他人に知られたくない情報を地図に書き記す時に使われる。おそらくその番号に記されてるポイントがこの島を攻略する上で重要な場所なのだろう?」

西園寺「(17)?気になりますね?何の数字でしょーか?」

大石「さぁな…?何だかわからんがとりあえず行ってみるしか無いだろう?」

八乙女「にひひッ(笑)何だか面白そうな話ししてるね?その話し僕も混ぜてよ」

夏目部長「意外だな?そういうのには興味ないと思ってたぞ」

八乙女「そうでもないさ。僕はギャンブル部部長だよ。こういうワクワクするような話しは大好物さ」

夏目部長「フッ(笑)よしまずは敵のアジトを偵察する者と‥この地図に記された場所に行く者とを決めよう」

八乙女「名案だね?」

大石「夏目‥能力的に俺は偵察には向かないからココに向かおうと思っている」

夏目部長「確かに?大石の能力は偵察向きじゃないな?」

西園寺「夏目くん。アジトの偵察は私と光ちゃんに任せてくれないかしら?」

夏目部長「何か?策があるのか?」

西園寺「彼女とは長いし‥どういう能力かも心得てるわ。上手く行けば偵察に打ってつけよ」

夏目部長「上手く行けば??」

八乙女「にひひ(笑)あやっちあれをするつもりだね?」

八乙女「オッケー(笑)夏目。偵察は僕と綾に任せてよ」

夏目部長「自身ありって感じだな?」

八乙女「まぁねぇ(笑)」

夏目部長「そこまで言うなら偵察は2人に任せよう」

するとその話しを聞いてたシルバが夏目たちの元に近寄りこう言い放つ。

シルバ「くだらねえ‥俺は俺で好きにさせてもらうぜ」

リフェルド「僕も‥あなた方をまだ仲間だと信用した訳ではありませんので好きにさせてもらいます」そう言うと2人は基地を抜け出し足早に何処かへと向かい始めた

夏目部長「振られちまったか…?」

大石「さぁな…?まぁあの2人にはあの2人なりに何か策があるのだろう?」


その頃…地底区に拠点を構えるバスケ部の主将…はじめは旗をヴァンビ率いるV系部から奪い取る算段を進めていた。

部員A「部長。V系部が篭城作戦に入りました」

はじめ部長「なるほどね?そこでそう来た訳か?」

部員B「それにしても紅の歌姫こと熊崎ゆみ通称(ゆん)は厄介ですね?」

清水「確かにな??うちの部員の半数近くがすっかり奴の虜になっちまって操縦がきかねえ」

裕介「旗を奪い取ろうにも北門は(紅)南門はヴァンビの影響で城内に入れずか‥?」

部員A「このままじゃ‥じり貧ですね?」

はじめ部長「だな?たなっち何か良い策はないか?」

たなっち「一つだけ…ただそれを実行するには(紅)とヴァンビを仲違いさせる必要があります」

祐介「となると…やっぱりあれしか無いのか?」

はじめ部長「清水。頼めるか?」

清水「はぁ‥(汗)あまり気乗りしねぇけどしょうがないか‥」清水は盛大なため息を付いてそう言うと足早に何処かへと向けて歩き始めた。


数十分後‥V系部‥南門付近


部員C「くぅ…ツゥ」

祐介「おらおらおらぁ‥どきやがれ」

祐介「バスケ部特性トマトカノン砲装填用意‥3‥2‥1」

祐介「発射」祐介のその合図でカノン砲から大量のトマトが敵陣地に放たれる

ヴァンビ「これはトマト?何だ!!?」

部員A「部長。敵襲です。城内にトマトが」

ヴァンビ「落ち着け。ただのトマトだ。ヴァンビ隊‥撃ち方用意‥てぇ」

ヴァンビ特務連隊「おぉ〜」

?「任せてください。部長あんなトマト俺が全部撃ち落としてみせますよ」青年はそう言うと‥ライフルを構えて銃を放つ。

次の瞬間‥ドォォォーーんという激しい爆発音が響き‥場内が揺れる。

祐介「おっと。そのトマトを無理に壊すのはオススメしないぜ。そのトマトの中には時限式の爆弾が仕掛けてある。無理に壊せば今のようになるだけさ」

ヴァンビ「卑怯な。正々堂々と戦え」


祐介「戦いに卑怯もくそもあるか。てめぇ等撤退だ。」祐介のその合図でバスケ部は撤退していく。


ヴァンビ「何だったんだ‥?」

ちょうどその時…昼休憩をしていたゆんがヴァンビの元に現れる。

ゆん「ちょっとヴァンビくん!!!?こんなにトマト散らかして何してんの?」

ヴァンビ「いや。ちょっと待ってよ。ゆんちゃんそれ俺じゃないんだって」

ゆん「絶対ウソ。またゆんを困らせようと思って散らかしたんでしょ?」

ヴァンビ「いやそうじゃないんだって!!ってゆんちゃん危ない。それ爆弾だよ」

ゆん「爆弾!!?またぁそんなバレバレの嘘ついて。ただのトマトじゃない?」

ヴァンビ「いやだから違うんだって」

ゆん「またそうやってしらばっくれる。もういい。」そう言うとゆんは少しむくれた様子で‥北門の方へ歩きだす。

ヴァンビ「はぁ‥」

?「大変ですね?部長。ここは俺が片しとくんで早く副部長のとこへ行って下さい」

ヴァンビ「すまねぇな。」


ヴァンビ「ちょッちょっと待ってよゆんちゃん誤解なんだって。」

その頃‥バスケ部の基地では

たなっち「清水さん聞こえますか?」

ザザぁ-----

清水「聞こてるぜ」

たなっち「そちらの様子はどうですか?」

清水「平和なもんさ。お姫さまはご立腹のようだがな?」

清水「で?俺はこれからどうすりゃ良い?」

たなっち「敵は基地に立てこもり篭城しています。そこで清水さんには…とある事をして欲しいと考えてます」

清水「とある事?」

たなっち「ええ。~~~~‥をして下さい」たなっちは清水にそう告げる。

清水「フッ(笑)なるほどな?OK了解したぜ」

部員A「おい。今声しなかったか?」

部員B「まさか?そっちは食料庫だろ?」

?「おいお前ら‥ボサッとしてないでトマト拾えよ」

部員AとB「「すいません‥(汗)」」

清水はその後‥能力‥トマトスルーでトマトに扮しながらV系部の基地内部を捜索し始めた。城の内部は10層に分かれており‥1~3層までが地下。4~7層までが地上階。8~10層までが天空階という3段構図になっていてこの内のどこかにV系部の旗があるというわけだ。


そこでまず清水は最も疑われる事のない地上階の捜索を開始したのである。

たなっち「清水さん僕がナビゲートしますので‥その通りに進んで下さい」

清水「了解した」

たなっち「まずは‥地上階…5層のV系部部長の部屋を目指して下さい。最短ルートは今居る4層の厨房にある天井にある換気口から上に直進50m程進んだ所です。」

清水「OK了解したってんなとこからどうやって上に上がるんだよ?」

たなっち「流石に気付きましたか?しょうがないですね?では、本題に入ります。僕のデータアイで掴んだ情報によると午後18時丁度にV系部の部員の高峰という男子生徒が食事を部長室に持って行きます。そこで清水さんは‥サービスワゴンの下にトマトに扮して乗り込み部長室へ向かって下さい」

清水「重みで気付くんじゃないのか?」

たなっち「その心配はありません。僕と自分自身の能力を信頼して下さい」

清水「OK。了解した」


その後‥サービスワゴンに乗り込んだ清水は静かに時を待った。時計の針が17時50分をさした頃予定通り‥高峰が厨房に現れる。

高峰「部長にお届けする料理は出来たか?」

部員F「はい。もちろんです。」

高峰「ほお?本日のメニューはトマトのフルコースか?」

部員F「ええ。なにせ奴らから大量のトマトが届きましたから。トマトをじっくり煮込んだ特性トマトソースの冷製パスタにトマトの和え物。トマトのカルパッチョ。イタリアントマトのオーブン焼き‥ナスとトマトのズッキーニの簡単炒めそして仕上げはコイツです」部員Fはそう言うと満足げな表情でサービスワゴンの下側の布をぺろっとめくる。高峰に見えた物は大量のトマトが入った2つのボールだった。部員Fはそのボールの中からトマトを一つ取り出すと‥サービスワゴンの上側にある特殊な機械にトマトをブチ込む。するとトマトの果汁が絞られて新鮮なトマトジュースが装置からコップに流れ始める。

部員F「新鮮なトマトをそのまま丸ごと使用した純度100%のトマトジュースです。ここにワインを加えれば濃密なトマトがワインに溶け合って一層旨味が増します。」

部員F「このワインと共に食後のおやつにチーズとビスケットを一緒に食べると最高ですよ」そう言うと部員Fはニッコリ笑う。

清水「心の声(あっぶねぇ‥バレたかと思ったぜ)」清水は部員Fに掴まれそうになったがそれを自然と躱し部員Fにトマトを手渡したのであった。

高峰「なるほどな?それなら部長も喜びそうだ。」高峰はそう言い終えるとサービスワゴンを押し始める。重いな?と思ったが‥この特殊な機械のせいか?とすぐに思い直し…エレベーターに乗り込む。エレベーターから降りて‥部長室へ向かい始める。

数分後‥サービスワゴンは部長室の前で止まる。

コンッコンッ

ヴァンビ「入って良いぞ」

高峰「部長。食事をお持ちしました」

ヴァンビ「ご苦労。下がれ」

高峰「かしこまりました」

ヴァンビ「待て!?これは何だ?」ヴァンビはそう言うと特殊な機械を指差す。

高峰「あぁそれでございますか?それはトマトジュースを作るための装置でございます」

ヴァンビ「トマトジュースを?」

高峰「はい。少し失礼しますね?」そう言うと高峰はワゴンに近づき始める

清水「心の声(おいおいおいおいもういいってそのくだり何回すんだよ)」

清水「心の声(めんどくせぇんだよなぁ)」


高峰はワゴンの前に立つと布を少しめくり‥トマトを一つ取り出す。

高峰「トマトをこのようにセットしてスイッチを押すと‥」

高峰「トマトジュースが出来上がります。」

ヴァンビ「ふーん?なるほどね?オッケー下がっていいよ」

高峰「かしこまりました。それでは部長おくつろぎください」そう言うと高峰は部長室を後にする。

ヴァンビ「さてと‥食べるか?」ヴァンビはそう言うと食事に手をつけ始める。暫くするとヴァンビがトイレをする為に部屋を出たので‥清水は隠し持っていた睡眠薬を取り出しこっそりトマトジュースの中に溶かしていく。その作業を終えた清水はヴァンビの机の中にある鍵を取り出しポケットに入れる。

数分後‥ヴァンビが部屋に戻り再び食事に手を付け始める。その間清水は息を殺しヴァンビが眠るのを待ち続けた。

20分ぐらいするとヴァンビは寝息をたて始める。

清水「心の声(ようやく眠ったか?)」今がチャンスだと見た清水は無線でたなっちにヴァンビが眠った事を伝える。

数秒後‥はじめ部長とたなっちがテレポートで部長室に出現する。

たなっち「よく眠ってますねぇ?清水さん上出来です。」そう言うとたなっちはヴァンビの肩に触れ仙気を放出し始める。清水はそれを見ながら一言(るせぇーよと呟く)

たなっち「…チェンジオブハート…発動」周囲が少し光ったかと思うと‥先程まで眠っていたヴァンビが目を冷まし始める。

ヴァなっち「部長。僕の身体よろしくお願いしますね?」

はじめ部長「任せとけ」そう言うとはじめはテレポートしてバスケ部の拠点へ(ヴァンビの精神+たなっちの身体=(タナビー)を連れて戻って行った。

清水「ふぅー息が詰まるぜ。やっと解放されたぜ」

ヴァなっち「ははッ(笑)お疲れ様です」

清水「さてとこれから俺はどうすりゃ良い?」

ヴァなっち「そうですね?じゃあまずはその鍵を使ってここから地下に向かって下さい」そう言うとたなっちは部長室の本棚を少しずらした。すると本棚が動き地下へと降りるエレベーターが出現した。

清水「OK了解した。」

ヴァなっち「くれぐれもバレない様に気を付けて下さいね?」

清水「わぁってるよ。んじゃな」そう言うと清水は又もトマトスルーを発動させて地下へのエレベーターに乗り込んだ。

その日の夜‥たなっち扮するヴァンビ通称(ヴァなっち)はV系部10層にあるBARに午後21時にゆんを呼び出していた。ヴァなっちはゆんが来るよりも早い20時にBARに行き先に他の部員たちとパーティーを開いていた。

部員たち「いっきいっきいっきいっきいっき」ヴァなっちはコールに答えるように酒を飲み干す

ヴァなっち「ふぅー‥あぁうめえ」両手にはV系部随一の美女と呼び声の高い双子の姉妹を引き連れ‥激しい唇を重ね合わせる。

ぶちゅぷちゅちゅっチュちゅブチュ

?「今日の部長‥変です。いつもこんな事しないのに‥」

ヴァなっち「本当に俺の事を思ってくれる最高の相手に気が付いただけさ」そう言うとヴァなっちは美女の唇を又も奪い始める。

丁度そこにゆんが現れ‥濃密なキスシーンに出くわす。

ゆん「ちょッちょっとヴァンビくんあんた何やってんの?」

ヴァなっち「あれぇゆんちゃんどうしたの?遅かったね?」

ゆん「遅かったねじゃないよ。それよりあんた何してんの?」

ヴァなっち「何って?ん?あぁこれの事?ゆんちゃんも飲んでみる?」

ゆん「飲まないよ。ちょっちょっとあんたたち離れなさい」

ヴァなっち「もぉー何?ゆんちゃんちょっと辞めてよ」

ゆん「辞めるのはヴァンビくんの方でしょ?」

ヴァなっち「なに?なに?どうしたの?大声あげて」

ゆん「どうしたのじゃないよ。ねぇ―…もう何これヴァンビくん」

ヴァなっちとゆんが揉め始めた頃地下に行った清水は秘密の地下迷宮を進んでいた。

話は数時間前に遡る。地下についた清水は地下3層にある部長室からしか行けない秘密の通路を歩いていた。通路の先には一つの書庫のような部屋があり‥様々な書物がキレイに陳列されていた。

清水「ここか‥?何々ギターソロ特集。ベーシストの勧め。ふーん?なるほどねぇ?」書庫には様々な音楽関連の書物があり…その中の1冊だけ明らかに他とは異なる本があった。

清水「コレだな?」本には鍵を差し込むスペースがあり‥たなっちの話によれば‥V系部の旗が置いてある部屋には特殊な3つの仕掛けを解除しなければたどり着けないらしくこれはその仕掛けを解除する為に必要な手順らしい。

清水「とりあえず開けてみるか?」そう呟くと清水は鍵穴に鍵を差し込む。すると‥どこかで何かが動いたかのような振動が地下3層に響いた。

ゴゴゴゴッそんな音がしたかと思うと本が開いた。中には一本の鍵と何かの地図が入っていた。

清水「地図?」清水は地図を手に取ると開いてみる

清水「なるほど?ここがこうで」清水がそんな事を呟いていると部屋の前を誰かが横切る。

部員G「げっまた部長からの呼び出しだよ」

部員C「今何か音しなかったか?」

部員G「気のせいだろ?それよりこれなんの為に使うんだよ」

部員C「さぁな?ニケとロウガの餌じゃないのか?」

部員G「あいつら肉食だぞ。トマトなんて食うのかよ?」

部員C「部長の考える事は俺にはわからん」清水はその会話を聞きながら下準備が整いつつある事を確認すると静かに本を本棚に戻した。

清水「となると…次はB地点か?」清水はそう呟くと静かに部屋を出て書庫の扉を閉めた。


ちょうどその頃深い眠りから覚めたたなっちの身体に精神が入ったヴァンビ通称(タナビー)が異変に気付く

タナビー「心の声(ここは?何処だ?)」

祐介「やぁ目が覚めたかい?」

タナビー「お前はバスケ部の!?」

タナビー「くそッ何で身体が動かないんだ?」

祐介「あぁ無駄無駄。今のあんたは身動き一つとれねぇから。それよりV系部部長のヴァンビさんよあんたに聞きたい事がある。」

タナビー「聞きたい事だと?」

祐介「この写真の女に見覚えはねぇかい?」そう言うと祐介は一枚の写真を見せる。

祐介「女の名はサファリザ‥一年前うちらバスケ部の庭を荒らした女だ。」

祐介「当時‥1年だったはじめ部長を始めとした新生バスケ部に恥をかかせ挙げ句はじめ部長と将来まで誓いあったくせに数カ月前に失踪。以降部長はこの女を探して毎週のように各地を放浪しているが手掛かり一つ掴めねぇ」

タナビー「知らねぇな。もし知ってたとしてもてめぇ等に教えてやる情報なんかありゃしねぇ」

祐介「そうかい?聞いた俺が間違ってたよ」そう言うと祐介は目の前で食事し始める。

ぐぐぅ~~‥

祐介「腹ペコだろ?ほら食いたくねぇーか?」

タナビー「だッ‥誰が脅しに屈するものか?」

祐介「ふっ(笑)そうかい?まっとりあえず俺の昔話に付き合ってくれよ。あれは一年前の事だ」

一年前…バスケ部‥1年生エースとしてこの頃から既に学内でも名が知れ渡っていたはじめの前に一人の美女が姿を現す。そうそれこそがサファリザである。

はじめ部長「すいません。」

サファリザ「いえ良いんですよ(笑)」そう言うとサファリザははじめにボールを手渡す。それが2人の出逢いだった。

それからと言うものの‥2人は意気投合しすぐに男女の中にといっても‥純粋なはじめはそういう事は結婚してからと決めていた為‥手を繋ぐまでの関係性だった。

ある一年の初夏のできごとである。毎日学校に来ていたサファリザの席に見知らぬ男が座っていた。男の名は(こたつ)不審に感じたはじめはこたつに問いただす。

はじめ部長「お前!!?そこはサファリザちゃんの席だぞ」

こたつ「てめぇか?サファリザに付きまとってるっていう男は?」

はじめ部長「何ぃ?お前サファリザの何なんだよ?」

こたつ「馴れ馴れしく俺のサファリザを呼び捨てにしてんじゃねぇ?」

はじめ部長「何だと!!?今すぐ表に出ろ!!」

こたつ「上等じゃねぇーか?やってやるよ」

男子生徒A「おい!!2人共辞めとけって」

はじめ・こたつ「「うるせぇ!!?」」そう怒鳴り散らすと2人は教室を出て校舎の外に向けて歩き始める。

その様子を目撃したサファリザはすぐさま2人を追い始める。

はじめ部長「サファリザはお前みたいな奴には絶対渡さねぇ」

こたつ「馴れ馴れしいんだよ。お前サファリザとどこまでやった?」

はじめ部長「そ、そんな事お前には関係ないだろ?」

こたつ「ははーん?その様子だと何もしてねぇな?こっちはハグまでしてんだぜ」

はじめ部長「うッ!!嘘を付くな。もう許さねぇかんな」

こたつ「来いよ。返り討ちにしてやるよ」


その後2人は激しい殴り合いをしそれが原因で停学処分となった。そのすぐ後の事だ。サファリザが姿を消したのは…。


祐介「どーだ?話す気になったか?」

タナビー「知らねぇッってんだろ?」

祐介「フッ(笑)その痩せ我慢いつまで続くかな?」

祐介「あれはサファリザが失踪する1ヶ月前の事だ」

その日俺たちバスケ部は練習終わりにいつもの様に学園キャバクラMに来ていた。店の看板娘サファリザNo.2のワカ子。このツートップがこの店の売りだった。

シマケン「いらっしゃいませ。お客様お待ちしておりました。いつもの子ですね?」

祐介「あぁ頼むよ」

数分後‥はじめの隣にサファリザ‥清水の隣にぎし子‥祐介の隣にワカ子そしてたなっちの隣にワカナが座る。

この学園キャバクラMは永久指名制をとっており‥基本的に担当は変えられない。店にはサファリザたちをフォローする為のスタッフが何名もおり、新人ガール鬼塚千尋もその一人だった。ガールとは…キャストがお客様に最高のパフォーマンスをする為に手助けする者で‥一席に必ず一人のガールが常駐している。

ぎし子「清水くん。はいアーン」

清水「ん?アーン。」

ぎし子「美味しい?」ぎし子は清水に満面の笑みでそう尋ねる。

清水「あぁぎし子の手料理なら何でも美味しいさ」

ぎし子「フフ(笑)良かった。私が作ったんじゃないんだけどね?」

はじめ部長「お前らラブラブだな?」

清水「そういう部長こそ。サファリザさんといい感じじゃないすか?」

はじめ部長「まぁな?」

サファリザ「はじめくん。こんな奴らほっといてVIPルーム行かない?」

はじめ部長「うーんどうしよっかなぁ?」

サファリザ「ねぇ行こうよ」サファリザは上目遣いではじめにそう言う。

たなっち「部長。行ってきて下さい。今夜は僕の奢りなので」

はじめ部長「良いのか?」

たなっち「ええ。」たなっちは笑顔でそう答える

はじめ部長「じゃあお言葉に甘えちゃおっかなぁ?」そう言うとはじめはおもむろに席を立ちサファリザのエスコートでVIPルームへと歩き始める。

ぎし子「私ちょっとトイレ行ってくるわね?」

ワカ子「私も」そう言うと2人は席を立ちトイレに向かう。化粧室で化粧直ししながら2人はワカナについて話していた。

ぎし子「店が永久指名制で本当に良かったわよ」

ワカ子「私もそう思うわ。じゃなきゃ私たちのお客全員ワカナに盗られる所だったわ」

ぎし子「何とかしてあの子追い出したいわ。何か良い方法ないかしら?」

ワカ子「そうねぇ?私の知り合いに一人だけ。ヤバい奴がいるの。そいつに頼もうかしら」

ぎし子「ヤバい奴?」

ワカ子「ええ。タローっていう何でも屋がいるんだけどやってくれそうな気がするのよね?常にボディーガードを2人連れててホントにヤバいのよ」

ぎし子「期待できそうね?」そんな会話しながら2人は席に戻る為に歩き始めた。

その頃…席では中々戻らない2人に祐介と清水が苛立ちを募らせ始めていた。目の前では右手にワカナ左手にちーちゃんを置いて楽しそうなたなっち。実はガールには一つルールがあり、キャストが居なければお客様と会話は愚か触れ合う事すらも禁止されている。その為鬼塚千尋通称ちーちゃんも必然的にたなっちの真横にいたのであった。

たなっち「ちーちゃんはガール歴長いの?」

千尋「いえ(笑)まだ一ヶ月ほどです」

祐介「一ヶ月じゃ大変でしょ?」

千尋「……」

祐介「ねぇ?聞いてる?」

千尋「……」

ワカナ「この子凄いのよめちゃくちゃ仕事覚えるの早いの」

たなっち「やっぱそうなんだ(笑)」

千尋「はは(笑)何だか照れます」

清水「ちーちゃん。ンな奴ほっといて俺と話そうぜ」

千尋「……」

清水「ちーちゃんこれ見てよコレ」清水はスマホを取り出しちーちゃんの気をひこうとするがまたも無視される

ワカナ「2人共あんまりちーちゃんを困らせないでくれてあげてください。この子お店のルールで担当キャストが居ないお客様とは喋れないのよ」

清水「あ!!何だぁそういう事だったのか?(笑)」


祐介「ふーん…?なるほどねぇ?そういう事」そう言うと祐介はボーイであるシマケンを呼び寄せる

シマケン「お客様。お呼びでしょうか?」

祐介「ワカナちゃんにボトル一つあげたいんだけど良い?」

シマケン「もちろんでございます。何になさいますか?」

祐介「じゃあこのジャンボメガウォッカ一つくれるかい?」

シマケン「かしこまりました。ジャンボメガボトル一つですね?」

祐介「あぁ頼んだよ」

シマケン「少々お待ち下さいね(笑)」シマケンは笑顔でそう答えると足早にとある所へ向かうとメモ用紙を厨房にさす。


シマケン「ジャンボ入りまーす」

??「うぃー…ス」男性スタッフはそう答えると‥厨房から一際でかいボトルを台車に乗せる。

その台車をお客様に見えないギリギリの所まで運ぶとシマケンと2人でボトルを持ち上げて運び始める。

数秒後店内にBGMが流れ始めて男性スタッフほしがマイク片手に喋り始める。

ほし「本日もこの時間がやってまいりました。。ジャンボタイムの時間です」

ほし「頼んだお客様は祐介様。当キャバクラの天使ワカナちゃんへの特大プレゼントだ」

ほし「さぁさぁさぁ当店恒例ウォッカタワーの時間だ。」

そのBGMに合わせて…別のボーイが幾重にも積まれたグラスを持ってくる。

ジャンボメガウォッカはBGMが鳴ってる間にシマケンと男性スタッフが運び終えいよいよ所定の位置につく。

ほし「さぁさぁ準備は良いか?3.2.1ウォッカタイムSTART」ほしのその合図でタワーに酒が注がれ始める。

ワカナ「祐介さんありがとう。カンパーイ」

たなっち「おい。祐介。ワカナは俺のもんだぞ」

祐介「んなの決まってねぇだろ?おい。ワカナこっち来い」そう言うと祐介はワカナの手を引っ張り自分の隣にこさせようとする。

ワカナ「えぇ~どうしよっかなぁ?(汗)」

清水「おい!!祐介落ち着けよ」

祐介「はぁ?てめぇはムカつかねぇのかよ?こんなもん見せられて」

清水「そりゃムカつくけどさぁ…」


ちょうどその時トイレから戻ったワカ子とぎし子が席につく。

ぎし子「誰がウォッカタワー頼んだの?もしかして清水さんなの?」

清水「そうだって言ったらどうする?」

ぎし子「最低。私以外の女に貢いだのね?(怒)」

清水「おいおい。そんなわけ無いだろ?嫉妬すんなよ。ぎし子」

ぎし子「信じられないわ。本当は嘘ついてるんじゃないの?」

祐介「本当だよ。ぎし子ちゃん頼んだのは俺さ」

ワカ子「最低。何でワカナなんかにそんな事するのよ?」

祐介「はぁ?長い間トイレに行ってるてめぇが悪いんだろ?」

ワカ子「何でそうなるのよ!!?」

千尋「まぁまぁ(汗)2人とも落ち着いて」

ぎし子「そーよ。落ち着きなさい。ワカ子」

ワカ子「ふんっだ(怒)」

千尋「もうワカちゃんむくれないで。祐介さん。さっきはごめんなさい。」

祐介「分かれば良いんだよ分かれば。」

キャラクター紹介

吉田朱里【朱雀丿姫君】

東京に住む16才の高校生。極平凡な家庭に育った朱里だったがある日突然現れた(赤髪の男)から突然(姫)と呼ばれる。なんの事かわからない朱里だったが…DOAでライバルたちと戦う中で徐々に先祖から受け継いだ力を(覚醒)させていく。【朱雀丿姫君】としての力に目覚めた朱里はその後…バイト先のカフェでネフリカという別次元にある宇宙の存在をとある男から聞かされる。DOAの激戦が続く中…校舎裏の鳥居にネフリカへの扉がある事を知った朱里は大我を始めとした数人の仲間たちとネフリカへと旅立つ事になる。

九条大我【白虎蓮丿若君】

朱里の同級生で名門九条家の跡取り息子。成績優秀でスポーツ万能…文武両道を兼ね備えた学園一のモテ男。生まれながらに四獣の一柱【白虎】の力を有しており…ずば抜けた身体能力が売りで中でも速度は常人のそれとは比べ物にはならない。また…白虎の能力を駆使した戦闘術が彼の持ち味である。(奎・婁・胃・昴・畢・觜・参)という七つの能力を使いこなし…その全てが西方の地を統べるに相応しい力を有している。DOAでは…圧倒的な強さで勝ち進んで行くが…後にネフリカに朱里と共に旅立つ事になる9人の仲間の内の一人。

不知火蓮士(しらぬいれんじ)(剣乱部)

能力名(シックスナイフ)(不知火)

朱里の先輩で17歳の青年。部活は剣乱部というモノに所属しており…柔術…弓術…剣術の3つに特化した部活動である。不知火はその中でも剣術に特化していて‥去年のDOAにおいて無冠の3人と言われた新人の内の一人で2年の中では群を抜いた強さを誇る。仙気を木刀に込めるだけで不知火の木刀は日本刀以上の切れ味になり…ちゃんとした刀に気を込めれば例え仙気で身体を硬質化させてる人間の身体さえも傷付ける事ができる。ただ本人は刀は他人を死に至らしめる危険があるとの理由で塚だけの刃のない刀を使用しており…そこに仙気を込める事で刀身を具現化させている。具現化された刀なので…強度や切れ味‥刀身の長さに至るまで不知火の思いのままで例え相手が弱くても死亡する事はないように強度と切れ味を調整している。強い相手には刀の形を変化させ大剣にして戦い…その刀身は蛇のように伸びて靭やかにうねる。又‥敵に幻覚を見せる事から不知火と言われ刀が出現してる間…相手の力を数分毎に奪っていき自身の力を強めていく。それに加え不知火の見える刀に注意が向いてる敵は不知火の見えない空を飛ぶナイフを避けきれない。6色のナイフの攻撃が徐々に敵の六感を一つずつ奪っていき…ある一定回数命中した所で‥味覚‥視覚…聴覚…触覚…嗅覚‥を奪い最後は仙気を操るのにとても大切な第六感を強制的に遮断する事で敵は仙気が一時的に使えなくなる。

宮沢サエコ(剣乱部部長)

能力名(オールコピー)

剣乱部部長で弓の名手。DOAにおいてはチーム戦を得意としており前衛の冴島…中衛の不知火…後衛の宮沢という組合せで戦う事が多い。チーム戦は単に戦って勝つというよりもどちらが早く相手チームの旗を奪うかと言う事が重視されており宮沢はチームの司令塔的役割である。弓に仙気を込めて放たれる攻撃は一矢が1000矢に変わる。また宮沢は遠距離戦だけでなく…近距離戦も得意としており柔術や剣術にも長けている。女と舐めてかかれば宮沢の餌食となり…弱い奴なら数秒と持たない内に倒される。そんな宮沢の得意技は物体のコピーを創ることでその力で自身のコピーを創り100人以上になったり一本の弓をコピーして空中で千本にしたりしている。宮沢の能力…オールコピーは基本的に全てをコピーできる。ただし…他者の能力をコピーできると言ってもCランクまでの能力である。能力の難易度はD〜Sまでの5段階が存在し…例えば冴島のクレイジーバイクのような能力はDランクに位置しコピーするのは容易だがスキルレンタルやJOKERのようにAランクを超える能力についてはコピー不可である。

※一部九条や吉田の能力のようにコピーできない力もある


冴島ブス男(剣乱部)

能力名(クレイジーバイク)

名前の通りのブス男だが…身体能力だけは高く…190cm以上の大男である。仙気を練り上げ身体能力を強化する事にたけており‥ただの強化されたパンチで核爆弾が落ちたかのような大穴が空くほどの破壊力で治癒力と防御力も高い。ただ動きは遅く‥基本系能力の(空)の力を使いこなすのが極端に苦手である。冴島はその欠点を克服する為「バイク」を具現化してそのバイクの後方にある射出口から仙気を練り上げた球を飛ばして攻撃する。またバイクのハンドルに付いてるボタンを押す事で敵の強さと能力に応じた武器が出現する。


高橋零士(銃刀部部長)

能力名(Curse bullet)(サバイバルグッズ)

銃刀部の部長で…DOAにおいて宮沢たちとチームを組んでいるメンバー。銃刀部は銃火気に焦点を絞った部活動で常日頃から様々な状況を想定して訓練を行っている。DOA以外の大会では…クレー射撃の大会や…STと言われる…銃に仙気を込めて動く的を撃ち抜く大会や…サバイバルリードと言われるDOA…1stステージに類似した大会等にも出場している。銃刀部の刀という文字の由来は彼らの多くが銃剣術を用いて戦闘を行う為である。具現化したライフルや銃に仙気をこめて気を放出し敵を撃ち抜いたり…接近戦においては銃に纏わせた気を刃のようにして敵と戦う。高橋の能力はCurse bulletという能力で通常の仙気とは性質の異なる気を銃に込める事で撃ち抜いた敵に様々な状態異常を施したりする。また戦車やヘリその他サバイバルには必須なアイテムを必要に応じて具現化させる事もできて高橋はこの能力をサバイバルグッズと呼んでいる。戦車は自然の仙気を射出口に溜めて…超高出力のエネルギー派を放出させる事ができてこの時のエネルギー波の威力はライフルの150倍で戦車の装甲は並の攻撃ではビクともしない。



冬平麻友(探偵部部長)

能力名
(ベアーズ)(真実の目)(ドクターベアーズ)

朱里の同級生で‥学年でも一‥ニを争う人気者。一年生ながら探偵部の部長を務めている。麻友は戦闘向きではないが‥自身の能力で創り出した(ベアーズ)という数体のぬいぐるみを用いて様々な事を行う。赤いリボンのベアーは様々な証拠品を集めたり…ぬいぐるみのフリをして麻友に情報を渡している。ベアーと麻友は視覚を共有しておりベアーが見たものは全て麻友に筒抜けになっている。また麻友は(真実の目)という能力を用いて相手の嘘や考えを見抜く事ができる。ベアーは5段階進化し‥進化する度に力を増していく。白いベアーは麻友と位置を変える事が出来て‥青いリボンのベアーは麻友が受けた攻撃のダメージを代わりに受け手に持ってる風船が破裂するまで麻友はいくら攻撃をうけてもノーダメージである。


ルーサー・リン・ワトソン(探偵部福部長)

能力名(ドクターマインズ)(ドクターベアーズ)

イギリス人留学生の17歳の少年。あだ名はワトソン君と呼ばれていて麻友の右腕的存在である。ドクターマインズという能力で致命的な傷を負った人間を治癒したり…謎の死体が発見された際はマインズの能力でその死体が死後何日経過しているか?他殺か?自殺か?等を知る事ができる。また麻友のベアーズとの連携能力でドクターベアーズと呼ばれる長身の医師に変化する。ドクターベアーズはその死者が死ぬ間際に何を見たかを知る事が出来て麻友とワトソンもその情報を共有できる。戦闘面ではベアーズたちの能力を有していて数体のベアーズを出現させて戦う。敵と距離を取りながら漆黒の無数のメスや注射器を飛ばして攻撃しドクターの注射器に刺された敵は動けなくなりメスに当たった人間は強烈な幻覚や頭痛に見舞われる。

成宮孝介(探偵部)

能力名
(サーモアイ)(アニマルアイ)(Jacks knife)

探偵部の部員で主に犯人や敵の痕跡を見付ける事に特化している。能力はサーモアイという能力で他者が通った所や触れたところは彼の目には全て光って見えて現場を見ただけで犯人がどのような経路で侵入しどこから逃走し何処へ向かったかがわかる。もう一つの能力は任意でコンタクトをとった動物たちと視覚を共有し彼らが見たものを全てを知る事が出来る。というものである。その為偵察には向いた能力で敵陣地に侵入する事無く内情を知れる。戦闘面では…ジャックスナイフという能力を使い敵から身を守る。ジャックスナイフとはどこまでも追尾する無数のナイフで敵を攻撃し距離を保ちながら…逃げる時間を稼いだり…複数ある身体の急所にジャックスナイフを命中させる事で相手に制約を迫りルールを設ける。ルールを設けた際相手にダメージは無く…自覚症状も無いが相手がルールを破った場合…時間差でダメージが遅れてやってくるだけじゃなく…他者の仙気の流れを断ち切り一定期間能力を封じる。課せられたルールが容易であればある程ルールを破った際の威力は大きくなり…基本的に守るのが困難と思われるルールは創れない。

成宮圭介(探偵部)

能力名(データ分析)(クローン生成)(機械虫)

探偵部の部員で孝介の双子の兄だが…保有する能力は全く異なる。孝介は犯人や敵の痕跡を見付ける事に特化した能力だが…圭介は僅かな物証に付着した犯人や敵の痕跡を…見付ける事が出来る。基本的に3つの能力を駆使し…1つ目の能力はデータ分析という能力で現場に残された髪の毛や皮脂等を分析する事でその髪の毛の主の全ての情報を知る事ができる。2つ目は現場に残された皮脂や毛髪等から敵や犯人のクローンを創り出す事が出来る。これにより犯人の顔…背格好…年齢等をいち早く知る事ができて捜査をする上ではかなり役立っている。そして3つ目の能力は対象の敵の耳に機械型の虫たちを侵入させることによって人間や動物の脳に侵入し彼らを操る事である。また上記2つの能力を使いこなしクローンを創り出した上で機械虫によってクローンたちを操る事でクローンを敵の内部に潜入させて内情を探ったりもしている。

秋月玲奈(探偵部)

能力名(バッドビジョン)(シルバーリング)


探偵部の部員で…近接戦闘のスペシャリスト。冬平の中学生の頃からの同級生で…バッドビジョンとシルバーリングという能力を使いこなす。バットビジョンは現場に残された被害者のメッセージを読み解く事で生前の記憶を具現化しそこで何があったかを再現し自分を含めた他者に見せる事が出来る。ただし余程強い思念が残ってない限りビジョンはあやふやで断片的なメッセージしか読み取れない事が多い。シルバーリングは主に犯人や敵を拘束する為の能力で能力で壊れる事も外れる事も無い鍵のない手錠を創り出し敵を拘束する。この手錠に拘束された人間は能力を封じられ大幅に戦闘能力がダウンする。戦闘面では柔剣術を使い腰に携えた短剣を巧みに使い戦う。柔剣術とは柔道…空手…ムエタイ…カポエラと短剣術を組み合わせた武術で護身用として探偵部のメンバーはこの武術を習得している事が多い。また敵の耳から自身の気を内部に送り込む事で敵の脳組織を一時的に破壊し戦意を奪ったり…自白させたりもできる。

二条達也(探偵部)
 
能力名(精神世界)(無有)(QuestionBOX)

探偵部の部員で…柔剣術のスペシャリスト。冬平の一年先輩だが…本人は部長や福部長と言った役職は好まない為…麻友やワトソンの影に隠れている。能力は概ね3つあり…一つ目は現場に残された犯人の思念世界に入る事で犯人が誰なのか?を突き止める力で…(精神世界)と言う。2つ目の能力は(無有)という能力で…様々な事ができる。例えば自分だけ時間という概念を無くす事で時間の干渉を受けずに光速すら超えた速度で動き…反対に相手には時間の概念の有り方を変えて異様に遅くしたりできる。また時間の干渉を受けない為時を止める事も可能である。3つ目の能力はクエスチョンボックスという能力でどんな能力になるかはわからない。能力を発動する度に違う能力になり…どんな能力を使えるようになるかは本人でさえわからない。

キャリー・ウィル・ヴァージン(生徒会)

能力名(ハロウィンナイト)(キャリーワールド)

ワトソンと同じようにイギリスから来ている留学生で…金髪の美少女である。ハロウィンナイトとキャリーワールドという2つの能力を使いこなし…ハロウィンナイトはキャリーだけの異空間を創り出し…その中にはハロウィンの仮装をした人間が溢れていて敵を精神的にも肉体的も追い詰めていく名前とは裏腹に強力な能力である。キャリーワールドはキャリーが攻撃を受けた際に身代わりのキャリー人形が出現しそれを合図として敵をキャリーワールドという世界に引きずり込む。一旦この世界に入れば敵はキャリーに指一本触れる事ができなくなり…その空間内で敵はキャリーを認識できなくなり…キャリー人形たちに追いかけられ攻撃され出る方法がわからずにやがて息絶える。解く方法はあるが並の使い手はこの世界から抜け出せない。

西園寺綾音(生徒会)(人形部部長)

能力名(ダミー)(翻訳)

生徒会執行役員で‥人形部部長。西園寺家はおよそ1000年前から続く名家でその祖は、平安時代後期の公卿。権大納言・藤原公実の三男。官位は正三位・権中納言。藤原 通季という人物である。そんな綾音の特技は…翻訳であらゆる国の言語を日本語に変換する事が出来る。その翻訳力は綾音の能力にフルに活かされており‥様々な言語を発音する時の周波数を算出しその周波数から得た情報で洗脳を解く事ができる。例えば操られていない人間の言語にはバラツキが存在し‥洗脳されている人間は必ず一定の周波数を発している。綾音はこの周波数を変換し翻訳し直す事で洗脳を解除したり反対に敵を人形のように操る事ができる。この能力を使えば敵や味方の能力で創られた傀儡さえも意のままに操る事が可能で‥洗脳系能力者の天敵とも言うべき存在である。また‥自分そっくりなダミー人形をいくつも作り出す事が可能でその姿を変幻自在に変化させる事もできる。潜入や工作に向いた能力で敵を内部から壊す事に長けた能力者である。


シルバ・ゼル・ヴェルフ(傭兵部部長)

能力名
(シルバ)(アセナ)(十変化)(獣化)

銀狼のヴェルフの名で知られており‥その名の由来は彼の能力に関係がある。能力発言時彼の髪色は黒から鮮やかな銀髪に変わり全ての身体能力が飛躍的に上昇し治癒力が大幅に増大する。獣化した時は獣化前の数百倍の戦闘力になる。またアセナと言われる青いたてがみを持つ狼を創り出す事も可能でアセナ出現時‥常にシルバの周囲に数十匹の狼が出現しシルバは数秒先の未来を見渡す事が出来るようになるとされている。それ以外にも十変化という能力を使い…アセナは獣型から人型まで合計10の形態に変化し状況によってそれらを使い分けて戦う。人型になった時はシルバと同様の姿となり傍目には見分けがつかず…シルバとアセナの連携がシルバの戦いの要である。

大石真司(極真空手部部長)

能力名(阿修羅)(極真波動砲)

極真空手部部長。彼の故郷はその昔忍者の里と言われていた所で現在は失われた様々な秘術が今も尚その集落でのみ受け継がれている。仙隠術もその一つで‥大石の体術は極真空手と故郷に伝わる古流武術をかけ合わせたモノで変幻自在の動きから繰り出す連激攻撃は並大抵の者では防ぎ切る事はできない。大石の強さの秘密は彼の故郷に伝わる阿修羅と言われる秘術でありこの学園においてその秘術を使えるのは大石のみである。また大石の仙気を手の平に集めて放つ極真波動砲は一撃必殺の威力があり…山一つが丸ごと吹き飛ぶ程である。


リフェルド・リル・ハプティネス(情報部部長)

能力名
(ブレインハッカー)(Hacking rill)(サーチ)

イギリスからの留学生で情報部部長。学園内を始め外部の様々な情報を把握しており、主に情報屋としての役目を担っている。情報部にある一定の対価を支払う事で情報を得る事ができて知りたい事を何でも答えてくれる。例えば気になる異性の好みや趣味から…外部で起きた事件に関する機密資料まで多岐に渡る。リフェルドの能力ブレインハッカーは情報を知りたい人間の身体に微量な仙気を流し込む事で脳に直接ハッキングしあらゆる情報を知り得る事を可能としておりその能力を応用する事で他者を意のままに操る事ができる。またそれだけでなく、ハッキングリルという能力でパソコン内の全てのURLから知りたい情報を何の痕跡も残さずに抜き取る事が可能で機密情報を労せずして入手可能であり、あらゆるアンチシステムの妨害を受けないのが最大の特徴である。またその能力を応用する事で自身にハッキングして遺伝子データーを書き換える事も可能としており一定期間の間大幅に戦闘能力が増大するが使った反動でしばらく動けなくなる。戦闘面ではサーチという能力で相手の弱点を見抜き‥重さ70kgのヨーヨーを使って戦う。

八乙女光(生徒会)(ギャンブル部部長)

能力名

(クラップスアビリティ)(ドリームカジノ)

秘密スキル(BLACKJOKER)(生命力が極限まで減った時に自動で発動する。八乙女の奥の手。)

生徒会執行役員でギャンブル部部長。明るい性格の女のコで八乙女の能力クラップスアビリティは2つのサイコロを振り…出た目に応じた能力を得るというもので…7と11が出た場合は一定期間の間‥八乙女は何でも好きな能力を使えるようになりほぼ無敵状態になるが、2, 3, 12が出た場合は反対に他者が望む能力を使えるようになり敵が無敵になる。4, 5, 6, 8, 9, 10が出た場合は‥出た目に応じた能力を相手と自分の双方に与える。が何が出るかはわからない。もう一つの能力ドリームカジノは敵を自身が創り出した異空間へ誘い自身がディーラーとなり敵をプレーヤーにして様々な賭けをして勝負をする。賭けるモノは人によって様々でその空間内で敵はあらゆる暴力行為と能力を禁じられ違反した場合は味覚と視覚、聴覚と嗅覚、触覚と第六感の順に敵から奪う。ちなみにここで言う第六感とは他者の能力の事である。

猿飛佐助(忍者部部長)

能力名(主従の誓い)(操影)

大石と同郷の出身で由緒ある忍者の家系。猿飛がその能力を最も発揮するのは八乙女と組んだ時で八乙女の能力クラップスアビリティで様々な能力を得た時である。佐助の能力は主人となる君主がいてこそ本来の力を発揮するという特性も相まってこの2人のペアは相性抜群で、DOAにおいて忍者部とギャンブル部は手を組んでいる。佐助が持つ刀は刀身のない刀だが佐助は仙気を込め刀を具現化させて相手を斬る。移動方法は影移動というものを利用し佐助はDOAにおいては常に八乙女の影に潜んでいる。これは佐助のもつ操影という能力の力で佐助はこの力を応用し影縫いや影移動‥影分身等を使用し他者を翻弄しながら敵を駆逐する。主従の誓いという能力で契約を交わした主人がいる時の佐助の能力は1000倍にまで増大し、生命力が減れば減るほど戦闘能力が増していき契約者がいる時の佐助の強さは学園内でも指折りである。



はじめ部長(生徒会副部長)(バスケ部部長)


能力名(コート)(アビリティスティール)


生徒会副部長でバスケ部部長。180cmを超える長身に端正な顔立ちで女子から人気が高く、生徒会では黒鉄に次ぐボジションに位置し生徒会内でもその影響力はでかい。護身術や武術の類こそ知らないが類まれな身体能力で他者を圧倒し極真空手部部長の大石に最強の素人と言われた程の身体能力である。はじめの能力は異空間に創り出したコート上に相手を閉じ込めた上でそこでバスケをする事ではじめが勝った場合…他者は仙気を練れなくなり全ての仙術及び能力を一定期間使用できなくなり、はじめが負けた場合は相手と同じペナルティを負うことにはなるが、大抵の場合ズブの素人相手にはじめが負ける事はない。またもう一つの能力アビリティスティールはある一定の条件を満たす事で他者の能力を奪い取り自分のモノとして使用する事ができる。と言うもので主にはじめは戦闘においてはこの2つを駆使して戦う。


たなっち(バスケ部)

能力(チェンジオブハート)(データアイ)

バスケ部の部員。はじめに忠実な後輩の一人でよく動く真面目な青年である。非常に秀才で頭が切れ‥様々な作戦をはじめに立案しており、戦国時代で言う所の軍師的ポジションである。たなっちの能力‥チェンジオブハートは他者と自身の精神を入れ替える能力で‥入れ替わってる間相手はたなっちの身体を動かせない。バスケ部は情報漏えいの観点から能力発動中はたなっちを基地の秘密部屋に監禁しており‥食事だけが提供される。これをバスケに応用すれば‥たなっちはベンチにいながら相手選手の身体を乗っ取る事が可能で実質的に6対4の試合となる。もう一つの能力データアイは敵の様々な情報を見ただけで読み取る能力で強さや敵の能力‥行動パターンさえも数値化して見る事ができる。これを味方に応用すれば‥どこをどう改善すれば良いかがわかり…たなっちはチームのアドバイザー的ポジションである。


清水智貴(愛称トマトクン)(バスケ部)

能力名(トマトターン)(トマトスルー)
 
バスケ部の部員ではじめの後輩。清水の能力トマトターンは敵にトマトの錯覚をみせて‥混乱しているすきに敵陣地を駆け抜けるという技で…バスケにも応用可能な技である。清水はこの能力を駆使し敵陣地に潜り込む事を可能としており…DOAにおいて清水は何度も単身‥敵陣に潜入する事となる。またトマトスルーという能力は敵に自分をトマトだと思わせるという技で敵陣地に潜入した再‥他生徒は全員トマトが何故?そんなところに落ちているんだ?と思い込んではいるが誰も不思議に思わない。清水はバスケの試合でも‥このトマトスルーを使いシックスマンとして活躍している。

木俣 祐介(バスケ部)

能力名(クールアイ)(シャドーフェイク)

バスケ部の部員ではじめの後輩。木俣の能力クールアイは見ただけで弱い相手の動きを封じる事を可能としており‥木俣の身体能力を超えるもの以外はその呪縛から逃れる事はできない。木俣はこの能力を使いバスケの試合で幾度もゴールを量産しており得点王に輝いた事もある。またもう一つの能力シャドーフェイクは自身の影と実態の認識をずらす技で…敵が勝手に弓や銃弾を始めとした様々な攻撃を木俣から外してくれる。というもので木俣はこの能力をバスケにも活かしており敵は木俣の前に立ちコースをふさいだつもりだが見当違いの位置を守りわけもわからないなまま木俣にあっさり抜かれていくという現象が起きる。影と木俣の認識を変えるだけという単純な能力だがこの僅かな認識の違いがバスケや戦闘においては大きく作用する。


熊崎ゆみ(通称ゆん)(V系部福部長)

能力名(紅の衣)(アルルカン)(紅歌)

V系部の副部長を務めており紅の歌姫とあだ名される実力者。普段はポップな見た目をしておりおおよそV系とはかけ離れた見た目をしているが一度能力を発動し…紅の歌姫となった時はそれまでとは一転し真紅の衣を身に纏い‥アルルカンと言われるピエロの傀儡を操作して敵を攻撃する。アルルカンはゆんの仙気で操っており‥紅の衣発言時しか使用できない。またアルルカンにはゆんが歌う歌を拡張させる機能がついており…その歌の虜になった人間を自身の支配下に置く事を可能としており‥アルルカンはそれらの人間たちを操作しながら敵を駆逐していき、ピエロならではのトリックプレーもアルルカンの強みの一つである。またアルルカンはナイフを具現化して飛ばす事も可能としており‥その変幻自在の動きから…トリックスターと言われている。紅の衣は術者であるゆんの傷を自動回復させる機能がついており、能力発現時よほどの致命傷を負わない限りゆんが倒れる事はない。


ヴァンビ(V系部部長)

能力名(Jekyll)(Hyde)(LOG)

V系部部長で‥ゆんの相方。ゆんと居るときのヴァンビは明るく気さくでパリピなお兄さん。という感じだが‥一度敵の前に立ったときはそれまでとは打って変わって無口になる。ヴァンビの能力ジキルとハイドはヴァンビの精神と身体に直接影響を及ぼし…ハイドになってる時のヴァンビの戦闘力は通常時の100倍になりパワー…スピード‥防御力。全ての身体能力が飛躍的に上昇し全ての傷を自動で回復させる。ジキルになってる時は戦闘能力こそ弱まるものの、テレポートができるようになり、気絶してる敵に注射を打ち込む事で狂戦士を創り出し一定期間敵を意のままに操る事が可能になる。またLOGという能力を発現することでNARUMI・RUMINA、優希という協力な仲間を具現化して創り出し彼らとの連係プレーで敵を追い詰めていく。

サファリザ

はじめが消息を探す消えた恋人。身長170cm体重68kgの女のコ。はじめとこたつが喧嘩した事件を機に‥姿を消し…現在も居所がわかっていないとされている。失踪以前は女子会にも参加していてメンバーはぎし子とサファリザそれからワカ子の3人である。失踪した事でぎし子とワカ子も心配しており‥顧問の森元も心配しているようである。ぎし子とワカ子はサファリザに彼氏が出来たと聞いた時は心から喜びあった仲で3人は学園内でも大の仲良しであった。サファリザ失踪後…はじめのハートをワカ子が掴んだようだがぎし子はそれを見て悔しがっている様子である。ワカ子との幸せな日々を送りつつもはじめはサファリザを忘れられずに今でも行方を探している。

ワカ子

能力名(ヘルズラブ)

学園キャバクラMの現在のNo.1。サファリザ失踪前はNo.2に留まっていたが当時のNo.1サファリザが消えた事で‥No.1に上り詰めた女。端正な顔立ちで男を魅了し‥サファリザが失踪した事で悲しんでいたはじめの心をガッチリ掴み以降恋仲となる。ちなみに能力はヘルズラブという力で‥惚れ薬を作成する事ができる。というものである。但しこの惚れ薬を飲ませるにはいくつかの手順が存在し‥恋人がいない事が大前提である。

ぎし子

能力名(ラブショット)

学園キャバクラMのNo.5。サファリザ失踪前は10位と成績が振るわなかったものの…サファリザが消えた事でぎし子を指名する顧客が増えた。ぎし子の能力‥ラブショットはピストルに気を込めて胸を撃ち抜いた相手の心を射抜くというもので‥発動条件は恋人がいない事である。しなやかな足は男を魅了し‥支配人森元も認める程である。またワカ子とサファリザとは大の仲良しであるが一説にはサファリザ失踪に関与している。という噂もある。だが、本人はそうした噂に対して事実無根よと話し真っ向から反論している。

源氏名(ワカナ)本名(杉本陣)

能力名(ラブスマイル)

学園キャバクラMのNo.2。端正な顔立ちとルックスで男を魅力する学園Mきっての美少女。サファリザ失踪前は7位と決して良いものでは無かったが…消えた事でワカナを指名する顧客が増えた。能力はラブスマイルと言うもので‥恋人のいない相手の心を鷲掴みにするというものである。ワカナはリアルでも…街でナンパされる程のルックスをしており‥ワカ子がいなければはじめもワカナを指名していたであろうと言われている。



森元ルナ

能力名(天使の歌声)(超音波)

不知火と同じ17歳の高校生で‥軽音部のギターボーカルである。ルナの能力は「天使の歌声」と呼ばれるモノで歌声に魅了された人間を操る事ができる。また動物たちとも会話する事ができて…人間には聴こえない高周波の音を声にのせる事で動物たちも操作できる。ちなみにルナは勉学ができる方ではなかったがこの能力を使い裏口入学した過去がある。ぎしと言われる忠実な部下を従え…ルナの為なら何でもするようにマインドコントロールされている。

ぎし

能力名(ギシギシ)(フラッシュワールド)

ルナの忠実な部下の一人で…応援部部長である。ルナにマインドコントロールされる前は…剣乱舞だったがその歌声に魅力されてからは周囲の反対を押し切り応援部を創設した男。元剣乱舞であるだけに戦闘能力は高く…柔術と剣術を得意としている。ギシギシと言われる自身の分身を創り出し‥敵を光輝く物(氷や鏡…宝石など)の中に誘い込む。鏡や氷の中は全てがぎしの思い通りになり またギシギシは他人に変装する事も得意で鏡や氷の中にいる敵の姿形を始めとしてその能力さえも使う事ができる。

霜月みゆ

能力名(氷河)(能力倍増)

氷河のみゆとあだ名されていて…仙気を練り上げ吹雪や氷を創り出して攻撃ができる。槍剣武道部の福部長で槍を用いて戦う。自身の槍に纏わせた氷で敵の攻撃を防いだり攻撃したりする。氷の力でいくつも分身を創り出しぎしの能力とみゆの能力の複合技で氷を鏡に見立ててギシギシはその氷の中を縦横無尽に移動して複数の敵を誘い込み‥誘い込んだ敵が多ければ多い程ギシギシの力は増していく。またみゆの能力でぎしの能力を強化する事でギシギシ本体の数を10体まで増殖させる事も可能でこの2人に組まれるとかなり厄介である。


シャルドネ・ウィーレン

能力名(ドールマインド)(付与)

ルナの能力で操作されている人物。応援部の福部長で能力はドールマインドと言い。主に他者の心を奪い傀儡のような抜け殻に変える力である。能力発現中シャルドネの目は金色に染まり…その間だけ…シャルドネは他者を意のままに扱える。また味方に操った敵の能力を付与する事もできて中々厄介な能力である。術を破るには正式な手順が存在し他者が無理にシャルドネの術を破ろうとすれば…即座に他社の身体の自由を奪う。ギシみゆとの連携技でシャルドネの力が加わった時…敵チームの中枢を乗っ取り労せずしてチーム戦に勝利する事も簡単である。ただし…ルナのように複数を数に限りがなく洗脳できる訳ではない。それでも他者の能力を味方に付与できる強力な洗脳術の為一度に操れる人数は二人までと数に限りがある。

クッキー・ヴァレンタイン

能力名(クッキーセレクト)(テレポート)

ルナの同級生でクラスメイト。槍剣武道部に所属しており‥部活内では10本の指に入る実力者。ヴァレンタインは能力で‥3種類のクッキーを創り出しており一つは食べた人間のクローンを創り出せるクッキー。通称クローンクッキー。2つ目はクッキー自身の身体能力を一時的に上昇させるステータスアップクッキー3つ目は人形など命を持たない物体に生命を与え意のままに操る事のできるクッキー‥ドールクッキーを創り出せる。近接戦闘ではトンファーを使用しており…テレポートで敵に一気に近付き間合いに入ると仙気を込めた攻撃で敵を追い詰めていく。ドールクッキーとクローンクッキーでヴァレンタインの支配下に入った者たちはヴァレンタインの命令一つで動き…戦力が大幅に上昇する。


ノア・サザーランド

能力名(ノアの方舟)(ノア)

ルナのLIVEでぎしと共に息のあった白熱のダンスを踊っていた人物。ノアは能力で(方舟)を創り出せる。方舟は大人数が乗船可能で乗り込んだ人員の仙気の強さに応じて方舟自身の強度と速度と攻撃力が増していく。またノアと言われる能力を発動すると周囲一帯に高濃度の気の霧が充満し…その空間内でだけノアは少し先の未来を知る事ができるようになる。近接戦闘を得意としており…不知火同様…刀身のない刀を使用する。またノアは仙気を自身の半径100m先まで展開させる事でその空間内の様々な事柄を把握できる。この能力は基本系能力の応用技の(千)というものでできる人間にはできるがノアの(千)は同年代の人間と比べるとかなりのものになる。


夏目翔平

能力名(エア)(スキルレンタル)

槍剣武道部の部長でムエタイ…空手…中国拳法のスペシャリスト。夏目の能力は「エア」と呼ばれるもので基本系能力の(空)と(仭)を合わせたモノである。戦闘時は常に自身の周囲に見えないバリアを展開させており様々な攻撃を無力化してしまうだけじゃ無く脳が認識する前に身体が自己的に動き敵に反撃をする。またエアを応用し息を吐く事で高濃度の衝撃波を発生させる事ができる。この攻撃で敵は暫く鼓膜に損傷をきたし耳が聞こえづらくなる。それ以外に夏目が得意としているのは…スキルレンタルと言うもので他者の能力をレンタルし自分の技のように扱う能力である。スキルをレンタルするのに条件は一つだけでその能力に応じた仙気を支払う事である。一度条件さえ満たせば他者の能力を一定期間自在に使いこなせる。リスクは延長料金が発生してしまうと1分毎に大量の仙気を消耗する事で延滞金に応じた仙気を支払わなくてはならない。そのため長期戦には向かない能力である。


シマケン
能力名(修羅)(破壊)

槍剣武道部2年で…軍隊式格闘術のスペシャリスト。シマの父は軍で中将を勤める陸軍の幹部の一人で…シマケンは幼少の頃から‥父の元あらゆる英才教育を受けてきた。軍隊式格闘術は…身体のあらゆる部分を武器とし…ボールペンすらも武器に変える。柔道‥テコンドー‥ハプキドー等を含めた6つの武術を基本ベースとして…徒手格闘、銃剣格闘、短剣格闘を含めた武器術も使いこなす。ギシギシの力により目覚めた能力は「修羅」と(破壊)と言うもので…修羅の力を発動した時…シマケンの全てのステータスは通常時の1000倍になる。この時のシマケンの移動速度はマッハ1を超え…常人にはその姿すらも視認できない。破壊の力は敵の急所を的確に攻撃する事により仙気の流れを絶ち一定期間敵は能力を発動できなくなる。というものである。コレをされた敵は例えシマケンから逃げおおせても‥一ヶ月の間能力を発動できなくなり事実上の戦線離脱を意味する。シマケンはこの2つの能力を使い敵チームを倒していく事となる。

鬼塚千尋(ちーちゃん)

能力名(天使の囁き)(千尋の部屋)

槍剣武道部2年で…槍剣術の使い手。鬼塚の父はシマケン同様軍の幹部で千尋も幼少時より父の英才教育の元育ってきた。その為か?昔から喧嘩は強く…中学一年の頃…身長190cmを超える大男さえねじ伏せたという伝説を持つ。千尋がギシギシの能力により目覚めた力は(天使の囁き)と(千尋の部屋)というもので…天使の囁きは味方のあらゆる傷を瞬時に癒し死者でない限りはどんな致命傷であろうと傷が治り。傷を癒やした後は傷を癒やす前よりも身体能力が上昇するというオマケまでついてる。千尋の部屋は…異空間に部屋を創り出し‥千尋が印をつけたポイントには何処からでも移動できるというものである。千尋はこの能力を使い旗を自らの部屋の中にいれる事でチーム戦において旗を守護している。異空間の中に旗がある為…ぎしたちは旗を守る必要も無く全勢力で旗を奪いに行ける。その他にもステージBにおいて食料や飲み物は仲間割れの原因になるという理由で千尋が管理している。千尋が上手く食料品をやりくりした事でぎしたちは上手く切り抜けるのである。

白夜蓮(びゃくや・れん)

能力名(闇金融)(禁止令)

槍剣武道部一年で朱里の同級生。白夜は槍剣術の使い手で千尋が指導する後輩でもある。白夜の能力は(闇金融)と(禁止令)という能力で…闇金融は敵に仙気を分け与える事で金(仙気)を貸し付け…多額の利子をとるというものである。つまり白夜が20仙気を貸し付けると敵は数分以内に100仙気を返さなければいけない。もし返済できない場合‥敵は数時間~数日の間…能力を封じられる。白夜はこの能力を使い仙気を補充しながら戦いを有利に進めていく。禁止令は白夜が戦闘の中で両者に一つの禁止事項を設ける事で‥その禁止事項を破った者には(罰)を与えるというものである。例えば…ジャンプ禁止という容易な禁止事項を白夜が決めた場合…ジャンプをした者は…身体的ダメージ受ける。というものでこの時の身体的ダメージは…禁止事項の難易度が簡単であればある程ダメージが大きくなる。ただし…能力禁止という罰則規定は原則創れない。(禁止例)自体が(能力)である為。

イーサン・ハント

能力名(JOKER)(死神の鎌)(悠久の牢獄)

槍剣武道部一年で朱里の同級生。イーサンの能力は(JOKER)と(死神の鎌)というもので…JOKERは一度‥発動するとイーサン自体の意識と記憶が無くなりその間JOKERがイーサンの身体を代わりに使い敵の強さと能力に応じた能力を一定期間使えるようになる。ただし強力な力の為使用回数に制限があり一日2回までである。死神の鎌は周囲の敵の魂を刈り取る大鎌で攻撃が命中すれば敵は確実に戦闘不能になる。DOAにおいては誰も殺してはならない為イーサンは魂を入れる牢獄…通称…悠久の牢獄に敵の魂を閉じ込めている。魂を刈り取る前にイーサンが気絶すれば全ての魂は解放され戦闘不能になった人間も復活できるようになっている。


緬宮修二

能力名(BLACK BOX)(仙人峠)

槍剣武道部一年で朱里の同級生。緬宮は黒鉄と同じく幼少の頃より中国で育ち。幼き頃より黒鉄と共に鍛錬していた。そんな緬宮の能力はBLACK BOXと仙人峠と言われるもので…一般的にBLACK BOXは内容や仕組みを理解して無くても使えるモノを指し…緬宮の言うBLACK BOXは内部に様々なデータや情報が蓄積されている。緬宮はその情報を具現化する事で様々な武具や乗り物果ては建物さえもBLACK BOXから出現させ具現化できる。いわゆる便利BOXだ。戦闘面での使い道として必要に応じて様々な武具を使い…また自身の分身を具現化させたりもできる。具現化された分身たちは本物の2分の1程の戦闘力しかないが…それでも緬宮個人の戦闘能力が高い為十分戦力にはなる。また緬宮は自身の分身がどのような戦法で負けたか?の情報もデータとして保管する事で次に活かしている。その他にもBLACK BOXに予め他者の能力を保存しておく事で他者の能力を使用する事もできる。ただし他者の能力である為…使用回数には制限があり一つの能力に付き1日に1回までとなっている。仙人峠は黒鉄も使う代表的な技であるがこれは2人の師にあたる人物が同一である為起こる現象である。



槍剣武道部…補欠メンバー
(斎藤&保元)

斎藤日向(槍剣武道部2年)

能力名(水力王神)(リミットブレイク)

緬宮との戦いで10人の選抜メンバーに選ばれた男。部室内での戦闘では斎藤本来の力を出せずに緬宮には手も足も出なかったが実は斎藤は中学のころ…水泳の全国大会で優勝した事ある程水泳が得意な男である。その為…斎藤の能力も水中で戦うために考案された能力であり…水中であれば斎藤のほうが緬宮よりも強かったのではないかと言われている。緬宮との戦いで見せた技はリミットブレイクと言い無意識に身体がかけている制御を一定期間任意で外し身体能力を飛躍的に上昇させるという技である。水力王神は水中でこそ真の力を発揮する能力で水中戦においての斎藤の強さは群を抜いている。

保元ケンジ(槍剣武道部2年)

(鬼)(神器招来)

緬宮との戦いで10人の選抜メンバーに選ばれた男。保元は剣術を得意としており…中学生の頃からこの道一本で突き進んできた。緬宮との戦いで見せた力は神器招来という力で…保元専用武具を具現化する事で様々な技を使えるだけでなくその刀を手にするだけで保元の全ての能力は飛躍的に上昇する。そして保元が緬宮との戦いで見せなかった奥の手は(鬼)という能力でその名の通り保元が鬼に変化する。この力を発動した時の保元は鬼のような角が生えて…腕力と防御力と治癒力が大幅に上昇する。この姿の保元は例え腕を切り落とされても数秒で再生し…その肉体は通常時の2000倍の硬度を誇り…雷も発生させる事ができるようになる。背中に出現した太鼓を雷で共鳴させ音を響かせる事で身体能力がさらに上昇し…自身の周囲に鬼以外は耐えるのが困難だと言われる瘴気を発生させる事ができる。その瘴気の中では普通の人間は立つことはおろか…1分も持たずに命を落とす危険性がある。それ故…保元はこの能力を使って良い相手か?どーかを慎重に見極めて…奥の手として使う事が多い。

森松慎太郎(応援部1年)

能力名(ピアノの旋律)(無弦)

前夜祭の時にノア同様ルナの洗脳により応援部に入部した男。彼の能力は具現化したピアノの旋律で他者にかけられた様々な状態異常を治癒し治す事である。その他にある能力としては…ピアノの音で敵の記憶を読み取りスパイを炙りだしたりするのが彼の役目である。戦闘面では無数の見えない弦を至る所に張り巡らせ…音を奏でながら敵を倒していく。この弦は術者が触れても怪我をする事はまずないが他者は別である。ドの音が響くと敵の頭とお腹に鈍痛が走り…ミの音が響くと小規模な爆発が起きる!張り巡らされた弦はとても強靭で硬く金属さえも真っ二つにする程である。森松はまるで宙に浮いてるかのように見えるが実際は弦の上をジャンプしながら移動しているだけである。前衛には向かないがじっと敵が罠にハマるのを待つタイプの能力で後衛には向いている。


最上守臣(応援部1年)

能力名(神器招来)(六芒星の護符結界)

前夜祭の時にノア同様ルナの洗脳により応援部に入部した男。最上の能力は…保元も使う神器招来と…六芒星の護符結界である。最上専用武具を具現化する事で様々な技を使えるだけでなくその刀を手にするだけで最上の全ての能力は飛躍的に上昇する。というもので基本的には保元と同じである。ただし大きく異なる点は最上の場合…神器を持つだけで周囲の人間の身体能力も上昇させる事ができる点である。それ故に軍団を率いた戦いにおいての最上は非常に貴重な戦力で彼がいるといないとでは…明らかに強さの次元が違う。六芒星の護符結界という能力は基本的に防衛に使われる能力で基地を結界で守る為に用いられる。他社が結界に近づいたり入ったりすると最上は即座に検知し異変を知らせると同時に結界内に敵を封じ込める。波の使い手は最上の結界から抜け出す事もできずに基地にたどり着けないのである。

骨丸霊(応援部1年)

能力名(アニマルアイ)(アニマルキングダム)

前夜祭の時にノア同様ルナの洗脳により応援部に入部した男。骨丸の能力はアニマルアイとアニマルキングダムという能力で…アニマルアイは様々な動物と視覚を共有できる能力であるがルナとの連携でグリーン区の動物の大半とコンタクトをとることに成功しており…グリーン区の済から済までを確認できる。アニマルキングダムはコンタクトを取った動物たちの潜在能力を引き出す力である。またそうして引き出した動物の力の一端を自信も使う事ができる。ルナを見つける前は戦闘に役立たない能力だったがルナと連携を取ることで骨丸が動物たちの潜在能力を引き出しルナがその動物たちを操作し操る。という相性の良い組合せとなっている。

夏目零斗(応援部1年)

能力名
(Skill trade)(BOX)(Paradise box)

前夜祭の時にノア同様ルナの洗脳により応援部に入部した男。零斗は槍剣武道部部長である翔平の弟で…能力は兄同様チート級である。そんな零斗の能力はスキルトレードというもので代償を支払う事で一定期間他者の能力を使える。というものである。ただしスキルをトレードするにはいくつかの条件があり夏目はその条件を戦闘中にクリアしなくてはならない。ルナの能力で…操られている応援部の部員たちは夏目に能力を譲渡する為にルナの手腕でトレードさせられている。トレード中相手は能力を発動できなくなるがその代わりにトレード時間は3分~10分間の間と短い。この時点で能力を変換すれば…代償は小さくてすむがにトレードした能力を封じ込める箱(通称)…パラダイスボックスに能力を封じ込める事もできる。このパラダイスボックスに封じ込められた能力は使用回数制限の限界になるまでトレードした本人に戻る事は無く…使用時間の枷を外す力となっている。だがその代わりに代償は大きくトレードした能力の難易度に応じて能力を返還した時に…夏目本人にダメージとなって返ってくる。例えばDランクのように難易度の低いものなら擦り傷程度の軽傷ですむが…AランクやSランクの能力であれば…死ぬ事はないまでも…それと引き換えに戦闘不能になるほどのダメージを負う。いわゆる諸刃の剣的な能力である。またボックスと呼ばれる箱もありこの箱の中にはいわゆる実践では役立たない能力が詰め込まれている。つまり他者には戦闘で使えない能力を押し付けて自分だけ戦闘に向いた能力を使えるのが夏目の強さの真骨頂となっている。


谷本エマ…谷本エリ(エマエリ)

能力名(十二支)(ブラックキャット)(融合)

人形部の部員で…双子ならではの息のあった攻撃がこの2人の持ち味…エマとエリが使う人形は2人合わせて13種類あり…干支に因んだ12種類の動物と一匹の猫の人形を使いこなす。エマは子・丑・寅・卯・辰・巳を使いエリが午・未・申・酉・戌・亥の人形を使いこなす。鼠の人形は偵察に向いており…人間では入れないような小さな穴から敵の基地に侵入し情報を探る。エリとエマは人形たちそれぞれと視覚を共有しており…遠く離れた位置から目的に応じて彼らを使いこなしている。戦闘面においては(寅)と(辰)と(午)と(申)の人形が活躍する。虎型と龍型の人形は…最初は槍を持った青年の姿で現れてその速度と攻撃力と回復力は十二支でもトップクラスで…人間の姿で倒せない場合は…虎と龍の姿に変異して戦い…空を龍が支配し地上を虎が支配する。馬と猿の人形は人馬一体の姿で戦い分身して軍団を率いて戦う。個の力で強い虎と龍に対して軍を率いた時に強いのが猿と馬の人形である。また融合する事でその力は数百倍に上昇し術者であるエマとエリを倒さない限りは決して倒せない能力である。


黒鉄会長

能力名(時戻し)(仙人峠)

西皇学園の生徒会長。2年生ながら会長に任命された実力は本物で…生徒会に所属する前は槍剣武道部の部長を務めていた。黒鉄は‥中国拳法の達人で…2歳の頃から15歳まで中国で暮らしていた。様々な中国武術に精通していて…自身の仙気を扱う術もその中で身に着けた。黒鉄個人の代表的な能力としては…時間にして5秒間だけ時間を巻き戻す事である。僅か5秒…されど5秒であり…黒鉄は戦闘中に致命的なダメージを受けても時間を即座に巻き戻しその事象をなかった事にできる。この力を使い黒鉄は常に最善の一手で敵を倒していく。それとは別に自身の身体の内側の門を仙気でむりやりこじ開ける事でリミッターを外し一時的に全ての能力を飛躍的に上昇させる事もできる。この時黒鉄の髪色は薄い紫色に変わり金色の瞳となる。ちなみに黒鉄はこの技の事を仙人峠と呼んでいる。仙気で無理にこじ開ける為身体の不可は大きいが…能力発現中…黒鉄は絶えず身体を治癒している為…リスクは大量の仙気を消耗するのみとなっている。


安倍晴明謙信(あべのはるあきらけんしん)

能力名(式神十二神将)(妖狐モード)

西皇学園一年の男子生徒で‥安倍家の跡取り息子。彼はかの伝説の陰陽師【安倍晴明】の子孫であり…由緒正しい陰陽師の家系である。生まれながらの潜在能力が高く‥陰陽師としての素質も中々のモノである。謙信は晴明同様‥。セーマン(晴明桔梗・晴明紋・五芒星)という呪符を使い、人形を媒体として術式を展開させて「青龍」「勾陣」「六合」「朱雀」「騰蛇」「天乙貴人」「天后」「大陰」「玄武」「大裳」「白虎」「天空」の式神十二神将を自由に駆使して戦う。それ以外にも‥自身の身体の内側と外側にある(気)を集めて一定期間の間…妖狐の狐の姿へと自身を変化させる事ができる。この姿になった時謙信の全ての能力は飛躍的に上昇して通常時の10倍の強さになる。


東条珠城

能力名(ラッキービスケット)(シェフィール)

西皇学園一年の女子生徒で生徒会のメンバーの一人。東条の能力は…様々な色や味のついたビスケットを食べる事で食べた味に応じた能力を得る。というもので…「ラッキービスケット」と本人は呼んでいる。全部で12色存在し何が出現するかはわからない。それ以外にも…シェフィールというパティシエ人形を創り出し彼に好きなスイーツをリクエストする事でそのスイーツに応じた能力を一回だけ使用する事ができる。例えば‥時を戻したいと思ったらイチゴのショートケーキ。謙信のように妖狐になりたいと思ったらチーズケーキのように。ただ強力な力の為使用回数に制限があり一日に一度しか使えない。




天翔【太公望天翔】

ネフリカ歴3500年頃に生まれたネフリカの神童と言われる人物。5歳までに5つの言語を習得し8つの頃には「羅生門」と呼ばれる流派の師範代に上りつめた男。その正体は紀元前11世紀頃の地球に(ネフリカ歴1865年頃)に実在した軍師…(太公望)であり…地球で一度目の人生を終えた後天界に渡り輪廻転生を繰り返す中で彼は生前の記憶を残す術を身に着けた。8つにして仙気を使いこなせる理由は天界での人生よりも長い修行で身につけたものである。仙気というモノは通常誰の中にも眠る力であるが太公望の仙気は並の神を凌駕する。その力で常人離れした動きをしたり手からエネルギー派を放ったり…身体を治癒したり空を飛ぶ事も可能である。また…太公望だけが持つ能力で相手と自分を世界の理から外す事が出来る。この力を使えば自分だけ…異様な速度で動けたり反対に相手は亀よりも遅くもできる。戦闘中の敵は脳と視覚で太公望の姿を認識する前に吹き飛ぶ事も多い。また太公望は(無の空間)を創り出す事ができてその空間内において太公望に勝てる者はほぼいない。


李福臣(リ・フーチェン)老師

羅生門の最高師範で…現世においての天翔の師にあたる人物。羅生門は…他の流派同様‥天‥地‥空‥仙‥輪‥滅…仭の7つの基本をベースとしており…その始祖は七仙人の内の一人と言われる…羅亮(ロー・リャン)仙老で‥七つの基本の他…羅・生・門と言われる3つの秘伝術が存在する。門は‥仙鬼門と言われる門を具現化する事により仙鬼門出現中あらゆる敵の攻撃を無効化する。生は外界の気を自身の内部に取り込む地の力を強め他者の身体の内側の仙気を奪い自身の仙力とする。羅は…自身の仙気を練り上げる事で数分間だけ神に匹敵する力を得る。この間李老師の肉体は若返り…髪の色は銀髪となり…瞳の色は赤く染まる。また3つを複合させる事で羅生門と言われる門を異空間に出現させ敵の攻撃を無効化するのは勿論のことその空間内においてあらゆる外界から気を体内に取り込む事で傷を自動回復し…また他者の仙気がカラになるまで吸い続け…羅生門出現中…李老師の身体能力は1億倍となる。太公望もこれらの術を会得しており…太公望はこれらの他…自身が天界で身に着けた技を駆使して戦う。



仙気基本ベース

(天)
天は心身の力を強め…仙気を具現化させる能力の事でその力で…鎖や鎌と言った実態をもたない武具を創り出せる。

(地)
池は外界の気を己の中に取りこむ事で身体能力を向上させたり傷を治癒したり出来る。

(空)
空は無の境地に至る事により…能で認識するより前に身体が自己的に自身を防衛する能力の事で…常人を超えた速度で動ける。

(仙)
仙は己の中にある仙気により…自信だけのオリジナル能力を発現させる力の事で人によって異なる。

(輪)
輪は輪廻転生を司る能力で…死後に転生する事はもちろん…その能力を応用すれば…数十秒以内の出来事なら時間を巻き戻す事も可能である。

(滅)
滅は破壊を司る能力で仙気を極限まで高めて…高出力のエネルギー派を飛ばしたり…敵の内部に気を送り込む事で内部から破壊する事もできる。

(仭)
仭は仙気を…刃のように変換する力でその力で敵を切り刻んだり…周囲に見えない気の鎧を纏うことで敵の攻撃を防ぐと同時に敵の武具を破壊したり素手の敵ならその気に触れただけで裂傷させる事もできる攻防一体の力である。

各々の固有スキルの詳しい説明

冬平麻友(探偵部部長)

能力名(ベアーズ)(真実の目)
複合技(ドクターベアーズ)

ベアーズ一覧

探偵面
パークくん。。リボンの色(紫)(調査)
フェルメール。リボンの色(黄)(録画)
レルくん。。。リボンの色(赤)(視覚共有) 
リオン。。。。リボンの色(緑)(LIVE映像)

戦闘面
ユウリ。。。。リボンの色(青)(ノーダメージ)
リゼルヴァ。。リボンの色(灰)(治癒)
ウェイン。。カラー(白毛)(位置交換)(自) 
ブックレット。カラー(黒毛)(位置交換)(相)
リルム。。。。カラー(金毛)(カウンター)


パークくんの任務(紫)
 (調査)(張り込み)(尾行)
移動方法(テレポート)

麻友の指示で様々な事柄に関して調査する。ベアーズは麻友の能力で他者からは見えないようになっている為気付かれない。基本的に一度出せば任務が終了するまで消えず…麻友が寝てたり気絶していても解ける事はない。調査が主要任務だが稀に張り込みと尾行も行う。

基本的に戦闘には向かない能力だが調査には最適で…相手がどんなに強くてもパークくんに対する攻撃は全て無意味に終わる。

リオンの任務(緑)
(LIVE映像)
移動方法(テレポート)

レルくんが見たものを麻友以外の他者に見せる時にリオンの能力が使われる。レルくんやその他のベアーズたちが見ている様々な物をライブ映像のように壁に映し出す事ができる


フェルメールの任務(黄)
(録画)
移動方法(テレポート)

レルくんを通して様々なベアーズが見たものを麻友の指示に応じて録画している。様々な証拠品を集める上で役立っている。

レルくんの任務(赤)
(視覚共有)
移動方法(テレポート)

レルくんは麻友と全てのベアーズと視覚を共有しておりパークくんが調査中に見たものは全てレル君を通して麻友に伝わる仕組みとなっている。普段は…麻友の部屋の中に居て傍目にはただのクマのぬいぐるみにしか見えない。必要に応じて麻友が様々な場所にテレポートさせ‥レル君やベアーズたちを通して様々なモノを観察している。


リゼルヴァの任務(灰)
(治癒)
移動方法(テレポート)

麻友を始めとした様々な人間を治癒する。死者でない限りは手足がちぎれていようと…何であろうとたちどころに傷を治してしまう。

ユウリの任務(青)
(ノーダメージ)
移動方法(テレポート)

麻友が受けた様々な攻撃のダメージを風船が破裂するまで代わりに受けてくれる。リゼルヴァの能力でその風船を小さくする事も可能で麻友は一撃で風船を破裂させられない限りは事実上どんな攻撃を受けてもノーダメージですむ。

ウェイン&ブックレット(白毛&黒毛)
(チェンジ)
移動方法(テレポート)

ウェインは麻友とウェインの位置をチェンジして…ブックレットは相手とブックレットの位置をチェンジする。

リルム(金毛)
(カウンター)
移動方法(テレポート)

仙気による様々な攻撃を跳ね返す。またユウリの風船に溜まってる麻友が受けたダメージを力に変えてエネルギー派を放出して敵を攻撃する。

ドクターベアーズ
(情報共有)(メス(麻痺))
(注射器(幻覚×頭痛))(ベアーズ)
移動方法(テレポート)

死者が死ぬ間際に何を見たかを知る事が出来て麻友とワトソンはその情報を共有できる。戦闘面ではベアーズたちの能力を有していて数体のベアーズを出現させて戦う。敵と距離を取りながら漆黒の無数のメスや注射器を飛ばして攻撃しドクターの注射器に刺された敵は動けなくなりメスに当たった人間は強烈な幻覚や頭痛に見舞われる。



東条珠城(生徒会)

能力名(ラッキービスケット)(シェフィール)

ラッキービスケット…12色のビスケットが存在し何が出現するかはわからない。基本的に3枚セットの状態で出現し…袋の中身を食べきるまで再度ラッキービスケットを出現させる事はできない。しかしDOAではアイテムとしてキャッスルアイランドの様々な所に設置している。これは生徒会役員の一条玲香の能力で珠城の能力の制限の枷を外す事でほぼ無限に近い数のラッキービスケットを出現させている為可能な事である。それ以外ではシェフィールというパティシエ人形を創り出し彼に好きなスイーツをリクエストする事でそのスイーツに応じた能力を一回だけ使用する事ができる。例えば‥時を戻したいと思ったらイチゴのショートケーキ。謙信のように妖狐になりたいと思ったらチーズケーキのように。ただ強力な力の為使用回数に制限があり一日に一度しか使えない。

赤…身体能力強化
紫…テレポート

黄…重力
水…空中飛行…水中歩行

黒…マジックカウンター
白…アタックカウンター

青…透明化…
茶…予知

桃…探知
ピ…操作(針を刺した人間を操る)

オ…ホーリービスケット(治癒)(中回復)
緑…リミッター解除(人間が無意識にセーブしているリミッターを無理にこじ開ける。※強力な力を得る一方…使った反動で10分間…あらゆる能力を発動できなくなる!)



八乙女光(生徒会)(ギャンブル部部長)


能力名

クラップスアビリティ

7と11
(自分が望む能力を一定期間無制限で使用できる)
2, 3, 12
(他者が望む能力を一定期間無制限で使用できる)
4‥テレポート
5‥クラップスヒール
6‥獣化(何の動物になるかは人によって異なる)
8‥トラップアビリティ
9‥リミッター解除
10‥クラップスカウンター


クラップスヒール
2つのサイコロを振り出た目に応じて自身を治癒する。但し7が出た場合反対に致命傷を負う。
トラップアビリティ
この能力を一度でも発動すると‥一定期間ごとに生命力を徐々に奪われていく。発動条件は他者の身体に触れる事。
クラップスカウンター
敵の攻撃を賭けた対価に応じて×?倍にしてはね返す。

※例‥例えば命を捨てる程の対価をかければ即死級の一撃を相手に跳ね返す事ができる。

クラップスアビリティの最大の特徴はギャンブルをする相手は必ずしも敵でなくてはいけないという取り決めがない事である。これはカードゲーム等において2人以上の人間が手を組みゲームをするのと同じで‥誰をプレーヤーに指名するかは八乙女の意思次第なのである。

学園キャバクラM料金プラン

ジャンボメガウォッカは750mlのウォッカ50本分入っておりアブソルートで原価は5万9100円程だが学園キャバクラMでは29万5500円で取引されている。このジャンボメガボトルには約37500ml入り約一斗缶2個より少し多いぐらいの総量が入る。

※750×50=37500ml=一斗缶(18000ml)×2+1500ml


学園キャバクラMジャンボメガシリーズ料金表

ジャンボメガウォッカ
(アブソルート)29万5500円
(スピリタスウォッカ)44万250円
(グレイグースウォッカ)72万7000円
(ベルーガノーブル)135万9000円
(ベルーガクラシック)280万8000円
(クリスタルヘッドウォッカ)437万500円
(ベルーガゴールドライン)610万2000円
(ワサビウォッカ)870万円
※値段は全て原価×50×5の値段
34800円×50=174万×5=870万

ジャンボメガボトルの特徴
1‥総量37500ml入る(750mlのウォッカ50本分)
2‥値段に相応しいだけのきらびやかな装飾と宝石
3‥酒の原価に応じたE~Sまでの6段階ボトル
(酒が高額になればなるほどボトルにつく宝石と装飾もきらびやかになる)


3×5=15
※一般的なロゼ原価30000円キャバクラでは15万

ジャンボメガエッグ

インペリアルコレクション(ジャンボメガ)
(サファイア)4125万円
(パールルビー)4125万円
(メタリックライラック)4235万円
(ピンク)4482万5000円
(シルバー)4675万円
※インペリアルコレクションシリーズは1本あたり16万5000円から18万7000円×こと50=原価825万~935万円×5倍の値段なので4125万~4675万円

ジャンボメガエッグボトルの特徴

1‥総量37500ml入る(750mlのウォッカ50本分)
2‥値段に相応しいだけのきらびやかな装飾と宝石
3‥世界に在庫が10本しかないプレミアエッグボトル


ウォッカタワー仕様なので値段は低めの設定


当店自慢の最高級ウォッカ
DIVA Premium Vodka(1億円)
※(普通のボトルなら40万円)

The New Russo-Baltique Vodka(1億5000万円)
Billionaire Vodka(4億円)

学園キャバクラM…サファリザ失踪前の順位

No.1‥サファリザ
No.2‥ワカ子
ワカナ7位
ぎし子10位

失踪後の順位。
No.1ワカ子
No.2ワカナ
No.5ぎし子

当店自慢の人気嬢

サファリザ

はじめが消息を探す消えた恋人。身長170cm体重68kgの女のコ。はじめとこたつが喧嘩した事件を機に‥姿を消し…現在も居所がわかっていないとされている。失踪以前は女子会にも参加していてメンバーはぎし子とサファリザそれからワカ子の3人である。失踪した事でぎし子とワカ子も心配しており‥顧問の森元も心配しているようである。ぎし子とワカ子はサファリザに彼氏が出来たと聞いた時は心から喜びあった仲で3人は学園内でも大の仲良しであった。サファリザ失踪後…はじめのハートをワカ子が掴んだようだがぎし子はそれを見て悔しがっている様子である。ワカ子との幸せな日々を送りつつもはじめはサファリザを忘れられずに今でも行方を探している。

ワカ子

能力名(ヘルズラブ)

学園キャバクラMの現在のNo.1。サファリザ失踪前はNo.2に留まっていたが当時のNo.1サファリザが消えた事で‥No.1に上り詰めた女。端正な顔立ちで男を魅了し‥サファリザが失踪した事で悲しんでいたはじめの心をガッチリ掴み以降恋仲となる。ちなみに能力はヘルズラブという力で‥惚れ薬を作成する事ができる。というものである。但しこの惚れ薬を飲ませるにはいくつかの手順が存在し‥恋人がいない事が大前提である。

ぎし子

能力名(ラブショット)

学園キャバクラMのNo.5。サファリザ失踪前は10位と成績が振るわなかったものの…サファリザが消えた事でぎし子を指名する顧客が増えた。ぎし子の能力‥ラブショットはピストルに気を込めて胸を撃ち抜いた相手の心を射抜くというもので‥発動条件は恋人がいない事である。しなやかな足は男を魅了し‥支配人森元も認める程である。またワカ子とサファリザとは大の仲良しであるが一説にはサファリザ失踪に関与している。という噂もある。だが、本人はそうした噂に対して事実無根よと話し真っ向から反論している。

源氏名(ワカナ)本名(杉本陣)

能力名(ラブスマイル)

学園キャバクラMのNo.2。端正な顔立ちとルックスで男を魅力する学園Mきっての美少女。サファリザ失踪前は7位と決して良いものでは無かったが…消えた事でワカナを指名する顧客が増えた。能力はラブスマイルと言うもので‥恋人のいない相手の心を鷲掴みにするというものである。ワカナはリアルでも…街でナンパされる程のルックスをしており‥ワカ子がいなければはじめもワカナを指名していたであろうと言われている。

しん子

能力名(ラブフェロモン)

学園キャバクラMに体験入店で3日間だけ在籍した美少女。端正な顔立ちで男を魅了し…サファリザを追い込んだ伝説をもつ人物。能力名はラブフェロモンと言うもので異性に対してのみ有効な技でフェロモンでターゲットの心を射止める。というしん子にしかできない荒技。


支配人‥森元ルナ
共同経営者…タロー
支店長…ヴァンビ


男性スタッフ

シマケン(ボーイ兼ヘアメイクスタッフ)

学園キャバクラMのボーイ。支配人森元も一目置く存在で‥様々な業務を担当している。ボーイ業の傍らぎし子のメイクやヘアケアも担当しており‥ぎし子曰く今の私がいるのはこの子おかげよと話しシマケンへの信頼度はかなり高い。


ほし(ボーイ兼マイクパフォーマー)

学園キャバクラMのボーイ。ジャンボメガシリーズ生みの親で‥主にドリンクを作る事を担当している。またほしは顧客の元にドリンクを届けたり‥ジャンボメガシリーズが注文された際はマイクで場の空気を盛り上げる事にも貢献しており‥支配人森元もほしの活動を認めている。ぎし子が酒に潰れた際は家までぎし子を送るなど献身的な介護をし嬢からの信頼度も高い。

ボーイの主な業務

開店前

掃除
買い出し・おしぼり準備
キャバ嬢の出勤状況チェック

営業中

お客様の接客
ドリンク作り・配膳
付け回し
パシリ
トラブル対応

営業後

テーブル清掃
洗い物

こたつ(キャッシャー)

学園キャバクラMのキャッシャーで主に会計業務を担当している。しっかり者で責任感が強い彼はフォローガールのまとめ役的なポジションで…エン‥ゑむ‥音羽…あみかをこたつが担当し‥千尋とみゆはほしとシマケンがそれぞれ受け持っている。

キャッシャーの基本的業務

*レジ・お会計業務
*クレジットカード支払いの場合、サインの確認や決済処理
*領収書の発行

といった基本的なレジ業務に加えて、

*キャバ嬢やホールスタッフの出勤管理
*お客様の入店時間のチェック
*お給料の計算
*ノルマの計算
*バックの計算
*指名料や延長料の計算


女性スタッフ(フォローガール一覧)


千尋‥みゆ‥エン‥ゑむ‥音羽‥あみか…ふくれな


フォローガールとは1席に必ず一人が常駐しCASTのフォローをするポジションの事で…いくつかのルールが存在する。例えばキャストがトイレに立っているとき等は原則‥お客様とは口を聞くのも肌を触れ合うのもNGでフォローガールの主な業務はCASTが良い女に見えるように最大限にフォローし献身的に尽くす事でありフォローガールはCASTより前に出過ぎてはいけないのである。

サファリザ失踪前

サファリザ専属フォローガール
(VIP用)あみか×ゆん

ぎし子専属フォローガール
(VIP用)みゆ×ふくれな

ワカ子専属フォローガール
(VIP用)エン×ちー(なえ×ちー)(千尋)

ワカナ専属フォローガール
(VIP用)ゑむ×音羽(てん×ぱー)

(エン…火×木)月×水×金×土(なえなの)
(ゑむ…月×金)火×水×木×土(てんちむ)

なえなの月×火×水×木×金×土(ヘルプ)
てんちむ月×火×水×木×金×土(ヘルプ)


サファリザ失踪後

ワカ子専属フォローガール
(VIP用)あみか×エン
エン氏休み時(あみか×ゆん)(あみ×ゆん)
エン氏休み時(あみか×千尋)(あみ×ちー)

ワカナ専属フォローガール
(VIP用)ゑむ×音羽
ゑむ氏休み時(音羽×ゆん)(おと×ゆん)
ゑむ氏休み時(音羽×千尋)(おと×っち)

ぎし子専属フォローガール
(VIP用)みゆ×ふくれな(みゆ×れな)
みゆ急病時(てんちむ×ふくれな)(てん×ふく)
ふくれな急病時(みゆ×なえなの)(みゆ×なの)


しん子専属フォローガール
(VIP用)(てんちむ×なえなの)(てん×なの)
3日間限定の体験入店の美少女しん子ちゃん


千尋とゆんはその後‥通常席のフォローガール兼任‥各々のヘルプガールになる。この頃からゆん×ちーが交互にヘルプに回りはじめ‥サファリザの顧客の多くがワカナとワカ子に流れ…ぎし子もおこぼれを貰う事になる。

※サファリザの顧客は元々ゆんの顧客てもある為ワカナの順位も必然的に上昇する。



VIP席には2名のフォローガールが付き…お客一人に3人の美少女がつくというオプションがついている。VIP用フォローガールは固定で決まっており担当のCASTがVIP席に立った時点でフォローガールも移動しなくてはならない。


ヘルプガールとは

VIP用フォローガールが予定休や風邪などで休みの場合に代打で各テーブルに行くスタッフ。


フォローガール勤務表

ぎし専属なので週6勤務
みゆ…月×火×水×木×金×土
ふくれな…月×火×水×木×金×土

あみか…月×水×金×土…(エン…火×木)
音羽…火×木×金×土…(ゑむ…月×金)

千尋…月×火×水×木×金×土(ヘルプ)
ゆん…月×火×水×木×金×土(ヘルプ)

この2人(てん×なの)は普段通常席のフォローガールをしていて中々VIP席には行かない。
なえなの月×火×水×木×金×土(ヘルプ)
てんちむ月×火×水×木×金×土(ヘルプ)

フォローガールが休日の場合はちーちゃんとゆん(ヘルプガール)がVIP席に座る。

エン×ゑむは本店勤務が週4日ある為…こちらには週2日しか来れない。という設定。

ネヴェルト

ネヴェルト

  • 小説
  • 長編
  • ファンタジー
  • 冒険
  • SF
  • 全年齢対象
更新日
登録日 2020-12-09

Copyrighted
著作権法内での利用のみを許可します。

Copyrighted